モバイルバッテリー 太陽
アウトドア座布団
コンパクトチェア
ヘッドランプ
登山 ブランケット
ウォーターピュリファイヤーボトル
単独行(ソロ登山)は難しい
体験や知識が必須
キャンプでもウィンタースポーツやマリンスポーツは初心者が1人でやるというのは、装備がきちんとしていても、知識がないと危ないですよね。同じように単独行動での登山、トレッキングは誰でもできますが、初心者が1人でするのは危険です。経験や知識と正しい装備がないと遭難する可能性があったり、ケガや事故を起こす可能性があります。しかし、正しい知識や経験があるとソロ登山でも魅力がたくさんあり、ソロで行くという方も多いです。
単独行登山の魅力1:好きなようにできる
ソロ登山にはたくさんの魅力があります。自分1人しかいないため何でも自分がやりたいようにできるというのが最大の魅力です。そのため知識や経験が足りていないと間違った判断をしてしまい危険な目に遭いやすくなります。山頂を目指さないトレッキングでも同じように極めて自由度の高い山登りが可能です。無理しない範囲で自分の好きなように登山が楽しめるのはこのスタイルのみとなります。その分デメリットとして危険性もあります。
単独行登山の魅力2:経験や知識が身につく
知識がつくという魅力もあります。詳しい魅力はメリットとして後述していきますが、危険を回避するために自分でコースを選び、行程も考えていく過程で詳しくなります。ツアーだとあらかじめ組まれたコースと行程で行くため「なぜ」このコースを選んだのか、「なぜ」途中で休憩を挟んだのかわかりませんよね。このなぜという疑問を自分で調べていくことで知識がつきます。前述したようにきちんと知識があり、装備があるとソロでも大丈夫です。
単独行登山のメリット1:自由に行ける
好きなタイミングで行ける
好きな日、時間で山登りできるところがメリットの一つとなります。ツアーだと予定日、コース、休憩場所などの行程が決まっていて、パーティーを組むと仲間のスケジュール調整が必要になります。自分の好きなタイミングで登山、トレッキングをするにはソロで行う以外ありません。例えば週末に急に登山をしたくなっても、ソロだと仲間のスケジュール調整をしなくても装備を準備するだけで済みます。テント泊も楽しみやすいです。
難易度も自由
ある程度、登山やトレッキングの経験や体験がある方なら自分の体力に応じた好きなコースを自由に選べるところもソロ登山、トレッキングの魅力です。例えば、普段だと初心者の仲間と一緒に山登りしているという場合は初心者に合わせたコース、行程を組んでいると思います。ソロ登山、トレッキングなら中級者向けコースを選択して自分に合ったコースを組めます。コース選定は難しそうですが、知識や体験があると初心者でも大丈夫です。
単独行登山のメリット2:知識が身につく
自分で調べるから分かる
初心者の方だと前述したように知識や経験が少ないためソロでの登山、トレッキングは危険です。危険なため自然と情報収集をすることが多くなります。少し言葉が悪いですがツアーに「付いていくだけ」の登山、トレッキングよりも自分でコースを調べて、危険性を回避しながら登った登山、トレッキングでは身につく知識量に大きな差が生まれます。この過程経て初心者から経験者となり、今度は自分が初心者と一緒に登れるようになりますよ。
山が好きになる
ソロは登山計画を立てなければならず、自然と知識が身につき、山をもっと好きになるでしょう。山のことがわかってくるとだんだんコースの選定が楽しくなったり、前とは違う回り方をしてみたくなったりとどんどん体験する機会が増えます。その結果ツアーに参加するよりも、腕前が上がりやすくなります。ソロの登山、トレッキングはツアーについていくよりも習熟度があがりやすくもなるでしょう。
判断できるようになる
ツアーだとガイドが進退の判断するため自分で決めることは少ないですが、自分で計画した場合は進退の判断も体験するようになります。すべて自分で判断する必要があり、山への造詣(ぞうけい)が深くなりただの初心者以上の判断力がつくでしょう。また、登山当日が曇り空であまりいい天気ではないない場合は予定したコースよりも短くして山登りするか、登山自体を中止するのかという判断もソロなら簡単にできます。
