初心者でも楽しく走行出来るバイクサーキット
サーキットの種類や申し込み方法を覚えておこう
バイクサーキットレースには色々な種類があります。初心者が気軽に楽しく参加出来る走行会やスクールなどから、プロを目指してのレースなどもあります。初心者の方はどのサーキット場のレースがどのレベルなのかイマイチ不安で分からない事もあると思います。初心者の方が楽しく参加できるレースはどの種類なのか?詳しく説明していきますね。またサーキット場によってもレースのレベルが違いますので、走行しているベテランの方の意見などを聞いてみるのもおすすめです。
気になったらサーキット場のホームページを確認してみよう
サーキット場でのレースが気になったら、サーキット場のホームページを確認してみましょう。初心者走行枠や申し込み方法・入金方法などが詳しく掲載されていると思います。ホームページの記載にそってレース参加の申し込みをしておけば大丈夫です。サーキット場によってはメールなどで参加申し込み完了のお知らせが届きますので安心ですね。分からない事や不安な事があれば、サーキット場や主催者の方に問合せしてみると良いですね。
初心者が知りたいサーキットのメリット
サーキット走行のメリットを確認しておこう
サーキット走行をするとどんなメリットがあるのかを少しご紹介していきますね。楽しく走る為にはメリットが分かっていないとただ走行して緊張して終わってしまいますよ。走行した後に再確認できるようにしておきたいですね。初心者の方は緊張もしますが、自分のペースを崩さずに安全走行する事がポイントです。対向車も来ない、道に砂も浮いていないしっかりと整備されたサーキットのコースを楽しく走ってみましょう。
安全に走行するようになれる
サーキット走行はいくらスピードを出しても速度違反で罰金を取られる心配もありません。出せる方は思いっきりスピードを出して走れるのです。しかし、しっかりと走る技術を身につけていなければ転倒するだけで終了してしまうのもサーキット走行です。サーキットを走ったりレースに参加する事で一般道での走り方も変わってきます。サーキットで思い切り走れるので一般道で無茶な運転をしなくなり、安全な走行ができるようになりますよ。
ルールやマナーを身に付けられる
ルールやマナーが身に付けられるのも大きなメリットです。初心者のうちは必死で走っているだけですがサーキットレースに参加しているベテランの方は、初心者の方をギリギリで無理矢理追い越したり、びっくりさせる抜き方などは決してしません。初心者の方が楽しく走行出来る心遣いも自然と身についているのですね。それに加えてサーキット場のルールなどもしっかりと守って安全に走行しています。ベテランになれば大人の安定した走りが身に付けられますよ。
初心者が知りたいサーキットのデメリット
サーキット走行のデメリットも分かっておこう
サーキットを走るにはメリットもたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。しっかりと理解した上でサーキット走行やレースを楽しんでいきましょう。レース場によっては家族の同意がないとレースに参加出来ない場所もあります。バイクに乗ったことの無い女性の方などは、サーキットレース=危険・死のイメージが強いため反対されるケースも多いでしょう。一度練習走行などに連れて来て、安全な走りを見て貰えばイメージが変わるかもしれませんね。
お金がかかる
サーキットのデメリットとしてお金がかかる!これが一番大きいですね。本気になればなるほどお金がかかります。特に既婚者の方は家計を圧迫しないように注意してくださいね。自分のお小遣い範囲内で楽しく安全に走行していれば揉めないと思います。またレンタルバイクなどを貸し出してくれるレースやサーキット場もありますので一年に数回レースに参加するだけの方はそちらも上手に活用してみて下さいね。
ある程度の知識が必要になる
サーキットを走る上である程度の知識が必要となってきます。一緒にチームを組んでいる方が全て整備してくれるのなら良いのですが、一般のライダーのほとんどがメカニック不在の自己責任整備となります。転倒した場合やバイクの調子が悪い場合に、ある程度自分で出来るようにしておかなくてはならないのは不安ですね。不安な方は、知識がある先輩ライダーの方と一緒に参加をすると教えて貰えるのでおすすめだと思います。
初心者が知りたいサーキット走行の種類1:体験
安全にバイクイベント感覚で参加が出来る体験走行会
初心者が知りたいサーキット走行の種類として、体験走行会があります。誰でも気軽に参加できてサーキットの走り方やルールなども教えて貰えます。体験走行なのでツナギ着用も無く普段のライダーウェアで参加できるのが特徴的です。初歩的なバイクに安全で上手に乗る為にはという感覚で参加したい方におすすめですよ。サーキットってどんな感覚なんだろう、走ってみたいけど怖いなと思っている方でも優しく指導してくれますので緊張感は一番少ないでしょう。
体験走行会の代表的な詳細
体験走行会では、サーキットレース参加のようにライセンスを取らなくても参加が可能です。またマーシャルという先導車がいるので先導車に合わせて安全に走行する事ができますよ。追い越し禁止にもなっているのでサーキットのレースを楽しむというよりは、サーキット場を走ってみたいと思っている方におすすめなイベントになります。敷居は高くなくバイクの免許を取り立ての方でも楽しく走れる走行会です。
初心者が知りたいサーキット走行の種類2:走行会
