培養土 花ごころ 観葉植物の土 12L
はじめに
オリヅルランの花言葉は?育て方増やし方も解説
オリヅルランというかわいい名前の観葉植物をご存知ですか?名前だけでなくその姿も独特で美しく人気があります。またとても素敵な花言葉が付けられているので、植物好きな方への贈り物としてもおすすめ。この観葉植物が誕生花の人ならもっと喜ばれるでしょう。種類や品種も多い観葉植物の中でも比較的育てやすいこの植物の育て方・増やし方とともに花言葉や誕生花、風水での意味やおすすめの置き場所も紹介します。
オリヅルランについて
分類
オリヅルランはキジカクシ科オリヅルラン属の常緑多年草。観葉植物として多くの人に親しまれています。しかし品種によっては冬になると葉を枯らし春にまた芽吹くという生態をとるものもあるので、購入する場合は確認してからでないと枯れてしまったと勘違いして処分してしまうというもったいないことも起こるでしょう。
原産地・分布
原産地は熱帯地域で南アフリカ・インドといった赤道に近く気温が高いところ。暖かいところが得意な植物ということがいえますね。
観葉植物としてのオリヅルラン
熱帯地域を中心にたくさんの種類がある植物でその数150種類ほどといわれています。ほとんどが小型の株を形成しており観葉植物として室内グリーンとして育てられるのにちょうどよく品種・種類の中には常緑のものも多いことからフラワーショップや園芸店でもよく取引される人気種です。
オリヅルランの名前の由来
名前の由来1.日本語名
この植物の名前を感じで書くと折鶴蘭となり、長い葉がカーブを描きながら垂れ下がる姿が日本語の名前の由来とされています。日本では折り鶴に見えるこの植物も海外では別のものに見え、それが名前の由来や意味となっているようです。
名前の由来2.英語・学名
この植物の学名はChlorophytum comosum。これは単にオリヅルランを示す言葉となっています。それよりも注目したいのは英語の名前の方。spider plantがオリヅルランの英語名でspiderは蜘蛛という意味があり、細い葉が放射状にカーブを付けて広がる様子から蜘蛛の足に似ていることに由来して付けられた名前です。
オリヅルランの特徴
見た目の特徴
葉は斑入りのものも多く垂れ下がるように茂るのが特徴です。そのため姿が美しい観葉植物として人気があります。またランナーというものを伸ばして子株を増やすのも特徴。
性質の特徴
乾燥にとても強いので、枯れたように見えても水をたっぷり与えることで新しい芽を出すことも多い植物です。
耐暑性耐寒性の特徴
原産地や分布からも想像できるように暑さにはとても強い植物です。暑さだけでなく乾燥にも強いのも特徴です。その分寒さには弱い性質を持っていますので、観葉植物として栽培する場合は冬場の管理は重要となるでしょう。
オリヅルランの花言葉は「集う幸福」
花言葉の由来と意味
オリヅルランには良い意味の花言葉がたくさんあります。名前にも鶴が付いており(日本では長寿を代表とする動物で喜ばれる)贈り物にするにはピッタリな観葉植物です。
増えやすさから家族を象徴する花言葉が多い
ランナーで子株をたくさん付けることからファミリーや子宝などに関係する花言葉となっています。代表的な意味は集う幸福です。
そのほかの花言葉と由来・意味
その他、子孫繁栄はそのまま子株をたくさん付けることから付いた花言葉で赤ちゃんの誕生を願う方に贈ったら喜ばれる意味ですね。
良い花言葉が多いオリヅルランは贈り物にも人気
祝賀という花言葉もありこれはおめでたいことを祝福する意味。祝賀会などで使われますね。簡単な単語におきかえればおめでとう!というようなシンプルで良い意味の花言葉です。
オリヅルランの誕生花は3月11日ほか
誕生花と花言葉はセットで考えると良い
誕生花はひとつの植物にひとつだけでなくまた、同じ日であってもいくつかの誕生花があてられている日もあります。オリヅルランの場合は誕生花は3月4日・3月11日・7月11日9月16日となっています。この誕生花は花を贈ったり自分のイメージグリーンやフラワーとして身につけたり飾ったりするのに役立つ花の情報。花言葉とセットにして考えてみてください。
誕生花や花言葉は贈る人に合わせて
誕生花はその誕生日の人に花やグリーンをプレゼントする場合のよい目安となります。いただいた方も誕生花をご存知であればより自分のことを考えて選んでくれたのだと実感できるでしょう。
誕生花生まれの人に贈りたいオリヅルラン