単独行登山のメリット3:自分のペースが保てる
好きなように登れる
自分のペースで歩くというのは大切です。初心者の方が無理して経験者のペースに合わせてしまうと汗をかいたり、ケガをしたり、体力を多く消費することもあります。ソロ登山、トレッキングだと自分のペースで汗をかかないようにしながら歩けます。またきのこや小動物など見つけたり周りの自然に目を向ける余裕が生まれるようになり、より自然を身近に感じながら山登りができるようになります。汗をかかないように歩くことで汗冷えが防げます。
写真撮影も自由
山でしか見かけない動植物、景色をみたいがために登山をするという方も多いのではないでしょうか?グループやツアーだと立ち止まったり、写真を撮るときも気を使わないといけませんが、ソロだと好きなタイミングで写真も撮影できますよ。撮りたいシーンを逃さず撮影できて、誰にも迷惑がかからないスタイルがソロ登山、トレッキングです。
疲れたら休憩
体力は人それぞれ違うため休憩したいときもそれぞれ違います。グループでは調整しにくいですが、ソロだと疲れたらきゅうけいすればいいだけです。テント泊のようにテント場の時間が決まっていると休憩ばかりしていると大変ですが、低山だと時間をあまり気にしなくても大丈夫です。いつでも休憩したり、止まれることで自然をもっと身近に体験できますよ。
単独行登山のメリット4:快適テント泊
テント泊が楽しい
テント場はキャンプ場とは異なり限られたスペースを詰めて使います。3人のパーティーならできるだけ、3人用のテントを使うようにしてソロテントは使わないようにするというのが一般的です。1つのテントを共用スペース、寝室として利用することから非常に気を使いますが、ソロだと自分だけしかいないためテント内でどのように過ごしても怒られることはありません。着替えをしたり細引きのロープで洗濯物を干していても大丈夫です。
ソロならソロテントで寝られる
前述したように複数で登山したら複数人用のテントを使うというのがマナーです。登山用のテントはコンパクトで携帯しやすく、居住性は二の次となるため少し狭めです。テントの形状次第では複数人だと出入りのたび入り口に近い人を越えないと出られません。一方でソロテントなら前述したように自分しかいないので非常に快適です。ソロテントが使えるのは大きなメリットになります。
好きな料理でいい
辛いものが苦手な方がいる場合は、香辛料を控えた料理にするなど同行者にも合わせたメニューにする必要があります。しかし。ソロだと好きなものを好きなだけ用意しても大丈夫です。何を食べようが自由ですが、登山はカロリーを多く消費するため低カロリーな食事はおすすめしません。行動中にたべる補給食も同じように甘いものがおすすめになります。
単独行登山のメリット5:仲良くなれる
話しかけやすい
パーティーを組んで登ると知り合い同士での会話が多くなります。一方でソロだと知らない人との会話がふえやすくなり新しい登山仲間ができるかもしれません。山小屋ではソロだと相手も気軽に話しかけやすくなるということもあり、話しかけてくれる人も多いですよ。ただし女性は距離感に注意してくださいね。親しくされすぎるのも相手に変な好意を抱かしてしまう可能性もあります。この点はデメリットとも言えるかもしれません。
単独行登山のデメリット1:勉強が必要
面倒でも調べる
メリットでも紹介したように自分で調べるため知識が身につきますが、その反面きちんと時間をとってどんな山なのか、行程をどうするのか、コースはどこがいいのか調べないといけなくなります。これが面倒に感じる方も多いのではないでしょうか?独学で学んでいかないと単独行動は難しいです。また、まったく登山の体験がない方がいきなり、登山の勉強するのは難しいと思うのでまずはツアーに参加してから、勉強を始めるといいでしょう。
低い山から始める
登りたい山があったとしても必ず低くて登りやすい初心者向けの低山から始めましょう。すでにツアーなどで低山よりも高い山に登ったことがある方でも、未体験となる事前にルートや行程を自分で決めて一人で登るのと、ツアーに付いていくだけでは勝手が違います。まずは好きな山よりもレベルの低い初心者向けの山から、コース選定や行程を自分で決める練習をしたほうがいいでしょう。いきなりレベルの高い山に挑めない点がデメリットです。
