世界遺産の島「屋久島」で登山を楽しもう!
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— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) January 1, 2021
世界遺産の島で登山にチャレンジしてみませんか?屋久島には昔からの美しい自然が数多く存在しています。機能的で便利なアイテムに囲まれた現代生活は良いものですが、たまには無機質な世界から離れて自然に囲まれてみれば心が解放された気持ちになれるはずです。
美しい自然があふれる屋久島でトレッキングやハイキングを楽しめば、日々の喧騒による疲れを癒せるでしょう。以下、屋久島のおすすめ登山コースなどを紹介します。
屋久島登山のおすすめコース
おすすめコース①王道の縄文杉コース
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— ひろみ (@tabi_2018) January 2, 2021
屋久島と聞けば、多くの人が縄文杉を思い浮かべるのではないでしょうか?屋久島には屋久杉と呼ばれる杉が自生しており、その中に屋久島の見どころの1つである最古の屋久杉があります。
最大の古木「縄文杉」
縄文杉は、樹齢2,000年から7,200年ほどとされる屋久島内で最大の屋久杉です。屋久島の代表的存在とも言えるでしょう。歴史の重みを感じさせるどっしりとした縄文杉の姿に圧倒されること間違いなしです。
小話:樹齢1,000年以上の屋久杉
屋久島に自生している杉なので屋久杉の名称ですが、注意点は屋久島内では樹齢1,000年超えの杉が「屋久杉」と認識されていることです。樹齢1,000年未満の杉は「小杉」と呼ばれます。江戸時代に屋久島から杉が伐採された際、伐採により開けた場所で再度育った杉のほとんどが現在の小杉とされています。なお縄文杉が見つかるまでは、大王杉が最大の屋久杉と見なされていました。
荒川登山口から入山してトロッコ道を経由した先が縄文杉
縄文杉までトレッキングするには、まず荒川登山口からの出発です。その際経由地としてトロッコ道がある他、途中屋久島の名物杉である「三大杉」「大王杉」「夫婦杉」の姿を望めます。夫婦杉に到達できれば、縄文杉はすぐ近くです。
距離は往復約22km、時間は約14時間
登山口から縄文杉までの距離は片道約11kmの往復約22kmです。往復約14時間かかり、縄文杉到達には約半日かかります。登山レベルでは中級辺りでしょう。なお長時間トレッキングにも関わらず、利用できるトイレは2ヶ所しかありません。
キャンプをしながらトレッキング
縄文杉までは約半日の道のりで、日帰りでのトレッキングとなるとかなりの負担です。そのため、ツアーによってはキャンプをしながらの1泊2日の時間をかけるトレッキング企画があります。自身や家族の体力を考えて、日帰りかキャンプを行うかを検討しましょう。
おすすめコース②花崗岩が乱立するコース
#屋久島 de 山登り #登山 やり過ぎ #屋久杉~^^/ #百名山 登頂~到達には、まだまだだけど、やる気は満々^^;#宮之浦岳 縦走後、出会ったソロ登山の男性は #鹿児島 に戻った後、#開聞岳 #霧島 #祖母山 #阿蘇山 #久住山 に登るって、苦渋の選択ではないかい #瀬戸内海 を渡って帰るんだって値^^; pic.twitter.com/BsTZD2DYh3
— 屋久島旅人ガイドの太田さん (@yakushimadas) January 3, 2021
宮之浦岳は、花崗岩がオブジェのように立ち並ぶ奇妙かつ特異な光景が続くコースです。自然を楽しむだけのハイキング気分にはほど遠い行程のトレッキングですが、頂上に到達すれば大絶景を満喫できること間違いありません。
島で最も高い場所
宮之浦岳の頂上は島の中で最も高い場所です。それだけに頂上から見渡す景色は期待を裏切らない絶景で、眼下には島の美しい景色が広がっています。自然の条件に恵まれていれば、桜島などを眺めることも可能です。
頂上へは淀川登山口から2度の分岐を経由して
宮之浦岳頂上へのトレッキング開始地は、淀川登山口です。途中、黒味岳分岐と翁岳分岐を経由します。奇怪な形の岩が楽しめるトレッキングルートなので、途中「脳みそ岩」「屋久島モアイ」などユニークな名前がついた岩を目にするでしょう。他は時期によりますが、ツツジやシャクナゲの花、可愛いヤクシカにも出会えます。
距離は往復約16km、時間は約9時間から12時間
