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シバザクラ(芝桜)の花言葉とは?特徴や名前の由来から色別の意味の違いもご紹介!

ソメイヨシノやボタン桜の花びらが散り、春も終わりを迎えた頃に、ピンクや白そして紫色のじゅうたんを一面に敷き詰めたかのようなシバザクラを楽しむ季節になります。花と言えば花言葉で知られ、花一つ一つには花言葉があります、ここではシバザクラの花言葉を紹介します。
更新: 2021年4月26日
おわっシー
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シバザクラ(芝桜)とは

シバザクラはどんな花!

シバザクラはハナシノブ科に属する多年草の花で、北アメリカが原産地の植物です。和名は「芝桜」、英名は「モスフロックス」で意味は「苔状のフロックス」です。また別名はハナツメクサ(花詰草・花爪草)で、名前の由来はこの花の特徴である茎や葉が、まるで芝生のように地面を這う様から名づけられました。シバザクラの特性は年中落葉しない常緑性と、地面を覆いながら広がる特性を持っているため、ピンクや白、そして紫の花が地上を覆いながら広がる状態を作り出すという、いわゆる「グランドカバー」ができる事です。

春の季節の喜びを感じる花!

シバザクラが一面に咲き乱れる光景は、見る人々に「春の喜び」を感じさせてくれます。桜が散り終えた後の春の季節に咲くこの花は、春が訪れたことの喜びを一番味わえる花でしょう。この花には代表的なピンクの花や、清楚な感じの白の他にも、白地にピンクのストライプが入った特徴のかわいい花の種類や、鮮やかな青系統色の紫色の花もあります。

シバザクラ(芝桜)が咲く季節は!

シバザクラの季節は春!

シバザクラの開花時期は、桜が咲き終えた4月から5月にかけての時期です。つまり厳しい冬を忍耐力で迎えた春の季節です。ただし北海道のような寒い地方では、5月の中頃から6月の初めの頃に咲きます。この季節には、鮮やかなピンクや白や紫の花が、名の由来のとおり地面を覆い隠すかのように咲きみだれます。斜面一面をピンク色や白、紫色に染め上げる光景は素晴らしく、全国にはこの季節に大勢の観光客が訪れる場所がにあります。

シバザクラ(芝桜)の咲く地域と季節!

九州から北海道まで忍耐で花咲かす!

シバザクラの頒布は特定の地域ではなく、北は北海道網走から南は九州鹿児島県まで日本全国に分布しています。開花の季節は九州では4月、関西や近畿そして関東や東北では5月に、そして北海道では5月下旬から6月上旬にかけて、まさしく冬の寒さに忍耐で春を迎え名の由来の通り、あたり一面をピンクから紫色の芝生のように広がりながら咲く、まさに桜の絨毯のような光景は私たちの目を楽しませてくれます。

シバザクラは公園や個人でも栽培!

全国のシバザクラの名所を調べてみると、桜の名所と違って公の場所だけでなく、個人で栽培している場所もあります。シバザクラは寒さや暑さに忍耐強い常緑の植物のため、その特徴を利用して芝生の代わりに植えられていいます。つまり、個人の畑やなだらかな土地の斜面などを使って、いろんな種類のシバザクラを栽培して楽しんでいるのです。

シバザクラ(芝桜)の特徴と花言葉

シバザクラとはこんな花!

シバザクラはハナシノブ科に属する常緑の宿根草で、一度植えたら毎年のように花を咲かすことが出来る、つまり長年保つことが出来る忍耐強い種類に属する植物です。またシバザクラは冬にも落葉しない特徴のため1年中葉がついています。そして開花を迎える季節の春になると、ピンク、白、そして紫色の花などいろんな種類の花が咲きます。その光景は、まるで花の絨毯を一面に敷きつめたかのようです。別名の「花詰草」の由来は、この「敷き詰めたように咲く状態」から来ています。

シバザクラの特徴は背丈が低い!

