G ジョイントノッカー シングル ブラック #10-5G
カヤック初出艇の釣りをレポート!
忍PRO初出艇!
準備を進めていたバイキングカヤック「忍PRO」が完成!工場まで現物を取りに行って、梅雨の合間に初出艇を済ませてきました。今回はエントリーと最乗艇の練習、ちょっと釣り、という安全面の確認や2回目に向けた訓練がメイン。マリンスポーツの経験が豊かな友人のレクチャーを受けながら、一発目に必要なことをやってきた、という内容でお届けします。陸っぱり、遊漁船とは勝手が違う部分が多々あるので、今年の夏から始める方は要チェック!次回までに何とかしておきたい、というポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
カヤック初エントリー!
カートップは一人でもバッチリ!
まずは自宅でカヤックを車に乗せるところから。前回の記事でルーフキャリアを用意したので、準備はバッチリです。駐車場でカヤックの頭側を車に立てかけて、後ろから持ち上げてスライドさせて、という工夫のない方法で簡単に車載ができました。ちょっと軽めの「忍PRO」なら、初心者でも簡単!タイダウンベルトでしっかり固定して、いつもよりゆっくり走りながら海に向かいます!
エントリー場所は出やすさ最優先
今回は友人の案内で、出艇しやすい場所からエントリー。地元ではマリンスポーツ系全般の出艇場所としてよく知られている場所で、当日もSUPボートが出艇していました。駐車場からサーフまで、なだらかな道を50mほど歩いて、カヤックを海辺に運びます。今回はドーリーではなく担ぎで運搬、「忍PRO」はコンソールボックスを外した空洞に頭を入れて担ぐと、重さが分散されて運びやすいです。クーラーとコンソールボックスが同時に持てず、往復回数が増えて面倒だったので、やはりある程度積んで運べるドーリーはあった方がいいです!
カヤック初出艇時は最乗艇の練習から!
沖で落水して乗り込む練習!
初回は沖でのトラブルに対処する練習から。カヤックがひっくり返って海に落ちたときの対策に、最乗艇の練習をします。カヤック底部の奥側を持って体重を掛ける、という方法で、ひっくり返すのは簡単。最乗艇するときは、ひっくり返らないように手前側にも力を掛けながら、胸から乗ってカヤック上で足を回すような動きが必要になります。何度かひっくり返りましたが、感覚をつかんで最乗艇できるようになりました。一回一回体力を使うので、練習して成功率を上げておくのがおすすめです!
ライフジャケットは意外に邪魔にならず!
ライフジャケットは陸っぱりで使っていたものをとりあえず流用。シンプルかつややショートなものだったので、最乗艇、パドリングともそれほど邪魔だなとは感じませんでした。もちろん専用のものはさらに快適なので、早めにゲットしておきたいところです。ライフジャケットの形状によっては動きを阻害してしまうケースがあるので、流用する方は最乗艇の練習時に確認しておきましょう。極端に安価なものはそれほど専門性を感じないので、カヤック用から選ぶなら、ある程度いいグレードのものをチェックするのがおすすめです!
カヤック初の釣りモノはキス!
タックルや仕掛けを3つに分けてご紹介!
カヤックを出しやすい、というのが今回のエントリーポイントの選択理由。行きたかった場所はたくさんありますが、まずは近場のキス釣りから遊んでみることになりました。道具や仕掛けは大好きなライトゲーム的にまとめて、軽量タックルで気軽にカヤックフィッシング!今回使った道具とエサを簡単にご紹介します!
①ライトゲームタックルを流用!
タックルはアジング、メバリングで使っているものをそのまま流用。ハードソリッドティップで7フィート程度、ルアーウェイトはMAX7g程度のロッドを使用しました。ちょっとグリップが短いかなと感じましたが、キス釣り、マイクロジグやジグ単の釣りには問題ナシ。長さもカヤックの先端までギリギリ届く程度で扱いやすかったので、このクラスの長さを基準にいろいろ試していこうと思います!
