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ブルーベリーの簡単育て方ガイド!苗の植え付けから収穫まで栽培のコツを伝授!

ブルーベリーは、可愛らしい見た目と甘酸っぱい味わいが魅力の果実です。ブルーベリーは自宅のプランターなどでも栽培が可能なので、ぜひ育て方をマスターして育ててみてはいかがでしょうか?今回は、育て方のコツやポイントを紹介していくので、チェックしてみて下さい。
2020年8月28日
bambi
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ブルーベリーを育ててみよう

ブルーベリーは甘酸っぱくて可愛らしい見た目から、園芸好きなら育ててみたいと思っている人も多い果実です。青紫の小さな丸いブルーベリーの果実はまるえ宝石のようだという人もいます。自宅の庭などで栽培することで、新鮮で甘いブルーベリーを楽しむことができるのです。ブルーベリーは花もとても可愛らしく時期になると可憐なピンク色の花を咲かせます。食べるだけではなく、見ても可愛いブルーベリーはコツさえ押さえれば、初心者でも比較的育てやすいのでこの期間にブルーベリー栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?苗は園芸店などでも購入可能なので、手軽に始められるでしょう。

ブルーベリーには種類がある

ブルーベリーの品種は100種類以上があり、大きく分類するとハイブッシュ系とラビットアイ系に分けられます。ハイブッシュ系はの中にあるノーザンハイブッシュは寒さには強いが暑さに弱いという特徴があり、高冷地などでの栽培に適しています。さらにサザンハイブッシュ系の中にあるノーザンハイブッシュ系は寒さには強くなっています。同じハイブッシュ系でも厚さや寒さなどの気候に適する条件が違ってくるのでチェックしてから選びましょう。

ラビットアイ系

ラビットアイ系のブルーベリーは、果実が熟す前の状態がうさぎの目に似たようなピンク色をしていることから名づけられています。このラビットアイ系のブルーベリーは、成長速度が早く、寒さにも弱い傾向があるので、寒い地域での栽培には注意しましょう。ブルーベリーは品種によって、適した気候が異なるので、自宅で栽培する際などは、品種選びに気をつけて下さい。

ブルーベリーに適した栽培環境とは

ブルーベリーは品種によって気候の好みあ異なりますが、基本的に日当たりの良い場所を好みます。その為、自宅で栽培する際も日当たりが良い場所で育てるのをおすすめします。ブルーベリーな畑ではなく、プランターや鉢でも栽培が可能なので、日当たりさえよい場所を用意すれば、手軽に始められる園芸の1つです。また、プランターや鉢で栽培すれば、日当たりの良い場所への移動もできるので、手軽に育てられることでしょう。また、庭などに地植えする場合は日当たりや風通しのよい場所を選んであげて下さい。

ブルーベリーの育て方①:苗の選び方

ブルーベリーを栽培する場合は、初心者は種まきからよりも苗から育てる方が簡単です。ブルーベリーは果実を収穫する為には、受粉が必要ですが、受粉が難しい果実でもあります。その為、苗選びの際はコツがあります。ブルーベリーの中でのラビットアイ系は自分で受粉がしにくくなかなか実がつかないことでも知られています。しかし同じラビットアイ系の違う品種の苗を一緒に植えることで、受粉がしやすくなり簡単に果実が収穫しやすくなるのです。ラビットアイ系のブルーベリーの苗を選ぶ際は、同じ系列の別品種の苗も購入するようにしましょう。

ハイブッシュ系の苗

ブルーベリーのハイブッシュ系は1本でも実がなることがある品種でもありますが、やはり簡単かつ確実に実を結ぶには、同じハイブッシュ系の違った品種の苗を一緒に植えてあげるのがおすすめです。そうすることで、実がなりやすくなり、実の大きさも大きくなります。基本的にブルーベリーの受粉は人口受粉ではなく、虫などによって行われる受粉を待つので、それぞれの苗を近くに植え付けするようにすると良いでしょう。

