いちごの培養土 25L(13kg) 家庭菜園 土 お一人様1点限り 関東当日便
いちごの肥料(2kg)
はじめに
地植え・プランターで栽培!
育て方が難しそうなイメージのあるいちごですが、実は自宅の庭に地植えにしたり、プランターで育てたりと手軽に栽培と収穫を楽しむことができます。
植え方のコツを解説!
手軽に育てられると言ってもコツを押さえなければ思ったほどいちごを収穫できないことや、収穫できても甘みの少ないいちごしかできなかったということになりかねません。いちごの植え方、育て方のコツを適した環境作りから普段の手入れである水やりや肥料の与え方から解説します。
栽培の注意点も覚えておこう!
いちごは私たち人間も好む植物ですが、美味しいいちごを狙って鳥や虫がやってくる可能性もあります。いちご栽培の注意点も覚えて、美味しいいちごをたくさん収穫しましょう!
いちごとは?
バラ科植物
いちごはバラ科に分類される多年草植物です。いちごは甘い実の部分が果実だと思ってしまいがちですが、実はいちごの表面についているツブツブの部分が果実部位となり、食べている部分は偽果と呼ばれる花托(かたく)という部分になります。
実は野菜!
いちごは甘く、果物として考えられる場合が多いのですが、生長や生物としての分類で考えると野菜として扱われることがあります。
江戸時代に伝わる
いちごは紀元前から人間に食されており、日本には江戸時代にオランダよりもたらされたと言われています。時代を経るごとに栽培方法が確立され、現在ではハウス栽培やリレー栽培を行い、通年親しまれています。
いちご栽培おすすめ品種
おすすめ品種①めっちゃウマッ!いちご
めっちゃウマッ!いちごはデルモンテから販売されている品種です。収穫できる期間が長い四季成りいちごとなります。花芽がたくさん連続してつきやすく、収穫できる量がたくさん見込めるいちご苗です。
おすすめ品種②エンジェルエイト
エンジェルエイトはカネコ種苗から販売されている品種です。こちらも四季成りのいちごで長期間収穫できます。個性的な白いいちごを結実させますので、見た目にも楽しい栽培品種となります。
苗選びのコツ
美味しいいちごを育てるためには元気な苗選びが大切です。選び方のコツとしては茎の生え際(クラウンと言います)がしっかりと元気なもの、葉が濃い緑色でピンとしている苗を選びましょう。逆に葉が白く変色している苗は病虫害の被害に合っている可能性が高いため、避けるようにしてください。元気な苗を選ぶことがたくさん甘いいちごを収穫する第一のコツです。
いちごの栽培方法・育て方①栽培環境
栽培環境①土質
いちごの栽培に適した土質は中性から弱酸性です。地植えの場合は植え付ける3週間前には石灰を混ぜ込んで酸度を調整しましょう。pHの目安は5.5から6.8が目安となります。プランター栽培ではいちご専用に配合された培養土が手軽で便利です。プランターサイズに合わせた量の土を準備しましょう。
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栽培環境②日当たりと置き場所
いちごは日当たりを好むため、地植えの場合は日を遮らない場所を選んで栽培場所にしましょう。プランターの場合は湿度が高く蒸れやすい場所を避けて置き場所を選ぶようにしてください。
栽培環境③適温
いちごの生長に適した温度は17度から25度の間です。寒い季節は休眠期となり、生長を止めます。逆に暑い夏の季節は蒸れやすいためそれぞれに対策を取り、適した栽培環境を整えることが長く栽培するためのコツです。
いちごの栽培方法・育て方②植え付け
時期
いちごを植え付けするのに適した時期は1年に春・秋と2回あります。一般的には秋に植え付けることが多いため、当記事では秋の季節を基準に順番を揃えて植え方のコツを解説しています。また、栽培する品種にも適した植え付け時期が異なるので説明書の指示に従って植え付け時期を調整してください。
苗の植え方
地植えの場合は水捌けがよくなるように高畝を立ててから植え付け穴を掘って苗を入れるような植え方を意識しましょう。プランターの場合は鉢底石を敷いてから培養土を入れて植え付けてください。どちらの場合もクラウンの部分を土の中に埋めてしまわないように注意してください。苗を植えたら水やりをして、最後に土着きや泥跳ねを防ぐためにマルチングや敷きわらを株元にすると病害虫予防にも効果があります。
植え方のコツ
もうひとつ植え方のコツを紹介するといちごはランナーと言われるツルを伸ばして新しく数を増やす習性があります。このランナーを北側に向けて植えるようにするとランナーと反対側に咲く花や花後に付くいちごにたくさん日当たりをさせて実を甘くさせる効果があります。複数植える場合は向きを揃えて収穫しやすくなるメリットもありますので、植える方向を揃えましょう。
