美味しい野菜が育つお庭の土の作り方!初心者の家庭菜園の第一歩はこれで完璧!

美味しい野菜が育つお庭の土の作り方!初心者の家庭菜園の第一歩はこれで完璧!

庭を家庭菜園畑にするときも、畑で新たに野菜を育てるときも大切になるのは土作りです。どんな野菜を育てるかによって多少異なりますが、野菜づくりの基本となる土の作り方について紹介します。庭の一角で家庭菜園をする場合にも役立ちますよ。

記事の目次

  1. 1.家庭菜園の土作りとは
  2. 2.家庭菜園に合う土・庭とは
  3. 3.家庭菜園の土作りで必要な道具
  4. 4.家庭菜園の土作りで準備する資材1:石灰
  5. 5.家庭菜園の土作りで準備する資材2:土壌改良材
  6. 6.家庭菜園の土作りで準備する資材3:その他
  7. 7.家庭菜園に必須の肥料とは
  8. 8.家庭菜園で使う肥料の種類について
  9. 9.家庭菜園向けの大まかな土の作り方
  10. 10.家庭菜園の土作りの始め方1:土をフカフカに
  11. 11.家庭菜園の土作りの始め方2:土を中和する
  12. 12.家庭菜園の土作りの始め方3:養分追加
  13. 13.家庭菜園の土作りの始め方4:性質改良
  14. 14.家庭菜園の土作りの始め方5:消毒
  15. 15.家庭菜園の始め方・土作りのまとめ

家庭菜園の土作りとは

庭の土と畑の土は違う

Photo by __U___

家庭菜園は畑でも庭の一角でもできます。しかし庭にある土と野菜がよく育つ畑では土自体が異なります。庭の土は踏み固められ固くなっていたり、植物の成長に必要な栄養が不足している可能性があるため、新たに家庭菜園を始めてみたいという方は耕したり肥料を与えたり、土壌改良材を混ぜて土を準備する必要があります。この準備のこと土作りといい、初めて家庭菜園をやる方や、市販の土以外で家庭菜園に挑戦する初心者には意外と大変です。

前もって土を準備する

耕作放棄地や庭を新たに畑にして家庭菜園をするには作業量が非常に多くなるため植え付け直線ではなく1ヶ月前ぐらいからゆとりを持って始めましょう。特に初心者や初めてという方は、始め方ややり方がわからず時間もかかりやすいですよ。いい土とはたんに耕して肥料を混ぜるだけでいいというわけではなく、いろいろな条件があります。土壌改良を含めこれから家庭菜園に合った土の条件などを紹介していきますね。

家庭菜園に合う土・庭とは

庭の水はけと水持ち

Photo by MiNOL__000

土を準備するときに重要なのはいい土を作ることです。そのためにもまずどんな土が、野菜を栽培するときに適しているか考えていきましょう。雨が振ったときに水たまりができる場所は水はけが悪い場所です。このような場所は土壌改良が必要です。逆に雨が降っても砂のようにすぐに染み込み、すぐに乾くところは水持ちがわるいため土壌改良が必要になります。家庭菜園の始め方としては水はけの良し悪しをきっちり把握しましょう。

庭の場所選びも重要

Photo byPublicDomainPictures

庭の一角を菜園畑するときは土の準備とともに場所選びも大切です。すべての植物が日当たりを求めるというわけではありませんが、基本的に野菜は日当たりと風通しのいい場所で育つものが多いです。家庭菜園の始め方として日当たりがよく、風通しのいい場所の確保は重要ですよ。風通しが悪いと病気や害虫が発生する原因にもなります。

庭が粘土質だとできるだけ違う場所にする

粘土質の場所を初めての方や初心者の方が畑にするのは難しいです。粘土質の土は粒子が細かいため雨で固まりやすく通気性の悪い土です。そのため水はけが非常に悪く、耕すだけでも力が必要です。また土壌改良材を大量に使わないと野菜を育てにくい場所になります。ただしすべての野菜が水はけを必要とするわけではなく、青じそのように湿地を好むものもあるため野菜の特性によっては多少粘土質のほうがいい場合もあります。