②仕掛けは「ジョイントノッカー」
G ジョイントノッカー シングル ブラック #10-5G
仕掛けはがまかつの「ジョイントノッカー」を使用。ウェイトは5g、フックはキス針形状のシングルです。ドシャローな今夏の釣り場では着底感、カヤックで引っ張る感じとも良好で、重さは丁度いい感じ。キスの吸い込みについては、やはりオモリが近い分、多少弾いている印象がありますが、ハリ飲まれ、フグに切られる、ハリス絡みといったトラブルが全くない、というのは非常に快適です。構造上、キャッチするときは必ずいいフッキングになるので、外すのも簡単です!
③エサはジャリメを使ったけど…
エサはジャリメを用意しましたが、これはちょっと失敗。カヤックの上でジャリメを付けるのはかなり面倒で、クーラーに毎回入れる、というのも難しかったです。めんどくさくなってコンソールボックス上に放置、すぐに瀕死になってしまいました。釣りの合間にパドルを漕ぐ、という動作が入るので、生エサは非常にめんどくさい。次は新パッケージのガルプ「ソルトウォーター イソメ」が出てからにしようと思います!
カヤックで初めての1匹をゲット!
真下でも釣れるから簡単!
初めての1匹は出艇直後、真下でのヒット。キャスティングで探りながらと考えていましたが、たまたまいい場所の上を仕掛けが通ったような感じであっさり釣れました。よく引く魚なので、ライトゲームタックルで釣ると非常に釣り味がいいです。当日は雨の合間、海の色がかなり悪く釣れるか心配していましたが、とりあえず釣れて一安心。期待していた大型は出ませんでしたが、どこに行ってもポツポツ釣れてアタリを楽しめました!
もっと数を伸ばせるはず!
この日は微風ながら風が沖から岸側へ、カヤックはどんどん岸に向かって流されていきます。この流され方は自分が想像していた以上で、釣れた場所まで漕いで流して、というのを繰り返す非常に効率の悪い釣り方をしていました。仕掛けが海に入っている時間と漕いでいる時間が同じくらい。キャスト回数が少なすぎて数が全然伸びません。次回はパラシュートアンカーなりブロック&ロープなり、何か用意しておこうと思います!
カヤック初出艇時の反省点
初カヤックフィッシングの反省点を3つ!
初出艇から戻っての反省点を3つご紹介。次回以降、意識しておきたいと感じたポイントをチェックしておきます。これからカヤックを始める方はぜひ参考に!無理のないプランニングで、自信をもって遊べるようになるまでの時間を楽しみましょう!
①体力がなさすぎる!
自分で漕いで進むものですから、当然体力は必要。帰りは風向きが変わって向かい風の中を戻ったので、岸についた時はかなり体力を消耗していました。戻れる範囲、体力的に無理のない範囲で遊ぶのが安全上のルール。カヤックの上にいること、パドリングに慣れるのはもちろん、体力も付けていかないといけません!しばらくは安全に遊べる範囲を狭めに設定して、パドリングで体力作りをしながら遊ぼうと思います!
②船酔いしてびっくり!
遊漁船やレンタルボートは全く酔わないんですが、カヤックは軽く船酔いしました。特別波があったわけでもなく、揺れもあまり気にならず、という状況だっただけにびっくり。体力がない、と感じたのは、船酔いしながらパドリングしていたからというのもありそうです。程度は軽微だったので、特に対策はせず、近場で遊んで身体が慣れるのを待とうと思います。揺れ方の質で酔ったり酔わなかったりがあるのが船酔い、弱いと感じている方は酔い止めを飲んでおくのがよさそうです!
③アンカーを用意!
流れはほとんどないだろう、と予想した場所でもかなり流されたのが今回一番反省したポイント。微風であっても、風の影響を大きく受けます。水平線を見ていると距離感が分からなくなりますが、今回はテトラがあったので流されるスピードを体感することも出来ました。今後必ず使うことになるので、次回までにシーアンカーを用意します!
カヤックフィッシングは始まったばかり!
いろいろあったけどキスが釣れて満足!
小型ばかり、数もそれほどでない釣りでしたが、カヤックフィッシングの感触をつかめて大きく前進!おまけで美味しいキスが釣れたということにして、満足感十分の釣行になりました。陸っぱりよりも身体が疲れる分、遊んだ感も抜群。釣行後に魚探が届いたので、次回は魚探付きでの釣行になります!
連載が気になる方はこちらもチェック!
連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!カヤックフィッシング関連の記事を2つご紹介します。やりたい釣りはまだまだこれから!入門検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
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