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ドアの防音対策を徹底ガイド!防音グッズや1人でもできる簡単DIYのやり方を解説!

ドアの防音対策をしっかりと行うことで、音漏れなどの心配は解消されます。ドアの防音のやり方は、後付けのグッズなどでも対応可能です。今回は、DIYが苦手な方も賃貸の一人暮らしやワンルームの部屋でも、簡単にできるドアの防音のやり方についてご紹介します。
更新: 2023年4月21日
水木誠人
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目次

ドアの防音対策、簡単なやり方をご紹介!

Photo byseth0s

ドアの防音は、一人暮らしやワンルーム賃貸などの部屋でも、後付けできるグッズで簡単にできます。近所の声が気になると、自分たちの声などが音漏れしているのではないかと気になりますが、そんなときも安心です。

今回は、気になる音漏れ対策として、ドアの防音についてご紹介します。後付けできるグッズも合わせてご紹介しますので、一人暮らしやワンルームの賃貸の部屋でも活用してください。

ドアから音漏れする理由とは?

ドアに厚みがない

Photo byqimono

玄関やトイレ、各部屋のドアを確認してみると、ドアに厚みがないために、ドアから音漏れが生じてしまうということはよくあります。

ドア自体を変えられる住環境でしたら話は簡単ですが、賃貸の部屋などではそういうわけにもいきませんので、防音グッズなどで対応する必要があります。簡単にできるグッズもありますので、ぜひ対策を検討してみましょう。

ドアに隙間がある

Photo byMysticsartdesign

ドアは戸を開閉して出入りするものですので、閉めたときに隙間が出てしまうものです。この隙間が大きくなってしまうと、隙間風が生じたり、音漏れが起こったりすることがあります。

隙間を埋めるさまざまなグッズで対応できますので、どんなグッズがいいのか、ぜひいろいろと検討してみてください。賃貸の部屋でも問題なく使えるグッズもいろいろあります。

騒音と防音の数値を知っておこう

防音性はDr値が目安となる

Photo bywal_172619

さまざまなグッズによって防音できる性能を数値化したものがDr値です。詳しいことはよくわからなくても、この数値が何かを知っておくと、製品を比較する際に役立ちます。Dr値35とある場合、だいたい35dBの音を遮断する性質を持っていることを示します。

dBとは音の大きさを表し、数値が高いほど音が大きくなります。dBの数値は、40、45、50などとありますが、この数値も数値が高いほど防音性能が高くなることを示しています。

ちなみに音の大きさについて語る際に使われるHzは音の高低を表し、Hzの数値が大きくなると、高い音であることを示しています。

騒音の目安と防音の効果

Photo bystevepb

騒音の大きさの簡単な目安として、健康な人が聞こえる最も弱い音を0dBとして、騒音の目安があります。たとえば犬の泣き声は90dB、ピアノの音は80dB、掃除機の音は70dB、普通の会話は60dBなどです。

たとえば90dBの部屋にDr値45(Dr-45)の防音グッズを使った場合、45dBの音を遮断する性質があるため、音漏れは45dBとなるということです。

簡単にできる!ドアの防音対策13アイデア

1:防音カーテン

Bedsure 遮光カーテン

出典:楽天
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一人暮らしをしていると、お友だちが遊びに来たときに、話し声や音楽などが音漏れをしていることに気づかずに、近隣に迷惑をかけていることがあるかもしれません。

また、ワンルームの部屋などは、部屋を遮るものがないため、音が筒抜けになっているかもしれません。そんなとき、ドアに防音カーテンをつけるだけで防音効果が期待できます。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

防音カーテンをドアなどに付ける方法には、ドア枠にカーテンレールを取り付ける方法があげられます。ただし、ドアのタイプによってはうまくカーテンを閉め切ることができず、防音性能が落ちてしまうこともあります。

カーテンレールが付けられればカーテンレールをつけてドアに防音カーテンを取り付けることも可能です。また、壁などを傷つけないようにつっかえ棒を取り付け、そこにカーテンレールを付けるという方法もあります。