いちごの栽培方法・育て方③水やり
季節ごとに水やり方法を
いちごは水やりをし過ぎると病害虫の原因になりますし、不足すると生長を阻害します。コツとしては季節に応じた水やりをして栽培環境を整えてあげることが甘い実を成らせたり、長期間育つ元気な株を育てることにつながります。それぞれ季節に応じて適した水やりのコツを解説します。
季節①秋冬の水やり
いちごは寒さが深まる時期に休眠時期に入ります。秋冬の季節に水やりをするときは気温の低い早朝は避けて気温が上がるタイミングを見計ってからいつもより控えめの水分調整を心掛けてください。
季節②春夏の水やり
気温が上昇するに連れていちごは花を付け始めます。春夏の水やりは水不足にならないようにこまめに土表面の乾き具合を確認してから水やりしてください。逆に水を与え過ぎると蒸れてしまい病害虫の温床となりますので注意しましょう。地植えの場合は極端に乾燥しないとき以外は雨任せで大丈夫です。
いちごの栽培方法・育て方④肥料
肥料の種類
いちごに与える肥料は実や花を付けるためのリン酸が多く含まれている肥料を選びましょう。いちごは肥料が多過ぎると生育不良や病気の原因となってしまいますので、与え過ぎには注意してください。また、いちごには専用の肥料もたくさん販売されていますので、専用肥料を選ぶと簡単に甘いいちごを育てる栄養環境を整えられます。
いちごの肥料(2kg)
肥料の時期①1ヶ月後
肥料の時期1回目は植え付けて1ヶ月後、しっかりと根付いて茎葉を伸ばし始めたのを確認してから与えるようにしてください。肥料が直接根に当たらないように株の周りにばら撒くように与えましょう。
肥料の時期②開花に合わせて
暖かくなりはじめる春先にいちごは花を咲かせ始めます。開花してから土の栄養が不足すると実成りが悪くなってしまいます。開花してから肥料を与えて、いちごの様子を見ながら過不足のないようにさらに肥料を調整しましょう。
いちごの栽培方法・育て方⑤収穫
収穫時期
いちごの収穫時期は花が咲いてから40日ほどです。例えば2月の下旬に咲いた花が順調に結実すれば4月上旬から収穫し始めることができます。当記事で紹介したおすすめ品種は四季成りのいちごですので、7月頃まで収穫できます。
収穫方法
いちごの収穫方法は茎から折り採るように収穫するか、園芸用のハサミを清潔にしてから摘み採りましょう。また、熟したいちごは柔らかいので力を入れ過ぎると潰れてしまいますし、熟し切っていないいちごも摘んでしまう可能性があります。
収穫したらすぐに食べよう!
いちごは収穫すると傷むのが早く、日持ちしません。いちごを収穫したらできるだけその日に食べるようにしましょう。一気に赤く熟して食べきれない量のいちごを収穫しなければならないときは冷凍庫で凍らせてからシャーベットやスムージーにして使うようにすることをおすすめします。
いちごの栽培方法・育て方⑥冬越し
冬の季節は休眠する時期
いちごは気温が下がると休眠します。冬の季節になると葉が枯れたり、病変が出やすいので心配になりますが、クラウンの部分から折ってとるようにしましょう。葉と茎が枯れてもクラウンの部分が元気であれば冬を越すことができます。
寒さに当てる
いちごは冬の寒い環境を越えることで花をたくさん咲かせるための花芽分化が促進されます。しかし、極度に乾燥させてしまうと枯れてしまうため、冬の季節に乾いた風が吹き通すような地域ではポリキャップや敷きわらなどで乾燥させないような対策が必要です。
水やりと手入れ
休眠すると水やりの頻度を下げたり、枯れ葉を剪定したりと次の生長期に向けて準備をしましょう。気温が上がり始めたらポリキャップを外したり、肥料を施したりと結実に向けての環境を整えてあげてください。
いちごの栽培方法・育て方⑥夏越し
夏の季節は収穫と剪定
四季成りの品種は長ければ7月頃まで収穫できます。結実のスピードが落ちてきたら新しい株を取るための準備期間としましょう。増やし方の詳しい手順は次の項目で紹介しますが、一般的に一季成りの品種は子株を増やしていくのに対し、四季成りの品種は3年程株を育てると甘いいちごを結実させる傾向にあります。
枯れた葉を取り除く
まずは枯れた葉をクラウンの根元から取り除き、蒸れないように環境を整えてあげましょう。枯れ葉をそのままにしておくと病気や害虫が発生しやすいため、適度に剪定して風通しのよい状態にすると夏をよい状態で越すことができます。
水切れに注意
夏の季節はいちごがランナーを伸ばすだけでなく、蒸発する水分も多いため、水切れを起こしやすくなります。水が長期間不足すると枯れてしまうのでこまめに土と株の状態を観察して水やりをしてください。地植えの場合でも乾燥が続くときは水やりをしましょう。