ショップや主催者が個人的に開催してくれる走行会
走行会はショップや個人の主催者の方などが開催してくれるイベントです。お祭り感覚で楽しめる走行会ですね。サーキット場を1日貸し切って行われるのでレース感覚を体験してみたい方におすすめですよ。主催者によってイベント内容が変わる為、レベル別のクラスで走れたり排気量でクラス分けがされていたり車種別でのレースなどもあります。こちらはレーシングスーツ着用でレース感覚で参加出来ますが、基本イベントなので安全第一の走行枠となっています。
走行会の代表的な詳細
走行会では、レーシングスーツ・レーシングブーツなどはしっかりと着用してください。ライセンスは不要で誰でも参加申し込みをすれば参加が可能です。追い越しは禁止されていませんのでサーキットでスポーツ走行してみたいと思っている方にはおすすめです。イベント性が強いので最後に商品や参加賞などが貰える事も多く楽しくサーキット走行ができます。
初心者が知りたいサーキット走行の種類3:スクール
サーキット場主催のライディングスクール
サーキット場が主催となっているライディングスクールは、いち早く上手にサーキットを走りたい方におすすめです。サーキット場によっては、スクールの指導者に歴代のプロレーシングライダーが指導してくれるスクールもあります。多少緊張しますが、分かりやすく教えて貰えるため上達は早いでしょう。スクールのクラス分けも初心者クラスから上級者クラスまでレベルにあわせたカリキュラムが組まれていますので、走り方に悩んだ時にはスクール参加をしてみると良いかもしれませんね。
ライディングスクールの代表的な詳細
スクールではレーシングスーツ・レーシングブーツなどはしっかりと着用してください。ライセンスは不要です。参加申し込みは人数制限がある所もありますので早めの申し込みがおすすめです。また走行会などと比較すると参加料金は高いです。しかし金額以上に得られるものは大きく人気もありますよ。歴代のプロレーシングライダーに会えるだけでも楽しいですね。
初心者が知りたいサーキット走行の種類4:フリー
サーキット場で自由に走行できる練習枠のフリー走行
サーキット場で日程が組まれているフリー走行は、自分で練習が出来る練習走行と覚えると分かりやすいですね。緊張は少ないですが、指導してくれる方や先導車もいない為黙々と自分で設定した技術を練習していきます。レース前のコソ練や感覚を取り戻したい方、レースに出るサーキットで上手く走れるように練習しておきたい方におすすめです。排気量によって走行時間が決められている場所や混走スタイルをとっているサーキット場などがありますので、走る場合は一度確認をしておくと良いですね。
フリー走行の代表的な詳細
サーキット場でのフリー走行では、レーシングツナギやブーツなど着用してください。サーキット場によってはライセンスが必要となります。サーキット場にてライセンスを発行してもらいましょう。ライセンス発行には身分証明書や写真・印鑑・ライセンス料金などがかかります。走行する前に初めての方はサーキット場のルールなどを覚える講習をする場所もありますので確認しておきましょう。その他は走行料金を支払い練習を行っていきます。
初心者が知りたいサーキット走行の種類5:草レース
草レースは誰でも参加が可能なバイクレース
草レースは誰でも参加がOKなレースです。大きなサーキット場から小さなサーキット場まで色々とあります。初心者の方は初心者でも参加可能で安全に走れるサーキット場の草レースを選んで参加すると良いでしょう。慣れないうちはかなり緊張します。初のレースなどでは並ぶ前から緊張しすぎて震える事もありますね。しかし回数を重ねていくうちに、程よい緊張感に変わり楽しくなってきますよ。初心者の方は小さいサーキット場の草レースを体験してみるのがおすすめです。アットホームな感じが緊張をほぐしてくれますよ。
草レースの代表的な詳細
草レースといってもしっかりとしたレースなので、レーシングツナギやブーツ・安全なヘルメットや装備などはしっかりと着用してください。サーキット場によってライセンス不要の場所からライセンス取得・バイクの整備車検・装備品の車検などをおこなう場所までまちまちです。自分が参加してみたいサーキット場のレースの詳細をしっかりと確認したうえで参加申し込みをしていきましょう。初心者の方は比較的小さめなサーキットで参加すると安心して走れますし、緊張もほぐれます。
初心者が知りたいサーキット走行の種類6:公認
協会が主催する最高峰バイクレース
MotoGPやJSBなどの協会が主催する、最高峰バイクレースとなります。ほとんどの人がテレビで見た事がある!というレベルのレースです。本気でレーサーを目指している方には憧れのレースですね。MotoGPにはシリーズの省略名称にもMotoGPが使用されていますが、MotoGPのMotoGPクラスが最高峰バイクレースと覚えておきましょう。全日本ロードレース選手権の最高峰バイクレースのクラスがJSBとなります。全日本ロードレース選手権にも色々なカテゴリーがありますが、日本最高峰カテゴリーがJSBと覚えておきましょう。
公認レースの代表的な詳細
日本各地の公認レースサーキットでシリーズチャンピョンを目指していきます。全日本ロードレース選手権でタイトルを取りMotoGPなどの国際サーキットに昇格していきます。バイクも国内は市販車ベースのものですが、世界的なレースになるとバイクもレース用に開発されたものになります。男性ライダーの方にとっては憧れのレースですね。
初心者向けのサーキット走行の種類は?