ブルーベリーの育て方②:適した土とは

ブルーベリー栽培には日当たりの他にも土作りは大切な要素です。ブルーベリーなど植物を栽培する際は基本的に日当たりがよく水はけがよい土を作ってあげるのが良いと言われています。また、ブルーベリーは他の植物と違い酸性が強めの土が良いとされています。だいたいpHは5.0ぐらいがよく育つ土です。土のpHを計れるものが園芸店などで販売しているので、園芸店で購入して土の酸性度を調べてみるのも良いでしょう。また、ブルーベリーは中性や弱酸性の土ではなかなか育たず、苗が枯れてしまうこともあるので、土作りには注意しましょう。

ブルーベリーの育て方③:酸性の土作り方法


ブルーベリーはプランターでも栽培が可能です。そしてプランターでプルーベリーを栽培する際は、専用の培養土を園芸店などで購入して利用するのがおすすめです。すでに、ブルーベリーの好む酸性の土になっているので、苗を枯らすことなく栽培することができると思います。もしも園芸店などでブルーベリー用の土が販売されていない場合は、野菜用の土にピートモスを混ぜてブルーベリー用の土を作ることも出来ます。

ピートモスとは

ピートモスとは、水気の多い場所で育った植物などを砕いて細かくし、乾燥させて作った土です。主に苔などを使っており、10倍から30倍の水分を吸収する土と言う特徴があります。その為、水持ちをよくしたり、酸性の土を作りたい際によく用いられます。このポートモスの土を水の入ったバケツなどで湿らせて野菜用の土に混ぜて酸性の土を作るのです。通常の土ではなく、酸性の土作りこそブルーベリーを簡単に作るコツでもあるでしょう。このピートモスを使った土作りは畑などで栽培する際にも使用可能です。

ブルーベリーの育て方④:植え付け時期

ブルーベリーの苗の植え付けに適している時期は、だいたい11月から3月の落葉時期に行るのが良いです。しかし寒さがあまりにも厳しい場合は、その時期を避けるのが良いでしょう。例えば、温暖な地域では時期を11月から12月に行い、寒冷地は2月から3月の中旬頃の時期が良いとされています。落葉の時期に苗の植え付けを行うことで、苗への負担も少なく簡単にブルーベリーを植え付けることができるのです。ブルーベリーの植え付けの時期を守ることで、上手にブルーベリーの栽培を続けられると思います。
 

ブルーベリーの育て方⑤:プランターへの植え付け方法

ブルーベリーの苗木をプランターに植え付ける場合は、プランターに市販のブルーベリー用の土か酸性の土を鉢底石の上に入れます。量は、だいたいプランターの縁から3㎝ほど下になるように土を入れるのが良いでしょう。株の根元をほぐしたブルーベリーの苗をプランターに植えて、苗が不安定な場合などは支柱などを使ってしっかり固定します。それからたっぷり水やりをしましょう。後は、日当たりの良い場所に置いてあげれば、プランターへの植え替え作業は完了です。

ブルーベリーの育て方⑥:庭への植え付け方法

ブルーベリーの苗を庭などに直接植え付ける際は、日当たりの良い植え付ける場所に、深さ40cmほどの穴を掘ります。そこに水で湿らせたピートモスと腐葉土を入れて土を酸性にしてあげます。それから苗の根元を軽くほぐして植え付けていきます。だいたいブルーベリーの株元が地面と同じ高さになるのを目安に植え付けると良いでしょう。後は、必要に応じて支柱で固定し、たっぷり水やりをします。乾燥が気になる阿合は、株の根元を藁などで覆ってあげるのも良いでしょう。

ブルーベリーの育て方⑦:水やりの方法

ブルーベリーの水やりの方法は、プランターの場合は、表面が乾いてきてから土の表面にたっぷり水やりをする方法が良いでしょう。水やりをする時期は、日当たりがあまりきつくない午前中が良いでしょう。また、暑い時期は夕方にも水やりをしてあげるのがおすすめです。プランターの場合は、底から水が流れてくるほどたっぷり水やりをしてあげるのが良いでしょう。プランターや鉢の場合は、乾燥もしやすいので定期的に土の乾き具合をチェックしてあげるのがおすすめです。

