樽前山の登山ガイド!初心者や子供におすすめのコースや気になるアクセス情報も解説!

樽前山の登山ガイド!初心者や子供におすすめのコースや気になるアクセス情報も解説!

北海道の支笏洞爺国立公園を知っている方は多いですが、北海道以外で一般的に樽前山を知っている方はいるのでしょうか。樽前山は登山のできる火山で、素晴らしい眺望が期待できる山で子供や初心者でも登山ができます。この記事を参考に樽前山に上ってはいかがでしょうか。

記事の目次

  1. 1.樽前山(たるまえさん)とはどんな山
  2. 2.樽前山へのアクセス
  3. 3.樽前山登山に使用する駐車場
  4. 4.樽前山登山おすすめコース①樽前山登山基本コース
  5. 5.樽前山登山おすすめコース②溶岩ドームが良く見える!
  6. 6.樽前山登山おすすめコース③樽前山を堪能!
  7. 7.樽前山登山おすすめコース④高山植物好きにおすすめ!
  8. 8.樽前山の植物
  9. 9.樽前山の天候と服装・装備
  10. 10.樽前山の注意点
  11. 11.樽前山登山ガイドのまとめ

樽前山(たるまえさん)とはどんな山

樽前山は、北海道苫小牧市の北西部に位置する山です。周辺は支笏洞爺国立公園に属していて、支笏湖の南側にきれいな山体を見る事ができます。樽前山は活火山でもあり、活動状況は細かく観測されている山です。広い山域をもっており、立入禁止区域を除き観光客・登山者に解放されている山で、子供や初心者でも登山ができるコースが多く設定されているので人気があります。噴火による立派な溶岩ドームは立入禁止区域ですが、その姿はコースを歩くと見る事ができる山です。たるまえざん・たるまいさん・たるまいざんとも呼ばれています。(この記事は2020年11月17日現在の情報で構成されています。)

樽前山の詳細

樽前山は約9000年前の火山活動で形成されたと考えられ、火山種は後カルデラ型火山です。那須火山帯に属する火山で、標高は1.041mになります。頂上には溶岩ドーム(北海道天然記念物指定)があり、三重式活火山で学術的に世界に知られた火山です。活動中の火山のため頂上の溶岩ドームは立入禁止区域ですが、広大な外輪山に設定された各コースより見る事になります。複数ある登山コースは、比較的やさしく設定されており、子供や初心者におすすめです。

 

樽前山へのアクセス

公共交通機関を利用しての樽前山アクセス

公共交通機関を利用してのアクセスは、JR北海道の千歳駅が便利です。千歳駅は新千歳空港からのアクセスも良好な駅になります。千歳駅の西口バス乗り場に泉沢向陽台線乗り場がありますので、乗車して市民スキー場入り口バス停で下車してください。市民スキー場入り口には多くのバス路線が乗り入れていますので、駅のバス路線マップを利用して確認するのが良いでしょう。バス停を降りて、千歳方面に少し戻ると、支笏湖方面に行く国道276号せんがありますので、右折して進んでください。休暇村支笏湖モラップなどがありますが、その手前に道道141号線に右折して進むと樽前山の登山道が出てきます。

車を利用しての樽前山アクセス

車を利用しての樽前山のアクセスは、道央自動車道の千歳ICを利用するのが便利です。ICを降りて道路を進んで行き本町4信号を左折し、進むと錦町2の信号がありますので左折してください。これが道道16号線で支笏湖にアクセスできます。道道16号線を進むと国道453号に左折する信号が出てくるので左折してください。少し進んで国道276号に右折し進むと、道道141号入り口がありますので道道141号に入ってください。さらに進むと樽前山の登山道路のゲートがあります。車でのアクセスの場合は、念のためにドライブマップを携帯しておきましょう。

北海道地区以外からのアクセス

北海道以外から樽前山にアクセスしようとする方は、公共交通機関を利用する場合は新幹線や道南いさりび鉄道でも来道できますが、新千歳空港を利用する事もできます。空港からは、電車を使い千歳駅に下車するのです。車を利用する場合は、フェリーを利用する場合が多いです。樽前山の近くの苫小牧市の苫小牧港には太平洋フェリーが就航しており、仙台・名古屋に繋がっています。また青森から津軽海峡フェリーと青函フェリーが就航しています。

樽前山登山に使用する駐車場

樽前山7合目駐車場

樽前山の七合目にある駐車場で、子供や初心者が利用するのにおすすめです。20~30台の駐車が可能な無料駐車場で、苫小牧市の管理になっています。そばには緊急避難用のヒュッテやトイレそして登山ポストも設置されています。ここは複数のコースの出発点と言える場所で、ここからスタートとすれば各コースは短時間で駐車場戻ってこれます。初心者はここでコースマップを確認してから案内標に従って進んでください。注意点として、この駐車場は積雪時期には閉鎖されており、ヒュッテは緊急時のみ使用可能で普段は使用できません。

