検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ペンタスの育て方!一年中きれいに咲かせるコツとは?植え付けから冬越しまで解説!

ペンタスは管理方法によっては1年中花を楽しめる植物です。綺麗な花を咲かせ続けるには、冬越しの方法などの育て方のコツを知る必要があります。今回は、そんなペンタスの上手な育て方について紹介してきます。コツを抑えて1年中ペンタスの花を楽しみましょう。
2020年8月28日
bambi
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ペンタスの特徴を見てみよう

星の形をした花を咲かせることで、人気なのがペンタスです。花の色は赤やピンク、紫、白など種類も豊富で可愛らしいことから、観賞用として人気の花です。さらにペンタスは管理もしやすく育てやすい花なので、寄せ植えなどにも適しています。また、よく似た花としてサンタンカが挙げられます。もともとペンタスは熱帯アフリカやアラビア半島の暖かい場所で育って来ました。高さは30㎝から50㎝ほどになり、花の大きさは1㎝ほどととても小さいですが、たくさん咲くので開花時期にはとても存在感がある花です。花が咲く期間が長いのもペンタスの人気の秘訣でもあり、寄せ植えや外の花壇などで楽しむ人も多いです。

ペンタスは暑い環境に適している

ペンタスは暑さには強いですが、寒さには弱いという特徴を持っています。夏場に強い花はなかなかないので、その点ではペンタスは花好きには喜ばれています。それはペンタスの原産地である環境によるものです。さらに日陰なども好まないので、ペンタスを育てる際は、温かく日当たりのよい環境を選んであげると良いでしょう。環境さえ整えてあげれば、植え替え作業も増やし方もスムーズに進むと思うので、最初の栽培環境をしっかり見極めてあげましょう。より長くペンタスの花を咲かせたい場合も、日当たりがよく水はけのよい場所に植えると良いでしょう。鉢植えの場合は、季節によって場所を移動させてあげるのもおすすめです。

ペンタスの見頃の季節は?

ペンタスの花は可愛らしくとても人気ですが、開花の時期は5月から10月頃までといつまでも咲くのが特徴です。暖かい環境なら多年草としても楽しめるので冬越えの方法などを知っておくといいでしょう。外の花壇などに地植えし、植え替えを行わない場合は1年草になります。春の季節から秋の季節まで長く花を楽しめるのもペンタスの魅力です。また、ペンタスの花を季節をまたいで長く楽しむ為には適した環境や管理をしてあげることも大切なので、この機会にしっかりチェックしてみて下さい。正しい管理をしてあげることで、植え替えや増やし方を重ねながら長期間の栽培が可能です。

ペンタスを育て方を見てみよう

ペンタスは小さく可愛らしい花が特徴的で、暑い季節でも綺麗な花を咲かせてくれるのが特徴です。そんなペンタスや苗からか種から栽培することが出来ます。どちらもホームセンターや園芸店で購入可能なので、探してみてはいかがでしょうか?春頃の季節になるとお店に並んでいると思います。種からペンタスを育てる場合は、春先に種まきを行うのが良いでしょう。種からの栽培の場合は、苗になる確率が低くなってしまうので、多めに撒いてあげるのがおすすめです。種の大きさは小さいので、風に飛ばされないように注意しましょう。

苗からの育て方

ペンタスを苗から育てる際は5月から8月に植え付けするのが良いでしょう。暑い季節でも花が楽しめるので、春先から夏にかけて植えられるのもペンタスの特徴です。逆に寒い季節はとても弱い植物なので、植え付けなどはしないように注意しましょう。また、地植えで育てる場合は、1年草になりますが鉢などで温かい環境で冬を越せれば多年草として楽しむことが出来ます。

ペンタスの育て方①

ペンタスに適した環境

ペンタスを栽培する際に適している環境は、風通しがよく日当たりの良い場所です。春から夏にかけての暖かい季節は得意ですが、冬の寒い環境には適さないので、鉢植えの場合は季節に応じて場所を移動させてあげるのがおすすめです。また、ペンタスは水はけのよい土を好みます。その為、花壇などで栽培する場合は、堆肥を多めにしてみて下さい。さらに鉢植えの場合のおすすめの用土は赤玉土や腐葉土、パーライトを配合してあげて、水はけのよい用土にしてみて下さい。適した用土で栽培することで、長くペンタスの花を楽しむことができるでしょう。

ペンタスの育て方②


水やりと肥料

ペンタスを栽培する際の水やりで注意することが、水のやりすぎです。ペンタスが立ち枯れしてしまう原因としてよく上げられるのが、水やりの多すぎです。もともと暑い季節や乾燥に強い植物なので、水やりをあまりしなくて大丈夫なのです。地植えの場合は、特に水やりをする必要はありません。鉢植えの場合は、土がしっかり乾いてから水やりをするようにしましょう。真夏の季節で炎天下が続くようであれば、朝や夕方など水やりを行うようにしましょう。あまり水やりに関しては管理をしなくていいのもペンタスの特徴です。

肥料はどのくらい与えるの?

