はじめに
家でバーベキューを楽しむ時は
家でのバーベキューの楽しみ方は様々です。しかし住宅街では煙や騒がしくしないなどの配慮を欠かすことができません。特に住宅が密集している場所に住んでいる場合は配慮をしなければ迷惑にすらなってしまいます。
注意点と準備、おすすめメニューを紹介!
家でバーベキューをするときの注意点と必要なものや道具を解説し、バーベキューの準備方法、家でバーベキューをするときにおすすめのメニューや楽しみ方を紹介します。万全の準備をして家でバーベキューを楽しみましょう!
家でバーベキュー注意点①
周りの住人に配慮を
多くの人は住宅街やマンションに住んでおり、自分の家でバーベキューをするからと言って「いつしてもいい」ということはありません。周りの住人に配慮をしなければ真の意味で楽しむことができません。
注意点①時間
まず家の庭やテラスでバーベキューをするときの注意点は時間です。夕方から夜に掛けてバーベキューをすることは小さい子供がいる家庭やお年寄りからしたら迷惑と感じる場合がほとんどでしょう。家でバーベキューをするときは昼から始めて夕方までには終わるのが無難です。
注意点②騒ぎすぎない
次に気をつけるべき注意点は騒ぎすぎないということです。「日中だからいいだろう」と思っても休みの日だからとゆっくりと眠っている人もいるかもしれません。自分の家だからと言って羽目を外しすぎないように気をつけましょう。
家でバーベキュー注意点②
住宅地では
住宅地では自分以外にもたくさんの人が住んでいます。バーベキューが好きな人ばかりが集まって住んでいる訳ではありません。バーベキューが好きな人からすれば「楽しそうにやってるね!」と思ってもらえるかもしれませんが、そうでない人は言わなくてもおわかりになるでしょう。
注意点③頻度
住宅街に住んでいて毎週のようにバーベキューをすると迷惑を掛けているかもしれません。言葉では「お互い様ですから」といってもらえる内は大丈夫かもしれませんが、言葉に甘えすぎて相手に配慮しないのは考えものです。
注意点④バーベキュー前に知らせる
家の中で焼肉をしただけでも翌日は匂いがカーテンや床に染み付いています。家の庭やテラスでバーベキューをするときにはもっと強い匂いや煙を出しています。洗濯物や布団を干している人には迷惑以外の何物でもありません。周囲の家にバーベキューをすると前持って知らせておくとトラブルを未然に防ぐことに繋がります。
家でバーベキュー注意点③
普段の印象が大事!
普段から「挨拶をする」や「地域活動に参加する」など好印象を周囲の人に持ってもらえているといざ家の庭でバーベキューをするとなっても不満を抱かせることはありません。必要以上に低姿勢になる必要はありませんが、日頃から人として普通の対応をしていることが大切です。
注意点⑤日頃から挨拶をする
日頃から挨拶をしたりして交流をしておきましょう。世間話をする間柄にでもなればキャンプやバーベキューが好きなことを事前に話しておくと理解を得やすくなるかもしれません。
注意点⑥後日にもお詫びをする
バーベキュー前に知らせに行くに通ずることですが、バーベキューをしたあとにも騒がしくしたことをお詫びしておくと好印象を持ってくれることに繋がります。自分が平気なことが他人も平気とは限りませんので念のために一言添えておくと良いでしょう。
家でバーベキューするときの楽しみ方
楽しみ方①すぐできる
家でバーベキューをするときの楽しみ方は何と言っても「すぐにできる」ことでしょう。思い立ったら必要なものと道具を庭やテラスに準備することでいつでもバーベキューを始めることができます。
楽しみ方②子供も安心
小さな子供を連れてバーベキュー場へ行くのは大変なことです。子供を見ているだけでも大変なのに火の管理や、道具の準備に追われるのは楽しみよりも疲れが勝ってしまいます。家でのバーベキューであれば準備ができるまで子供はいつもの室内や目の届く範囲で遊ばせておくことができるので安心です。
楽しみ方③飲酒運転を気にしなくていい