2:隙間クッション

高い防音効果は期待できませんが、ドアの隙間から入ってくる暑さや寒さを遮断するドア用の隙間クッションをさらに使うことも有効です。欧米などでは手作りのクッションを置く家もあり、室内のインテリアとしてもおしゃれです。

部屋の壁などを傷つけるようなものではありませんので、何らかの防音対策を講じた後、さらにその効果を補強するために利用してみてはいかがでしょうか。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法


ドア用の隙間クッションは、手作りでも簡単にできます。子どもがプールで遊ぶPool Noodleと呼ばれる道具を使い、部屋の雰囲気に合わせた生地で作っていきます。

玄関のドアではなく室内のドアには、ドアの両面から隙間を塞げるように作るとより効果的です。防音効果を高めたいとき、このドア用隙間クッションをDIYしてみましょう。

3:隙間テープ

ニトムズ すきまテープ

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
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ドアに貼りつけるテープのひとつが隙間テープです。その名のとおり、ドアなどの隙間に貼るテープで、粘着面にシールがついていて、そのシールをはがしてテープを貼りつけます。

ただし、隙間テープは、防寒などが目的となる場合が多いため、防音の効果が高いわけではありません。しっかりとした防音効果が得たい場合は、同じような製品でも防音テープと呼ばれるものがありますので、そちらを使うようにしましょう。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

引き戸の場合、閉める側の戸に貼りつけ、余分な分をハサミでカットすればできあがりです。開閉式のドアの場合、ドアに貼りつけるほか、閉めたときにドアが当たる床の部分に隙間テープを貼りつける方法もあります。

なお、隙間テープは、製品の種類によって粘着力が強いタイプもあります。賃貸などの場合、剥がす際には十分に注意が必要で、場合によってはドアの表面もいっしょに剥がれてしまうこともあります。

4:防音テープ

東京防音 防音すきまテープ TP-200

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
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隙間テープと同じような形状ですが、防音に特化したテープがこちらの防音テープです。厚さは3m~5mと製品によっていろいろあり、隙間テープと同じようにドアやドアの周囲にテープで貼りつける仕様となっています。

100均などにも製品がラインナップされていますが、防音グッズなどを扱うメーカーの製品を購入した方が効果は高いようですので、しっかりと吟味して購入しましょう。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

防音テープは厚さがいろいろありますので、購入する際はしっかりと厚みの分を調べてから購入しましょう。高い防音効果を期待して、厚手の防音テープを購入したものの、いざテープを貼ったらドアが閉まらなくなってしまったという場合もあります。

すでにドアに隙間がある場合は隙間の厚さを図り、失敗のしない買い物をしましょう。テープの貼り方は、ドアに貼りつけます。

防音テープの種類はいろいろ

防音テープには、テープ自体の厚さのほか、粘着性、カラーなどによって、微妙に種類がいろいろあります。

テープが剥がれやすいのが嫌な方は粘着力の高いタイプのテープがおすすめですが、賃貸などの部屋では剥がしたいときに剥がれないと問題となりますので、さまざまな状況を鑑みて製品を選ぶようにしましょう。

5:防音マット

エーモン 静音計画 ロードノイズ低減マット

出典:楽天
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防音マットは、スポーツジムやダンススタジオなどで使われる防音効果のあるマットです。家庭用では、子どもの足音などを気にする方が使うこともありますが、ピアノやドラムなどの楽器の防音などにも効果があるため、ドア付近に置くなどしてドアからの音漏れを防止する効果が期待できます。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

防音マットをドア付近で使用する場合、ドアに合うようにカットして使うようにしましょう。防音マットの上に部屋に合ったマットなどを敷けば、おしゃれなインテリアとしても活用できます。

また、ピアノやドラムなどの音楽をされる方は、音源のマットとして使うとさらに効果が期待できます。貼りつけるなどの手間がないため、幅広く使える防音グッズです。

6:防音カーペット

アイリスオーヤマ ACRJ-1824G

出典:楽天
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防音カーペットとは、一般のカーペットと音を吸収する素材が一体化されたカーペットのことです。普通のカーペットに比べると厚みがあるため、音を吸収しますが、ドアが開かなくなるなどのトラブルもあります。