家庭菜園の土作りで必要な道具

庭の土を耕す・掘る

Photo by tyoro

家庭菜園を始めるには耕すための道具、土を掘るための道具が必須です。広い畑ならトラクターなどの機械を準備するといいでしょう。小さな耕運機ならカセットボンベで駆動するものもあり、初めての方や初心者の方でも簡単に始められるようになっていますよ。スコップやショベル、移植ごて、鍬(くわ)、耕運機のどれか一つでも用意しておきましょう。100均でも移植ごては売られていますよ。

庭の土や異物を集める道具

Photo bymanfredrichter

大きな熊手のようなレーキは地上部を掃除してできた草や小石などを一箇所に集めるときに使う道具です。小さい家庭菜園ならなくても大丈夫ですが、ある程度広いと集めるための道具もあったほうがやりやすいですよ。また土を耕すとかならず異物が出てくるのでそれらをまとめて集めるときにも便利です。

家庭菜園の土作りで準備する資材1:石灰

酸度を調整

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なんの手入れもしていない場所は雨の影響でカルシウムなどが溶け出し、酸性の土地になっていることがあります。プロなら土のPh(酸度)を気にしますが、初心者なら酸度を矯正しなくても栽培可能です。ただし本格的に畑を作るという場合は土の準備としてきちんと酸度を調整しましょう。アルカリ性の石灰を土に撒くことで中和して育てやすくします。計測しながら中性から弱酸性になるようにしましょう。

野菜によって適正値が異なる

Photo byHOLIET

野菜により適正値が異なりますが、何を作るかまだ決めていない場合はPh6~7程度になるようにするといいでしょう。じゃがいもや里芋、にんにく、生姜などの一部の野菜もPh6ならギリギリですが、適正範囲に収まりますよ。石灰を撒きすぎると土が固くなったり、アルカリ性になるため注意してくださいね。植え付けより2週間ほど前に撒いて、窒素が含まれている肥料と同時に使うのは避けてくださいね。一緒に使うと有毒ガスが発生します。

家庭菜園の土作りで準備する資材2:土壌改良材

庭の水はけをよくする資材

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水はけが悪い粘土質の場所では必ず必要になってくる資材の1つです。有機物を入れてよく耕すことで土に隙間ができて通気性がよくなり、水はけが確保されます。有機物を使うと植物の成長を助けてくれる微生物も増え一石二鳥です。一般的に水はけを改善するために使われるのは腐葉土、牛ふん堆肥、もみ殻くん炭や黒曜石パーライトなどがあります。畑の土は土の粒が適度にまとまっている団粒構造を目指すといいでしょう。

庭の水持ちをよくする資材

砂のように水を与えてもすぐに染み込み乾く場所は保水性のいい土壌改良材を混ぜて耕すといいでしょう。初めての方や初心者でも使いやすい土壌改良材はたくさんあります。例えばもみ殻くん炭は保水性も排水もよくしてくれます。他にはバーク堆肥や真珠岩パーライトなどもおすすめです。いい土の作り方とは、土の性質を理解して、土壌改良していくだけなのでコツがわかると初めての方や初心者でもできますよ。

庭の肥料持ちをよくする資材

肥料の成分を土の中にとどめることも大切です。保肥性といいますが、水はけや水持ちと同じで、作り方がありますよ。ピート(泥炭)やバーク堆肥、バーミキュライト、ゼオライトは肥料の成分を土の中にとどめてくれる効果が期待できる土壌改良材です。バーミキュライトたゼオライト、パーライトのような石を使った土壌改良材は肥料にはなりませんが、無菌で土に混ぜて耕すだけで使えるため初めての方や初心者でも扱いやすいです。

家庭菜園の土作りで準備する資材3:その他

土ができても終わりはない

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土壌改良材を混ぜ、よく耕すと土作りはほとんど終わりですが、おいしい野菜を育てるにはマルチなども必要になります。マルチは土の多いのことで雨が降ったときに跳ね返った土が野菜の病気のもとになることも多いですよ。プランターだと雨が振りそうな日は移動できますが、畑では移動できないためマルチングしておきましょう。黒いビニールの他に腐葉土や藁(わら)などでもマルチングできます。