お酒を飲む人に限定する楽しみ方ですが、家でバーベキューをするときは帰りのことを気にする必要がないので気兼ねすることなくお酒を飲むことができます。家族のみんながお酒好きな場合も「誰が帰りの運転をするのか?」ということを考えなくても良いのは家バーベキューならではの楽しみ方です。
楽しみ方④後片付けもいつも通り
キャンプ場やバーベキュー場ではゴミの捨て方などが細かく定められており、ルールに従う必要がありますので戸惑う場合もあります。しかし家バーベキューであれば後片付けはいつものルールに従えばいいので戸惑うことがありません。いつもどおりのゴミの捨て方、シンクで洗い物をすれば後片付けは完了です。
家でバーベキュー簡単おすすめメニュー①
簡単おすすめメニュー①
家バーベキューでおすすめのメニュー①はローストビーフです。塊肉を豪快に調理する様子はインパクトが大きく、友人や知人を呼んでバーベキューをするときには大変盛り上がります。調理も焼き目を付けたらコンロの炭火が直接当たらないところに置いておくだけです。
おすすめの作り方
ローストビーフを庭バーベキューで作るときは食べ切れる量の赤身の肉を用意しましょう。塩胡椒を肉の表面に塗り込んでしばらく置いておき、フライパンやスキレットで前面に焼き目を付けます。あとはアルミホイルで肉を包み、炭火が直接当たらない網や鉄板の上に置いて蓋をし、30分放置すれば完成です。切り分けてみんなで楽しくいただきましょう。
おすすめの分量
牛肉(もも肉か肩ロース):1kg/塩こしょう:適量/ソース:お好みのものを用意/必要なもの:フライパンかスキレット/アルミホイル
家でバーベキュー簡単おすすめメニュー②
簡単おすすめメニュー②
家バーベキューでおすすめのメニュー②はハンバーガーです。コストコなどでパティとバンズを揃えれば準備も楽チンです。子供も大人も喜ぶメニューとなっています。チーズや生野菜を揃えて様々なバリエーションでたくさん食べましょう。
おすすめの作り方
前述した通り、調理するだけの状態のものを買い揃えれば火を起こすだけで料理することができます。パティはフライパンで、バンズは網の上でカリッとするまで炙ると美味しさも倍増します。トッピングにアボカドやチーズ、オニオンなどをテーブルの上に並べてお好みのものを挟む形式にしても楽しく食事をすることができます。
おすすめの分量
ビーフパティ:10〜15枚/バンズ:10個/ケチャップ・マスタード・マヨネーズ:お好みで/レタス・トマト:レタスは1/2個をちぎってバットに並べる。トマトは1個をスライスして同じくバットに並べる/アボカド:皮を剥いてペースト上にしておくと良い。
家でバーベキュー簡単おすすめメニュー③
簡単おすすめメニュー③
家バーベキューでおすすめメニュー③はスペアリブです。スペアリブはご存知のとおり骨付き肉となっており、味の染み込んだ肉を手で食べる様子はバーベキューそのものと言ってもいいでしょう。骨に付いた肉が一番美味しいので豪快にかぶりつきましょう。
おすすめの作り方
スペアリブは前日から下味を付けてジップロックなどの袋に入れて準備しておくと当日は焼くだけで簡単にバーベキューメニューを楽しむことができます。必要なものもスペアリブとお好みのタレやスパイスだけとなっていますので手軽に楽しむことができます。ただ下味が炭火に落ちると煙がたくさん発生するので調理するときには適した道具を使うようにしましょう。
おすすめの分量
スペアリブ:1kg/すりおろし玉ねぎ:1/4個/ニンニク:1カケ/ケチャップ・ウスターソース・砂糖:2:1:1で混ぜておく/塩こしょう:適量/下茹でしたスペアリブを漬けダレに入れて味をよく馴染ませましょう。
家でバーベキュー簡単おすすめメニュー④
簡単おすすめメニュー④
家バーベキューでおすすめのメニュー④は焼きとうもろこしです。焼きとうもろこしは生のままから焼き始めると調理する時間が長くなりますので、前日までにした茹でをしておいて当日は炭火で焼き目をつけるだけの状態にしておくことをおすすめします。
