検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【初心者必見】山登りガイド!初めての登山に必要な知識・装備とは?

世間は空前の山登りブーム!あなたも夏に向けて山登りを始めてみませんか?初心者に必要な知識や、持ち物も、最低限必要なな物から、あると便利なグッズまで紹介。これから山登りを始める人、始めようか迷っている方は必見です!初心者向けのおすすめの山も紹介。
2020年8月27日
abaraman
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

モンベル|ストームクルーザージャケットMen's

グレゴリー| ズール30 L

レキ |カーボンライト レッド 1300299-220

SINANO|トレッキングポールLT18

ダバダ| SG承認品 軽量アルミ製 トレッキングポール 2本セット

モンベル| トレッキングベル サイレント 1124447

AONIJIE|2L ハイドレーション

ソト|アミカスクッカーコンボ SOD-320CC

カシオ |PROTREK ソーラーモデル [PRG2701AJF]

山登りの魅力とは

登山には辛い、危険、といったイメージを持っている方もいると思いますが、しっかりと持ち物を準備して、自分のレベルに合った山を選べば、危険も少なく体力的な負担も軽くなります。

登山の魅力はなんと言ってもその達成感です。疲れ果てて山頂にたどり着いたときの快感は何物にも代えがたいものがあります。 そして、下山後の楽しみとして、近場の温泉で汗を流すのもおすすめです。

山登りを始めるにあたって

初めて登山に挑むときは一人ではなく、経験者と一緒に行うのがいいでしょう。体力に自信がない人でも、経験者と一緒ならペース配分も分かりやすく、トラブルへの対応もできます。 一人で登るのはある程度経験を積んでからにしましょう。

一人で山に登りたい人は…

それでも、初心者の方が一人で挑むのであれば、山開きの日を狙うのがいいでしょう。普段は登山者が少ない山でも、山開きの日は多くの登山者が訪れます。もちろん一人の登山者も大勢います。 しかし、一人の登山は自分だけが頼りです。もちろん準備しなければいけない持ち物もそれなりの物になってきます。

一人の登山にはこんなメリットも

他人と一緒だと、どうしても自分のペースで歩けなかったり、ゆっくり景色を見ていられないなど、マイペースを貫きたい人は一人の登山が向いています。 ですが、やはり怪我の危険性はつきものです。念のため山岳保険に加入するのもいいでしょう。

初心者はどんな格好をすればよいか?

さて、これから登山を始めたいと思っている方が、まず頭を悩ますのが登山の服装の準備だと思います。登山用品店では、アウトドアメーカーの高機能で格好いいグッズが販売されています。

山登りの格好はお金がかかる

しかし、初めての方はまずその値段に驚くでしょう。そう、基本的に登山用の服装は高価な物なのです。もちろんそういったブランド品は格好もさることながら、速乾性や伸縮性、吸水性に優れているなどの利点もあります。かといってそれらの物で揃えるのは初心者にはハードルが高く、代用できないほどの物かといえばそうではありません。そこで、ポイントを抑えつつ、できるだけリーズナブルに格好いい服装を選んでみましょう。

こんな格好はNG

Tシャツ短パンに、普通のスニーカーやサンダルなどの格好は危険です。必ず雨具や登山靴を準備しましょう。

初心者向け 上半身の格好

登山の格好は重ね着を基本とします。たとえば登りのうちは暑くても、頂上付近や稜線では風が冷たかったり、下山が夕方になれば気温も下がります。また、突然の悪天候に見舞われればレインウェア(雨具)も必要です。このように、登山では上着を着脱することで体温管理をし、体力の浪費を防ぎます。

インナー(肌着)

インナーは直接肌に触れる部分です。吸水性があって乾きやすい、化繊素材の物を選びましょう。アンダーアーマーなどの肌に密着するインナーも汗をよく吸ってくれるので便利です。 インナーの上にTシャツやポロシャツを着ることで快適性が増します。夏場はこの組み合わせが基本の格好です。

ミッドレイヤー

フリースジャケットやライトダウンなど、防寒を目的としたグッズです。夏場は基本的に必要ありませんが、晩秋から冬にかけては必要になります。登山用の物は、軽量で保温性に優れていますが、ユニクロなどの製品でも代用できます。これがあるとないとでは、体力の減り方が違ってきます。

