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初心者のためのバイクサーキット走行!上手に走る為の走り方と注意点!

初心者の方が初めてバイクサーキット走行をおこなう時は不安でいっぱいですよね。初心者の走り方や周りに迷惑がかからない安全な走り方などをご紹介してききますね。ベテランの方と一緒に走る場合もありますので、バイクサーキットでの決まりなどはしっかりと覚えておきましょう。
2020年8月28日
HANA0087
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初心者も怖がらずバイクサーキットを走ろう!

初心者は、基本の走り方で安全に走る事が大切!

バイクでのサーキット走行は、ハードルが高いと思われがちなスポーツです。しかしルールや安全な走り方を覚える事で公道より安全で快適に走れます。信号で止まる事も無く、対向車なども来ないのでスピードを出しても事故をする危険も減ってきますよ。サーキットで好きなだけ思い切り走れるので、一般道で飛ばす事も無茶する事もなくなるので気になっている方は一度サーキットを走ってみましょう。初めてサーキットを走る初心者の方は普段の基本の走り方で安全に走る事が大切となります。

バイクサーキット初心者はルールを覚える!

サーキットを走る前に会場のルールを覚えておこう

安全に楽しめるサーキット走行ですが、練習走行や走行会・レースなどに参加をする前に各サーキット場のルールや走り方をしっかりと覚えて身に付けていきましょう。特にレースではベテランの方と初心者の方が一緒に走る事が多いので、他の方に迷惑がかからないように最低限のルールと走り方を覚えてから参加するようにしましょう。レースで走っている方も初めはみんな初心者でした。初めは上手に走れなくても走り方やルールが分かっていれば気にする事はありませんよ。

初心者のバイクサーキット走行1:ライセンス

サーキット走行前にライセンスを取得しよう

大きなサーキット場のレースなどでは、レース参加前にサーキットライセンスを取得しておく必要があります。逆に草レースや走行会などはライセンス取得が不必要な場所が多いですね。サーキット場で練習走行をする場合などは走行ライセンスが必要になる場合もありますので、自分が走行したいサーキット場のホームページなどを確認してライセンスが必要な場合は必ずライセンス取得をしておきましょう。草レースなどでもライセンス取得後に何度か練習走行を行っておくと、レースに参加した時に走り方も分かりますよ。

ライセンス取得:注意点

サーキットライセンスを取得する場合の注意点として、申請する時に必要になってくるものが挙げられます。サーキット場に寄って多少変わってきますが、身分証明書・ライセンス取得料金・自分の顔写真・保険証・印鑑などがライセンス取得に必要になってきます。持ち物が気になる方は自分の走るサーキット場のHPを確認しておきましょう。ライセンス取得後には、ライセンス講習がありサーキットの走り方やルールなどを詳しく説明してくれますよ。

初心者のバイクサーキット走行2:フラッグ

フラッグの意味をしっかりと覚えておこう!

フラッグ?と思う初心者の方もいらっしゃるかと思います。分かりやすく説明するとサーキット場で走行中に振られる旗の事です。カラーによって色々な意味があり、振られた時点で各自が安全に対応していかなくてはなりません。フラッグが降られたら危険行為や事故がおこったと思い注意して走行しましょう。フラッグのカラーを覚えておかないと即座に対応できないので、周りに迷惑をかけるだけでなく自分も危険走行をしてしまう事になります。しっかりとフラッグの意味を理解しておきましょうね。

フラッグカラーの決まりを理解しよう。

サーキット会場によってどのカラーのフラッグを使用するかは多少違います。フラッグカラーは赤旗・黄旗・緑旗・青旗・黒旗・チェッカーフラッグなど12種類位のフラッグカラーがあります。全てに色々な意味があり重要ですが、初心者の方は赤旗:レースの中断で参加車両はピットに戻る・黄旗:コース上に危険な状態が存在するので注意しながら走行・青旗:速い車両が近づいているので注意しながら進路を譲る・チェッカーブラッグ:レース終了のお知らせ位は覚えておきたいものですね。

初心者のバイクサーキット走行3:コース上

コース上での停車は危険行為!絶対に停車しない事

サーキット場のコース上での停車は絶対に危険などで行わないで下さい。周りの方に迷惑がかかるだけでなく本当に危険・迷惑行為となってしまいます。走行中のマシントラブルで停車してしまった場合には即座にコース外に出て待機しましょう。他の方も注意しながら走行はしていますが、普段では考えられないスピードで走行しているベテランの方もいらっしゃいます。コーナーの立ち上がりでコース上に停車されていたら確実に回避できずに追突してしまいます。迷惑をかけずに安全に楽しむ為にはルールをしっかりと守りたいものですね。

仲間が転倒していても助けには行かない事!


