ポタリングとは
ポタリングとは「のんびりする」「ぶらつく」という意味の英単語「potter」から生じた和製英語で、自転車に乗ってのんびり出かけることを意味します。長時間・長距離自転車に乗ることが多いスポーツとしての「サイクリング」とは異なり、服装を気にせず気軽な趣味として始められます。自転車で走ることは気持ちがよく、運動不足解消やストレス発散におすすめです!
ポタリングの楽しみ方は?
目的地を決めずにぶらっとクロスバイクに乗って気分転換をしたり、写真を撮りに出かけたり、観光をしたり、飲食店など店舗に立ち寄ったりするなどポタリングの楽しみ方はたくさんあります。一人ではなく複数人でまとまってポタリングをして、交流を深める楽しみ方もできます。自転車から離れる際は盗難防止と駐輪のマナーに気をつけましょう!
クロスバイクの特徴とは
クロスバイクとは、舗装道路が得意な「ロードバイク」と山道や砂利がある道が得意な「マウンテンバイク」それぞれ良さを生かした自転車のことで、地面に対して水平なフラットハンドルと細めのタイヤが特徴です。クロスバイクという呼び方はポタリングと同じく和製英語で、海外では「トレッキングバイク」や「ハイブリットバイク」と呼ばれています。
クロスバイクの魅力は?
クロスバイクの魅力はロードバイクやマウンテンバイクよりも安価で、ママチャリ(シティバイク)よりも軽くて持ち運びしやすいことです。操作も簡単で、初心者にとって手が出しやすい自転車といえます!
ポタリング初心者におすすめのクロスバイク1.
cyma primer(cyma)
cyma primerはネット専門自転車総合通販サイトで年間売り上げNO.1(2020年1月20日時点)のcymaで大人気のクロスバイクです!cymaでは組み立て・整備済みのすぐ乗れる状態で配送され、アフターサービスも充実しています。
cyma primerの魅力とは
おしゃれなカラーリング、初心者に嬉しい工具なしでのサドルの高さ変更、LEDのオートライト付きなどcyma primerには魅力がたくさんあります!ハンドルとサドルはブラウンで統一され、フレームの色はアイアンブルー、アーバンホワイト、ストリートブラックの3色から選べます。いずれもシックな色合いが素敵です。
ポタリング初心者におすすめのクロスバイク2.
CORTEZ(サカモトテクノ)
CORTEZは創業50年の歴史を持つメーカー・サカモトテクノによる万能クロスバイクです!他のクロスバイクよりもやや太めのタイヤによって、多少の凹凸があっても安定して走れます。私服やスーツにも合い、服装を気にせず乗れるデザインであることも大きな魅力です。
CORTEZは装備・アイテムがすごい!
CORTEZにはワイドバスケット・前後の泥除け・LEDライト・反射板・片足スタンドが標準装備されています。これらのアイテムがすべて最初からついているものはそう多くありません。購入してすぐにポタリングに出かけられるクロスバイクとしておすすめします!
ポタリング初心者におすすめのクロスバイク3.
MARKROSA7s(BRIDGESTONE)
6色の中からお気に入りのカラーを選べるMARKROSAは、国産メーカー・ブリヂストンサイクル株式会社のクロスバイクです。フレームの耐久性やライトの明るさ、ブレーキの効きなどの基準を満たした安全環境基準適応車に与えられるBAAマークつきなので安心して購入できます!
女性に人気のMARKROSA
MARKROSAはそのかわいらしい見た目と機能で女性に人気のクロスバイクです!前後に泥除け付属、フレームのまたぐ部分は低いという特徴があり、スカートなどのおしゃれな服装の時でも乗りやすいです。カゴは別売りですが、標準装備のフロントキャリアに鞄などの荷物が置けます。
ポタリング初心者におすすめのクロスバイク4.
オールストリート6s(サカモトテクノ)
サカモトテクノのクロスバイクで、カラーの美しさに一目ぼれしてしまう一台です。ブルー、レッド、ブラック、カーキ、バナナイエロー、ビジュアルホワイトの6色があります。特にビジュアルホワイトは車体のほぼ全てが白に統一されているところが魅力です。クロスバイクをファッションの一部にする楽しみ方をおすすめします!
オールストリート6sの魅力
オールストリート6sは見た目だけでなく実用的な魅力もあります!シマノ製の6段変速機は指先で簡単にギアチェンジができて便利です。サドル中央には穴が開いていることでお尻の痛みが軽減されます。また、片足スタンドと裾汚れを防ぐチェーンガードが付属しています。
ポタリング初心者におすすめのクロスバイク5.
LIMIT2(NESTO)
LIMIT2は480mmで9.9kgという驚きの軽さが特徴のクロスバイクです!国内で販売されている6万円未満のクロスバイクでは最軽量のモデル(2018年11月時点)で、颯爽と走りたい人にぴったり。日本のサイクルブランド・NESTOは価格に対してパーツのグレードが高いという特徴があります。
LIMIT2の注目すべき点
LIMIT2の注目すべきパーツは、制動力が高くて安心なシマノ製Vブレーキとしなやかで軽く走り出せるMAXXIS製タイヤです。価格に対してワンランク上のものが使われています。さらにスタンド・リフレクター・ライト・ベルという4つのアイテムが装備されていることも要チェックです!