宮之浦岳は片道約8kmの往復約16kmの距離で、約9時間から約12時間が必要です。トイレは途中1ヵ所のみですが、携帯トイレブースが用意されているので安心でしょう。トレッキングレベルとしては中級から上級ほどと言えます。
場合によってはキャンプも考慮
宮之浦岳登山は約9時間から約12時間の往復なので、日帰りは不可能ではありません。しかし起伏の多いルートのため、トレッキングには骨を折ることになります。そのため特に家族連れであったり、ハイキング気分も楽しみたかったりするなら、無理せずキャンプを考慮しましょう。
おすすめコース③神秘的な景色のコース
の、3年前のきょう。
— 小宮山剛 (@Tsuyoshi_Kmym) May 5, 2020
屋久島の白谷雲水峡。その記憶をたどるなかで、思い返されるいくつもの大記憶。私は在る。そして私は無い。#コロナで気が滅入るからみんなの写真で旅行しようぜ #屋久島 #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/5LvapxzZ1B
ジブリの映画「もののけ姫」の舞台となった白谷雲水峡は、神々が住まう場所のイメージそのものです。神秘的な雰囲気が漂い、木の精霊であるこだまが木の枝に座っていても不思議とは思えないでしょう。
もののけの森を辿り神の座す場所へ
白谷雲水峡はトレッキングルートの中でも特に知名度が高く、映画のモデル舞台となったことから「もののけの森」が呼び名です。生い茂る屋久杉や苔に覆われた原生林は、神秘的な雰囲気を醸し出しています。進んだ先にある太鼓岩は、映画内で主人公のアシタカと森の守護神であるモロの君が直接言葉を交わした場所です。
太鼓岩を目指して白谷雲水峡入口からトレッキング
白谷雲水峡は初心者向けと言われるトレッキングコースで、太鼓岩を目指すなら白谷雲水峡入口からトレッキングを開始します。白谷雲水峡内は滑りやすい苔に気をつければ、ハイキング気分を味わえるルートです。歩きやすい場所が多く、山登り未経験者でも安心でしょう。トイレはルート途中に1ヵ所設置されています。
距離は往復約6km、時間は約5時間
太鼓岩までの距離は片道約3kmの往復6kmで、往復時間は約5時間です。往復距離とかかる時間の短さそして進みやすさからハイキング感覚で登山でき、初級者レベルと言えます。日帰り登山が十分可能なので、余裕を持ったトレッキングが可能でしょう。
おすすめコース④ハードさが魅力的なコース
屋久島調べてたらこんな時間に…愛子岳…モッチョム岳…宮之浦岳…太忠岳…黒味岳…はぁ…全部登りたい… pic.twitter.com/S3DNsKHVbL
— su (@su_sero) March 27, 2020
屋久島の最難関とも言えるモッチョム岳は、異名が東洋のマッターホルンです。山頂に到達すればすばらしい景色が褒美として待っていますが、到達するまでにはさまざまな難所を攻略しなくてはなりません。
登山者を試す難関の数々
本富岳山頂へのトレッキングルートはほとんど整備されていない獣道同然で、トレッキングポールの使用はまず無理です。そのため頼りになるのは自分自身となります。立ち歩きすら難しい状態なので這い進むしかありません。途中ロープを伝って登る場所もあり、常に足だけでなく腕の力も必要とされます。高い場所だけに強風が吹くこともあり、スリル満点です。
眼下に広がる美しい海
難関を攻略して頂上に達すれば、眼下には美しい海が広がっています。これを見れば、それまでの苦労を忘れることができるでしょう。どれほど辛いコースであっても、美しい景色があるからこそ本富岳に挑む登山者は後を絶たないのです。
モッチョム岳登山口からモッチョム太郎を過ぎて頂上へ
モッチョム岳の頂上を目指すには、モッチョム岳登山口からトレッキング開始です。険しい道を進むと、モッチョム太郎という人間のような名前がついた屋久杉があります。これは公募によって付けられた名前だそうです。モッチョム太郎からさらに1時間半ほど進むと、頂上に到達できます。なお、道中にトイレはありません。
距離は往復約11km、時間は約6時間から約11時間
モッチョム岳は片道約5.5kmの往復約11km、約6時間から約11時間ほどが必要です。距離だけを見聞きすればハイキング気分で登山できると勘違いしそうですが、実際はハイキング気分など到底味わえないでしょう。日帰りは可能ですが、無理に進むと険しい山道だけに事故を引き起こしかねません。そして登山レベルは上級者向けです。
屋久島登山は単独か?合同か?