モラップキャンプ場駐車場

日本全国の国立公園・国定公園に自然リゾートとして設置されている休暇村ですが、支笏洞爺国立公園にも休暇村 支笏湖があります。その中にモラップキャンプ場があり、150台ほどの駐車場が無料で使えます。登山後の立ち寄り湯もありますので、利用者も多いです。積雪時期になるとキャンプ場は閉鎖の場合があるので確認が必要なり、その場合は宿泊など施設利用者が施設の駐車場を利用できます。ここから樽前山まで車ですぐですが徒歩2時間以上かかりますので、ここで1泊して樽前山と支笏湖を楽しむ子供や初心者も多いです。

苔の洞門駐車場

休暇村 支笏湖のアクセス道路でもある国道276号線を湖沿いにさらに進むと苔の洞門駐車場があります。苔の洞門は樽前山の噴火で流れ出た溶岩が、水などで浸食されて峡谷になった観光名所です。苔の洞門を樽前山に向かって行ける登山道もありますが、現在、苔の洞門と駐車場は以前の台風の影響で閉鎖状態です。復旧情報は千歳市に問い合わせてください。苔の洞門から樽前山に登山する人は、モラップキャンプ場駐車場の使用者が多数です。

樽前山登山おすすめコース①樽前山登山基本コース

東山コース

樽前山の登山コースの内で、最も子供や初心者におすすめコースになります。旧火口の外輪山にある東山を目指すコースです。子供や初心者は7合目のヒュッテ脇よりスタートする人が多く、疲れも少ない樽前山登山の基本コースと言えます。東山からは樽前山の象徴と言える溶岩ドームも良く見えますが、東山から先の外輪山尾根を進むことは禁止されています。ガスが噴出する場合があるなど、危険地帯となっているのです。登山レベルは初級レベル・初心者レベルです。

東山コースのコース状況と所要時間

7合目のヒュッテ脇より、持参の案内マップや現地案内標に従い東山コースを進みます。登山ポストに登山者名簿投函を忘れないください。登山時間10分ほどで見晴台に到着し、天候の良い時期なら支笏湖などが良く見えます。さらに進むと木製階段があり、階段を上りきると森林限界を超えます。森林限界を超えると路面は火山砂礫で滑りやすく、勾配も急になるので注意が必要です。見晴台より登山時間15分ほど外輪山の取り付き分岐に出ます。分岐を右折して登山時間5分ほどで東山に到着です。

樽前山登山おすすめコース②溶岩ドームが良く見える!

西山コース

樽前山の外輪山の中で、東山の反対側に位置するのが西山です。この西山を目指すのが西山コースになります。登山レベルは初級レベルで、樽前山の象徴・溶岩ドームがきれいに見えるのが西山です。コースの途中には6月と10月の無積雪時期に祭りが開催される樽前山神社奥宮があり、火山信仰が偲ばれる神社となっています。西山も眺望景観が素晴らしい山で、溶岩ドームの他に支笏湖などがパノラマで見る事ができ、子供や初心者におすすめです。東山に登頂してから西山に登頂する登山者も多くいます。
 

西山コースのコース状況と所要時間

出始めは、東山コースと同じ7合目のヒュッテ脇です。見晴台を通り外輪山取り付き分岐に到着するまで、所要時間は25分になります。右折すれば東山ですが、左折して西山を目指してください。ここからのコース状況は火山砂礫の路面で、横風が強い場合もありますので、子供などは飛ばされないように注意する必要があります。しばらくして樽前山神社奥宮が見えてきます。遮る物の無い登山道ですので、登山マップなどで確認の必要はありません。ここまでの所要時間は10分ほどです。ここから登山道を進んで行くと西山に到着します。神社からの所要時間は30分です。

樽前山登山おすすめコース③樽前山を堪能!

樽前山周回コース

このコースは7合目ヒュッテをスタートして、樽前山の外輪山をぐるりと周回して歩き7合目ヒュッテに戻って来れる周回コースです。登山レベルは初級レベルで、子供や初心者でもじっくりと時間をかければ制覇はできます。子供や初心者は、積雪時期はやめた方が良いコースです。無雪期であれば子供・初心者・ベテランでも十分に樽前山を堪能でき、樽前山のベーシックコースになります。

樽前山周回コースのコース状況と所要時間

この周回コースは、西山までは前述で紹介した西山コースと同じになります。7合目ヒュッテをスタートして西山までの所要時間は65分ほどです。西山より932峰コース・東山コース方面に進みます。外輪山の尾根を進みますが、ここの尾根は締まっていて歩きやすいです。所要時間40分で932峰・風不死岳分岐に到着します。ここで風不死岳方面を選択し、15分の所要時間で風不死岳と7合目に行く分岐に到着です。7合目方面を選択し、所要時間25分ほどで7合目ヒュッテに到着となります。2時間20分ほどで樽前山の周回できますが、分岐が多く出てきますのでコースマップを必ず持って行ってください。上級レベルの方にも、おすすめコースです。

樽前山登山おすすめコース④高山植物好きにおすすめ!