シバザクラの大きな特徴は、「花詰草」で表現されるような地面を覆うような生え方です。背丈そのものは大変低く、約10cm~20cm程度ですが、一番大きな特徴はある生え方で、茎を水平方向に伸ばしながら節から根を下ろす事を、忍耐強く繰り返し行いながら増えていきます。まるで「芝のように横に広がりながら」生えていく様子からシバザクラと名付けられました、これが名前の由来です。植物学的には、シバザクラは芝生と同じ地被植物(グランドカバープランツ)に分類されます。

シバザクラ(芝桜)の別名と花言葉!

英名はモスフロックス!

シバザクラは英名で「モスフロックス」という別名で呼ばれていおり、このモス・フロックス(Moss phlox)をそのまま直訳すれば「炎の苔」と言う意味で、このmossは苔、phloxはギリシャ語から来ており、意味するところは「炎」なので「炎の苔」となる訳です。これらからシバザクラの花言葉に『華やかな姿』がありますが、この由来はこの「炎の苔」からだというのが分かります。

シバザクラの別名ハナツメクサ!

シバザクラの別名はまた『ハナツメクサ「花詰草」または「花爪草」』と言います。一般的には「芝桜」と呼ばれていますが、いわゆる桜の木とは全く違う種類です。このハナツメクサと言われる別名は、花が散った後の状態から来ています。つまり「桜」と同じように、シバザクラも、花が散った後は緑の葉で一面が覆われる特性を持っています。そんな特性が桜に似ているので呼ばれるようになったのです。

シバザクラ(芝桜)の花言葉は


シバザクラの花言葉は多い!

シバザクラの花言葉は、ズバリ「忍耐」以外にも「燃える恋」「合意」「臆病な心」があります。「忍耐」の意味は、花一つひとつの花は小さくて弱弱しくても、群れ咲くことで逆境に耐えている姿に見える事から来ています。また「燃える心」は、英名のフロックスの語源が”炎”の語源から来ていることに由来します。

シバザクラは花言葉を意識して贈る!

シバザクラはお世話になった方や、親しい人などへの贈り物にも最適な花です。シバザクラを贈るときは花言葉を意識して贈ることがエチケットでポイントです。また贈る時期や、どういったものを選ぶのが最適なのかと言えば、「シバザクラが綺麗に咲き、年間で一番流通する春」の苗モノを贈るのが良いでしょう。

花言葉の由来と背景!

「忍耐」「希望」という花言葉の由来!

シバザクラの花言葉に「忍耐」や「希望」があります。この言葉の由来はその花の大きさから来ています。それぞれ小さな花が長い冬を忍耐で時期を待ち、春の季節になれば、ピンクや白、紫とそれぞれの色の花を一斉に咲かせます。しかも広々と展開しながら咲いていく様から、「前向き」と受け取れる意味に使われています。

「合意」「一致」「協調」という花言葉の由来!

シバザクラの花言葉で「合意」「一致」「協調」があります。この花言葉の由来は、シバザクラは小さい花なのに密集して咲く状態から名づけられており、咲いている状態が「意見を一致」し、「合意」し、そして花全体で「協調して咲いている」かのように見えるからです。別名の「花詰草」も同じ状態を表しています。

花言葉は色の違いにも!

青や白の花言葉「燃える心」「きらめく恋」!

シバザクラと言えばピンク色が多いのですが、実はシバザクラには白や青の花もあります。白や青や紫色のシバザクラの花言葉は「燃える恋」「きらめく恋」の花言葉があります、由来はシバザクラの英名である「モス・フロックス」から来ています。白と紫の花びらの様子が「静かに揺らめく炎」を連想させるため、そのことから「恋の花」となりました。

濃いピンク色の花言葉!

シバザクラのピンク系の中でも、濃いピンクには「私を拒絶しないで」の花言葉があります。この花言葉の由来は、この花のしつこいくらいに自己主張しているかのような「花の濃い色」から来ています。あくまでも積極的に自分を主張する女性の、そんな態度を表した花言葉です。

淡いピンクの花言葉は「臆病な心」!

