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飯能のおすすめハイキングコース5選!自然や温泉を楽しめるスポットを満喫しよう!

飯能周辺には初心者にもおすすめのハイキングコースがたくさんあります。今回はその中でも初心者におすすめのハイキングコース5選を紹介していきます。飯能は都会から1時間弱のエリアなのに自然が満喫でき、温泉も楽しめるスポットがあることにびっくりするはずです。
更新: 2023年8月29日
ソラ
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初めに

秩父の山々が眺められる埼玉県南西部に位置する飯能市には、ハイキングの初心者や登山の上級者でも楽しめるハイキングコースがたくさんあります。今回はその中でもこれからの季節に紅葉や温泉が満喫できるおすすめハイキングコース5選を紹介していきます。また合わせてハイキング途中にある飯能市の名所スポットについても紹介していきます。コースにあった服装の情報も掲載していきますのでお出かけの際に参考にしてください。

飯能のハイキングコースの特徴

初心者でも気軽に

飯能駅からアクセスできるハイキングコースの特徴は、駅から歩いてアクセスできるハイキングコースが充実しているというところです。ほとんどのハイキングコースの場合には登山口までバスでアクセスしないとならないエリアが多く気軽に行けるスポットが少ないのですが、飯能のハイキングコースの場合には、服装も普段着ているもので気軽にハイキングに行ける場所が多いので初心者にもおすすめのスポットとなっています。

本格的なスポットも!

もう一つの特徴が気軽にアクセスできるのに岩場や鎖場のような本格的なスポットもあり、上級登山の醍醐味も味わえるというところです。また名所と呼ばれる場所や温泉、自然も楽しめるエリアとなっています。東京都心からでも西武池袋線に乗れば約1時間で飯能駅に着いてしまうアクセスのよさは他のエリアにはない手軽さで人気なのもわかるはずです。ぜひ今週末は自然たっぷりの飯能のハイキングに出かけてみてください。

飯能のハイキングコースおすすめ①天覧山

飯能駅からアクセス

飯能のハイキングコースの入門編といえば天覧山です。天覧山は数あるハイキングスポットの中でも気軽に行けるスポットで西武池袋線の飯能駅からすぐの場所に位置しています。駅から歩いてアクセスできるのに非常に充実したハイキングコースのため、飯能エリアのハイキングコースの中でも一番の人気スポットとなっています。もしも、車でアクセスする場合には登山口の近くに公共の駐車場がありますのでそちらを利用すると便利です。

観音寺で歴史を学ぶ

天覧山に登る前に飯能の歴史を学べるスポットとして立ち寄りたいのが、飯能の名所の一つである武蔵野二十四番札所の観音寺です。この観音寺は創建500年以上の諏訪八幡神社で敷地内に飯能郷土資料館があります。飯能地域の歴史が学べるようになっていますのでお参りと合わせて訪れるようにしてください。なお、飯能郷土資料館への入館は無料となっていますのでぜひ立ち寄ってみてください。

日本名園百選の能仁寺へ


郷土資料館まで行くと天覧山の登山口はもう目の前なのですが、そのすぐそばに能仁寺があります。ここも天覧山登山前にぜひ立ち寄っていただきたいスポットとなっています。能仁寺でおすすめのポイントは、日本名園百選のひとつに数えられ、さらには飯能市の名所として指定文化財となっている池泉鑑賞式逢庭園を見てもらうことです。この季節は周りの紅葉とのコントラストが綺麗なので、ぜひ堪能していくようにしてください。

十六羅漢に立ち寄り

登山口に到着したら登山を始める前に東屋があるのでトイレをすませておくことをおすすめします。トイレ休憩が終わったらいよいよ天覧山に向けて登山開始です。途中分岐点があり、片方が天覧山山頂へ、もう一方が十六羅漢を経由して山頂へ向かうルートとなっています。飯能の名所のひとつに数えられている十六羅漢は、徳川家の5代将軍綱吉が病気になった時に治療をしていただいたお礼に綱吉の母、桂昌院が奉納したものといわれています。

