mont-bell(モンベル) STNLS 1124617
川崎合成樹脂 MILLU MI-020
ミュニーク 09210005
O.D.コンパクトドリッパー
スノーピーク 300ml MG-142
GSI クックセット ハルライト ケトリストⅡ
UNIFLAME No.667705
イワタニ CB-JCB
ナルゲン コーヒービーンズキャニスター150g
登山で山頂コーヒを楽しむ方法をご紹介
登山で山頂まで登りつめたら、コーヒーでホッと一息つきたいものです。そんなとき、おいしいコーヒーの淹れ方を知っていたら、登山の醍醐味がさらに膨らみます。今回は、登山の山頂でおいしいコーヒーを楽しむ方法についてご紹介します。初心者でも簡単にコーヒーを淹れる際に必要な持ち運びに便利なものは何か、本格的なドリップコーヒーの淹れ方はどうなのかなど、細かくご紹介したいと思います。コンパクトにまとめられるコーヒーセットをリュックに詰めてさっそく登山へ出かけましょう
登山の山頂でコーヒーを飲む方法とは?
①家で作ってコーヒーを持っていく
mont-bell(モンベル) STNLS 1124617
登山の山頂でコーヒーを飲む際、淹れ方はいろいろあります。そのひとつが、事前に淹れたコーヒーを持っていくという方法です。この方法は、コーヒーを淹れるのが面倒という方におすすめで、登山の前にコーヒーを淹れ、保温力の高い魔法瓶などで持っていくだけです。淹れたてのコーヒーではありませんが、熱湯を保温する登山専用のボトルに入ったおいしいコーヒーを飲むことができます。また、登山専用のボトルがあれば、カップラーメンのような携帯食もすぐに食べられます。
②湯を注ぐだけのインスタントコーヒーを持っていく
やっぱり山頂で簡単にできるコーヒーでいいから飲みたいという方は、インスタントコーヒーに湯を注ぐ淹れ方があります。市販のインスタントコーヒー、ガスバーナー、ケトル、コーヒーを飲むためのカップさえあれば簡単に淹れられます。また、ドリップバックを持って行き、湯を注ぐ淹れ方も簡単です。このように、湯を注げばコーヒーができる淹れ方では、必要なものも最小限度に抑えることができます。
③本格的なドリップコーヒーのセットを持っていく
湯を注げばできるコーヒーの淹れ方ではなく、もう少し本格的なコーヒーを飲みたいという方は、山頂でミルを挽き、ドリップコーヒーを淹れるという淹れ方もあります。自分好みの豆を持って行き、登り切った達成感と山頂の爽快感をプラスして、香りの高い本当においしいコーヒーをいただくことが可能です。ではどんな道具を使って、どんな淹れ方でコーヒーを作ることができるのでしょうか、まずは山頂で淹れる本格的なコーヒーの淹れ方についてご紹介しましょう。
山頂コーヒーに必要な持ち運びのいい道具とは?
まずはコーヒーを淹れる際に必要な道具からチェックしていきましょう。まずは好みのコーヒー豆、豆を挽くミル、コーヒーを抽出する際に使うドリッパーやペーパーフィルター、コーヒーを飲むためのカップ、さらには、湯沸かしのために必要なケトルやコッヘル、湯を温めるガスコンロです。かなり持ち物が増えますが、コッヘルはスタッキングすればワンセットになるため、コンパクトに収納できる道具をそろえることで、無理なく登山に持ち運ぶことができます。
登山でコーヒーを飲むための持ち運びのいい道具①
コーヒーミル
コーヒーの豆を挽くコーヒーミルは、おいしいコーヒーを淹れるための要となります。このため、コーヒーを挽く際に力が入れやすく、使い続けていくうちに酸化しないようにしっかりとコーティングされ、清潔に使い続けられるものを選びたいです。さらに重要なのは、コンパクトで軽量であること。日帰り登山ではさほど荷物は多くないかもしれませんが、テント泊しながら縦走する際などはなるべく荷物をコンパクトにまとめたいものです。
初心者でも簡単に使えるおすすめのコーヒーセット
川崎合成樹脂 MILLU MI-020
ご紹介するこちらのコーヒーミルは、酸化被膜として劣化から保護するためにステンレス加工が施された美しいフォルムのコーヒーミルです。黒染タイプは黒色の美しさが際立ち、さらに240gという超軽量が実現され、持ち運びの際にはコンパクトになります。こうしたタイプのコーヒーミルは、登山などの持ち運びに非常に便利です。また、豆を挽く際にしっかりと力がア入るように滑り止めグリップが装備されているので、しっかりと機能してくれます。