農薬を使うなら

病害虫に対して農薬を使う場合は植え付け時などにあらかじめ散布するものもあるので、農薬のラベルを見て参考にしてくださいね。

庭の一角を畑にするときに必要な資材

コンクリートが多く土がない場合は基本用土となる赤玉土や黒土を使いましょう。基本用土とはたんなる土のことで基本用土6~7割に対して腐葉土などを3割混ぜて土を作っていきますよ。庭に全く土がない場合は必要になるので覚えておいてくださいね。市販の培養土を大量に使っても大丈夫です。

家庭菜園に必須の肥料とは

肥沃な土地とは

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Phが適性で柔らかい土でも養分がないと野菜は育ちません。長年草が生えていた場所や畑以外の場所、植物を育てたことがない場所では養分が不足している可能性も高く、土壌改良材と肥料を混ぜて一緒に耕すようにしょう。肥沃な土地とは植物の成長に必要な養分が豊富な土のことです。肥料があると植物が元気になるだけではなく、野菜だと味がよくなりますよ。前述したように石灰と同時に混ぜないように注意してくださいね。

元肥と追肥

Photo by yto

土作りの段階で混ぜ込んで一緒に耕す肥料を元肥(もとごえ)といいます。元肥は準備段階でしか混ぜ込めないので土の作り方でも需要な役割があり、野菜は一定の時期までは元肥により成長することになるので忘れないようにましょう。追肥は開花時期、実ができ始めた頃など特定の時期に肥料を足すことです。土の作り方とは直接関係なく特定の時期までに準備しておくと大丈夫です。

家庭菜園で使う肥料の種類について

有機肥料

Photo byJing

天然由来の肥料となり、鶏ふん、牛ふん、コウモリのふん(バットグアノ)、油かす、骨粉、腐葉土、堆肥などのことです。微生物が分解した後養分として野菜に吸収されるためゆっくり長く効くという特徴があり、土作りの際に混ぜ込む元肥に向いています。初めての方や初心者でも野菜をうまく育てるにはこの元肥が重要です。土壌改良効果をもつものあります。

無機肥料(化成肥料)

天然由来ではない無機質の肥料、科学的に成分を配合した肥料です。臭いがすくなく虫は発生しにくいため初めての方や初心者でも使いやすいですが、一般的に化成肥料は有機肥料よりもすばやく効果が出るため、途中で追加する肥料の追肥に向いています。土の作り方によっては化成肥料を元肥にすることもありますよ。どちらの肥料も耕すときに混ぜ込むだけで大丈夫です。

家庭菜園向けの大まかな土の作り方

庭を耕す意味

Photo by __U___

まず草や大きな石などをのけて整地していきましょう。整地できたら鍬(くわ)を使ってできるだけ深く耕していきましょう。耕す理由は土の中の異物を取除たり、固まった土を崩したり水はけや通気性をよくしたりと野菜が成長しやすい環境を作るという意味になります。そのため土の作り方、家庭菜園の始め方として耕すことは非常に重要です。きちんと耕せたらPhを測り石灰で土壌改良していきましょう。

石灰をつかって一週間後に土作り再開

石灰を使ったら一週間ほど期間を空けて再び土作りを再開しましょう。一週間も空けると肥料を混ぜても有毒ガスが発生しにくいですよ。石灰を使わなくても家庭菜園なら問題ないことも多く、耕したあと腐葉土やもみ殻くん炭を混ぜ込むまで一気にすすめても大丈夫です。土ができたら最後は農薬などを使い消毒し最終的には育てる野菜に応じて畝を作るといいでしょう。これが家庭菜園の始め方と土の作り方になります。

家庭菜園の土作りの始め方1:土をフカフカに

土の作り方:しっかり耕す

Photo byOpenClipart-Vectors

初めてでも初心者でも耕すことができれば、ある程度野菜が育てられると言われています。土が硬いままだと根が張れず野菜が育ちにくくなります。また踏み固められた状態だと土の粒子が詰まっている状態となり通気性が悪く、排水性も悪いです。肥料や腐葉土の馴染みも悪く、異物が残っているとそれだけで成長の阻害になります。しっかり耕すことで、前述したようにこれらの問題が解決できますよ。