初心者は走行会・スクール・フリー走行から始めよう
色々なレースの種類をご紹介してきましたが、初心者の方はどこから始めたら良いのでしょう。答えはありませんが、緊張せずにサーキットに慣れてからレースに参加してみるという考え方でいくと走行会やスクール・フリー走行から始める事をおすすめします。慣れていないうちからいきなりレースに参加する方もいらっしゃいますが、とっさの判断や加速の加減などが分かっていないので転倒のリスクも強まります。サーキット場での走行に慣れてきてからレース参加するようにしましょう。
初心者向けのサーキットレースの種類は?
初心者でも気軽に参加できる草レースがおすすめ
サーキット場に慣れてきたら次は草レースがおすすめです。初心者歓迎の小さめなサーキット場なら緊張も少なく安心して参加できますね。ベテランの方と一緒に走るので多少緊張しますが、ベテランの方は走り方で初心者かそうでないかは分かるので大丈夫ですよ。一度走ってみると、とても楽しく走行出来て次も参加してみたいという気分になります。初心者でも走っているうちに少しずつ上達しますので諦めずに上を目指しましょう。
初心者向けのサーキットレース競技の種類は?
単独走行と団体走行のレースがある
初心者向けの草レースの競技にはたくさんのクラス分けがされています。サーキット場のレース詳細を見ても初めはどの競技に参加したら良いか分からないですね。排気量で分かれていたり、車種で分かれていたり、タイム別に分かれているクラスもあります。それを確認したうえで単独走行をしたいのか、それとも仲間同士でチームを組んで団体戦で参加したいのかを選んでいくと、自分がどのクラスで参加が可能なのかが分かってきますよ。どのクラスに参加するか決めている時も楽しいですね。
初心者向けサーキットレースの種類1:スプリント
単独走行で速さを競うスプリントレース
単独走行でレースに参加したい場合はスプリントレースがおすすめです。サーキットのコースを決められた周回数を走るのですが、とにかく初心者のうちは必死で走りましょう。単独走行なので転倒しにように安全に走り切る事だけを考えていれば大丈夫です。一番速い方がゴールをしてしまうとレースはそこで終了となる為ペースによっては周回遅れで、他の人と比較すると何周か少なくゴールしなくてはならない場合もあります。しかし初めは気にすることはありませんよ。次に向けての目標も出来ますし、1人でサーキットを走り切ったという達成感の方が強いです。怖がらずにチャレンジしてみましょう。
決められた周回数をいかに速く走り切るかが勝負!
スプリントレースは、決められた周回数をいかに速く走り切るかが勝負となります。走行中は自分との戦いで常に運転や操作に集中していなければなりません。時間も早く過ぎてあっと言う間にレースは終了しています。早い時間で勝負を決めたい方にはおすすめなレースですね。サーキット走行を上達させたい方にもおすすめだと思います。
初心者向けサーキットレースの種類2:耐久レース
仲間でチームを組み優勝を狙う耐久レース
耐久レースは仲間でチームを組み優勝を狙う競技となります。2時間耐久から8時間耐久まで時間は様々ですが、仲間同士でチームを組む為、作戦が必要となります。初心者の方はベテランの方とチームを組んでみると安心して参加できますよ。またチームワークで走行していくので自分が遅くても、ベテランの方が巻き返しをかけてくれるので楽しいです。時間が長いので次の走行する順番までゆっくり休む事ができるのも耐久レースのメリットと言えるでしょう。
決められた時間を走り周回ラップ数を競う耐久レース
決められた時間を走り周回ラップ数を競うのが耐久レースとなります。小さいサーキット場などでは2時間耐久がメインになっている事が多いので、初心者のうちは無理のない2時間耐久から始めてみるのも良いですね。3人から4人でチームを組んで走りますので、1人の走行時間は30分から40分位となります。交代時間は自由なのでチームで誰がどのくらい走れるのかを相談しながら優勝を狙いましょう。優勝できなくてもチームで参加した楽しい思い出が残りますよ。
初心者でも走行出来るバイクサーキット!まとめ
初心者もレースなどの種類を覚えて参加してみよう
初心者でも楽しく走行出来るバイクサーキット!サーキットの種類をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?初心者が緊張せずサーキットを楽しく走行出来るものから、ベテランライダーと一緒に走る草レースや国際レースまでサーキットレースといってもたくさんの種類があります。初心者の方は、自分に合わせたレベルで安全に無理なく走行出来ればきっとサーキット走行やレースが楽しくなるはずです。走ってみて楽しい事が一番だと思いますので、まずは怖がらずに自分が走れるレベルからチャレンジしていきましょう。
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