いちごの栽培方法・育て方⑧増やし方
ランナーを育てる
伸びてきたランナーを育苗ポットに固定して発根させることで新しい苗を作り、数を増やすことができます。発根させるときは肥料分がなく、水捌けのよい赤玉土をポットに充して、ランナーから萌芽している部分をU字ピンなどで固定します。
子株の植え方
2週間から3週間ほどで発根し、萌芽した部分が大きくなり始めます。それを合図に親株からランナーを切り離し、定植して植え付けることで簡単に数を増やすことができます。ランナーはどんどん伸ばしながら新芽を付けて行きますので、萌芽部分ごとに育苗ポットに固定しておくと新しい苗を作れます。
植え方のコツ
ランナーの先端に行くに連れて苗は若く、遺伝する形質が和らぎます。一般的に言われているのは1番親株に近い苗は罹りやすい病気を引き継ぎやすいため、2番目以降の苗を新しく植え替える方法が丈夫な苗を作るコツだと言われています。また、地植えで数をそこまで増やさないことを想定した場合はランナーを地植え部分に直接固定して株自体を大きくするような育て方もあります。
いちごの栽培方法・育て方⑨コンパニオンプランツ
コンパニオンプランツとは
コンパニオンプランツとは混植のことを言い、同じ場所に植えることで土壌菌のバランスを保ったり、それぞれの植物に付きやすい害虫を忌避しあう植物の相性を指します。いちごのコンパニオンプランツはにんにくやボリジ、カモミールなどが挙げられます。
地植え・プランター栽培
地植えにするときはいちごと同じ畝ににんにくを植えるとにんにくが虫除けとなり、元気ないちごを育てる効果があります。プランターでコンパニオンプランツを植えるときはボリジやカモミールなどのハーブ類を一緒に植えると虫除けをしながら見た目にも華やかな寄せ植えを楽しむことができます。
連作障害予防にも
連作障害は同じ土壌に同一科目の植物を植え続けたり、新しく植えることで環境のバランスが崩れて、病気が発生しやすくなったり、生長不良につながったりとデメリットが多い障害です。混植してバランスよく土壌菌や栄養分が植物に消費されることで偏りをなくし、連作障害を起こしにくい環境づくりに役立ちます。
いちご栽培の注意点①病気
普段の観察と農薬使用
いちごに限らず、正しい植え方をしてもその後の手入れや管理を怠ると病気に罹りやすい傾向にあります。水やりのたびに葉の裏表、クラウンの混み過ぎに気を掛けて適切な環境を整えて病気予防に努めましょう。発生前に殺菌殺虫剤を予防のために散布しても効果があります。状況に合わせて使用してみてもいいかもしれません。
病気①うどん粉病
うどん粉病はいちごの葉や茎に小麦粉を振りかけたような病変が発生します。カビが原因の病気となっており、放置すると光合成を阻害して株を枯れさせてしまいます。次々に感染範囲を拡げるので早めの対策が重要です。
病気②灰色カビ病
灰色カビ病もカビが原因の病気です。水染みのような病変部から始まり、次第に範囲を拡大させながら腐敗します。イチゴ栽培に適した涼しさに高い湿度が加わると発生しやすい病気です。混み過ぎないように枯れた葉を剪定しながら育てることで予防しましょう。
いちご栽培の注意点②害虫・鳥害
鳥もいちごを狙う
いちごが実り始めたら鳥たちも甘い実を狙ってやってきます。花が咲き始めたら防鳥ネットや寒冷紗でトンネルを作って食害に合わないように対策をしましょう。
害虫①アブラムシ
アブラムシはさまざまな植物に寄生して、茎や葉の汁を吸う食害をもたらします。食害だけでなくモザイク病を媒介するので近寄らせないための対策が重要です。事前に農薬散布をしたり、木酢液を散布して寄生しにくい環境を作りましょう。
害虫②なめくじ
なめくじは雨が続く梅雨などに発生しやすく、葉やつぼみなどを食害します。なめくじは夜行性のため、不審な食害跡やなめくじが這ったような白い跡を見つけたときは葉の裏やプランターの下に潜んでいないかを確認しましょう。アブラムシと同じように木酢液の散布は有効な対策です。
まとめ
いちごの育て方を覚えよう!
いちごは栽培環境を整えて、正しい植え方をするとたくさん甘い実をつけます。結実が悪かったり、甘い実が成らなかった場合は肥料や日当たりなど環境を見直すと改善できるかもしれません。いちごには一季成りと四季成りの品種がありますが、初心者でも育てやすく、収穫量が増えやすい四季成りイチゴの品種を紹介しました。自分で育てたいちごをそのまま食べたり、スイーツを作ったりと楽しんでみましょう!
家庭菜園が気になる方はこちらもチェック!
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