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静岡のおすすめ滝スポット15選!観光で必ず行きたい秘境の滝をエリア別に一挙大公開!

静岡県は、東部と中部を中心に滝がたくさんあります。観光客向けに整備されているところもあり、訪れやすく気軽に行けるおすすめの滝があります。静岡県は山や川が多いため滝が多く、有名なのは伊豆にある七滝や浄連の滝ですが、そのほかにもおすすめの滝をご紹介します。
2020年10月2日
NakamuraUK
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自然の中のパワースポットで癒されよう

Photo by izunavi

静岡県の観光地と言えば、温泉や海水浴場などが人気があり、海も山も楽しめるイメージが強いと思います。静岡県は山がちな地形のため、滝の名所がたくさんあります。観光客向けに整備されたスポットが多いので、誰でも訪れやすいというメリットがあります。有名な滝は伊豆地域を含む東部に多いですが、中部や西部にもすばらしい滝があります。今回は観光客に人気の有名な滝の名所から、知る人ぞ知る自然のパワースポット的な滝や秘境的な滝を東部、中部、西部のエリアごとに分けてご紹介したいと思います。(当記事は2020年10月2日の時点の情報をもとに作成されております)。

静岡おすすめの滝の名所:東部編①対馬の滝

静岡県は東部、中部、西部の中で伊豆地方を含む東部にもっとも有名な滝が多くあります。「対島の滝(たじまのたき)」はその東部の伊豆地方にある伊東市の滝です。たくさん雨が降って対馬川の水の量が増えると、川の水が城ヶ崎の海へと流れ落ちる「海岸瀑」と呼ばれる珍しいタイプの滝です。川の水量が少ないとお目にかかれない滝なので、幻の滝と言われています。なるべく雨の多い時期に訪れるとよいでしょう。駐車場が完備されており、秘境の滝というわけではありませんが、駐車場から徒歩15分くらいかかるので、歩きやすい靴で行きましょう。

静岡おすすめの滝の名所:東部編②河津七滝

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1823520?title=%E6%B2%B3%E6%B4%A5%E4%B8%83%E6%BB%9D%EF%BC%88%E5%87%BA%E4%BC%9A%E6%BB%9D%EF%BC%89&searchId=56654640

「河津七滝(かわづななだる)」は静岡県東部の賀茂郡河津町にある滝です。河津町では滝のことを「水が垂れる」 という意味で「垂水(たるみ)」と呼んでおり、そこから「ななだる」と呼ばれるようになりました。七滝はその名の通り、大滝(おおだる)、出合滝(であいだる)、かに滝(かにだる)、えび滝(えびだる)、蛇滝(へびだる)、初景滝(しょけいだる)、釜滝(かまだる)の7つの滝から成っており、滝巡りにぴったりのスポットです。エメラルドグリーンの水の色がとてもきれいで、秘境の滝というよりは人気の観光名所ですが、アクセスしやすいのがメリットです。
 

観光客に人気の滝見温泉

河津七滝は温泉も有名な観光地です。七滝の内の1つである「大滝」のすぐ近くに露天風呂があり、こちらでは30メートルの落差を誇る大滝を間近に見ながら露天風呂に入ることができます。大滝のすぐ近くにある老舗旅館の「天城荘」に宿泊するか日帰り温泉を利用すれば、大滝の目の前の露天風呂を含む天城荘の内風呂および外風呂を利用することができます。大滝の轟音と水しぶきを浴びながらのお風呂は、最高の癒やしスポットで、とても人気があります。

静岡おすすめの滝の名所:東部編③浄蓮の滝

Photo by fujitariuji

「浄蓮の滝(じょうれんのたき)」は、静岡県東部の伊豆市にある落差25メートルほどの美しい滝で、日本の滝百選の1つとなっている滝です。なぜ「浄蓮の滝」と名付けられたかというと、かつてこの周辺に「浄蓮寺」と言うお寺があったからだそうです。石川さゆりの名曲「天城越え」の中にも登場する有名な滝で、たくさんの人が訪れるため秘境とは程遠い雰囲気の滝ですが、「女郎蜘蛛伝説」という不思議な伝説が伝わるパワースポットでもあります。水しぶきが気持ちよく、マイナスイオンをたっぷり浴びることができます。国道沿いにあってアクセスが良いというメリットがあります。

静岡おすすめの滝の名所:東部編④白糸の滝


Photo by fujitariuji

「白糸の滝(しらいとのたき)」は、静岡県東部の富士宮市にある滝です。人気の観光地として知られており、日本の滝百選にも選ばれています。富士山から流れる地下水が、溶岩流の間からまるで絹糸を垂らしたように幾筋も流れ出てくるために「白糸の滝」と呼ばれるようになったそうです。展望台がいくつかあり、そこから滝を見ることができます。富士山と一緒に楽しめる展望台もあって、大自然の力を感じることができるパワースポットです。白糸の滝の周辺には「お鬢水(おびんみず)」という青くて美しい湧き水の池や「音止めの滝」など有名なスポットもあります。

