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新製品クイックヘッドとクイックシャッドを実長を通して徹底インプレッション

ジャクソンから発売されたクイックヘッドとクイックシャッド。見た目にかなり特徴のあるジグヘッドワームですが、その実力はどれほどなのでしょうか?今回はクイックヘッドとクイックシャッドを実際に使って、その性能を徹底的にインプレッションします!
2020年8月28日
六畳一間の狼SUU
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ジャクソンからついにワームが発売!

ルアーメーカーのジャクソンと聞くとミノーやメタルジグを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?往年の名作アスリートや名作ジグのギャロップなどが有名です。そんなハードルアーのイメージの強いジャクソンから、ついにサーフ用のジグヘッドとワームがリリースされました!

クイックヘッド&クイックシャッド

その名も「クイックヘッド」と「クイックシャッド」。数々の名作ルアーを世に出してきたジャクソンが作るワームとはいったいどんな性能なのでしょうか?今回は、クイックヘッドとクイックシャッドを実際に使用して、その性能を皆さんにお伝えさせていただきます!

まずはクイックヘッド&クイックシャッドの外見を観察!

クイックヘッドとクイックシャッドはどちらも特徴的な見た目をしています。じっくりと観察して、特徴を把握しておきましょう。

クイックヘッドの特徴的なアイ

ラインを結ぶアイがかなり特徴的な形をしています。フロント側のアイは長穴形状で、重心移動系のアイです。さらにその後ろにアイがあり、そこにもラインを接続することも可能ラインの接続以外にも、上側にフックを増設することもできそうですね!

三角形で尖ったヘッド

ヘッドの形状はまるでワインド用のヘッドのように鋭く尖った形をしています。後ろ側のアイに接続してジャークすれば、左右へのダートアクションも演出できそうですね!

ドデカいテールのクイックシャッド

ワームでまず目に付くのは、ドデカいテールではないでしょうか?ボディと同じくらいの太さがあり、長さも一般的なテールの倍くらいもあります。水をガッチリと掴み、かなり強いアクションをしてくれそうです。

珍しい上向きテール


一般的なシャッドテールはテールが下向きにセッティングされますが、クイックシャッドは上向きが正しいセッティングのようです。テールが上を向いていることでフッキングの際にフックに干渉しにくく、フッキングを妨げない効果があるのだとか。

クイックヘッド&クイックシャッドを実際に使ってみた

ルアーを眺めてみるとわかることもありますが、実際に使ってみないと本当のところはわかりません。実釣性能は海にいる魚に聞いてみましょう。今回は遠浅のサーフで羽山氏とヒラメ・マゴチを狙って釣りをしてきました。

いきなり珍魚登場

釣りを開始してすぐに釣れたのは、なんとダイナンウミヘビ。まさか海蛇が釣れるとは全く予想していませんでした。外道ではありますが、サーフで釣れるとどんな魚でも嬉しいですね!

羽山氏に本命がヒット!

羽山氏にヒットしたのはなんとマゴチ!シロギスをイメージして、ボトム付近をゆっくりただ巻きしたところヒットしたそうです。

SUUにもマゴチがヒット

ぼくにもついに本命のマゴチがヒット!ロッドを煽りながらのストップ&ゴーで、ストップの後の巻き始めでガツンとアタックしてきました。クイックヘッド&クイックシャッドばっちり釣れるやん!

実際に使った動画がこちら

クイックヘッド&クイックシャッドを実際に使ってレビューした動画がこちら。
アクション方法や使い方など、気になる方は参考にしてみてください。

クイックヘッド&クイックシャッドのイイところ

マゴチを連れてきてくれたクイックヘッド&クイックシャッド。その実釣性能は間違いありませんね!では、実際に1日投げ倒して感じたイイところをご紹介いたします。

アピール力がかなり強い


今まで様々なジグヘッドワームを使用してきましたが、クイックシャッドのアピール力は群を抜いて強いです。テールのワイドで水押しの強いアクションに、ボディ全体を左右に揺らすローリングアクションはまるでミノーのよう。ロッドに伝わるブルブルという振動からも、アピール力の強さを感じることができます。

アイの使い分けが可能

今回使用した遠浅サーフであればフロントアイ、急深サーフや足場の高い堤防などはリアのアイといった具合に、釣り場の水深や狙いの深さによってアイを使い分けることが可能です。また水深が浅い場所であっても、あえてリアのアイに接続してワインドのようにダートアクションをさせることも可能。ひとつのヘッドで様々な釣り場や釣り方に対応できるのは嬉しい性能ですね!

見た目の印象よりも飛ぶ

初めてクイックヘッド&シャッドをみたときは「飛ばなそうだなぁ」と思ったのが正直なところ。しかし実際は一般的なジグヘッドと比べて全く見劣りしないレベルで飛びます。特にフロントのアイに接続したときは、かなり遠投性能が高いと感じました。

他に似たワームがない

フラットフィッシュやシーバスなど様々なジャンルのワームをみても、クイックシャッドと同じような特徴を持ったワームをぼくは見たことがありません。裏を返せば替えが効かない唯一無二のワームがクイックシャッドなのではないでしょうか?

他のワームが使える

クイックヘッドはワームを刺すだけの構造なので、クイックヘッド以外のワームもセットすることができます。クイックヘッドを自分好みのセッティングにすることができるため、釣りの幅がより一層広がりますね!専用設計にしなかったあたりにジャクソンの優しさと男気を感じます。

クイックヘッド&クイックシャッドの苦手なところ

ここまでクイックヘッド&クイックシャッドのイイところをご紹介してきましたが、少し苦手としている部分も感じました。そのルアーの苦手な部分を理解しておくことで、出しどころや使い方などが見えてくるはずです。

速巻きが苦手

かなり強いアクションが出るワームのためか、速巻きをするとアクションが破綻してしまいました。クイックヘッド&クイックシャッドはスロー〜ミディアムスピードで使うジグヘッドワームのようです。

食わせ系のワームではないかも

アクションが強いため、感覚的にはミノーに近いものだと感じました。シビアな状況で食わせるのではなく、好活性な魚を効率よく釣っていく方が得意なルアーかもしれません。

クイックヘッド&クイックシャッドの出しどころ


実際に使ってみて感じたイイところと苦手なところ。それを踏まえて、ぼくなりのクイックヘッド&クイックシャッドの出しどころをご紹介します。あくまでぼくの考えなので正解ではありませんが、皆さんが使うときの参考にしてください。

魚が好活性なとき

朝一の魚が好活性になる時間や時合いなどの食いが立つタイミングは、クイックヘッド&シャッドのアピール力が活きる場面。強いアピール力を活かして好活性な魚を効率よく釣っていくことができるはずです。ワームはミノーのようなプラグで届かない沖のボトムまで攻められるので、今までより釣果アップなんてこともあるかもしれませんよ!

サーチベイトとして

その日の魚の活性や付き場などがわからないとき、サーチベイトとしてもクイックヘッド&シャッドは使いやすいルアーです。持ち前のアピール力を活かして魚を誘い、反応の有無でその日の状況をある程度把握できるはず。サーチベイトとして使うことで、ルアーローテーションの起点になりますね!

こだわりが詰まったクイックヘッド&クイックシャッド

他に類を見ないクイックヘッドとクイックシャッドですが、特徴がはっきりとして開発者のこだわりを感じます。ボックスにひとつ入れておけば、きっと活躍する場面があるはずですよ!

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