的確な判断ができないと危険
進退も自由に決められるということは的確な判断をしないと遭難、滑落という重大な事故につながる可能性があります。ソロは自分の経験や体験、知識をフル活用して危険を回避しながら登るスタイルと言い換えできます。
単独行登山のデメリット2:危険性UP
危険性が高い
ソロは自分だけしかいないためアクシデントにどうしても弱くなります。これは初心者でも上級者でも同じです。例えば捻挫して歩けない状況かつ電波がとどかず救援養成できないとなると非常に危険性が高くなりますが、仲間がいるパーティーだと肩を借りて近くの小山まで緊急避難したり、テーピングなどをしてもらったり、電波が届く場所から救助要請してもらえたりと何らかの助けを得られる可能性が高く、危険性はソロと比べると低くなります。
忘れ物があると致命的
装備や持ち物に忘れ物があるとソロでは致命的になりやすいです。グループならシェアできるものはシェアすることで補えますが、ソロだと分けてくれる仲間がいません。装備や持ち物はチェックリストを作って忘れないようにしてくださいね。行動食などのおやつ、食べ物を忘れただけでも危険です。不備があったらできるだけ下山したほうがいいでしょう。
無理しない
メリットよりデメリットに注目してください。危険性が高く場合によっては命を落とすこともあります。絶対に無理しないようにしましょう。メリットにあるように「好きなように」コース選定、進退の判断ができますが、迷った時は諦めたほうがいいでしょう。グループでも登山計画書の届け出は大切ですが、ソロだともっと大切になります。必ず用意しておきましょう。危険性が高くなるため特に用心して挑まないといけません。
単独行登山のデメリット3:体力が必要
重たいものを分担できない
テント泊する場合でも1人ですべての荷物をかついで登らなくてはならず体力が必要になりやすいです。複数人のパーティーなら重たい荷物は体力のある人がある程度多めに持っていくようにするなど、経験や体験に基づいて荷物をそれぞれ分担して初心者や体力があまりない方は軽くして持ち運べますよ。この違いはテント泊など荷物が重たくなるほど大きく、軽登山のように低い山に気軽にいくスタイルだとあまり大きなデメリットにはなりません。
レベルが高いほど大変
前述したように初心者向けの低山だとあまり気にならないデメリットです。しかしテント泊をする、何日か掛けて縦走する場合など登山のレベルが高くなるにつれて荷物の量は増え、ザックは重たくなり、同じレベルの登山でもソロとパーティーでは体力の消耗量、必要性が大きく異なる点がデメリットになります。
単独行登山のデメリット4:費用が高い
装備が高い
ソロだと必要になる装備や持ち物をすべて自分で揃えなければなりません。テント泊をパーティーでするとテントがなくても仲間のテントに宿泊できますが、1人だとテントがないと泊まれません。登山道具に関わらず、アウトドアで必要になるものをすべて揃えると高価です。高価ですが、ソロは自分で全てのトラブルに対応できるようにしておく必要がり手抜きは危険です。
交通費なども高い
バスの駅から登山道まで遠いとレンタカーやタクシーを使うと思いますが、1人だと割り勘ができず全額自腹となり高価になります。ツアーだと交通費や宿泊料が含まれていることもありお得なプランも多いです。交通費のデメリットは遠ければ遠いほどはっきりと表れますよ。個人でガイドを雇うプライベートガイドもソロと複数では割り勘ができない分、やはり高価になります。ソロは近くの山に行くことで出費を抑えられます。
単独行登山におすすめ装備1:バッテリー
モバイルバッテリー
モバイルバッテリー 太陽
初心者ほど専用の道具を使わずスマホで現在地を確かめたり、写真撮影することが多くバッテリーを消費しやすいです。また、標高が高くなり気温が下がるとスマホや小型のミュージックプレイヤーなどに使われているリチウムイオン電池は、暖かい場所と比べ電力の消消費が大きくなることから、予備の電源としてスマホに給電できるモバイルバッテリーがあると便利です。ソーラーパネルにより充電できるとさらにさらに使いやすくなります。