おすすめの作り方
下茹でしておいたとうもろこしを焼くだけの作り方がもっともおすすめです。用意できればハケを準備しておき、醤油を塗りながら焼き目を付けると香ばしさがより一層増しておいしく食べることができます。子供にも人気間違いなしのおすすめメニューとなっています。
おすすめの分量
とうもろこし:5本/つけ焼き用しょうゆ:しょうゆ・砂糖を2:1で混ぜて加熱し、砂糖を溶かしておく/バター:適量
家でバーベキュー簡単おすすめメニュー⑤
簡単おすすめメニュー⑤
家バーベキューでおすすめのメニュー⑤はベーコンのアスパラ巻きです。ベーコンの香ばしい香りとアスパラのシャキシャキとした食感が食欲を増してくれるメニューとなっています。
おすすめの作り方
ベーコンでアスパラを巻くだけの調理となっていますが、バーベキュー向けにするには、アスパラを下茹でしてからそのままアスパラを覆うようにベーコンを上から巻いていくと見映えが良くなるのでおすすめです。ペッパーでアクセントを付けたり、チーズを一緒に巻いてもおいしく食べることができます。
おすすめの分量
ベーコン(長いもの):10枚/アスパラ:10本/チーズ・ペッパー:お好みで
家でバーベキュー簡単おすすめメニュー⑥
簡単おすすめメニュー⑥
バーニャカウダーを作ってコンロの炭火の弱いところに置いておくと野菜スティックやビスクにディップしながらアツアツの状態を楽しむことができます。家バーベキューの場合は前日に作っておいてあとは温めるだけの状態にしておくことをおすすめします。
おすすめの作り方
クッカーなど炭火にそのまま出せる調理器具に牛乳とニンニクを入れて柔らかくなるまで牛乳を足しながら煮込み、アンチョビの缶詰を全て入れます。アンチョビとニンニクを潰しながら煮詰まったら完成です。冷ましてラップを掛けて、翌日はそのままバーベキューコンロに乗せて温めながら食べましょう。
おすすめの分量
牛乳:500ml/ニンニク:1個/アンチョビの缶詰:1個/きゅうりやセロリなどディップして食べる野菜を必要分だけ細長くカットしておく/必要なもの:炭火で使えるクッカーなど
家でバーベキュー準備・必要なもの・道具①
バーベキューコンロ
家でバーベキューをするときにもコンロが必要なものです。コンロがなければバーベキューをすることができません。しかし普段バーベキューするときよりも煙や匂いに配慮する必要があります。住宅地でも匂いや煙が出にくい方法を解説します。
煙・匂いが出にくい炭
普段通りのバーベキューコンロを家でバーベキュー道具に使うときは炭や網を工夫してみましょう。煙や匂いを抑えることに繋がります。煙や匂いが出にくい炭を使うだけでも大きく違います。匂い・煙が出にくい炭はオガ炭・ハイブリッド備長炭が挙げられます。上手に活用して家の庭でバーベキューを楽しみましょう。
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鉄板を使おう
バーベキューで煙や匂いが発生するのは肉を焼いたときに網から落ちる油が炭に落ちて煙や匂いの元となるからです。最初から網を使わずに鉄板でバーベキューをすることで原因を封じ込めることができます。いつものコンロを使う場合は焼き網を鉄板に変えるだけでも煙・匂いを軽減することができます。
家でバーベキュー準備・必要なもの・道具②
無煙ロースター
無煙ロースターを使うと煙や匂いを抑えながらバーネキューをすることができます。カセットガス式や炭を使うタイプなど様々ですが、バーベキューらしい味を求めるのなら炭を使うタイプを、簡単さを求めるのであればカセットガス式を選ぶようにすると良いでしょう。
無煙ロースターを使うときは
無煙ロースターを家のバーベキューで使うときはテーブルの上に置いて使うことが多くなりますので、大きなアウトドアテーブルを用意したり、無煙ロースターを置くローテーブルを別に用意する必要があります。楽しみ方に応じてテーブルを変えながら使ってみてください。