登山でコーヒーを飲むための持ち運びのいい道具②
ドリッパー
ドリップコーヒーを淹れるために必要なドリッパーも、登山で持っていくのに便利な軽量コンパクトサイズの製品がいろいろあります。アウトドアギアのメーカーからラインナップされているドリップセットには、さまざまなアイデアを駆使した製品がありますので、使い勝手がよいものを選びましょう。コーヒー豆で汚れることを考えると、手入れや片付けが簡単なものがおすすめです。使い捨ての紙でできたドリッパーもありますが、グループ登山などではゴミが出るというデメリットも。
初心者でも簡単に使えるおすすめのコーヒーセット
ミュニーク 09210005
こちらのドリッパーは、3枚のポリプロピレンの板を組み合わせるタイプのドリッパーです。軽量でコンパクトなのは言わずもがな、最も軽いのは12gで、合わせて使うカップのサイズや何人分のコーヒーを淹れるかで大きさが4種類あります。耐性が弱いという口コミもありますが、使いやすく手入れが簡単という意見も。一度はドリップコーヒーを淹れてみたい製品です。
登山でコーヒーを飲むための持ち運びのいい道具③
フィルター
ドリップコーヒーで必要なフィルターは、ドリッパーのサイズに合わせて購入しましょう。登山で持参するドリッパーの場合、円錐形のペーパードリッパーを使うタイプのものがあります。100均などでも入手できますが、売っていなかったという声も聞きますので、事前に準備していくことをおすすめします。また、ペーパーフィルターではなく、布素材のネルフィルターもあります。こちらは、ペーパーフィルターのように使い捨てではないため、エコ面もコスパ面もいいのですが、手入れに時間がかかるのがネック。
初心者でも簡単に使えるおすすめのコーヒーセット
O.D.コンパクトドリッパー
アウトドアギアとしての布フィルターでおすすめなのが、モンベルのドリッパーです。重量がなんと4gという信じられない軽量コンパクトな設計なので、実に気軽に登山に持っていくことが可能です。手入れの面倒よりもこだわりの入れ方でコーヒーが飲みたいという方、布フィルターを使って淹れるコーヒーは滑らかで美味という評判もありますので、ぜひ購入を考えてみましょう。
登山でコーヒーを飲むための持ち運びのいい道具④
マグカップ
コーヒーをおいしくいただくのになくてはならないマグカップ。サーバーとしての役割も果たすマグカップには、いろいろな素材や大きさの製品が店頭に並びますが、こだわりのメーカーや素材などがとくになければ、軽量でコンパクトなマグカップを選びましょう。初心者の方はとくになるべく荷物を軽くして、登山を楽しむという本来の目的を果たすことも重要です。軽量素材としておすすめはチタン製。カップのサイズは、ドリッパーなどとすべてサイズを合わせてセットで購入することも忘れずに。
初心者でも簡単に使えるおすすめのコーヒーセット
スノーピーク 300ml MG-142
軽量でコンパクトなマグカップとして、だれもが真っ先に思い浮かべるのがスノーピークのチタン製マグカップではないでしょうか。50gという超軽量で、ハンドルが折りたためるため、収納性もいいタイプです。だれもが持っているマグカップなので、人と同じはイヤだという方もいらっしゃるかもしれませんが、メーカーとしての信頼性や実際の性能を考えると、やはりこのマグカップが一押しです。
登山でコーヒーを飲むための持ち運びのいい道具⑤
ケトル
ケトルとは湯沸かしを目的としたやかんのことです。ケトルはその形状から重たくなってしまったり、荷物としてかさばってしまったりすることもあるため、登山にケトルを持っていく場合、上手にスタッキングできるケトルセットがおすすめです。コッヘルでも代用できる上、調理もできるという汎用性も高いため、ケトルとコッヘルのどちらを持っていくのがいいのか考える必要があります。
初心者でも簡単に使えるおすすめのコーヒーセット
GSI クックセット ハルライト ケトリストⅡ
アウトドアクッカーを中心に扱うアメリカのメーカー、GSI。こちらでご紹介するクッカーセットは、シンプルにケトルで湯を沸かしたい者のためにデザインされたセットで、ボウル、マグカップ、マグ蓋、そしてスポークがセットになっています。うまく収納すれば、バーナーも収納可能だとか。315gという軽量なので、持ち運びも楽ちんです。
登山でコーヒーを飲むための持ち運びのいい道具⑥
コッヘル