ドアの防音として防音カーペットの購入を考えてらっしゃる方は、厚みの分を考慮する必要があります。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

同じ防音カーペットでもタイルカーペットは、正方形のタイルのようなカーペットを組み合わせて使うタイプのカーペットです。デザインを考えて組み合わせることができるほか、部屋全体にカーペットを敷く必要もないので、使い勝手のいいカーペットです。

このタイルカーペットも防音効果が期待できる上、通常の防音カーペットよりもわずかに厚さが薄いため、ドア付近の防音としても使うことが可能です。

7:防音シート


ゼオン化成 軟質遮音シート サンダムCZ-12

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防音シートとは、防音のためのシートで、おもにグラスウールが素材として使われています。この素材は、ガラスを主な原料としたもので、音を吸収する性質の歩か、断熱性や保温性などにも優れています。

この防音シートは、強力な両面テープを使って壁や床に貼って使用します。ドアの防音対策としては、ドアの近くに位置する床に使うほか、ドア自体に貼って使うという方法が考えられます。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

防音シートもある程度の厚さがありますので、床に貼って使用する際は、ドアの開閉に問題がないかどうかを確認する必要があります。

また、製品によっては、おしゃれな壁紙のようなタイプもあるため、部屋のインテリアに興味のある方や、部屋の雰囲気をおしゃれに変えたい方はぜひこうした製品もチェックしてみましょう。

きれいに貼りつけていくのはむずかしいこともありますが、なるべくシートがずれていかないようにしっかりと貼りつけていきましょう。

8:防音パネル

フェルメノン DC-FB-6030C-WH-30P

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防音パネルとは、遮音シート、ゴム、グラスウールといった複数の素材を組み合わせたパネルです。防音パネルは、建築現場や高速道路などにも使われ、遮音効果があることで知られています。

一般の家庭や部屋などに使用する場合、パネルを貼るだけなので手軽に防音効果が期待できる空間を作ることができます。製品にも寄りますが、防音パネルも厚みがあるため、ドア付近の床に使う際は、厚みを確認する必要があります。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

防音パネルは、壁に貼り付けるタイプのほか、パーテーションのような目隠しもできるタイプのものもあります。音が気になる部屋に立てかけることで防音効果が期待できるというものです。

一般の家庭で使えるタイプの防音パネルには、色や雰囲気もおしゃれなタイプのものもあり、元の壁を傷つけることなく、防音壁を作ることができますので、本格的な防音室を作ることも可能です。

9:吸音材

スーパーダッシュ SD1134

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吸音材とは、空気中にある音波の振動を熱エネルギーに変えることで、音を次第に減らしていく素材のことです。防音対策には必要な素材で、グラスウールやウレタンスポンジなどを使った吸音材が主流です。

音楽スタジオの壁などに使われている素材なので、ご自宅に本格的なスタジオを作りたい方などは、ドア付近の防音と同時に壁などもこうした素材を使って防音対策を講じてみるとさらに高い効果が期待できます。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

吸音材は、音楽スタジオ風に部屋を変えたいという方におすすめの素材です。表面に凹凸のあるタイプの吸音材を使えば、音楽スタジオ風に仕上げることも可能です。吸音材の付け方は、粘着テープで該当する部屋の部分に貼っていくだけです。

ずれないようにうまく貼っていくのはかなりの技術が必要ですが、楽しくDIYすることも可能です。

10:遮音材

床デコLL45遮音下地材 ハーフ

出典:楽天
出典:Amazon
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遮音材とは、空気中を伝わる音を遮断する素材のことで、音漏れがしないように音を跳ね返す素材です。

壁やドアなどに垂らして貼りつける遮音シートが市販されています。遮音シートは、はさみで簡単にカットすることができ、画びょうや両面テープなどでドアや壁に貼ることができます。

遮音シートの上に壁紙を貼ったり、ペンキなどで色を付けることも可能です。初心者には少し高度なDIYとなりますが、手作りしてみたいという方はぜひチャレンジしてみましょう。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