庭植えの水やり方法

庭植えでブルーベリーを育てる場合は、あまり水やりを行う必要はありません。しかし夏場の時期などは土が乾燥しやすいので、水やりを行う必要はあるでしょう。庭などに地植えした場合は、枝葉が土の中で広がっているのが考えられるので、できるだけ広範囲に水やりをしてあげるのがおすすめです。庭植えにしたからと言ってほったらかしにするよりは、定期的にブルーベリーの苗の状態や土の乾燥具合を確認してあげると良いでしょう。

ブルーベリーの育て方⑧:水やりでの注意点

ブルーベリーは冬場は水やりを控えてあげるのが良いでしょう。冬はブルーベリーにとっても休眠期です。その為、多くの水を必要としていません。根もあまり水を吸収しなくなるので、必要以上の水は必要ありません。さらに水やりを行う際は、泥はねに注意して下さい。勢いよく水やりをすると土が周りに飛び散ります。そうすると茎や葉に飛び散りカビなどの病気の原因にもなってしまいます。その為、泥はねしないように根元にゆっくり水やりをするのが良いでしょう。

やりすぎも危険


ブルーベリーは水のやりすぎもよくありません。水を与えすぎると根腐れや生育に影響が出てしまいます。プランターなどの場合は、常に水で湿っている状態だと、根にとってよくないので、適度な乾燥も必要になります。意外と難しいと感じるかも知れませんが、水やりのポイントを抑えることもブルーベリーの上手な栽培方法の1つです。ブルーベリーの水やりはなかなかタイミングを計るのが難しいですが、うまく水やりをコントロールすれば、うまく収穫まで結びつくでしょう。

ブルーベリーの育て方⑨:肥料

ブルーベリーの肥料を与える方法で、抑えておきたいのが時期です。だいたいプランターも庭植えも3月と5月か8月の下旬の時期に追肥を行います。ブルーベリーに使う肥料は、化成肥料が多いですが、できるだけ堆肥など有機物を使用するのがおすすめです。有機栽培したい場合は、家庭で出る生ごみなどをうまく活用して肥料として使用する豊富も良いでしょう。さらに追肥の場合は、有効性化成肥料を使うのもおすすめです。肥料を与えることで、ブルーベリーに栄養が行き届き、立派な実が簡単に育つことができます。

ブルーベリーの育て方⑩:病虫害

ブルーベリーは病気になる心配は、あまりありませんが害虫には注意が必要です。注意したい害虫はカイガラムシやコガネムシ、イラガなどです。カイガラムシは枝や葉についたり、コガネムシは葉を食べてしまいます。特にコガネムシの幼虫はブルーベリーの根を食べてしまうことがあるので、プランターや鉢植えの場合は特に注意が必要です。害虫を見つけたら、できるだけ早く対処するのをおすすめします。

薬剤を使わない対策方法

ブルーベリーは中のまま食べるのが、害虫対策としてあまり薬剤を使いたくありません。その為、害虫を防ぐ為に株元を綺麗にしてあげるのも効果的です。雑草などをこまめに抜いたり、日当たりや風通しをよくするだけでも十分害虫対策ができるのです。ブルーベリーを育てるには、環境を整えてあげることも丈夫で綺麗なブルーベリーを収穫することに繋がるでしょう。

ブルーベリーの育て方⑪:植え替え方法

プランターや鉢植えでブルーベリーを栽培する際は、大きくなってきたら植え替え作業を行うのがおすすめです。だいたい植え替えを行う時期は1月から2月が適しています。小さな鉢などで大きくなったブルーベリーは根詰まりなどを起こしてしまうことがあるので、大きくなってきたら通気性をよくしてあげる為にも一回り大きな鉢への植え替えをおすすめします。