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家でバーベキュー準備・必要なもの・道具③
テーブル&チェア
庭に備つけのテーブルやチェアがある場合はそれらを利用してもいいですが、ない場合はいつものアウトドア道具を活用する必要があります。また家でバーベキューをするために道具を買うときは収納性よりも多少嵩張っても快適性を基準に道具選びをしてもいいところが魅力です。
タープ
タープがあると日陰を好きなところに作ることができるので準備しておくことをおすすめする道具となります。なくてもバーベキューを楽しむことができますが、アウトドア気分を上げることと急な天候の変化にも対応することができる頼もしい道具です。
ポップアップテント
ポップアップテントがあると家の庭でもアウトドア気分が盛り上がります。小さな子供がいるのであれば休憩する場所としても最適です。準備も後片付けも簡単で、価格も安いものが多くなっているので1つ持っていると便利な道具となります。
家でバーベキュー準備・必要なもの・道具④
食材
当たり前の話ですが食材は必要なものの筆頭です。肉や海鮮、野菜類を家族や集まる友人の好みのものを前日までに準備しておくと当日の用意が簡単にできて、すぐにバーベキューを楽しむことができます。基本的な食材は準備しておいて、みんなで持ち寄っても楽しく行うことができます。
クーラーボックス
家バーベキューでもクーラーボックスがあると食材を取りに庭からキッチンへと移動する手間を省くことができますので揃えておきたい道具となっています。連泊するときのようにハイスペックなクーラーボックスである必要はありませんので安価なクーラーボックスを準備しておくと良いでしょう。
虫除け・日焼け止め
虫除けや日焼け止めも用意しておくとバーベキューをしたあとの疲れ方が変わってきます。家の庭でも虫は寄ってきますし、炎天下でバーベキューをすると日焼けもしてしまいますのでこれらも必要なものとなります。
家でバーベキュー準備・必要なもの:まとめ
基本的にはバーベキューと同じ
家でバーベキューをするときも基本的にはキャンプや野外でバーベキューをするときと同じように必要なものを用意しておくと快適にバーベキューをすることができます。好みの道具を集めて家の庭でバーベキューを楽しみましょう。
キャンプ場との違い
家の庭でバーベキューするときはいつもの家電や調理器具が身近にあることです。お湯を沸かしたい時もバーベキューコンロで沸かす必要はなく、クーラーボックスの中が空になっても冷蔵庫で再度補充をすることができる手軽さが家バーベキューの魅力です。最低限、必要なのは火元となるコンロだけですので、全く何も持っていないという人はバーベキューコンロを買うことから始めてみてはいかがでしょうか?
匂いと煙の配慮を忘れずに!
多くの場合住宅街に住まれている人が多いと考えられます。周辺の住人にはバーベキューをしているのを好ましくないと考える人もいるかもしれません。最低限、騒音と炭やコンロを工夫して煙や匂いを出しにくい道具を使ってバーベキューを楽しみましょう。
後片付けはその日のうちに
自分の庭だからと言ってバーベキューの片付けを次の日に持ち越さないようにしましょう。食べ残しをそのままにしていると野良猫が寄ってきたり、暑い季節などは腐敗してしまい、悪臭の原因にもなってしまいます。その日のうちに後片付けはしてしまいましょう。
まとめ
家の庭でバーベキューを楽しもう!
家の庭やテラスでするバーベキューの楽しみ方は移動時間や計画を立てる必要がなくいつでもできることです。しかし住宅街では煙や騒がしくしないなどの配慮を欠かすことができません。日頃から周囲の人には挨拶をして良い印象を持ってもらう近所付き合いが大切です。「お互い様」と思ってもらえるようにしてバーベキューを楽しみましょう!
家でのバーベキューが気になる方はこちらもチェック!
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