バーベキューでおすすめの串焼きレシピ7選！下ごしらえから竹串の使い方もご紹介！

はじめに

バーベキューでの串焼きは見た目がおしゃれなうえ、みんなが燃える火の周りに集って焼き手になれるので楽しさをより一層盛り上げてくれます。ただし、一口に串焼きと言っても適当に食材を串に刺せば良いというものではありません。この記事では、前半に串焼きを成功させるポイントを、後半にアレンジも加えやすい串焼きレシピ7選をご紹介します。食材の選び方や下ごしらえ、竹串やステンレス製串の選び方や使い方を参考に、串焼きバーベキューを成功させましょう。

串焼きバーベキュー成功の秘訣【食材編】

火の通りを均一にするために

いろいろな食材を組み合わせて串焼きにする場合、ナスやパプリカのような火が通りやすいものは下ごしらえ不要ですが、ジャガイモのように芯まで火が通るのに時間がかかる根菜類は事前に固めに下茹でしておきましょう。併せて、お肉も薄めにスライスするのがおすすめです。また、各食材はなるべく同じくらいのサイズにカットすると、火の通りも均一に近くなりますし見栄えも良くなります。

上手に仕上げるために

成功させるポイントはまだありますよ。それは、先端には重めの食材を刺すということ。例えば、お肉やベーコン、お野菜ならコーンやカボチャなどです。それらがストッパーの役割を果たすので、食材が先端から抜けて燃えるというアクシデントを防げるのです。また、表面にオリーブオイルを塗ってコーティングしておくと焦げつき防止になるので覚えておきましょう。それから、水分の多い貝や身崩れしやすい切り身のお魚などは串焼きには不向きなので避けましょう。

串焼きバーベキュー成功の秘訣【串編】

竹串の使い方と選び方

使った後は燃える火床に投入して処分出来る竹串は手軽で便利ですが、調理中に一番厄介なアクシデントは竹串に火が移って燃えることです。それを避けるために、竹串は前の晩からに水に浸しておきましょう。また、先端部分が出ているとそこから引火して燃える場合もあるので、食材で先端を覆うようにするのがおすすめです。長めの竹串、そして角串や平串など刺した食材がくるくる回ってしまわないものを選ぶのもポイントです。

ステンレス製の串を使い方と選び方

調理中に串が燃える心配もなく熱伝導も早いので、ステンレス製の串を重宝する方も多いですね。ステンレス製の串で串焼き料理をする場合も角串や平串がおすすめです。長さは長すぎても短すぎても扱いづらいので、コンロから持ち手の部分がちょうどはみ出すくらいのものが良いです。また、ステンレス製の串の場合は先端部分を出しておいた方が串全体に熱が伝わって食材により早く火が通るので、竹串の場合とは逆に先端部分は食材で覆わないような使い方をしましょう。

串焼きバーベキューのレシピ①【豚肉】

肉巻きトマトの串焼き

豚肉で巻いたトマトを串に刺して焼くだけの簡単レシピです。豚肉の豊潤な油とトマトの甘酸っぱいエキスがお口の中で広がり、お肉とトマトの食感の違いも舌に心地よく、キャンプの際の大人気メニューの一つと言えるでしょう。他のお野菜を巻いたものと組み合わせて串に刺したり、お肉とお野菜の間にレタスや大葉を挟むなどのアレンジを楽しむのも良いですね。

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下ごしらえとしてにんにくをすりおろしておきます。それを広げた豚肉に塗り込んでトマトを巻き、串に刺して多めの塩こしょうを両面に振りかけて焼きます。気をつけるポイントとしては、串に刺す際にお肉の巻き終わり部分の近くに刺すようにしましょう。そうすることにより、お肉がはがれて燃えるというアクシデントを回避出来ます。

串焼きバーベキューのレシピ②【豚肉】

ボンカレーサテ

ご存知のようにサテーとは東南アジア諸国で食べられている串焼き料理で、焼き鳥と言い換えられることも多いですね。鶏肉を使ったものが有名ですが、ここでご紹介するのは豚肉、しかも豚ひき肉を使う珍しいレシピです。レシピの生い立ちにも記載があるように、子供も喜ぶハンバーグのような仕上がりで更にカレー味なので、大人も子供も満足の一品でしょう。卵黄を添えてつくね風にいただいたらマイルドな味わいも楽しめます。

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ボンカレーの大さじ1だけ取り分けておき、その残りと豚ひき肉としょうが及びパン粉を粘りが出るまでこねます。それを冷蔵庫で約30分寝かせたら、6等分にして形を整えて串に刺してフライパンで焼きます。焼けたら、取り分けたボンカレーと牛乳を混ぜて表面に塗りカレー風味をUPさせます。レシピのコツ・ポイントにもあるように、キャンプの前日に串に刺すまでの下ごしらえを済ませ、ラップで包んで冷蔵又は冷凍しておきましょう。また、重みのあるタネなので太めの竹串や割りばしなどを使うのがおすすめです。

串焼きバーベキューのレシピ③【牛肉】

牛肉の串焼き 野菜だれ

バーベキューでの牛肉のいただき方はブロック肉だけではありません。牛肉の薄切りを使っておしゃれな一品を作ってみましょう。シャキシャキ食感とビネガーを効かせたタレは、特に暑い空の下でのキャンプの際に一服の清涼感を与えてくれますね。カラフル野菜による鮮やかな見た目も相まって、みんなが飛びつく人気メニューになりそうです。ブラジルのシュラスコ風のこのメニューにはステンレス製の串が似合いそうですね。