風不死岳コース

樽前山・風不死岳・恵庭岳は支笏三山と呼ばれる支笏洞爺国立公園内の山です。その中の風不死岳は、樽前山のすぐ隣の山になります。樽前山登山の途中で簡単に登れる山です。このコースは、樽前山登山をしながら風不死岳も登れます。普通は西山から風不死岳を経由して7合目に戻るのですが、このコースは短時間で樽前山から風不死岳を目指すのです。体力をそれほど使わず、花時期にはゆっくり高山植物の花畑を愛でる事ができ、樽前山・風不死岳からの眺望も堪能できる子供・初心者におすすめの登山レベルの低いコースになります。

風不死岳コースのコース状況と所要時間

このコースは、前述で紹介した樽前山周回コースの逆回りで進みます。7合目ヒュッテの右横の方に西山・風不死岳に行くための登山口があるので、その登山口を進んでください。森林地帯を通り抜けると、草原地帯の中に入ります。その草原地帯は、高山植物の花時期にはいろいろな花が咲く事で有名です。花好き・植物好きの人は、ここまで来て時間をかけて休憩を取ります。さらに進むと路面は溶岩が固まっていたり溶岩砂礫になり、進んで行くと西山と風不死岳の分岐の分岐です。この地点は樽前山の外輪山でもあります。ここまでの所要時間は30分ほどです。登山マップなどで位置を確かめ、風不死岳に進んでください。30分ほどで風不死岳山頂です。

樽前山の植物

樽前山は、高山植物の山としても有名です。高山植物の花の時期には、たくさんの人が花を目当てに訪れます。花時期は4月中旬から9月中旬までで、その間にたくさんの登山者や花好きを楽しませてくれるのです。森林帯や草原地帯に花畑が多く存在し、森林限界を超えてからも岩の陰などにもひっそりと高山植物が咲いており、山全体で80種類以上の植物が確認されています。良く樽前山を訪れる人は、登山マップに花の位置・種類を書き込み、自分だけの花マップを作って楽しんでいる人がいるほど、多くの花好きが訪れるのです。

樽前山の天候と服装・装備

樽前山の天候の変化

樽前山の花のシーズンともいえる無雪期は、例年4月下旬から11月中旬くらいまでです。気温も4月下旬平均で0℃、5月平均で4.2℃、6月平均で9.1℃、7月平均で13.2℃、8月平均で14.9℃、9月平均で11.1℃、10月平均で5.1℃、11月平均で-1.5℃ほどになります。一日当たりの降水量の一番多い月は8月の10.4mmほどですので、初級レベルでも十分に登山ができます。積雪時期になると11月中旬で積雪は薄っすらと積もる程度ですが、12月の最深積雪量平均で39cm、1月の最深積雪量平均で67cm、2月の最深積雪量平均で100cm、3月の最深積雪量平均で75cmになりますが、登山道や外輪山尾根道はかなり浅い積雪になります。登山レベルは、多少あがると考えてください。

樽前山の登山時の服装と装備

樽前山の登山時の服装は、一般的な登山の服装で問題ありません。平均気温や自治体の気温情報を参考に、温度に対応できる服装を選んでください。積雪時は、休息時の汗冷えに対応できるようなレイヤーを選ぶのがポイントです。無積雪時期の装備は、一般的な登山の装備で問題ありませんが、熊対策に熊鈴・ラジオなど音がする物を装備の中に加えください。積雪期は登山用防寒ブーツを使用しますが、軽アイゼンや登山用ワカンを持って行くと、より安全な登山が楽しめます。

樽前山の注意点

樽前山は初級レベルの方でも無積雪時期なら簡単に登山できる山です。そして活火山でもあります。それ故に樽前山では噴火や火山性ガスの発生に備えて、時期を問わず立入禁止区域が設定されているのです。苫小牧市などの地元自治体で立入禁止区域マップなどを公開していますので、火山情報と合わせて確認してください。また無積雪時期が近ずくと、熊が活動を始めます。いつから熊が活動するのか年によって違いますので、立入禁止区域マップと合わせて熊出没情報を確認し、登山マップに位置を書き込み携帯することを進めます。

樽前山登山ガイドのまとめ

この記事は樽前山に登山使用と計画する子供連れの家族や初心者のために構成してあります。中級やベテランの方に満足行くコースもありますが、初心者の方は歩き方やペース配分などを体が覚えた頃にチャレンジした方が無難です。紹介したコースは行動時間が短く済み、支笏湖の湖畔に下山したなら休暇村支笏湖の立ち寄り湯に入り、登山の疲れを癒すと良いでしょう。

樽前山が気になる方はこちらもチェック!

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kawana yukio
ライター

kawana yukio

車・バイクでレース等を経験し、現在は登山・キャンプをしているDIY好きです。当然、ツーリング・登山・キャンプを中心に執筆し、興味のあるDIYも執筆しています。経験をプラスした記事を送り出して行きたいです。


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