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ベランダに人工芝を敷く前に確認したい注意点を解説!その対策方法もご紹介!

ベランダに人工芝を敷きたいけれど、何も対策をしないで敷いてしまってもいいのかと迷っている方もいるのではないでしょうか。今回はそんな方のために、ベランダに人工芝を敷く前に確認すべき注意点と、その対策方法をご紹介していきます。
2020年8月28日
大石ゆう
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ベランダに人工芝を敷きたい

Photo byMabelAmber

マンションなどのベランダに人工芝を敷けば、ガーデニングを楽しんだり、素足で歩いたりできるので快適な空間が作れると考える人が多いようです。ですが、何も対策をしないで人工芝を敷いてしまっても大丈夫なのでしょうか。今回はバルコニーやベランダに人工芝を敷く場合の注意点と、その対策方法を見ていきましょう。対策を万全にして、快適な空間を作ってくださいね。

ベランダに人工芝を敷くことで

バルコニーに人工芝を敷いてガーデニングなどを楽しむ

ベランダに人工芝を敷くと、その空間がとても快適な空間に変わります。ベランダならスリッパなどを履いて歩きますが、人工芝なら裸足で快適です。しかも、テーブルや椅子を置いてゆったりとした時間を楽しむこともできますし、ガーデニングも映えるのではないでしょうか。バルコニーやベランダに人工芝を敷けば、今までとは違ったおしゃれな空間になることは間違いありません。

バルコニーにDIYで手軽に子どもも快適空間に

ベランダは大人がガーデニングやランチを楽しむだけではありません。子供が楽しめるプールをバルコニーに置きたいけれど、水に濡れた床がどうも苦手だという人もいるでしょう。人工芝が敷いてあれば、そのまま上にプールを置くだけで濡れてもそんなに気になりません。また、子どもが寝転ぶこともできるので、お家遊びの幅が広がります。こういったところから、ベランダに人工芝をと考える人は多いはずです。

ベランダの人工芝の種類は?

Photo byimage4you

では次に、人工芝の種類を見ていきましょう。芝生のような人工芝ですが、実は種類があるんです。それぞれ、敷き方や価格が異なってきます。また、人工芝には芝生の長さや触り心地といったものも異なってきます。実際に使い心地を考える場合は、お店などで触れるものが安心かもしれません。また、口コミなどで評価を見るのもおすすめです。

ベランダの人工芝の種類①ロールタイプ

ロールタイプの人工芝

人工芝の敷き方には、ロールタイプのものがあります。ロールタイプのものはそのままベランダに転がして敷くことができます。必要分はハサミやカッターで切り取ってDIYできるので、ピッタリサイズにできます。人工芝をベランダに敷く場合は必要になる長さをしっかりと測ってから必要分を購入するようにしましょう。

ロールタイプの人工芝の特徴

ロールタイプの特徴。それはやはり、ロールタイプなのでジョイント部分がなく、本物の芝生のように見えるということです。きれいな芝生にしたいという方は、ロールタイプがおすすめです。ロールタイプは自由に切れるので、余ったものを切り取って別の場所で使うということができますし、価格帯も同じ空間に置くことを考えるとジョイントよりは安いものが多いようです。

ベランダの人工芝の種類②ジョイントタイプ

ジョイントマットタイプの人工芝

ジョイントマットタイプの人工芝は、その名の通りつなげて使える芝生になっています。必要分だけを購入し、一つ一つ敷き詰めていきます。ロールタイプと同じで、ジョイントマットタイプの人工芝にも毛並みの種類があり、写真のような人工感が感じられる芝生から、本物の芝生のような商品までいろんなものが販売されています。

ジョイントマットタイプの人工芝の特徴

ジョイントマットは繋ぐだけで簡単に敷ける、というのがおすすめな点。一部分が汚れてしまった場合、その箇所だけを取り外して変えることができるので取り換える場合に安いというのも特徴。ガーデニングの下だけなど部分的に利用することもできます。ただ、やはりロールとは違ってつなぎ目が分かりやすいということがあります。敷く場所の広さによってロールかジョイントでどちらが安いかも変わってきますので、価格についても合わせて検討してみてください。

人工芝の敷き方

人工芝の敷き方は?