女性が最も好む色である、シバザクラの淡いピンクには「臆病な心」という花言葉という、なんとも素敵な花言葉があります。この花言葉の由来は、シバザクラがたくさん咲いている様子がまるで「誰かと一緒でなければ不安」という女性の心情を表せているのです。あたかもうら若き乙女が素敵な想い人に、心を打ち明けようとして勇気が出せない、そんな「臆病な心」の様子を表現しているのかもしれません。うら若き乙女が恋をすると、常に不安な状態、つまり臆病な心が湧き出てきてしまうものです。この不安な心の状態になったシバザクラの色はまさしくピンク色です。

「臆病な心」はこんな解釈も!

シバザクラの花言葉「臆病な心」の由来には、例えば海の魚のように(シバザクラの花は小さい、そんな小さい花が密集して咲いている様子が、あたかも小さい魚・例えばイワシのような小さな魚が、臆病な心で、より大きな魚から自分たちを守るために集団となって身を寄せ合っている)そのような様子からも来ています。小さい生き物や、花が身を寄せ合っていることの様子がまさしく臆病な心そのものです。

「臆病な心」にはまたまたこんな解釈も!

シバザクラの咲き誇る様は、花の広がり具合から見ると強い自己主張にも見えますが、大地の視点に立つと、すべてを覆い隠しているかのようにも取れます。そのように全てをべールで覆い隠す様子から「臆病な心」の花言葉が生まれたのです。つまり恥じらいを持った、優しいピンク色の乙女の心の様子が臆病な心と同じです。

シバザクラは日本各市の「市の花」でもある!

シバザクラを「市の花」に制定した市とは!

実はシバザクラ(別名ハナツメクサ)は全国にある市町村の市の花に制定されてもいる人気の花です。代表的な地名は北海道滝町、北海道羅臼町、北海道大空町、千葉県柏市、埼玉県秩父市、兵庫県西脇市があります。

シバザクラは「5月2日の誕生花」でもある!


シバザクラは5月2日生まれの方の誕生花です。つまり春の季節に生まれた方にピッタリの花です。この花はフロックスの1種で、代表的な花言葉は「合意」です。このシバザクラと同じ仲間のフロックスの花言葉は温和は、翌日の5月3日の誕生花で、シバザクラと同じく北アメリカ原産で夾竹桃に似ています。

シバザクラで有名な観光地や名所!

シバザクラ(別名ハナツメクサ)は春に全国に咲く花として有名な花ですが、中でも特に有名な場所としては、北海道滝上町、渋田川堤/神奈川県伊勢原市、愛知県茶臼山高原そして山梨県富士のシバザクラが有名です。このほかにも全国にシバザクラの名所があります。

ピンク系のシバザクラの品種!

ダニエルクッション

濃いピンクの花色をしており、ハッキリした言い方なら”ショッキングピンク”が相応しい。花の成長は遅く時間がかかりますが、シバザクラの中では一番丈夫で、花の病気や暑さ寒さにも忍耐強い品種です。葉そのものは細い形状で、固くて触ればちくちくします。シバザクラの中ではひときわ大きい花で、成長すると花びらで葉が埋まってしまうほどで、一面ピンク色に染まるので、寄せ植えしたら見事なほどで、インパクトはとても大きいです。

オータムローズ

花の色はピンクですが、とっても優しいピンクで、昔から親しまれている柔らかな色です。このピンクは一番女性が好みます。大きな特徴は冬場でも葉っぱが綺麗です。数あるシバザクラの種類の中でも一番成長が遅く、ダニエルクッションとともに育てやすい種類になります。

アトロブルブレア

花の色は薄いピンクの可愛い花で、女性に最も人気のある色です。開花期間は一番長く、地面を覆う速度は速く瞬くうちに広がって目を楽しませてくれます。しかも低いまま地面を覆うという特徴がある種類の花です。

白色系統と白・ピンクの融合!

多摩の流れ「別名キャンディストライプ」!