天覧山頂上へ

十六羅漢から先は天覧山の楽しみの一つであるちょっとした岩場スポットとなっています。天覧山は標高たった195mの山ではありますが、この岩場はスリル満点です。この岩場を抜ければそこは山頂で天気のいい日には秩父連山や遠くに富士山も眺めることができる絶景に出会えます。天覧山に行かれる場合の服装は、街中で来ている洋服で十分ですが、靴はスニーカーのようにしっかりと足をホールドしてくれるタイプにしてください。

飯能のハイキングコースおすすめ②多峯主山

最初の難所は見返り坂

多峯主山へは天覧山から向かい、しばらくは湿原となりマムシが出現するので服装は長袖に長ズボンで散策してください。この湿原を過ぎると急な木段が現れます。ここは別名「見返り坂」と呼ばれるエリアで登る途中で何度も来た道を振り返りたくなります。「見返り坂」と呼ばれるようになった理由は、源義経を追いかけている途中にこの坂を登った母の常盤御前が、あまりにも急坂だったので何度も振り返ったという話から名付けられたのです。

「飯能百景色」雨乞池

見返り坂を登り切り、多峯主山山頂が近づいてくると目の前に雨乞池が見えてきます。この雨乞池がある場所は、山頂に近い標高の高いところにあるのですが、今まで一度も水が枯れたことのない池として有名で名所として「飯能百景」にも選ばれています。雨乞池の名前の由来は、水が枯れない池ということから付近の農民が晴天続きで農作物が枯れそうになると、この池に集まり雨乞い祭りを行ったことからそのように呼ばれるようになりました。

雨乞い池から多峯主山山頂へ

この雨乞池を過ぎるとすぐに標高271mの多峯主山山頂です。天覧山の山頂からはおよそ40分ほどで到着し、多峯主山の山頂も非常に開けていて素晴らしい眺望が楽しめます。また、頂上の南側中腹にはトイレも設置されていますので安心です。天覧山から多峯主山のハイキングコースは、整備されているので初心者でも歩きやすく、また本格的な登山を楽しみたい方には東側にある直登ルートは本格的な岩場や鎖場もあるのでチャレンジしてみてください。

飯能のハイキングコースおすすめ③棒ノ折山

スタート地点のさわらびの湯へ


棒ノ折山へは、飯能駅からバスで登山口まで行きます。有馬ダムのそばの「さわらびの湯」という日帰り温泉施設のあるバス停で降りるとそこが棒ノ折山登山の出発点となります。この「さわらびの湯」には、温泉と雄大な景色が眺められる野外ジャグジーもあり、飯能市周辺の市民の憩いの場となっています。この温泉に車で行く場合には駐車場が完備されていますのでアクセスも非常に便利で有馬ダム周辺もドライブコースとしておすすめです。

夏でも涼しい水源のみち

棒ノ折山への登山道は、別名「水源のみち」とも呼ばれています。水源の道への入り口は白谷沢で、そこから沢沿いの自然豊かな登山道が始まります。沢沿いにハイキングコースがあり夏でも涼しいので服装には気をつけてください。そして、沢沿いの道を登っていくと岩茸石と呼ばれる迫力満点の岩があるので見逃さないようにしてください。途中アップダウンが意外とあるのでハイキング初心者の方は焦らずゆっくりと進むようにしてくだい。

棒ノ折山山頂へ

水源の道をのんびりと沢のせせらぎを楽しみながらハイキングを楽しむと途中に藤懸の滝や天狗の滝といったいくつかの滝にも出会えます。そして、ゴルシェ帯と呼ばれる両サイドの岸壁が迫ってくるところを抜けていくとやがて棒ノ折山の山頂である棒の嶺に到着します。そこは標高969mあり周りの山々が眺められるようになっています。山頂には芝生もあり、のんびりとランチを取れる場所もあるので下山に向けて登山の疲れをしっかりと癒してください。