出典: http://www.logos.ne.jp/products/info/3109

↑このようなインナーダウンをアウターの下に着込むことで効果的に寒さを防ぐことができます。

アウター(雨具、防寒具、ウインドブレイカー)

標高の高い山では、天気が変わりやすく、予報は晴れでも急に天候が悪化することも珍しくありません。衣服が雨でぬれてしまうと、体から急激に体温を奪ってしまい、同時に体力無も奪います。そうなってしまっては、せっかくの楽しい登山も台無しです。また、気温が低くなる紅葉シーズンの登山では、雨に打たれて低体温症になることもあります。 雨具は季節・天気予報に関わらず、常にザックに入れておくように心掛けましょう。アウトドア用の物は軽量で、コンパクトに折りたたむことができるので便利です。


モンベル|ストームクルーザージャケットMen's

出典:Amazon
出典:Amazon

初心者向け 下半身の格好

ボトムス

登山用品店に行くと、通常丈の物とハーフタイプの物がありますが、好みの問題なので、自分のファッションセンスが信じた格好を選びましょう。 夏山登山ではハーフタイプの物が人気のようです。ハーフタイプの利点としては、膝の動きが楽なので、体力の消費を抑えてくれることと、通気性がいいことです。なお、ハーフタイプの物は中にタイツを合わせるのが一般的なので、合わせてコーディネートしてみてはいかがでしょうか。通常のタイツのほかにも、膝や腰のサポート機能が付いた高機能タイツも便利です。 通常丈の物を履く場合は、膝の動きを邪魔しない伸縮素材の物を選びましょう。それだけで体力の消費量がが変わってきます。ジーンズや綿素材の物は汗を吸うと重くなるのでおすすめしません。また、インナーとして高機能タイツを着用してもいいと思います。

山登りのための登山靴

登山を始めるにあたって、最も重要と言っても過言ではないのが登山靴の準備です。一般的に登山靴(またはトレッキングシューズ)はソールが硬くなっており、岩場や不安定な足場でも踏ん張りがきくようにできています。また、基本的に頑丈に作られており、足を保護してくれる効果もあります。

初心者の登山靴の選び方

一言に登山靴と言っても、材質や構造も様々で、上級者は山によって靴を使い分けることもあります。 初心者の方が通販サイトなどを見て、自分だけで靴を選んでしまうと、無駄に高いものを買ってしまったり、逆に安くて品質の悪い靴を選んでしまったりと、危険が多いです。靴を買うときは、通販ではなく実店舗で、自分が行きたい山に合った靴を店員に選んでもらうようにしましょう。また、必ず実際に靴を履いてみて決めるようにしましょう。

↑オーソドックスなレザー製のハイカットタイプの登山靴。見た目や格好だけでなく、履き心地や機能を重視しましょう。

初心者が準備したい 山登りに必要な持ち物 便利グッズ

登山をする上で、最低限これだけは用意しておきたい持ち物や便利グッズを紹介します。

初心者向けに解説 リュック

登山用の物は一般にザックとも呼ばれています。日常で使うリュックと異なり、山登り用の物は機能性や利便性を考慮して設計されています。 食料や飲料水などの持ち物を入れるのに欠かせないリュックは、登山者が準備するべき基本の持ち物です。

初心者向け リュックの選び方

一口に山登り用のリュックと言っても、日帰り登山用の小型のものから、連泊を想定した大型のものまで様々な物があります。 ザックの大きさはL(リットル)で表されており、日帰り用の物は15L~30L程度が一般的です。連泊用では大量の持ち物が必要になるので、リュックは大きい物で100Lにもなります。 では、山登り初心者がリュック選びで注意することとは何か?ここでは次の点に注意してリュックを選んでみましょう。

↑オスプレイは人気のブランドです。

山登りに必要な容量はどのくらい?