単独登山のメリットとデメリット
自分のペースでトレッキングできるのが単独登山です。自分のみの単独登山にはメリットがあれば、当然デメリットもあります。以下に単独登山のメリットとデメリットを紹介するので、参考にしてみてください。
単独登山のメリット
単独登山のメリットは「自分のペースでトレッキング」「山登りは自分の好みで選択」「自分に合ったルートレベル」の3つです。単独登山は自分1人で行うので、相手の体調などを気遣う必要がなく、好きな時に休憩ができます。また仲間の数が多い山に登選びが必要ですが、その心配もありません。さらに難関な場所など、自分のレベルに合った場所を選択することも可能です。
単独登山のデメリット
単独登山のデメリットは「トラブルは自力解決」「感動の共有は不可能」「励まし合えない」です。単独登山の場合、何らかの事故が起きても自分1人での対処となります。また道を迷っても、誰にも気づかれないことがあるでしょう。他に素敵な景色があっても、仲間と感動を分かち合うことはできません。さらに単独登山は山登りがきついと感じても、お互いに励まし合える仲間はいないということです。
合同登山のメリットとデメリット
合同登山は単独登山と反対で、ツアーを含めて仲間と一緒に行う登山です。合同登山の場合もメリットとデメリットは存在していますので、以下に紹介していきます。
合同登山のメリット
合同登山のメリットは「楽しい気持ちの共有」「異変に気がつきやすい」「ツアーにはガイドがいる」の3つ、仲間と一緒に行う登山は楽しさや感動を共有しつつハイキング気分で登れます。また事故などの異変が起きれば、すぐに気がついてもらえるという安心感があるでしょう。そしてガイド付きのツアーは、山の詳しい情報を得られるうえに安全なルートを進めます。また、アクセス方法についても手間がありません。
合同登山のデメリット
合同登山のデメリットは「相手ありきの登山」「山やルートが制限される」「時間の束縛」です。合同登山では仲間の体調などを気遣わなくてはならず、さらに自分はまだ進みたくても相手が無理ならばそちらに合わせなくてはなりません。また自分の登山レベルが上級でも、仲間が初心者であれば難関レベルの山やルートを選ぶのは無理です。さらにツアーに参加すれば、集合時間などの時間に束縛されます。
屋久島登山注意点
注意点①登山に耐える体力があるか
屋久島登山に挑戦する際、特に大切なのは体力でしょう。屋久島登山はハイキング気分で行えるルートもありますが、半日近くの時間がかかるルートが多いです。体力がなければ、途中で引き返す可能性が考えられます。
登山トレーニング①ウォーキング
運動不足の人がいきなり何時間も歩くことは無理です。ますはウォーキングを行いましょう。その際、どれくらいの距離をどれほどのタイムで移動できたかを記録しておくと、自分のペースがつかみやすくなるでしょう。
登山トレーニング②足のストレッチ
登山で最も必要なのが、足の筋肉です。足の筋肉を鍛えれば、慣れない山歩きもそこそこ楽になるでしょう。しかしストレッチでの注意点は、いきなりハードレベルの種目を行わないことです。普段から鍛えているならまだしも、ハードレベルものはひどい筋肉痛が起きやすくストレッチの継続が難しくなります。まずは軽いものから初めて、徐々にハードレベルへの移行がおすすめです。
登山トレーニング③ハイキング
平らな地面を歩くハイキングを月に何度か行い、長距離移動に慣れておきましょう。ハイキングは天気の好い日に散歩を兼ねたものも良いですが、曇りや雨の日にも行っておくことをおすすめします。山の天候は変わりやすいので、トレッキング中にいきなり曇ったり雨が降ったりなどの事態が起きるかもしれません。