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野菜だれ用の野菜はみじん切りにして調味料となじませておきます。牛肉は波打たせながら串に刺して焼き、焼けたら焼肉のたれを絡ませます。それを器に盛って野菜だれをかけたら完成です。掲載のレシピはフライパンを使っていますが、網で焼いてから牛肉を焼肉のたれにくぐらせてもOKです。キャンプの前日に野菜だれまでの下ごしらえを済ませておくのも良いですが、当日他のメニューで使うお野菜を少しずつ拝借してオリジナルの野菜だれに仕上げるのも楽しそうです。

串焼きバーべキューのレシピ④【鶏肉】

鶏胸肉と大葉の串焼き

焼き鳥もバーベキューでは定番のメニューですね。ここでは、ひと手間加えて居酒屋風の一品に仕上げるレシピをご紹介します。大葉は苦手なお子様などがいらっしゃる場合は、大葉なしバージョンも一緒に作りましょう。また、下ごしらえの段階ではがす鶏の皮も使い方一つでもう一品に変身します。一口大にカットして竹串に刺して炭火でカリカリに焼けば、鳥皮の焼き鳥の完成です。

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＊の調味料を混ぜ合わせ、皮をはがして一口大にカットした鶏胸肉に揉みこんで15分以上寝かせます。そして、鶏肉の2/3程度を覆えるサイズに切った大葉を巻いたら串に刺し、塩こしょうを振って弱めの火加減で両面を焼きます。掲載のレシピはフライパンで作っていますが、網焼きでもOKです。鶏肉の皮をはがしたり大葉を洗ったりと下ごしらえで水場が必要なので、キャンプの前日に下ごしらえを済ませて当日は焼くだけにしておきましょう。また、鶏肉は火が通りにくいので時間を費やしてじっくり焼いてください。

串焼きバーベキューのレシピ⑤【海老】

海老のガーリックレモン串焼き

海老は扱いやすい上に見た目も食欲をそそるので、バーベキューで重宝される食材アイテムの一つですね。そのまま串焼きにしても美味しいのですが、ひと手間加えてみんながより一層喜ぶガーリックシュリンプを作ってみませんか。ご紹介するレシピは海老の臭みをとるための下ごしらえについても詳しく記載してあるので是非参考にしてください。こちらも、ステンレス製の串が似合うハワイ風のおしゃれメニューです。

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水をかけて解凍した海老に塩と片栗粉をまぶして軽く揉んで臭みを消し水洗いします。それに＊の調味料を振りかけて冷蔵庫で約1時間寝かせたら、さっと水洗いして水分をよくふき取ります。＊＊の材料を予め混ぜ合わせておき、そこに海老を投入して味を染み込ませたら串に刺して焼きましょう。キャンプの前日にジップロックなどで漬け込みまでの下ごしらえを済ませておくと良いでしょう。なお、漬け込んだ食材は焦げつきやすいので火加減にはご注意ください。

串焼きバーベキューのレシピ⑥【野菜】

しいたけとズッキーニのバター醤油串焼き

旨味をたっぷり含んだしいたけは、焼くとジューシーな旨味エキスが染み出てきて美味しくいただけます。そんなしいたけをズッキーニと共に焼くレシピのご紹介です。焼きしいたけをより一層美味しくいただくポイントはしいたけを洗わないこと。洗うと香りが抜けてしまい焼き上がりが水っぽくなるのです。汚れが気になる部分があればキッチンペーパーなどを濡らして拭き取るようにしてください。ズッキーニ以外のお野菜やうずらの卵などと組み合わせるアレンジもおすすめです。

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石づきを取ったしいたけと輪切りにしたズッキーニを交互に串に刺し、両面を焼いたらバターを載せてお醤油を垂らし、焼き目がついたら完成です。このレシピでは最初に傘を上にして焼いていますが、より美味しく仕上げるには、まずは傘を下にして塩をひとふりしてから焼き始めるのがおすすめです。そして裏返すタイミングは塩が溶けて水滴が傘の中に出てくる頃。その頃にはしいたけ全体に火が通っているので裏返して焦げ目がつくまで焼き、再度裏返したら調味料を投入しましょう。

串焼きバーベキューのレシピ⑦【諸々】

チーズフォンデュ

チーズフォンデュにもトライしてみましょう。ナチュラルチーズと牛乳を混ぜてフォンデュソースを作るレシピもありますが、カマンベールチーズなら丸ごと加熱するだけなのでより簡単で洗い物も省けます。食材はお野菜でもソーセージや海老やパンでも、チーズに合うものなら何でもOKです。他のメニューを作って余った食材も取り入れてうまく使い切ってしまいましょう。竹串をふんだんに使っていろいろな食材を刺して並べたら見た目もより華やかになりますよ。

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掲載のレシピはスキレットとバーナーで作っていますが、炭火コンロやフライパンを利用してももちろん作れます。カマンベールチーズをアルミホイルで包んで火にかけます。その横で加熱が必要な食材を串に刺して火を通しておきましょう。このレシピでは最後に白ワインとガーリックパウダーを加えていますが必須ではありません。また、チーズを加熱する前に切り込みを入れておくとよりスムーズに溶けます。

まとめ

食材の下ごしらえや竹串やステンレス製の選び方や使い方など、串焼きを成功させるポイントは参考になりましたか？ご紹介したレシピを基本にオリジナルのアレンジは思いつきましたか？冒頭にも記載したように、バーベキューでの串焼きはみんなが焼き手になれるのでより一層盛り上がることでしょう。お泊りキャンプの際には、食後に焚き火をして燃える火に使った竹串を投げ入れながら夜な夜な語り合うのも楽しそうです。さあ、もう一度記事を見直して、さっそくバーベキューの計画を立てましょう！

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