遮音材は重ねて貼ることで効果を上げていくことができます。また、元来、遮音材は、壁の内側に使うことが前提となっているため、壁の表面に遮音材を貼ると、素材の臭いが室内にこもることもあります。素材には人体に有害な素材が使われれいないのかを確認することも大切です。

遮音材の貼り方

遮音材はハサミなどでカットできるため、必要なサイズにカットして使いましょう。壁の上部から壁に垂らすように貼っていきます。遮音シートは、重ねて貼ることで効果が期待できます。必要としている防音効果のためにも、さまざまな工夫が必要です。

11:防振材

東京防音 洗濯機用防振ゴム tw-660

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
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防振材とは、衝撃を吸収し、床や壁などに振動が伝わらないようにするための素材です。防振材には、天然ゴムやシリコンなども使われますが、衝撃吸収性の高いウレタンは、価格もさほど高くはないため、人気の素材となっています。

日常生活で使われる防音グッズとしては、洗濯機などの家電の足に取り付けて、騒音を吸収します。また、小型の家電などに使うための防音マットのようなグッズも店頭に並びます。


一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

一般家庭で使うことのできる防振材には、ドアからの音漏れを防止するタイプのものはありませんが、日常生活で気になる音が伝わっていかないようにすうさまざまな仕掛けがありました。

使えそうなものは上手に取り入れていき、防音対策がしっかりとできた部屋に住めるようになりたいです。こうすることで、日常生活で抱える近所とのトラブルが半減しますので、ぜひ参考にしてみてください。

12:卵パック

スーパーなどで卵を1パック買うとついてくる卵パック。あの紙製の卵パックには吸音効果があることはあまり知られていないかもしれません。卵が入っている部分を内側にして、卵パックをドアや壁などに貼り付けていくだけです。

卵を買うたびにパックを取っておけば、わざわざ材料を買う必要もなく、防音効果が期待できる部屋が完成します。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

ただし、卵のパックは、段ボールの箱などと同じように、音を吸収するなどの効果が見られるものではありません。卵ひとつひとつの凹凸部分に音が吸収して、結果として騒音が減った印象を持つことは考えられます。

使い道がなかなかない卵パックの再利用として使ってみるのも楽しいですが、本格的に防音について考えてらっしゃる方にはあまりおすすめしない方法です。

13:防音室

防音ルーム 簡単組み立て かるーむ

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段ボールで組み立てて作る防音室は、生活している部屋のドア付近の防音を何とかしようというものではなく、騒音になることを気にせずにカラオケで歌いたい、大音量でゲームを楽しみたい、音楽の練習がしたいという方のために、音漏れを気にせずにこもれる部屋として利用できます。

もちろん、家の室内が広く、大きな防音室があっても気にならないことが大前提ですが、さまざまなグッズをいくつも重ねて使ってまで防音する必要があるのかと疑問を持たれた方は、ぜひ一度、こちらの製品を見に行ってみるのをおすすめします。

一人暮らしや賃貸のワンルームで後付けする方法

こちらの製品については、音漏れが起こるし、防音対策にはなっていないという口コミもあります。この防音室内に防音を設置することで、より高い防音効果が期待できます。

防音グッズの中でもおしゃれなタイプのものを利用し、秘密基地のように飾ると、いつでもこもりたくなる防音室となります。上手に使い分けて、近所の人々に迷惑をかけないように楽しい毎日を過ごすようにしたいです。

ドアの防音で音漏れは改善される

Photo by sk8geek

ドアの防音対策は、さまざまな防音グッズなどで可能です。予算と相談しながら、入手しやすい価格の製品で、使いやすいグッズを使って、防音対策を練りましょう。楽しくDIYできることもあります。

そして、すてきな部屋を作りましょう。住環境はとても大切なものですので、ぜひ音を気にせずに生活ができるように改善していきたいです。

賃貸の部屋や一人暮らしの防音について気になる方はこちらもチェック!

もっと賃貸の部屋や一人暮らしの防音について知りたいという方は、こちらの記事もぜひご参照ください。参考になるアイデアがたくさん詰まっています。」