注意点②服装や持ち物の準備は万全か
屋久島の山だけでなくどの山にも言えますが、山登りを行うときは事前の持ち物準備を怠らないようにしましょう。以下に屋久島登山のための持ち物や注意点を紹介するので、事前準備の参考にしてください。
登山準備①なるべく肌を出さない服装
登山時、肌を露出させていると草や木の枝で傷付く可能性があります。他に虫もいるので、虫に刺されて炎症が起きることもあるでしょう。夏であっても長袖長ズボンを着用し、なるべく肌を露出させないことが大切です。
登山準備②トレッキングシューズ
山登りを実行するなら、トレッキングシューズがおすすめです。ランニングシューズやウォーキングシューズでも問題なく思えますが、トレッキングシューズは山歩きを想定して作られています。登山にはトレッキングシューズを準備しましょう。
登山準備③防寒着やレインコート
登山の注意点は、山は天気が変わりやすいということです。登山中にいきなり悪天候になる可能性は十分にあるので、防寒着やレインコートを持ち物として準備することをおすすめします。他に持ち物に折り畳み傘があれば、より便利でしょう。
登山準備④軍手や手袋
登山ルートでの注意点は、登る際足の力のみではなく手の力を使う場合があります。そのため、手をケガしないように軍手や手袋を準備しておきましょう。
登山準備⑤ヘッドライト
ルートによっては半日以上の時間がかかるので、夜の移動もあるでしょう。懐中電灯を利用するのも良いですが、ヘッドライトは頭に装着するので手を自由に使えます。ヘッドライトを持ち物としておくことがおすすめです。
登山準備⑥携帯トイレ
ネットなどに公開されているルート地図を確認すると分かりやすいですが、屋久島の登山ルートは長距離の割にトイレの設置場所が少ないです。そのため持ち物の中に簡易トイレがあれば、いざというときに慌てずにすみます。
登山準備⑦トレッキングポール
トレッキングポールは登山用の杖で、山歩きを楽にしてくれます。特に登山は初めてという人は、トレッキングポールを持ち物としておくことをおすすめします。
屋久島登山のベストシーズンはいつ?
花を愛でるなら3月から5月
屋久島の山はそれぞれの季節に美しい季節を楽しめますが、花の姿を楽しみたいのであれば3月から5月がおすすめです。山桜やサクラツツジの可憐な姿を愛でることができるでしょう。
美しい水の色を見たいなら7月下旬から8月
屋久島の沢では、透明度の高いエメラルドグリーンの水の色を見ることができます。この景色を見たいのであれば、7月下旬から8月がおすすめでしょう。
紅葉を楽しむなら10月下旬から11月上旬
紅葉は満開の花に負けず劣らず美しいものです。紅葉の姿を楽しみたいなら、10月下旬から11月上旬がおすすめでしょう。
魅力がいっぱいな屋久島登山を体験しよう
屋久島の山々は魅力が詰まった1度は行ってみたい場所です。さまざまな美しい光景を楽しむことができますが、登山するためには必ず必要な注意点や持ち物があります。注意点や持ち物に気をつけて、思い出に残る登山を楽しんでください。
山登りの準備が気になる方はこちらをチェック!
山登り初心者で、さらにもっと知識がほしいという人は以下のサイトも参考にしてみてください。備えあれば患いなしです。万全に準備しましょう。

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