静岡おすすめの滝の名所:東部編⑤五竜の滝

Photo by Kasadera

「五竜の滝(ごりゅうのたき)」は静岡県東部の裾野市にある滝です。裾野中央公園の中にあり、公園の駐車場から滝まで徒歩2分ほどと、とてもアクセスしやすいスポットです。秘境の滝ではありませんが、観光客はそれほど多くない穴場的な滝です。落差12メートルほどの5本の滝が、およそ1万年前に富士山の噴火によって形成された富士溶岩層の断崖を流れています。滝の近くに行くと水しぶきがとても気持ちよく、また水量が多いため迫力満点です。すぐ近くにスリル満点の吊り橋や茶屋があり、滝以外にも楽しめるスポットです。吊り橋からの滝の眺めもすばらしいので、訪れた際にはぜひ渡ってみてください。

静岡おすすめの滝の名所:東部編⑥大棚の滝

「大棚の滝(おおだなのたき)」は、静岡県東部にある富士市の滝です。落差は21メートルほどの人気の観光名所と言うよりは、どちらかと言えば秘境的な滝で、豊かな自然を楽しめるスポットです。紅葉の名所として有名な須津川渓谷(すどがわけいこく)にあります。静岡県の滝としてはそれほど大きな規模の滝ではありませんが、水量が多いため迫力のある満点。滝の近くには駐車場は2カ所あり、無料で利用できます。

雄大な自然の中でバンジージャンプ

大棚の滝は、バンジージャンプを楽しめるスポットとして有名。54メートルの高さのジャンプ台から滝に向かってジャンプします。「バンジージャパン」のホームページから予約することができ、初めての場合、料金は11000円です。予約なしでもチャレンジすることができますが、混雑時には待たなくてはいけなくなるため、できる限り予約するようにしましょう。雄大な自然の中でのバンジージャンプは、一生物の思い出になるので、絶叫系が好きな方におすすめです。

静岡おすすめの滝の名所:東部編⑦萬城の滝

「萬城の滝(ばんじょうのたき)」は静岡県東部の伊豆市にある滝です。地蔵堂川の上流にある高さ20メートル幅5メートルほどの滝で、滝のそばには東屋があるので、のんびり滝見することができます。車で山の中を進まなくてはなりませんが、無料駐車場から滝までは徒歩1分ほどで到着します。滝つぼに入ることはできませんが、水しぶきがとても気持ちよく、自然を満喫できるパワースポットです。周辺には「水恋鳥広場」というタニシや小魚など水中に住む生物を観察したり水遊びしたりできる場所や「萬城の滝キャンプ場」があるので、ファミリーにおすすめです。

静岡おすすめの滝の名所:東部編⑧鮎壷の滝

「鮎壷の滝(あゆつぼのたき、あいつぼのたき)」は、静岡県東部の沼津市と長泉町を隔てる黄瀬川にある滝です。街中にある滝ですが、水量が多く迫力満点です。落差12メートルほどの滝で、近くに富士山を見ることができるため、「富士見の滝」とも呼ばれています。「鮎壷の滝」という名前の由来には諸説あり、滝つぼに鮎が群がっていたため「あゆつぼのたき」になったという説と滝つぼが藍色をしているので「あいつぼのたき」と呼ばれるようになったという説があります。ロケ地としても使われ、映画「少林少女」や黒澤明の「七人の侍」の撮影地でした。また桜の名所としても人気があります。


静岡おすすめの滝の名所:東部編⑨陣馬の滝

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

陣馬の滝(じんばのたき)は静岡県東部の富士宮市にある滝です。「陣馬の滝」は、源頼朝が富士山のふもとであるこの滝の近くで陣を敷いたためこのように名付けられたのだそうです。陣馬の滝は、夏になると水遊びできる滝として人気があります。水がとても冷たくてきれいで、滝のすぐ近くまで行って水遊びすることができます。ですがこの辺りでは、きれいな自然環境を守るため、バーベキューを禁止しているので注意してください。周辺には舗装された遊歩道があり、散策するのにぴったりです。陣馬の滝のすぐ近くには無料駐車場があり、アクセスしやすい滝です。