飯能のハイキングコースおすすめ④奥武蔵自然歩道

巾着田へ散策

奥武蔵自然歩道は高麗駅を起点に服装も普段着で歩ける初心者向けのハイキングコースです。コースには天覧山や多峯主山も含まれますが、今回は高麗駅をスタートする別のコースとなります。そのコースは高麗駅からのどかな里山を抜けて巾着田の散策です。巾着田は清流高麗川の蛇行によりできた広大なエリアで、面積は約22ヘクタールの大きさを誇ります。巾着田という名前は日和田山から眺めるとまるで巾着のように見えることから名付けられたといわれています。

一年中楽しめる巾着田

巾着田へのハイキングのポイントは、一面が大きなお花畑になっているので菜の花やアジサイ、コスモスなど一年中四季ごとの色鮮やかな景色を楽しむことができるのです。そして高麗川では川のせせらぎを感じるとともに清流の宝石と呼ばれているカワセミの姿も見ることができるスポットなのです。このように巾着田は、一年中四季折々の景色を楽しむことができるのですが、巾着田のハイキングで一番楽しめるはなんといっても秋です。

見所は曼珠沙華

その理由は巾着田があたり一面曼珠沙華で敷き詰められた真っ赤な絨毯のようになるからです。色づいた紅葉と真っ赤な曼珠沙華のコントラストはここならではの景色です。この巾着田には曼珠沙華がなんと500万本以上も群生しているとのことで飯能の名所のひとつとなっています。近くを流れる高麗川のせせらぎとともにこの景色を眺められるのは秋のごくわすかな時期だけなので必ずチェックをしてから行くようにしてください。

飯能のハイキングコースおすすめ⑤吾妻峡

渓流ハイキング


飯能のハイキングコース最後のおすすめは、入間川上流の名栗川沿いの渓谷を歩くハイキングコースです。帰りが楽なように行きはバスに乗って「永田大杉バス停」まで乗車してください。このバス停で降りると吾妻峡ドレミファ橋という看板があるのでその道を川の方へ下っていってください。川へ出ると飛び石でできたドレミファ橋が現れるので、そこからが吾妻峡のスタートです。ドレミファ橋は水流の多い時には水に沈んでしまうので気をつけてください。

不思議な奇岩

吾妻峡の楽しみは奇岩が多くあるスポットでもあるのです。出発してほどなく現れるのが最初の奇岩で赤岩と呼ばれる大きな岩で水かさが増した後でも綺麗な砂がたまるという不思議な岩なのです。次に出てくるのが兎岩で名前の通りで川の水を飲んでいる兎のように見えます。水かさが増えた時には泳いでいる兎のようにも見えるそうです。その先が汽車渕と呼ばれるエリアで、まるで岸から汽車が迫り出しているように見えるので不思議です。

鎖場を過ぎればゴール

汽車渕エリアはちょっとしたスリリングスポットで鎖場となっています。とはいってもきちんと整備されていますので安心して楽しんでください。ここを過ぎると吾妻峡も終了となり名栗川亭が見えたら飯能河原に到着です。ここを抜ければ飯能駅まではすぐなので時間があればここで少しのんびりしてから帰宅の途に着くのもおすすめです。なお、このコースは川沿いを歩くので服装は一枚羽織れるように準備をしていくようにしてください。

まとめ

今回は飯能駅を起点としたアプローチが楽で山頂までが近くハイキング初心者でも楽しめるおすすめコース5選を紹介しました。秩父が近い飯能は本格登山も楽しめるのですが、山歩き初心者や時間が少しできたので普段の服装でハイキングをしたいという人におすすめです。そして、飯能駅周辺は商店街もあるのにすぐのところにこれだけの自然や温泉、名所があるのでびっくりします。一年中楽しめますので手軽に出かけてみてください。

関東周辺の初心者向けハイキングコースが気になる方はこちらをチェック!

関東周辺の気軽に初心者でも行けるコースを合わせて案内しますので参考にしてみてください。