カヤックカートップの準備!
ルーフキャリアを取り付けます!
連載第21回で購入したバイキングカヤック「忍 PRO」の完成予定日まであとわずか、今回は車載に必要なルーフキャリアの揃え方、取り付け工程についてご紹介します。送料節約、県内に工場があったこともあって、直接受け取り予定なので、連絡が来る前にカヤックカートップの準備!カヤックで釣りをするために欠かすことのできないカートップ、カヤック購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
カヤックカートップ向けのパーツについて
必要な製品を3つに分けてご紹介!
カヤックカートップに向けて準備した製品を3つに分けてご紹介。メインのルーフキャリアは「ステー」、「バー」、「フック」と3つの製品を車種に合わせて組み合わせる必要があります。釣り場までカヤックを運搬するには「キャリアパッド」、「タイダウンベルト」も必要!計5点を事前に用意しておきましょう!
①ルーフキャリア
まずは車にカヤックを積むためのベースとなる、ルーフキャリアの準備から。複数のメーカーからさまざまなグレードの製品が展開されていますが、今回は釣り関連でもおなじみのカーメイト製を選択しました。選ぶために必要な情報は車種と年式で、ルーフレールの有無も要確認。ルーフレールは屋根についているバーのようなパーツで、オプションとして有無を選択できる場合、同じ車種でもついているケースとついていないケースが出てきます。情報を整理したら、対応する「ステー」、「バー」、「フック」の3つを購入!車種によって組み合わせはバラバラ、楽天などでカーショップが各車種別にセット販売しているものを選ぶのがおすすめです!
②キャリアパッド(アタッチメント)
ルーフキャリアのバーに直接カヤックを乗せても不安定、食い込みつつ滑り止めの役割も果たす、キャリアパッドを用意します。カヤック用の滑り止めパッドパーツ、スライドバー付きで積み下ろしを簡単にしてくれるパーツ、複数台を車載できるもの、と専用の「アタッチメント」が数多く展開されていますが、1台を平置きするなら安価なキャリアパッドで十分に対応できます。今回は予算が無いのでこの方法を選択。「カヤックリフター」というサイドーバー付きのアタッチメントが人気を集めているようなので、予算にある方はこちらも要チェックです。
③タイダウンベルト
キャリアパッドを巻いたルーフキャリアにカヤックを積み、タイダウンベルトで固定するというのが小型カヤック運搬のスタンダードスタイル。「タイダウンベルト」も合わせて用意しておく必要があります。長さは車種にもよりますが、3.5m程度あれば幅広い車種に対応可能。締め付けるバックルが金属むき出しのものは、運搬中カヤックにぶつかって傷をつけるようなので、ゴムで覆われたものを選択しました。こちらもカヤック用の製品が数多く展開されています!
カヤックカートップキャリアの取り付けを3つに分けてご紹介!
取り付けの模様をお届け!
今回購入した、カーメイト製キャリアの取り付け作業内容もご紹介!自分で取り付けるのは初めて、特別DIY的なものが得意なわけではありませんが、一人で作業して30分程度で取り付けが完了しました。必要な工具は付属しており、事前の準備は必要ナシ!今回取り付けたカーメイト製品は、素人でもしっかり取り付けられるような工夫が施されていました。不安を感じている方はぜひ参考にしてみてください。
1.カヤックカートップ:パーツの確認と準備
全てのパーツを並べて確認!
「ステー」、「バー」、「フック」の3つを広い場所で開封!「ステー」に」付属している説明書を見ながら、必要なパーツが揃っているかを確認します。「バー」に付属しているキャップ、「フック」に付属しているゴムパーツもチェック。「フック」はフロント用が2つ、リア用が2つと2組あるので、後からでも判別できるように置く位置を分けておくのがおすすめです。
バーのセンターにシールを張ろう!
付属している紙のメジャーを使って、「バー」のセンターにシールを張ります。位置を確認するときの基準になるので、しっかりバーの型番を確認して、指示されている位置にシールを張りましょう。紙製ですがメジャーが付属しているので、別途用意する必要はありません!
2.カヤックカートップ:バーを組み立てて車載!
「ステー」と「バー」を仮組み!
バーにキャップを付けて、ステー上部の穴に通します。ステーから伸びたネジが調整バーのような役割を持っており、下げた状態でバーを通していきます。隙間が無く、真っすぐな角度をキープする必要がある作業なので、広い場所においてゆっくり作業するのがおすすめ。ステー自体はある程度組んである状態なので、バーをステーに通す、内容は本当にコレだけです。先ほどセットした中央のシールから〇〇〇mmまで差し込む、という指示があるので、位置を確認しながら調整しましょう。フロントとリアで位置が異なります!
位置を調整して車に仮置き!
仮組したステーの下部にゴム製の滑り止めをはめ込み、車の上にキャリアを置いてみます。こちらもドア中央部からこの長さの位置にセットしてください、という指示があるので、ズラしながら位置を調整。滑り止めの爪が車天井部の溝に掛かる位置にセットしましょう。車種にもよりますが、自分の場合はフロントは爪が溝いっぱい、リアは中央あたりまでで爪が掛からないような位置になる、という注意書きがありました!
3.カヤックカートップ:固定パーツの取り付け!
位置を整えて「フック」を「ステー」に取り付け!
「ステー」と「バー」の仮置きが完了したら、「フック」を使って固定を行います。先ほど調整バーのような役割をしていたネジにフックパーツをセット。フックはドアの隙間に入るような形になるので、ドアを開けて作業を行います。フックプレートの穴にネジを通し、上から固定用の金具で締め付けて完成です。フロント用のフック、リア用のフックを間違えると、プレートが長すぎて爪が掛からないので、しっかり固定されていることを確認しながら作業を進めましょう!
左右を少しずつ締め込み!
ネジに刺した固定用の金具は、六角で内部にネジ穴がある中空構造。付属している締め付け用の工具で、金具をしっかり固定します。工具はある程度テンションが掛かると空回りするタイプなので、音がするまで力を掛ければOK。左右を少しずつ締めこんで、緩みが無いようにしっかりセットしましょう。あとはフックの上から鍵付きカバーを被せて、鍵を閉めれば完成です!
鍵付きカバーは盗難防止用
セットする鍵付きカバーは、工具があってもキャリアを取り外せないようにするための盗難防止用パーツ。ただぶら下がっているだけ、という状態ですが、鍵が無ければ外すことはできません。つまり鍵をなくすと取り外しに苦労することになるので、作業後も分かる場所に保管をしておきましょう。車を乗り換える時は必ず取り外しを行う必要があります!
カヤックカートップの準備はバッチリ!
後はカヤックを乗せるだけ!
取り付け後にキャリアパッドを巻いて、車載の準備は完了!費用はキャリア一パーツ3点セットが17,000円程度、ベルトとパッドを合わせて2万円弱でした。作業はすべて自分で行ったので、工賃はナシ。この手の作業の経験が無くても、一人でしっかり取り付けられると思います。ちょっと高めではありますが、安心感のある定番製品、見た目がよくて作業も簡単とカーメイトのキャリアはおすすめ!あとはカヤックを積んで、釣りに行くだけです!
連載が気になる方はこちらもチェック!
連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!バイキングカヤックの工場ショップ紹介記事と、カヤックが来たらこんな釣りをしたい、という情報を整理した記事をご紹介します。釣りに行くポイントは目途が立っているので、狙う魚を明確にして仕掛けも準備。浅場でライトゲームやマゴチ、ヒラメを中心に遊ぶ予定です。カヤック導入検討中の方は、ぜひこちらも参考にしてみてください!
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