人工芝の敷き方ですが、ロールタイプとジョイントマットタイプで、それぞれ敷き方が変わってきます。基本的なところは同じですが、異なる部分もあるので実際の敷き方を動画でご紹介していきます。ロールタイプもジョイントマットタイプも、安いのも高いのも敷き方については変わりませんので、動画を見て学んでくださいね。

ロールタイプの人工芝の敷き方

敷き方ですが、ベランダなどに敷く場合はしっかりと掃除をすることが大切です。動画では特に処理はしていませんが、ずれるのが気になる方は人工芝用の強力両面テープで固定していきましょう。そして、最後はブラシなどでブラッシングして仕上げます。人工芝を固定するのに両面テープを利用した場合は、張り替えの際に剥がす作業が必要になります。賃貸などでは固定しない方がいいかもしれませんね。

ジョイントマットタイプの敷き方

ジョイントマットタイプの人工芝も、しっかり掃除をした後にジョイントマットを敷き詰めていきます。こちらも固定はしていませんが、ずれが気になる方は人工芝用両面テープで固定するといいでしょう。ジョイントマットの場合は毛並みがあるので、毛並みを揃えて並べるように注意してください。敷き終えたらロールタイプと同じで最後にブラッシング処理をするときれいな芝生が完成します。

ベランダ人工芝の注意点と対策法

Photo by yto

人工芝の敷き方や特徴を見たところで、今度は実際に人工芝を敷く場合の注意点を見ていくことにしましょう。何も知らずに人工芝を敷いてしまうと、後になって後悔することがあるかもしれません。事前に注意点を知っておくことで、対策方法が考えられます。気になる水はけや虫、カビなどの問題など、実際の注意点はどのようなものがあるでしょうか。

ベランダ人工芝の注意点と対策法①水はけ

ベランダに人工芝を敷く場合に気になる水はけ

Photo byPublicDomainPictures

ベランダに人工芝を敷く場合、雨ざらしになってしまうので気になるのは水はけではないでしょうか。水はけが悪いとせっかく裸足で快適に歩ける芝生も、歩けなくなってしまいますし、匂いや見た目も気になってしまうのではないでしょうか。やはり、何もない状態よりも上にものが乗っている状態なので、水はけは通常よりは悪くなってしまうということは覚えておいた方がいいでしょう。

水はけやカビが気になるなら

Photo byMabelAmber

水はけやカビが気になるなら、人工芝を購入するのにおすすめなのは透水穴があるものや、不織布でできたもの、抗菌効果のあるものです。もちろんそうした処理をしていない方が安いのですが、気になるのであれば安いものより対応しているものを買うことをおすすめします。また、ロールかジョイントマットかでいうと、水はけが気になるという方であれば簡単に取り外せるジョイントマットタイプの方がおすすめです。

その他の水はけに対する対策方法

Photo by frontriver

水はけが気になる、カビが気になるというのであれば、先ほど書いたように不織布など素材を選ぶのに注意することと、ジョイントマットタイプのものを選ぶといいでしょう。また、もし両面テープで固定をするという場合は、通常ベランダには水が通るように傾斜が付けられているので、その傾斜を邪魔しないように貼ることが大切です。

ベランダ人工芝の注意点と対策法②虫

虫がわく?

Photo byOpenClipart-Vectors

人工芝を敷くと、虫がわく、というのを聞いたことがある方もいるかもしれません。せっかく気持ちの良い人工芝を敷いたのに、虫がわいてしまったら大変ですね。ガーデニングをしている方は特に気になるかもしれません、この気になる虫ですが、やはり水はけが悪いことと関連して、ゴキブリなどの虫が発生してしまうことがあるようです。

虫に対する対策方法は

虫に関する対策方法ですが、水はけ対策と同じで、できるだけ水はけの良い人工芝を選ぶことや抗菌タイプを選ぶことが大切になります。また、バルコニーやベランダのこまめな掃除も大切です。もし芝生を固定してしまって水はけや虫が気になる、という方であれば固定するのではなく敷くだけで掃除しやすくしておくと安心かもしれません。

ベランダ人工芝の注意点と対策法③掃除

掃除がしにくい


Photo byPeggy_Marco

人工芝は床ではないので、掃除がしにくいんじゃないかと考える人も多いようです。ガーデニングをやっていると特に、落ち葉などが落ちることもあるのではないでしょうか。また、もし固定してしまっていれば掃除は芝生の上の部分だけを掃除するしかありません。人工芝はどのように掃除をしていけばいいのでしょうか。

人工芝の掃除は何を使う?

人工芝の掃除ですが、実は掃除機を使って吸い取ることができるんです。表面にあるごみやほこりなどはお家にある掃除機で掃除してしまうのがおすすめです。また、ちょっとした掃除であればほうきで掃いて掃除するのも問題ありません。もし芝生の下を掃除したいのであれば、固定していなければ取り外して通常のベランダやバルコニーと同じく掃除すればOKです。

芝生が寝てしまったら

Photo byfudowakira0

これも人工芝を使っていると出てくる問題なのですが、使っているうちに人工芝の毛並みが寝てしまって見た目が悪くなってしまうことがあります。でもそんな時は敷き方のところにあったように、ブラシ(デッキブラシでもいいです)を使って芝生を逆にブラッシングしていけば毛並みが元に戻ります。また、ブラッシングは水はけ用の目詰まりも解消してくれるようなので、その点でもおすすめの対策方法です。

ベランダ人工芝の注意点と対策法④暑い

ベランダの人工芝は暑い?