この花は白地にピンクの縞模様がある、とっても可愛い花で、まるでピンクの星とでも形容したくなる可愛さで、別名「キャンディストライプ」の名で呼ばれています。この花はどちらかと言えば強い品種になりますが、積雪地帯で落葉することがありますが、翌春になると新芽が生えて復活します。

モンブランホワイト

この花の色は白で、シバザクラの白品種の代表的な花です。モンブランの葉の色は黄緑色をして明るい印象があります、また生育スピードも早く開花時期も早いです。花はどちらかと言うと小ぶりな花で、たくさんの花が付きます。暖かくなるに従い一気に花付きが伸びるため、梅雨時期になると蒸れに注意する事と、植えつける場合は風通しが良いところを選ぶことが大切です。
 

モンブランホワイトは寄せ植えがおすすめ!

シバザクラの白い花の代表的な「モンブランホワイト」ですが、この花自体がそもそも主張しすぎない性格の花です、つまり色や花の形からも他の植物との相性が大変良い花なので、いろんな花や植物を寄せ植えを行うことをおすすめします。

赤系統のシバザクラの品種!

リトルドット

花の色はピンクではなく、藤色で、とっても可愛い花です、しかも長い期間花が咲いているため、長く楽しめる特徴を持っています。シバザクラの中でも成長する速度は早く、しかもその咲くさまは、しっかりと地面をみるみる覆い隠すような咲き方でとっても綺麗です。

アメージンググレース

芝桜の中では生産数が最も少ない品種で、しかも他の品種により水やりが最も多くしています。 花の色は白で中央にピンクのアクセントが入っており、柔らかな葉と伸長が早いため、全体的にこんもりと成長します。この花も蒸れやすいので梅雨時期には 注意が必要です。また水不足を起こすと枯れる事があるので、水やリはこまめに行う必要があります。有名な花ですが、白でもピンクでもないため生産は少なく、流通もあまりありません。

スカーレットフレーム


この花は赤色系統の代表的な種類の花です、蒸れに弱い点がありますが、生育する速度早く垂れ下がるように育てることができます。花の大きさは細身で可憐な花で、中央部は赤がさらに濃く、印象を強くする事ができます。花付きは少ない種類なのですが、育てやすいという長所があり人気で、変わった点では冬には紅葉します。
 

青・紫系のシバザクラの品種!

オーキントンブルーアイ

この花は青色というよりは、どちらかと言えば紫色の珍しい種類で、目に涼しい印象を与えてくれます。生育スピードは早いですが、管理が難しいという点があります。花付きは少ない点がありますが、他の種類の花に比べ、開花期間は長い長所があります。特徴は軸が上に伸びようとする為、1株だけでもボリュームを持って咲く花紫色の花です。
 

オーキントンの名前の由来!

この花の名前の由来「オーキントン」の意味は、オーキッドという柔らかい紫という言葉から来ています。色は淡い赤紫の花で、花を眺めているとロマンチックで、また甘美な世界へ誘われます。また花の中央は青みがかった強い表情をしており、清らかさも感じれれる花です。

シバザクラの栽培方法は苗で!

シバザクラの栽培はポット苗で!

シバザクラの栽培は、春になるとホームセンターや町の花屋さんなどで販売されているポット苗を買って栽培する方法です。植え付けの場所は、日当たりが良い場所そして水はけの良い場所を選んで植える事がポイントです。花付きが悪い場合は、株分けするか挿し目で増やします。

ポット苗以外にもあるマット苗!

シバザクラの植え付け方法は、ポット苗で行う方法以外にマット状になった苗を植え付ける方法もあります。マット1枚の大きさは25cm×25cmが標準の大きさで、すでにマット状になっているため、植え付けるとすぐに絨毯のような広がりが楽しみ、時間をかけずに素敵なシバザクラの絨毯が楽しめます。

シバザクラと花言葉のまとめ

シバザクラの名の由来や、シバザクラの花言葉、そして栽培方法など分かることを記してみました。また全国にある有名なシバザクラの名所なども記載しましたので、お近くなら是非ご覧になってください。

シバザクラに関して興味がある方は次をご覧ください。

ピンクや白そして紫色に地面一杯に咲く、シバザクラと花言葉について調べてみました。シバザクラやシバザクラの花言葉が気になる方は次をご覧ください。