ブルーベリーの育て方⑫:摘心と剪定

ブルーベリーの収穫の量を簡単に増やすには、摘心を行うのがおすすめです。摘心とは苗木の高さをカットして枝の数を増やして収穫の量を増やす簡単な方法です。枝が増えることで、実がたくさんなるからです。摘心を行う時期は5月から6月が適しており、枝先を剪定します。この摘心と言う作業を行う場合は、時季を見極めて行うようにしましょう。

冬の剪定

ブルーベリーは枝の先端に花をつけるので、剪定は冬に行うのがおすすめです。剪定する際は、春から初に株元から新しく発生する枝ではなく、古き枝の株元から切るのが良いでしょう。枝を新しくすることで、簡単に毎年収穫が楽しめる様になるからです。ほったらかしにするのではなく、冬場に剪定を行うことで、簡単に毎年ブルーベリーが楽しめるでしょう。

ブルーベリーの育て方⑬:収穫

ブルーベリーの収穫時期は品種によって少し時期が異なります。ハイブッシュ系で6月から7月、ラビットアイ系で7月から8月ぐらいです。収穫する際は、果実がしっかり完熟し綺麗な青紫色になってから収穫するのが良いでしょう。収穫のやり方は、簡単で果実をつまんでまっすぐ引き抜くだけです。ブルーベリーは完熟になってから収穫する方が美味しいですが、鳥に狙われることがあるので、対策を考えて収穫時期を迎えるのが良いでしょう。

ブルーベリーの育て方⑭:増やし方


ブルーベリーは1度苗を園芸店などで購入してくれば、後は挿し木などで増やすことが可能です。正しい挿し木方法をすれば、わざわざ園芸店で購入しなくてもブルーベリーの苗をどんどん増やしていくことができるのです。新しいブルーベリーの枝を剪定し挿し木にする方法と、休眠枝挿しと言い、休眠中の枝を使う増やし方があります。使う枝は剪定などで切り落とした枝を使うのも良いでしょう。

挿し木のやり方

ブルーベリーの挿し木は、平たい鉢に軽石を敷きよく水に浸したピートモスを入れてさらに水をかけます。そこに枝を挿しておくとだいたい1ヵ月ほどで芽が出て来ます。半日陰などの場所におくのが適しており、新芽から3ヵ月ほどで根も出て来ます。このような方法をしてぜひ園芸店にいかずとブルーベリーの苗を増やしてみて下さい。

収穫したブルーベリーの保存方法

たくさん収穫したブルーベリーは、正しく保存することで新鮮のまま楽しむことができます。冷蔵庫の野菜室に入れればだいたい1週間は保存が可能です。ブルーベリーの実をよく見て傷んでいないものだけを残し、ペーパータオルをひいたパックなどに入れて蓋をして野菜室に入れるだけです。ただ冷蔵庫に入れるのではなく、ペーパータオルを下に敷くのがポイントになります。

冷凍庫なら長持ち

ブルーベリーは正しく冷凍保存すれば6か月も保存が可能です。まず傷んだブルーベリーを取り除いて水洗いしたらペーパータオルで水気をしっかり拭き取ります。そしたら保存袋に小分けにして冷凍庫に入れるだけです。小袋にしておくことで、使う分ずつ解凍することができるのです。解凍する際は、冷蔵庫に30分ほど入れておくといいでしょう。凍ったままのブルーベリーのアイスなどのトッピングやスムージーに使えるので、とても便利です。

まとめ

ブルーベリーは園芸好きなら1度は育ててみたいフルーツの1つではないでしょうか?ブルーベリーはコツを抑えれば、場所を問わず育てられるのでおすすめです。ブルーベリーを上手に栽培するコツは酸性の土作りと日当たりのよい環境、さらに適度な水やりなどです。ブルーベリーは鉢などでの栽培できるので、場所を選ばずどんなご家庭でも育てられるでしょう。ブルーベリーは花も可愛らしく実も可愛いので、見ているだけでも癒されます。ブルーベリーを栽培する際は、品種や受粉方法に注意して栽培してみて下さい。

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