Photo by nobihaya

ベランダやバルコニーに人工芝を敷いた場合の注意点で気になるのが暑さです。天然の芝生よりも熱を吸収しやすい人工芝は、表面温度が高くなってしまうことがあるんです。ベランダやバルコニー自体が日陰になるところであればいいのですが、直接日光が当たる場合は、夏は特に人工芝の温度に気を付けた方がいいようです。

夏場の人工芝の暑さ対策は

では、ベランダやバルコニーに人工芝を敷いた場合の対策はどのようにしていけばいいのでしょうか。それは、ベランダやバルコニー自体に日陰を作ってあげること。今はサンシェードなどが100均でもそろっているので、それを利用してベランダに日陰を作ってあげると安心です。また、日向で遊びたい場合は、芝生の上にラグを敷くこともできます。

バーベキューってできるの?

夏の暑い時期に、人工芝の上でバーベキューを楽しみたい…。そんな願いがある方もいるかもしれません。実際に人工芝の上でバーベキューを楽しむことはできるのでしょうか。人工芝でバーベキューをすると熱で溶けてしまったり、汚れてしまう可能性があるので、火を使う場合はテーブルの上で使ったり、防火シートを利用する、炭ではなくコンロを使うなど対策をしておけば問題なく使えます。

人工芝バーベキューが気になる方はこちらもチェック!

ベランダ人工芝の注意点と対策法⑤風

風で飛ばされる?

Photo byHG-Fotografie

人工芝そのまま敷いた状態だと風で飛ばされてしまう可能性があります。もちろん、ベランダなどで風が通らない手すりがあれば問題ありませんが、風を通しやすい柵があるお家だと風の影響が出てきます。せっかく敷いた人工芝がずれてしまってもう一度敷きなおさなければいけないのは大変な作業です。一体どのように対策していけばいいのでしょうか。

風が気になるなら

Photo by chrisliang82

やはり、風で人工芝が飛んで行くというのが気になるのであれば、ベランダ自体に人工芝を固定してしまうのがおすすめです。それでもやはり、両面テープで固定してしまうと後々大変だと思う方は、重めの人工芝を選ぶといいですね。またロールタイプであれば室外機の下に敷くとか、ガーデニングの棚を乗せるなど重さを付けるのがいいでしょう。

庭では人工芝の風邪対策に珪砂が使われる

人工芝は庭に敷く場合、人工芝の耐久性を向上させるためや重さを付けて風に飛ばされないためにも珪砂を隙間に敷き詰める方法が使われるのだそうです。これは庭に対しての対策として挙げられますが、ベランダでも実際に珪砂で対策をしている方もいるようです。ですが珪砂は決して必要なものではありませんので、固定をするか重みのあるものを選ぶか、ガーデニング用品を乗せるかなど、いろいろと検討してみてください。


人工芝はどれだけ持つの?

人工芝の対応年数

人工芝が、どれだけ持つのか気になるという方もいるのではないでしょうか。もちろん、人工芝にカビが生えてしまった、汚れてしまったという場合はその時点で替えることを考える人もいるでしょうが、そうでない場合は大体7~8年は持つと言われているようです。もちろん安いものや種類によっては2年ほどのものもありますし、逆に10年以上持つものもあるようです。

長く持たせるには定期的な掃除が必要

一般的な対応年数は、ある程度長いということが分かりましたが、やはり長く持たせるためには定期的な手入れが重要になってくるのではないでしょうか。もちろん、人工芝を敷く環境によっても変わるものではありますが、長く持たせたい場合は人工芝自体の対応年数を確かめるのと同時に、定期的な掃除を心掛けることがおすすめです。

ベランダに人工芝を敷いて快適に

ベランダやバルコニーに人工芝を選ぶ

人工芝は、通販サイトやホームセンターでも安いものから高いものまでさまざまなものがそろっています。今回の注意点と対策を見て、自分の家のベランダに合うようなものを見つけていくのがいいですね。安いから悪い、高いからいい、というのではなく、自分の環境と、あとは対応年数なども考慮して人工芝を選んでいくといいですね。最近ではサンプルを届けてくれるところもあるようなので、一度見て購入するというのもおすすめです。

人工芝を敷いて快適な環境を

ただの床だった場所に人工芝を敷けば、今までのベランダとは違い、ガーデニングを楽しめる空間、見た目もおしゃれな空間に変わります。子どもと一緒に寝転がったり、ランチタイムも今まで以上に楽しくなるはず。家のベランダの環境に合わせてベストな人工芝を選び、素敵なベランダライフを楽しんでいきましょう!

まとめ

Photo byjeonsango

今回はベランダ人工芝の注意点と対策についてご紹介してきました。人工芝には安いものから高いもの、本物のような素材のものなど色んな商品が販売されています。安いものであろうと、掃除など対策をしておけば問題なく使っていけます。ガーデニングやランチなどをより素敵にするために、ぴったりな人工芝を選び、メンテナンスしながら楽しんでくださいね。

ベランダが気になる方はこちらもチェック!

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