オリヅルランにも開花時期があり花がついている株も良いものですが、観葉植物として葉も美しいもの。花だけでなくいつの誕生花であっても気にせず遅れるという利点があります。よい花言葉も多い草花なのでぜひ贈り物として活用されてはいかがでしょう。
オリヅルランの育て方1.日当たり
それではここからはこの植物の育て方について触れていきましょう。いただいたり自分が贈る場合にも育て方を知っていると相手にアドバイスすることもでき、喜ばれるはずです。
好みの日当たりは日なたから半日陰
室内でも管理しやすい日なたから半日陰でも育つ植物です。明るい場所の方が葉色も綺麗にでますが、明るいところであれば窓際にこだわる必要はないでしょう。
日当たりよりも気温に注意
暑さや乾燥には強いので、通常は置き場所や育て方は難しいことはありませんが寒さには弱いので冬場は朝方や日の出前に特に冷え込む窓際に置くのは避けた方がよいでしょう。置き場所を決めるときは日当たりよりも気温に注意してください。
オリヅルランの育て方2.土
子株の成長が早いこの植物は、植え替えや株分けなども定期的におこなう必要があります。植え付けに必要な土。この土の作り方やおすすめの市販の培養土を紹介しましょう。
土は水はけの良さをプラス
一般的な観葉植物用の土でも良いのですが、新たに配合するなら赤玉土を5腐葉土3に水はけをよくするための軽石を2の割合で混ぜてください。ジメジメした環境よりも水はけのよいところを好みます。
おすすめの市販の培養土
培養土 花ごころ 観葉植物の土 12L
室内に置く観葉植物はコバエなどの虫が湧いたり、臭ったりすると困りますね。市販の培養土の中でも観葉植物用の土は虫や匂い対策がしてあります。花ごころの観葉植物の土はそんな室内の鉢植えに使って安心できる、清潔さを重視して作られているので試してみてはいかがでしょうか。
オリヅルランの育て方3.肥料
肥料の時期と与え方
肥料は固形肥料または水溶性肥料を与えます。地植えなど屋外に置く場合は、一度の肥料で長期間効果がある緩効性肥料を春から秋の成長期は2ヶ月ごとに株元に置くようにします。古いものは破棄して新しいものと取り替えましょう。
水溶性肥料を与える方法
室内の鉢植えにあげるのであれば、緩効性肥料も良いですが肥料の匂いが気になる場合もあるので薄めた水溶性肥料を水やりがわりに与えるのがおすすめ。時期はやはり春から秋は定期的に。月に3回程度を目安にして忘れずにあげてください。
オリヅルランの育て方4.植え方
観葉植物を購入したり贈り物としていただいた時は良いのですが、だんだん成長してきてすぐ土が乾いてしまったり根が鉢底から出てきたりと小ささを感じるようになるでしょう。オリヅルランの植え方・植え替え方を見ていきましょう。
この植物の植え方と時期
初夏から秋までの間がこの植物を植え付けるのに向いている時期です。5-9月ころを目安にして植え付けしてしまうようにしてください。市販の観葉植物用の培養土や赤玉土6割に腐葉土・軽石少し混ぜた土を用いて植え付け後たっぷり水やりをして仕上げましょう。
植え替え方法と周期
植え替えの時期は植え付けと同じで方法も同じですが、鉢植えの場合は1-2年周期で大きな鉢に変えてあげるか株分けをして同じサイズの鉢2つに分けて植え付けるようにしましょう。
オリヅルランの育て方5.子株での増やし方
オリヅルランの増やし方は2種類
オリヅルランの増やし方は2種類あります。ひとつはどんどん自然と伸びてくるランナーからの子株を外して新しい土に植え付けてあげる方法。もうひとつは植え替え時に大きくなった株をいくつかに分けて植え付ける方法です。まずは子株を外して植えるやり方から見ていきましょう。
子株とは
ランナーとは株から出る匍匐茎とも呼ばれる茎の一種で、地面近くを這うように伸びそこから根を出し新しい株を作ります。ランナーで株を増やす有名な植物にイチゴがあります。土に付くとそこから根を出しやすいので子株で増やす場合は別に鉢を用意するやり方が一般的です。
子株の外し方
ランナーから増える子株は根を出させるためには土に触れさせてあげましょう。株から垂れ下がる傾向にありますので、低い位置にもうひとつ鉢を置くなどしてランナーをピンなどで軽く固定。そこから根が出てきたら剪定バサミなどで親とつながっている匍匐茎を切り取って独り立ちさせましょう。
子株を差す増やし方