コッヘルとは英語のクッカーと同意語で、調理器具のことです。コーヒーを淹れるための湯を沸かすコッヘルは、深さのある鍋型がおすすめです。製品によって、いくつかのコッヘルがセットになっているタイプもあるため、登山でどの程度調理をするのかを考えながら選びましょう。
初心者でも簡単に使えるおすすめのコーヒーセット
UNIFLAME No.667705
こちらでご紹介するコッヘルは、四角い形なのでコーヒーを淹れる際に角を使って湯を注ぐことができるというメリットがあります。また、リュックの角に収納することができるため、意外とコンパクトに道具をまとめることができます。ケトルではないコッヘルを持っていく場合、さまざまなケースを考えて持参する道具を選びましょう。
登山でコーヒーを飲むための持ち運びのいい道具⑦
ガスコンロ
登山でおいしいコーヒーを抽出するための湯を沸かすのに必要なガスコンロ。さまざまな種類があって迷ってしまいます。アウトドア専用に使うのであれば、OD缶用のシングルバーナーが典型的。アウトドアに限らず家庭でも使うのであれば、カセットコンロにも使えるCB缶用のシングルバーナーを選びましょう。CB缶はOD缶よりも安いし、コンビニなどで簡単に入手できる上、コンパクトに収まります。
初心者でも簡単に使えるおすすめのコーヒーセット
イワタニ CB-JCB
重量 | 274g |
---|---|
出力 | 2300kcal/h |
収納サイズ | 8.2×6.8×10.9cm |
ガスコンロといえばイワタニが有名ですが、ベストセラー商品がこちらになります。重量は274gとさほど軽量というわけではありませが、コンパクトに折りたたむことができ、持ち運びが便利です。また、高熱効率のバーナーなのですぐに湯を沸かすことができる上、耐風性能も高く、安心して使うことができます。
登山で楽しむ山頂コーヒーのおいしい淹れ方①
まず最初に湯を沸かす
コーヒーを淹れるための道具がひととおりそろったところで、さっそくコーヒーを淹れましょう。まず、湯を沸かします。アウトドアで火を扱う場合、けっこう時間がかかりますので、最初に取りかかるようにしましょう。湯は沸騰するまで待ちましょう。あまりぬるい湯でコーヒーを淹れると、酸味の強いコーヒーになってしまいます。
初心者が失敗しがちな道具を使い方
湯を沸かす際、注意したいのが火を使う場所です。しっかりと安定した場所で、しかも周囲に燃えやすいものがない場所を選びましょう。山によっては火気厳禁という場所もあります。事前に確認できる範囲で確認してからコーヒーセットを持って登山に赴きましょう。
登山で楽しむ山頂コーヒーのおいしい淹れ方②
必要な分量の豆をミルに入れる
湯を沸かす際、注意したいのが火を使う場所です。しっかりと安定した場所で、しかも周囲に燃えやすいものがない場所を選びましょう。山によっては火気厳禁という場所もあります。事前に確認できる範囲で確認してからコーヒーセットを持って登山に赴きましょう。
初心者が失敗しがちな道具の使い方
ナルゲン コーヒービーンズキャニスター150g
事前にコーヒーを淹れてみることなく登山に道具を持参しても、うまくコーヒーを淹れることができません。登山の前に何度か道具を使ってみるようにしましょう。せっかくコーヒーを淹れても失敗してしまっては元も子もありません。水や豆の量など、細かい分量がわかるようになれば、本当においしいコーヒーが山頂で飲めます。なお、コーヒー豆を入れる専用のボトルも市販されています。メモリがついているタイプもありますので、こうした道具を使えば、コーヒー豆の量がすぐに確認できます。
登山で楽しむ山頂コーヒーのおいしい淹れ方③
豆を挽く
豆を挽くという作業自体、非常に簡単ですが、むずかしいのは挽き方です。けっこう力が要りますので、ていねいに挽いていきましょう。ゴリゴリという音を楽しみながら、好みの味になるように豆を挽いていきます。急いでミルを回していくと、味が落ちてしまうこともあるのだとか。焦らずにゆっくりと豆を挽くように心がけましょう。
初心者が失敗しがちな道具を使い方
初心者の方はいつまで豆を挽くのか、その加減がわからないこともあります。一般に、挽いた豆の様子がザラメ糖ほどの大きさの場合、コーヒーの味は酸味が強くなり、苦みが少なくなります。反対に、粉状になるまで豆を挽くと、苦みが強く出るようになります。市販されている挽いた豆ぐらいの状態まで豆を挽くと、苦みと酸味のバランスが取れたちょうどいい風味のコーヒーができあがりますので、この風味を基準にすると初心者の方もコーヒーの味と豆の挽き方の相関関係が見えてきます。