ポタリング初心者におすすめのクロスバイク6.
MISTRAL(GIOS)

<重さ>10.8kg
<タイヤ>700×28c
<変速機>24段
<ブレーキ>Vブレーキ
MISTRALはイタリアの名門自転車ブランド・GIOSのクロスバイクです!長年多くの人に愛されているブランドで、特にGIOS BLUEと呼ばれる青色の自転車がよく知られています。このMISTRALではGIOS BLUE以外にもWHITE、BLACK、GREYがあります。いずれもシンプルカラーで車体のかっこよさを引き立たせています。
MISTRALの人気の秘密は?
MISTRALのフレームにはアルミ、フォークには衝撃をよく吸収してくれるクロモリが用いられています。変速機はフロント3段×リア8段の24段で、坂道をしっかり登れます。人気の理由はGIOSブランドの知名度だけでなく、このスペックと5万円台というリーズナブルな価格にあります。
ポタリング初心者におすすめのクロスバイク7.
SETTER9.0DISC(LOUIS GARNEAU)

<重さ>11.7kg(420mm)
<タイヤ>700×28c
<変速機>24段
<ブレーキ>ディスクブレーキ
カナダのルイガノは、デザイン性の高さから子供からも大人からも人気を集めています。SETTER9.0DISCは2020年発売の新作で、わずかな力でもよく効くディスクブレーキを使用していることが特徴です。従来のモデルよりも軽い力でしっかり止まれます!
自分に合うものを見つけやすいSETTER9.0DISC
SETTER9.0DISCは370mmから520mmまでのサイズが4段階あり、身長150cmから195cmまで対応しています!残りカラーバリエーションはMATTE LG BLACK、SKY BLUE、MATTE LG LIME、LG WHITEで、男女・服装問わず似合うデザインです。
クロスバイクに必要な装備・アイテムとは
ライトやカギなどの装備は、クロスバイクでは別売りである場合が多いです。ここからはクロスバイクと一緒に揃えておきたい装備・アイテムを紹介していきます!
クロスバイクに必要な装備1.ライト
ライトをつけて自分の存在を知らせることは事故防止のための大切なマナーです。ライトの明るさの単位には「ルーメン」が用いられ、フロントライトは800ルーメン以上のものがおすすめです。後方は反射板または10~15ルーメン程度の明るさのリアライトの取り付けが必要になります。
クロスバイクに必要な装備2.カギ
どんなに短い時間でも自転車から離れるときにはカギをかけることが必須です。強度であればU字ロック、使いやすさであればチェーン、手軽さであればワイヤータイプのものがおすすめです。電信柱やポールなど動かない構造物と自転車のフレームとを固定する際には、チェーンタイプで長さが100cm以上あるものが使いやすいです。駐輪マナーを守り、禁止の場所や歩行者の邪魔になる場所は避けましょう。
クロスバイクに必要なアイテム1.空気入れ
イギリス式バルブのタイヤが中心のシティサイクルとは異なり、クロスバイクは高気圧に耐えられるフランス式バルブのものが多いです。最低でも1週間に1回程度空気を入れる必要があります。それぞれのタイヤには適切な気圧量が定められているので、空気入れを購入する際には空気量がわかるメーター付きのものを選ぶと安心です!
クロスバイクに必要なアイテム2.ヘルメット
クロスバイクは時速30kmで走ることができる乗り物です。ヘルメット装着は義務ではありませんが、原付の制限速度と同じくらいの速度で走ると考えると、ヘルメットなしで乗るのは非常に危険です。万が一の事故に備え、ヘルメットは必ず装着しましょう。
ポタリングの服装・マナーとは
ポタリングは大きな決まりなく自由な楽しみ方ができるものですが、知っておきたい服装のポイントと気をつけるべきマナーについてお伝えします!
ポタリングの服装は?
ワイドパンツなど丈が長くて裾が広がるものは、チェーンに巻き込んでしまう可能性があるので要注意です。それ以外は私服でもスポーツウェアでも、自転車の乗り降りがしやすく動きやすいものであれば問題ありません。クロスバイクに合わせて服装をコーディネートするのも楽しみ方の一つですね!
ポタリングで気をつけるべきマナー
どの自転車に乗るときも自転車は原則車道通行で、歩道は歩行者優先であることに変わりはありません。ベルを鳴らして歩行者をどかせることは重大なマナー違反です。ポタリングで街中を走る際、人通りが多い歩道では自転車から降りましょう。また、自分を守るためのマナーとしてスマホ、イヤホン、傘さしなどの「ながら運転」は避け、周りの様子をよく見ることが大切です!
まとめ
ポタリング、そしてクロスバイクに興味を持っていただけたでしょうか。クロスバイクは移動のためだけでなく、体を動かす代わりにしたり、徒歩では行けない場所にポタリングしに行ったりすることができる乗り物です。ぜひ自分にピッタリの一台を手に入れてみてください!
そしてクロスバイクを選ぶ時には、機能、価格、装備・アイテムの有無、デザイン、安全性などをいくつか比較することをおすすめします。クロスバイクごとに異なる特徴や良さに気づくと、楽しみながら比較ができます。今回紹介したクロスバイク7選の特徴にも、ぜひご注目ください。
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<重さ>12.65kg
<タイヤ>700×40c
<変速機>7段
<ブレーキ>Vブレーキ