この記事を読んでいる方は「本当にそんな奴いるの?」と思うかも知れませんが、実際にやってしまう方はいるのです。レースでは流石に走り方が分かっている方ばかりなので見たことはありませんが、練習走行などで初心者の仲間が転倒して2~3人がコース上で停車し助けに向かっている姿を見かけました。他のライダーの方に迷惑がかかりますし、大きい危険な事故につながる可能性がありますので絶対に仲間が転倒しても助けには行かずサーキット場のスタッフに任せましょう。

初心者のバイクサーキット走行4:出入り

コースインやアウトする時は安全確認と手足信号を

サーキットのコースに侵入していくコースインの時は、手を挙げて後方確認を行いながらコース内に入る走り方をしていきましょう。レーサーバイクにはウィンカーが付いていないものがほどんどで、ついていたとしてもテーピングをおこない使用不可になっています。手を挙げる事で相手に自分がコースに信州する意思が伝わります。また後方を確認する事で、走行車両がいないかを確認が出来てスムーズにコースインがおこなえますよ。コースインの時は周りに注意しながら入っていく事が決まりとなっています。

コースアウトの注意点!

コースアウト(ピットイン)をする場合には、他の車両に迷惑をかけないように走行しているコースの端に寄りながら手や足で合図を出します。これも他の車両に自分がピットインをおこなうという意思を伝えていく行為です。手や足で必ず合図をしたのちコースアウトする際には、しっかりと減速をおこない危険がないか確認しながらピットインをおこないましょう。危険行為は他の方に迷惑がかかり大きな事故にもつながります。初心者でも危険回避の為にはしっかりと覚えておきましょうね。

初心者のバイクサーキット走行5:安全に抜く

自分より遅いバイクがいる時は無理に抜かない事

初心者の方でも早いスピードで走れる方はいらっしゃると思います。そんな時目の前に自分よりも遅い車両がいたら抜いてみたくなりますよね。しかし一般道とサーキットは走り方が違い、想像しているよりも難しいものです。コーナーで無理に抜きにかかると逆に危険であったり、遅い車両を知らないうちに怖がらせてしまう事になるかもしれません。オーバーテイク行為はサーキット走行に慣れてきて速度差や技量差が分かるようになってからおこないましょう。

迷惑がかからない初心者の抜き方!

速くなりたくてサーキットに来ているのに初心者は他の車両を抜けないの?と思った方もいらっしゃったかと思いますが、初心者でも自分の力が分かり注意して抜くのであれば自分より遅い車両を抜いてはいけないという決まりはありません。ベテランの方は自分の速度差や技量差がしっかりと分かっていて安全に怖がらせず抜き去ってくれます。初心者やサーキット走行に慣れていない方などが他の車両を抜く場合には、ストレートで無理のない抜き方をしていきましょう。

初心者のバイクサーキット走行6:急なライン変更

絶対に急なライン変更や譲る事はしない!

速いベテランの方が後ろにいると初心者の方は怖いし緊張しますよね。しかし速い人に譲ろうとして下手にラインを変えて譲る事は逆に迷惑行為となっていまいます。サーキット場での決まり事ではありませんが、サーキットを走る中でかなり重要で、注意しなければならないルールだと思いますね。急な減速やライン変更などはブロック行為などの迷惑行為としてとられる場合もありますよ。気を使ったつもりが接触行為となり事故につながる事だけは注意しておきたいですね。

速い車両がきたらどうしたらいいのか?