登山で楽しむ山頂コーヒーのおいしい淹れ方④
フィルターを折る
豆を挽いた後は、ペーパーフィルターをドリッパーのサイズに合わせて折ります。まずはドリッパーの形やサイズを確認しましょう。ドリッパーに合ったフィルターを使わなければ、おいしいコーヒーを淹れることはできません。ペーパーフィルターの場合、ペーパーの接着部分を折り、フィルターとドリッパーをピッタリと合わせましょう。そうすることで、コーヒーを抽出する際にムラが出なくなります。折り方につきましてはビデオでも確認してみましょう。
初心者が失敗しがちな道具の使い方
ドリップ式コーヒーを淹れる際、ドリッパーとフィルターの形を合わせることはとても大切です。まずは、購入したドリッパーに合ったフィルターはどのタイプなのか、ドリッパーとピッタリと合うフィルターはどのメーカーのどんなタイプのものなのかなど、事前に知っておくようにしましょう。サイズが合っていないのにコーヒーを抽出しようとすると、豆がまんべんなくフィルターに行き届かなくなり、おいしいコーヒーが淹れられなくなってしまいます。
登山で楽しむ山頂コーヒーのおいしい淹れ方⑤
フィルターをドリッパーにセットする
フィルターをドリッパーに装着します。ドリッパーにピッタリとはまるように意識しましょう。コーヒーサーバーを持参する方は、サーバーにドリッパーをセットしますが、サーバーがない場合は、マグカップに装着しましょう。フィルターの形がドリッパーにうまく合わないこともありますので、購入の際は注意したいです。
初心者が失敗しがちな道具の使い方
フィルターにコーヒー豆を入れて抽出をはじめる前に、ドリッパーやカップは温めておくことが大切です。とくに秋から冬にかけては、ドリッパーやカップを湯にかけて温めてからコーヒーを抽出しなければ、抽出されたコーヒーの温度が下がり、うまみ成分がうまく出なくなってしまいます。
登山で楽しむ山頂コーヒーのおいしい淹れ方⑥
コーヒー豆を挽いた粉をフィルターに入れる
フィルターにコーヒー豆を入れましょう。なるべくコーヒー豆が均等になるように、ドリッパーを動かして表面を整えましょう。こうすることで、ドリップする際に湯が均等にドリッパーに行き届きます。
初心者が失敗しがちな道具の使い方
コーヒーを挽いた粉を平らにする際、ドリッパーを軽くたたきながらゆすると、フィルターの中のコーヒーを挽いた粉の間が詰まっていきます。こうすることで、コーヒーの抽出がやりやすくなりますので、面倒だと思わずにぜひ挽いた粉を平にしていきましょう。地味な作業ですが、けっこう大切です。
登山で楽しむ山頂コーヒーのおいしい淹れ方⑦
コーヒーを抽出する
最後に湯を注ぎ、コーヒーを抽出していきましょう。このとき、注ぎ口の狭いケトルなどの方が、コーヒーの抽出に合う温度である90度前後をキープすることができます。湯の注ぎ方は円を描くようにします。湯が注がれた粉全体が盛り上がってきたら、しばらく待ちます。こうしてコーヒーを蒸らすことで、おいしいコーヒーができあがります。
初心者が失敗しがちな道具の使い方
コーヒーを蒸らすのは20秒程度です。フィルターの内部の湯がなくなる前に、湯を注いでいきましょう。また粉の表面が盛り上がってきます。この作業を繰り返していきましょう。フィルターのまわりには湯を注がないようにすることが大切です。粉を通さずに落ちてしまった湯が、ドリップされたコーヒーと混ざってしまうと、味が落ちてしまいます。
山頂でコーヒーが飲みたいから山を目指そう!
登山の途中でおいしい水と出会ったら、ぜひ山頂で飲むドリップコーヒーのために使いましょう。折りたためるボトルが重宝します。そして、山頂についたら、疲れを癒してくれるコーヒーをいただきましょう。忘れがたい登山の思い出がコーヒーの味とともに刻まれるはずです。
アウトドアでいただくコーヒーが気になる方はこちらもチェック!
登山でおいしいコーヒーをいただくためのコツや道具などについてもっと知りたいという方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。そして、どんどん味や風味を膨らませ、山頂をおいしいコーヒーの風味で埋め尽くしましょう。

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