ランナーが親に付いたまま根付かせた方が失敗はないですが、ランナーを先に切って土に軽く差すことで根付かせるやり方もあります。スペースの関係などでうまくもうひとつ新しい鉢を置くことができないなどの場合はこちらも試してみてはいかがでしょう。
オリヅルランの育て方6.株分けでの増やし方
増やし方は株分けもあり
植え替えのところでも軽く触れましたが、株が十分大きく2-3個に分けられるようであれば株分けで増やすことも可能です。もちろん植え替え時期におこなってしまうのがおすすめのタイミングです。
株分けでの増やし方
鉢から取り出したら根についている土を軽く落としてください。全部取り除く必要はありまんが2/3程度は土を落とした方が作業もやりやすく新しい土に交換するという恩恵も受けられます。ハサミを利用して株を2-3個に分けそれぞれ植えられていた鉢と同サイズ程度のものにそれぞれ植え付けましょう。
どちらも簡単な増やし方
ランナーから出た子株から根づかせ新しい株を育てる方法。自然と大きくなってきた株を切り分けてそれぞれ植え直す株分け。どちらも簡単な増やし方です。オリヅルランが気に入って新しい鉢が欲しい方、親しい人にプレゼント用にと自分で株を増やしてみてはいかがでしょうか。
オリヅルランの花言葉と種類・品種
種類・品種1.ソトフオリヅルラン
葉が固く丈夫で育てやすく、日本で流通しているオリヅルランといえばこの品種・種類を差すことが多いです。同じような斑入りのオリヅルランに見えても実は緑と白の部分が違ったりします。ソトフオリヅルランは縁取りが白、内側から緑となる種類です。
種類・品種2.ナカフヒロハオリヅルラン
葉の斑の入り方に特徴があるオリヅルランで、その見た目は葉の中央の白っぽい色が広くなっています。他のものよりもやわらかな葉をしているのも触れてみるとわかるでしょう。
新品種ボニー
ナカフヒロハオリヅルランと葉の姿などはとても似ていますが、生え方が内側にカールがかかった草姿に成長する新品種にボニーがあります。比較的新しくて珍しいものなのでナカフヒロハオリヅルランと間違われやすいので注意が必要です。
種類・品種3.シャムオリヅルラン
シャムオリヅルランは日本では多く普及している種類ですが、この特徴としてランナーを伸ばさない品種ということがあげられます。
ランナーが付かない品種は花言葉に注意
ランナーの見た目から来る花言葉は違和感を覚える方やランナーが伸びると思って楽しみにされてしまうこともあるでしょう。勘違いさせたりがっかりさせないために花言葉を添えて贈る場合はそういった花言葉は選ばないようにしましょう。
オリヅルランの飾り方と風水
最後になりますがオリヅルランを部屋の中や玄関などに飾る場合、どこに置くと開運アイテムとなるのかヒントとなる風水での考え方をいくつかご紹介しましょう。
観葉植物と風水
観葉植物は風水においては水の気をもつといわれています。水の気というのは北の方角や水回りとの相性が良いとされているので、風水を意識して置き場所を決める場合はこの方角や水を使う部屋の間取りなども参考にできます。
オリヅルランの特徴と風水の意味
この観葉植物の特徴といえば何といっても葉やランナーが垂れ下がる姿でしょう。この特徴は風水でいうと陰の気をあらわしています。陰というと暗くてジメジメしてあまりよくないようなイメージを受けるかも知れませんが、落ち着きをもたらすものとして明るすぎて疲れるような場所・アイテムと合わせることで精神的な安定をもたらす意味もあります。
風水に基づくおすすめの置き場所
落ち着いて家族が過ごしたいリビングやトイレやキッチン・バスルーム洗面台などの水回り。家の北の方角にオリヅルランを観葉植物として飾ることで風水の良い効果を得ることができるでしょう。
まとめ
素敵な花言葉のオリヅルランを育てよう
オリヅルランはランナーでどんどん子株を増やして伸びていくユニークな形と、オリヅルという名前の由来ともなった斑入りの細く長い美しい葉が人気の植物です。その育て方は簡単ですが成長期には定期的に肥料を与えることと、冬場の寒さには注意をすることが必要。増やし方も簡単で、家族や人と人とのつながりに良い意味の花言葉を持つ草木ですので自分で育てた鉢をプレゼントするのもおすすめ。自分が鉢植えをいただいた立場であれば、風水に気をつけて部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。
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