何年もバイクサーキットを走行している方やレースのベテランライダーなどは、前の車両がこの動きをしているからこの走行ラインで曲がるなど走り方の決まりをしっかりと理解して走行しています。初心者の方がぎこちない走りをしていても、そこを計算に入れて走行しているので貴方が気を使わなくても自然に怖くなく抜き去っていってくれますよ。慌てずに真っすぐ前だけ見て転倒しないようにしっかりと自分の走り方をしているだけで大丈夫です。もし抜けない人がいてもそれはその方のレベルなので気にしなくても平気です。

初心者のバイクサーキット走行7:休憩

疲れたら早めの休憩を取る事も安全走行のうち

サーキット場でレース走行をしている時には休憩は取れませんが、終わった後や休憩時間などにしっかりと休んでおきましょう。練習走行や耐久レースなども休憩は大切です。走っていると知らないうちに疲れがたまってきてバイクを降りた後にふらついたり、体力が消耗していたりもしますよ。休憩を取らずに走り続けていると疲れが蓄積され、判断力や操作ミスにもつながります。自分自身で何本走ったら休憩を入れるなどと決まりを作るのも良いですね。


夏場のサーキット走行の決まり事!

夏場のサーキット走行での決まり事として水分を普段より余計に取る事が挙げられます。クーラーボックスなどに氷を入れジュースやタオルなどを入れておくのもおすすめです。夏場は普段でも熱中症の危険がありますが、レーシングスーツを着てヘルメットを被ってレースを行う夏場でのサーキットははっきり言って地獄です。熱中症にならないようにしっかりと水分をとりましょう。夏場でのサーキットの決まり事として覚えておくとクーラーボックスや扇風機などを行く前に準備がしやすいですよ。

初心者のバイクサーキット走行8:装備品の確認

アゴ紐やヘルメットシールドが閉めてあるか確認する

サーキット走行の決まり事として装備品の最終確認があります。これが初心者だと緊張していて忘れてしまいそうな時が多いのです。コース内に入る前にスタッフの方がチェックして危険なようなら指摘してくれるのでコース内に入ってからしてなかった!という事はありませんが注意しておきたいところですね。スタッフの方に指摘される前にアゴ紐やヘルメットのシールドが閉まっているか確認できる余裕も作っておきましょう。

コースインする前のチェック項目は?

レースなどでコースインする前はとても緊張します。緊張するのですが、チェック項目は忘れずに再確認するように癖付けておきましょう。ヘルメットのアゴ紐はしてあるか、グローブはしっかりと付けられているか?ツナギのチャックなどは上までしっかり上げてあるか?ブーツに不具合がないか?などです。チェックをする事で緊張感も薄れていきますよ。心臓が口から出そうなくらい緊張している方は、装備や車体などのチェックをしながら緊張をなくしましょう。

初心者のバイクサーキット走行9:集中する

周りを気にせず走る事だけに集中する!

初心者のバイクサーキット走行で必要な事は、周りを気にせずひたすら走るだけだと思います。動画やWEB・雑誌など読んで頭では色々覚えていても、実際に走ると上手くはいきません。多分ベテランのライダーさんでも自分の思い通りに走れる方は少ないのではないでしょうか?これをしたら周りに迷惑がかかる・タイムが遅いから恥ずかしい・後ろから速い人が来たどうしよう・・など余計な事は考えずに走る事だけに集中して走行しておけば安全なのです。

初心者は余計な情報に惑わされずひたすら走るだけ!

一緒に走っているベテランのライダーさんは、走りを見ただけで目の前を走っている人がベテランなのか初心者なのかがすぐに判別が付きます。初心者の方はしっかりと前だけ見て必死で走っているだけで大丈夫ですよ。逆に走る前から情報をたくさん詰め込みすぎて、ここのライン取りはとかアウトからインに回り込みなどを考えて走っていると危険走行になってしまう場合もあります。まずはコースに慣れるという思いでひたすら必死ではしりましょう。

初心者のバイクサーキット走行10:転倒

転倒した場合には安全確保が第一!