静岡おすすめの滝の名所:中部編①宇嶺の滝

静岡県中部は県内でもっとも有名な滝が少ないエリアです。ですが中部には素晴らしい滝が多く、「宇嶺の滝(うとうげのたき)」もその1つです。宇嶺の滝は静岡県中部の藤枝市にある滝で、落差70メートルほどの大きな滝です。高根山のふもとにあり、東海有数の名瀑と言われており、紅葉の時期に訪れるととてもきれいです。すばらしい滝ですが、一部整備が行き届いていない山道を進まなくてはならないため、あまり観光客は多くありません。また宇嶺の滝は、昔「お君さん」という女性が叶わぬ恋のために滝に身を投げたという「悲恋の伝説」が伝わっていて、「お君の滝」とも呼ばれています。

静岡おすすめの滝の名所:中部編②安部の大滝

「安倍の大滝(あべのおおたき)」も静岡県中部の知る人ぞ知る名瀑です。静岡県中部の静岡市にある落差80メートル、幅4メートルほどの滝で、滝壺の近くまで行くと水しぶきがすごく、マイナスイオンを浴びることのできるパワースポットです。日本の滝百選の1つですが、あまり有名ではない秘境的な滝です。最寄りバス停である「阿部大滝入口」の近くにある登山道入り口から1キロほどの場所にあります。山道は整備されていますが、吊り橋があってスリル満点です。滝までは歩いて40分ほどかかるので、必ず履き慣れた運動靴やハイキングシューズで行くようにしましょう。

静岡おすすめの滝の名所:西部編①松葉の滝

「松葉の滝(まつばのたき)」は静岡県西部の掛川市にあり、落差20メートルほど滝です。雄滝と雌滝の2つの滝があり、雄滝は力強く迫力満点の滝で、雌滝は優美な雰囲気を持った滝です。雨が降ったあとには水量が多くなるため、雨の翌日がおすすめです。松葉の滝までは山道を20分ほど歩いて行かなくてはならず、静岡県の滝としては秘境の部類に入る滝です。静かで自然豊かなパワースポット的な滝で、観光地としてはそれほど有名ではありませんが、水しぶきがとても気持ちよく、マイナスイオンをたっぷり浴びることのできるスポットです。

静岡おすすめの滝の名所:西部編②葛布の滝

「葛布の滝(かっぷのたき)」は、静岡県西部の周智郡森町にある落差14メートル幅2メートルの滝です。昔は氷の産地として有名でした。また、昔このあたりには葛がたくさん茂っていて、それを葛布(くずふ)にしていたために「葛布の滝」と名付けられたと言われています。葛布の滝には「1の滝」「2の滝」「3の滝」と3つあり、「1の滝」は岩壁を流れる水が綺麗な滝です。途中までは遊歩道がありますが、沢を登らなくては行けないところもあります。葛布の滝には「赤牛と黒兵衛」という大蛇を背に乗せた滝の主である赤牛の不思議な言い伝えがあり、パワースポットとなっています。 

静岡おすすめの滝の名所:西部編③仙巌の滝


「仙巌の滝(せんがんのたき)」は静岡県西部の浜松市北区にある滝です。落差は6~7メートルほどの滝で、決して大きな滝ではありませんが、澄んだ水が綺麗な滝です。有名と言うわけではありませんが地元の人から人気があり、浜松の隠れた名所と言われており、とても静かな秘境的パワースポットです。周辺には遊歩道があり整備されています。滝のすぐ近くには滝沢キャンプ場があり、夏になると周辺の川は観光客で賑わいます。綺麗な滝なので飛び込みたくなりますが、水深3メートルと深いので飛び込みは禁止です。歩いて5分くらいの場所に無料駐車場があります。

静岡おすすめの滝の名所:西部編④黄金の大滝

「黄金の大滝」は静岡県西部の浜松市にある滝です。「黄金の大滝」は普通の滝と少し違っていて、東海地方で最大規模の鍾乳洞である「竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)」の中にある滝です。竜ヶ岩洞は総延長1000メートルほどの鍾乳洞で、観光地化されていますが、神秘的なパワースポットや秘境に興味があるという方におすすめのスポットです。竜ヶ岩洞の最大の見所である「黄金の大滝」の落差は30メートルほどで、鍾乳洞内の滝としては日本で最大級の規模で、とても迫力があります。入場料が大人1人1000円ほどかかりますが、一度は訪れたいスポットです。

パワースポット的な滝でパワーチャージ

Photo by khalifayokohamien

静岡県には素晴らしい滝がたくさんあります。名の知れた人気のある滝は東部に多くあります。中部と西部の滝は多くがまだあまり有名ではありませんが、秘境的な滝があり、豊かな自然環境を楽しむことができます。どの滝も比較的アクセスしやすく、トレッキングやハイキングほど装備しなくても見に行くことができるスポットが多いため、手軽に滝観光することができます。また、周辺にも水遊びできる場所や、キャンプ場や観光地があり、ファミリーやお友達との旅行におすすめです。自然のパワースポットである滝を訪れ、マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュしましょう。

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