リュックを選ぶ上で1番の悩みどころが容量の選定です。特にこれから登山を始めようという方は、必要な容量が分かりづらいと思います。 そんな方におすすめしたいのは、少し大きめの30L程度の物です。なぜ30Lかと言うと、初心者でいきなり泊りがけの登山に挑む方は少ないですよね。しかしながら、日帰り登山と言っても半日程度で登れる山から、早朝から夕方までかかる山まで様々です。初心者が山に合わせてザックを用意するのは大変です。そこで30Lの物が1つあれば、日帰り登山であれば大抵の山は対応できます。ある程度登山に慣れてきたら、もっと小容量の物や大容量の物を準備してみてはいかがでしょう。

無駄に大きいリュックはNG!持ち物を厳選しよう

大きいリュックの方が持ち物に余裕ができていいのではないかと思いがちですが、登山においてはそれは間違いです。無駄に大きいリュックは、それだけ無駄な持ち物を入れてしまうということです。必要最低限の持ち物を準備をしましょう。

初心者が買うならこんなリュックがおすすめ!

リュックはメーカーや種類によって機能は異なりますが、これはあったほうが便利という機能を紹介します。

フレームと背面のメッシュ

リュックを選ぶなら、内部にフレームが入ったものがおすすめです。フレームが入っていることによって、リュックが型くずれしなくなるので、長時間背負っていても体力を温存できます。荷物を入れる際にも便利です。 また、フレーム入りのリュックは背中側が反り返っており、背中にリュックが密着しないようになっている物もあります。そういった物は背中側にメッシュが貼ってあり通気性を確保しています。夏場の長時間の登山でも快適です。

雨でも安心レインカバー


登山中は突然の悪天候にみまわれることも珍しくありません。そんなときは人間の雨具だけではなく、リュックにも雨具を装着して荷物を守りましょう。 そこで、レインカバーと呼ばれるリュックを丸ごと覆うことができるカバーを使います。リュックによってはレインカバーが付属している物もありますが、そうでなければ別途購入することをおすすめします。

おすすめリュックはこれ!

グレゴリー| ズール30 L

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

グレゴリーはリュックの一流ブランド。 背面のフレーム、レインカバーも付属しており、これ1つで大抵の山は事足りるでしょう。 少々値段は張りますが、その価値はあります。

初心者の強い味方!トレッキングポール

最近の山登りではトレッキングポールの使用が主流になっています。初めは慣れるまで 扱いにくいかもしれませんが、慣れてくると4足歩行になったかのような安定感と推進力が得られます。特に体力に自身のない初心者の人にはとても便利なグッズです。

初心者におすすめのトレッキングポール

レキ |カーボンライト レッド 1300299-220

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

スキーストックの老舗LであるLEKIはトレッキングポールでも高機能な製品を提供しています。 こちらの製品はカーボン製の超軽量モデルで、1本わずか200g程度です。

SINANO|トレッキングポールLT18

出典:Amazon
出典:Amazon

こちらは国内のスキーストックメーカーでお馴染みの、シナノ製のトレッキングポール。 アルミ製で重量は1本約280gと少々重めですが、値段も手頃で作りも頑丈なので入門用に向いています。

ダバダ| SG承認品 軽量アルミ製 トレッキングポール 2本セット

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

近年ネット通販界隈に出現した謎のメーカーDABADA。どうやら大阪の会社らしく、そのウリは何と言っても驚くほどの低価格。製品自体は中国製ですが、有名メーカーのラインを使用しているとの噂もあります。 しかしながら、値段に似合わない高性能らしく、通常の使用なら強度も問題ありません。

昔から山登りの必需品 クマ鈴

昔から山に入るときには、クマが寄ってこないように鈴を持っていくのが一般的でした。それは登山でも同じで、特に一人であまり人気のない山に登る場合は持っておいたほうがよいでしょう。ほかにはラジカセなどで代用も可能です。 昔ながらの鈴もいいですが、最近主流のグッズはベル型の物です。最近はワンタッチで音が鳴らなくなる機能がある物もあり、移動時や人気のある場所では音を出さないようにすることもできます。

モンベル| トレッキングベル サイレント 1124447

出典:Amazon

↑登山用品でお馴染みのモンベルから販売されている熊鈴。 消音機能付きなので、使わないときは音がならないようにできます。

山登りがもっと楽しくなる便利グッズ

必要というほどではないですが、持っていると登山がより楽しくなる便利グッズを紹介します。

ハイドレーション

ハイドレーションとは、飲料水を入れたビニール製のパックで、それをザック内に入れておき、そこからチューブを通して給水できる道具です。イメージとしては水が入った袋と長いストローですね。ペットボトルや水筒のように、飲むときに足を止める必要がなく、歩きながらでも給水できるので、体力的に楽になります。 ハイドレーションは構造上どうしても洗いづらいので、使用後は塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)に漬け置きし、使わないときは冷凍庫に保管しておくと、カビや雑菌の繁殖を防ぐことができます。