容量と重さは比例
モバイルバッテリーだとUSBに対応した機器ならスマホ以外にも給電できるため容量が多いと便利です。しかし容量が多いとその分重たくなるため軽さも大切な登山では適切な容量になるように調整しましょう。例えばスマホが一度だけ充電できればいいという場合は、5000mAhもあると1回はフル充電でき、多少あまるぐらいの容量になります。大きさも5000mAhだと持ち運びやすいスリムサイズが多くかさばりにくくおすすめです。
単独行登山におすすめ装備2:休憩に便利
休憩時に便利
アウトドア座布団
和室や椅子の上に使う座布団ではなく、アウトドア専用の座布団がおすすめです。パッキングを体験したことがあるかたなら分かると思いますが、普通の座布団はコンパクトにならずザックの中に詰めるのは難しいです。アウトドア用の座布団はふかふかとしたスポンジ状になっていて三つ折りして簡単に持ち運べるようになっています。薄いですがクッションが性きちんとあり、休憩するときに便利ですよ。空気を含んでいるため意外と軽いです。
コンパクトチェア
コンパクトチェア
非常に簡素ですが、釣りなどのアウトドアで使われているコンパクトチェアもおすすめです。座布団より座りやすいですよ。椅子だと重たそうですが、コンパクトチェアは意外と軽く持ち運びやすいですよ。座面を張るタイプだとキャンプの体験がある方は簡単に組み立てられますが、組み立て式を初めて使う場合は事前に使い方を予習しておきましょう。シートが伸びていない間は力も必要になる装備です。
単独行登山におすすめ装備3:ライト
単独だからこそ用意
ヘッドランプ
単独だからこそ用意しておきたい装備がヘッドライトです。一泊せず明るい内に帰ってくる登山でも用意しておくというのが基本です。懐中電灯では自由に手が動かせず危険です。またヘッドライトは常に照らしてくれて作業がやりやすくなります。夜に何らかの作業を体験したことがある方なら分かると思いますが、懐中電灯では片手が塞がれ作業がやりにくいですよ。水濡れにも強いIPX4以上の防水性があるとより便利になります。
ライトの選び方
いろいろなライトがあるため迷いやすいです。まずは明るさに注目してください。150lm(ルーメン)や80lmと表記されている場合150mlのほうが明るくなります。明るいと使用時間が短くなるため300ルーメン以下程度がおすすめです。明るくて長時間使えるものもはリチウムイオン電池が使われていて電池よりも少し扱いが複雑になります。バンドの長さがきちんと調整できワイドに照らせると視界が確保しやすいですよ。
単独行登山におすすめ装備4:もしものために
エマージェンシーブランケット
登山 ブランケット
ソロ登山、トレッキングで遭難したときにあると便利なアイテムです。非常にコンパクトになる簡易寝袋となります。材質はアルミとなりアルミブランケットを使ったことがある方は音が気になるかもしれませんが、確実に体を温めてくれます。ブランケットタイプと比べ寝袋型になっていて保温性が高いですよ。収納袋の樹脂パーツはホイッスルにもなっています。
浄水器
ウォーターピュリファイヤーボトル
グループなら用意しなくてもいいような装備ですが、ソロでの登山、トレッキングは持っておいたほうがいいでしょう。川や池の水を濾過して飲めるようにしてくれる小型のボトルタイプの浄水器です。別売りのカートリッジを購入する必要がありますが、ウィルスや虫を取り除いてくれます。体験してみないと分かりませんが、色のついた水もきれいにできますよ。
単独行登山のまとめ
情報収集が大事
未体験の方がいきなり何かを始めるというのは登山やトレッキングに関係なく難しいです。スポーツでも手芸でも何でもいいのですが、何かを始めるには事前にどんなことをして、どんな道具が必要なのか調べますよね?それと同じで1人の登山やトレッキングもきちんと情報収集してから初心者でも安全に登れるルートを決めていきましょう。決して無理はせず初心者向けの山から徐々に始めてくださいね。
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