深さは30~60cm

特に深さが決まっているわけではありませんが、一般的に30~60cmは耕します。プランターの平均的な深さが30cm程度になります。大根のように根を深く下ろすものは、30cmよりも深く耕したほうがいいですが、畝を作ると浅くても大丈夫です。石などの異物を土の中から取り除くことできれいな形の根菜が収穫できるようになりますよ。

家庭菜園の土作りの始め方2:土を中和する

Phの調整

プロの方なら気にするポイントですが、よほど酸性になっていない限り飛ばしても問題がないとも言われています。家庭菜園では苦土石灰や牡蠣殻石灰(有機石灰)を使うと初めての方でも失敗しにくいと言われていて、消石灰と比べると効き目が穏やかになるため土が固くなったり、アルカリ性に傾きにくいですよ。どれくらい使うかはパッケージに記載さているので必ず確認しましょう。苦土石灰はマグネシムも補給できます。

アルカリ性にするのではなく中和

間違いやすいのですが石灰を使うのは酸性に傾きすぎた土を中和することです。ほとんどの野菜は弱酸性で育ちますよ。Ph7以上のアルカリ性にするのではなく6~7の弱酸性程度にしましょう。

家庭菜園の土作りの始め方3:養分追加

肥料を与える

Photo by yto

先に肥料を与えても、酸度調整を先にしても大丈夫です。大切なのは窒素と石灰を同時に混ぜこまないという作り方です。肥料は窒素(N)、リン(P)、カリウム(K)のバランスを意識して入れましょう。元肥には有機肥料をよく使いますが、有機肥料はバランスが偏っていることが多いため単品では使わず油かすと骨粉のように組み合わせて使いましょう。初心者や始め方はゆっくり効く緩効性の化成肥料もおすすめです。

牛ふんは肥料としての効果は少ない

Photo by atk1983

肥料を与えるときに注意してほしいのは牛ふんの扱い方です。牛ふんは水分を吸うとふかふかになる効果が高く水はけを改善するなどの土壌改良材としての効果は高いですが、他の有機肥料と比べると肥料としての成分は少ないです。必ず他の肥料と組み合わせてくださいね。なお堆肥や鶏ふん、牛ふんを扱うのが初めてという方は発酵済みのものを選ぶようにしましょう。臭いが少なく途中でガスがでることもないため扱いやすいですよ。

家庭菜園の土作りの始め方4:性質改良

水はけや保肥性の改良

もともと適度に粒状になっていて通気性排水性などに問題ない土地なら改善しなくても大丈夫ですが、有機質を混ぜるとおいしい野菜ができると言われています。水はけや通気性は野菜を育てるうえで非常に大切ですよ。団粒構造かどうかわからない方もとりあえず腐葉土を入れてみましょう。バーク堆肥や腐葉土などの有機物を入れて深く耕すと、微生物の働きや有機物と土が混ざり合って程よい粒ができ保肥性、通気性、排水性が確保できます。

家庭菜園の土作りの始め方5:消毒

植え付け時に消毒する

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初めての方や初心者が無農薬で野菜を栽培するのは非常に難しいです。農家でも無農薬、オーガニック栽培の野菜は難易度が高いと言われていますよ。初めての場合は畑の作り方としてあらかじめ農薬を使って病害虫を予防して育てたほうが成功しやすくなります。土の中には目には見えない病原菌が入っていたり数ミリの害虫の卵が混じっていることから初心者の方は防除したほうが作りやすい畑にできますよ。

家庭菜園の始め方・土作りのまとめ

庭でも土をしっかり作る

Photo by __U___

野菜だけではなく花を育てる場合も土は大切です。庭の一角を畑にする場合もしっかり土作りをしましょう。水はけの良し悪し、酸度を確認してそれぞれ状態にあった資材を混ぜ込んでいくと土作りはできます。化成肥料が初心者には扱いやすいですが100%化成肥料で土作りすると微生物がいない土になり悪影響が出てきますよ。定期的に有機物を足していい土を作ってくださいね。

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揚げ餅
ライター

揚げ餅

簡単なDIYや家庭菜園、キャンプ、燻製など何かを作ること、自然が好きです。作ることの楽しさ、自然の魅力などを伝えられると嬉しいです。


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