万が一転倒してしまった場合、まずは自分の安全を確保しましょう。後続のバイクに転倒を知らせるように大きく手を振りながらコース外の安全な場所に移動しましょう。もし骨折などしてしまいその場から動けない場合には救護が駆け付けるまでその場所で待機してください。走行している方も転倒して倒れている現場を見つけたら減速して安全に通りすぎる事が決まりとなっています。会場スタッフがすぐに救護に駆け付けますが、動けない場合は危険のリスクが高いので気を付けて下さいね。

転倒して自分が動ける場合

転倒して自分が動ける場合には、手を振りながらコースの外へ出ます。その時に自分だけコース外に出て下さい。間違えても転倒しているバイクを起こそうとコースの中に入って行ったり、バイクの周りをウロウロしていたりする事が無いようにして下さい。サーキットのコース内は危険がたくさんなのでルールや決まり事をしっかり守りお互いが気持ちよく走れるレースにしていきましょう。

初心者のバイクサーキット走行11:自信が無い場合

走りに自信が無く怖い場合はコースのアウト側を走行

初めてのレースで速く走れる自信がまだ持てない初心者の方は、気持ちコースのアウト側を走行していましょう。速く走るベテランのライダー達はイン側をついて走ってくれるため安心ですよ。初めから速く走れる人はあまりいません。レースは怖くてまだまだ出られないと思う方はバイクショップやサーキット場で開催されている走行会などを利用してみてはいかがでしょうか?走行会ならサーキットの走り方やルールも教えてくれたり、速さや経験値などによってクラス分けもしてくれます。怖がらずにサーキットを走ってみましょう。


サーキットの走行会ってどんなもの?

サーキット走行会は初心者の方でも気軽に参加が出来ます。普段行きつけのバイクショップやパーツメーカー・ディーラーなどが開催していることが多いですね。レースと走行会の大きな違いはタイムを争わない事です。走行会では先導ライダーがいたり、レーシングマシーンでなくても参加ができるので本当に気が楽ですね。初心者向けにイベント方式で開催されたり、有名ライダーの指導が受けられる走行会などもあります。自分にあった走行会を探して走ってみましょう。

初心者のバイクサーキット走行12:ブリーフィング

ブリーフィングでの話や説明はしっかりと聞いておく

サーキットでレースを行う場合や走行会の前には必ずブリーフィングという説明会がおこなわれます。全体的におこなう場合もありますし、レースごとに行う時もあります。このブリーフィングではコースの説明や開催レースの説明・サーキット場のルールなど大切な決まり事をサーキット側が話す時間となっています。参加するレースのブリーフィングは必ず参加して説明などはしっかりと聞いておくようにしましょう。レースのタイムスケジュールなどを説明する場合もありますので聞き逃さないようにして下さいね。

ブリーフィングの説明で分からない場合は?

ブリーフィングでスタッフの方が説明した後に必ず質問タイムが設けられます。その時に分からない事があれば聞いてみるのも良いですし、大勢の人がいる場所で聞くのは恥ずかしいかな?と思う方はブリーフィングが終了して解散した後に、個別でスタッフの方に確認するのも良いですね。どちらにしても分からない事をそのままにしない事はサーキットを走る上で大切な事なので確認はしておきましょう。一緒に行ったベテランの方に聞くのもおすすめです。

初心者のためのバイクサーキット走行!まとめ

決まりやルールを覚えて安全に走ろう!

初心者のためのバイクサーキット走行をお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?初心者の方がサーキットを上手に走る為に必要な事は、周りを気にせず一生懸命集中して走る事だと思います。ラインを気にしたりタイムを気にしたりするのはその後の段階で、まずは一生懸命集中して走る事で安全に走行出来るのだと思いますよ。サーキット=危険と思うのは、決まりやルールが分からず無茶苦茶な走りをしてしまうからではないでしょうか?しっかりとサーキットのルールや決まりを覚えて楽しくサーキット走行を行いましょう。

サーキットレースに参加する前にフリー走行で練習しておきましょう。

突然サーキットでレースに参加と言われても初心者の方にはハードルが高すぎると思います。そんな時はサーキット場のフリー走行や練習走行などで本番前に練習してきましょう。フリー走行や練習走行でサーキットのコースの特徴や走り方などがレース前に分かっていると、レース当日も楽な気持ちで参加できます。走っているうちに段々上手に走れるようになってきますので焦らず楽しんで参加してくださいね。

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