AONIJIE|2L ハイドレーション

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

こちらの商品は低価格で初心者にもおすすめです。試しに使ってみてはいかがでしょうか。

ガスバーナー

ガスバーナーがあれば、寒い日の登山でもお湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、調理器具を持っていけば簡単な料理もできる便利グッズです。それがたとえカップラーメンだとしても、山頂で食べるとひと味違った味わいがあります。 ガスバーナーは基本的に専用のガスボンベを使用するものが一般的ですが、カセットコンロ用のガスボンベを使用できるタイプもあります。こちらはガスの調達が簡単というメリットが有ります。中には卓上カセットコンロを持って登る猛者もいるようです。 複数人で登山をする場合は全員が準備しなくとも、誰か一人が持っていればいいので、事前に相談して準備しましょう。

ソト|アミカスクッカーコンボ SOD-320CC

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ガスバーナーでお馴染みのSOTOから販売されている、バーナーと鍋のセットです。ひと通り揃っているので、初めて買うのならお買い得なグッズです。


山登り用腕時計

多くのメーカーから登山向けの多機能腕時計が発売されています。気圧計や高度計、コンパスなど、様々な計器が搭載されており、山の地図と照らし合わせれば自分の位置を把握することができる便利グッズです。 はたして、初心者の日帰り登山にそこまでの機能が必要かと言えば、完全に趣味の世界ですが、デザイン性に優れたもの物もあるので、ファッションの一部としていかがでしょうか。

カシオ |PROTREK ソーラーモデル [PRG2701AJF]

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

カシオがG-SHOCKで培った耐衝撃技術を使ったタフなアウトドアモデル。気圧、高度、温度計などを搭載し、グローブ着用でも操作しやすい大型のボタンが特徴。

山登り初心者におすすめの山

日光白根山

日光白根山は栃木県と群馬県の境にある標高2578mの山です。日本百名山の1つで、景観がよく、高山植物も多数生息しています。日光国立公園特別保護区に指定されており、関東以北では最も標高が高い山です。

初心者でも山登りを楽しめる日本百名山

なぜ、そんな高い山が初心者向けかというと、日光白根山は栃木側の丸沼高原からロープウェイが出ており、標高2,000mくらいまで登ることができるので、体力に自信がない方でも登頂することができます。 山頂のロープウェイ駅にはレストランや売店のほか、足湯もあります。また、下山後は日光湯元温泉を楽しむこともできます。 比較的観光地化された山なので、休日には多くの登山者が訪れ、一人の登山者も多い山です。 頂上からは五色沼などを臨むことができます。

田代山(帝釈山脈)

田代山は福島県南会津町と栃木県日光市に跨る標高1,926mの山です。尾瀬国立公園の一部にもなっており、シーズンにはミズバショウやワタスゲなどの湿原植物を見ることができます。 登山道も整備されており体力に自身のない方でも登りやすいのが特徴で、山頂には山小屋とトイレ(有料)もあります。 例年6月上旬の山開きには多くの人が訪れるので、一人での登山も安全です。

山登りのほかに高層湿原も楽しめる

田代山の山頂は平坦で広大な高層湿原が広がっており、湿原内は木道が整備されています。山登りだけではなく、湿原の散策も楽しむことができる珍しい山です。 また、晴れた日には山頂から会津駒ヶ岳や日光連山などを臨むことができます。

↑田代山の山頂湿原

初心者の山登りまとめ

いかがでしたか?今回は登山を始めるほんのきっかけになるような、基本的な情報をまとめてみました。気になったことがあればもっと詳しく調べてみましょう。 そして、ぜひご自分で登りたい山を探してみましょう。登る山が決まれば、自ずと必要な準備も決まってきます。登山計画を考えるのも、登山の魅力の1つです。 それでは、楽しく安全な登山ライフを。