ペンタスは花が咲く季節が長いので、しっかり肥料を与えるのが大切です。主に春から秋は2か月に1度のペースで緩効性化成肥料を使うのが良いでしょう。地植えの場合は月に1度の頻度で肥料を与えるのが良いとされています。暑い夏の季節は、多くの肥料を与えすぎるとペンタスの株を傷めてしまうこともあるので注意して下さい。しかし綺麗な花を咲かせ続けるためには、肥料は欠かせません。しっかりと時期を守って肥料を与えて長期間ペンタスの花を楽しんでみましょう。たくさん花を咲かせるということはより栄養が必要になるので、定期的に肥料を与えてあげないと花が咲かなくなってしまいます。長期間楽しむ際は、肥料の管理も気をつけてみて下さい。

ペンタスの育て方③

病害虫の心配はあるの?

比較的管理もしやすく、育てやすいのがペンタスですが風通しの悪い環境で栽培していると灰色かび病や立ち枯れ病などになることがあります。立ち枯れ病とは、植物にはよく見られる病気ですが、立ち枯れ病になると赤色や黄色のカビが発生するのが特徴です。特に茎の部分を管理していると、褐色で腐敗し始めるのが特徴です。この立ち枯れ病になると、ペンタスは倒れてしまいます。この病気は特に湿度の多い4月から11月などに発生しやすく冬にはあまり発生しません。湿度の高い時期には特に管理を気をつけたいのが立ち枯れ病です。

立ち枯れ病は予防できる?

ペンタスがよくなる病気でもある立ち枯れ病を防ぐ方法としておすすめなのが、有機質の少ない土を使ったり、同じ植物の連鎖を避けることです。他にも種まきを行う際は、空気を入れながら用土を耕すのが良いでしょう。ちょっとした工夫をすることで、立ち枯れ病の発生を防げます。もしも立ち枯れ病になってしまった場合は、その部分をカットしましょう。ペンタスの全体に立ち枯れ病が蔓延しないように立ち枯れ病を見つけたらすぐにカットしましょう。

ペンタスの育て方④

植え替え作業

地植えではなく、鉢植えでペンタスを栽培する場合は、植え替え作業を定期的に行うのがおすすめです。鉢植えの場合は、植え替え作業を1年から2年に1度行い、春先の5月から6月に植え替えを行うのが良いでしょう。植え替えを行う際は、一回り大きい鉢を用意して植え替えてみて下さい。ペンタスはどんどん成長して行くので、地植えでの栽培の場合も、広めの場所に植え付けしてみるのがおすすめです。植え替え作業を定期的に行うことで、長期間ペンタスの花を楽しむことが出来ます。

ペンタスの育て方⑤

冬越しの方法


ペンタスは暑さには強いので、夏の暑い環境は特に管理が難しくはありませんが、冬の寒い環境には注意が必要です。地植えの場合は、冬に枯れてしまって一年草になってしまいます。鉢植えの場合は、冬場は室内など温かい環境に入れてあげることで、冬越しをすることができ翌年も花を咲かせます。管理状況によって一年草か多年草か変わってくるので、注意してみて下さい。花壇などでそのまま冬を越させる場合は、翌年また新しいペンタスの株を植えてあげる必要があります。

ペンタスの育て方⑥

冬にも花を楽しむ育て方

温かい環境にすれば、冬越しも可能だと紹介しましたが、冬でも管理状況によってはペンタスの花を楽しむことが出来ます。もし地植えなどでペンタスを栽培していた場合も秋ごろに鉢に植え替えて室内の暖かい場所に移動させてあげるのも良いでしょう。冬でも日当たりの良い温かい場所で管理をすれば、花を咲かせます。その為、管理状況によって冬でも花を楽しめるのがペンタスの特徴でもあります。ぜひ冬でも花を楽しみたい場合は、室内の井畑りの良い場所で管理してあげてみて下さい。

ペンタスの育て方⑦

増やし方

ペンタスはどんどん大きく成長して行きます。その際にぜひチャレンジしてみて欲しいのが増やし方です。ペンタスは挿し木による増やし方が一般的で、挿し木を行う場合は、2節つけて挿し木を作ります。濡らした赤玉土などに挿し木をさすことで、ペンタスの増やし方を楽しむことが出来ます。増やし方に適した時期は、5月から6月や9月から10月が良いでしょう。長期間楽しめる花だからこそ、挿し木による増やし方に挑戦して多くのペンタスの花を楽しんでみるのもおすすめです。

挿し木以外の増やし方

ペンタスは挿し木以外の増やし方として葉挿しや株分けを行うことも出来ます。しかし一般的に挿し木による増やし方が手軽に行うことが出来ます。挿し木の場合は春先や秋口に作業を行うことが出来ますが、真夏は水分が蒸発しやすいので、挿し木には適していません。1度挿し木による増やし方を覚えると、どんどんペンタスの株を増やして栽培を楽しむことができることでしょう。挿し木で増やしたペンタスは、寄せ植えなどに使うのもおすすめです。

ペンタスの育て方⑧

お手入れ方法

ペンタスは花が咲く期間が長いですが、その分日々のお手入れも欠かせません。咲き終わって枯れた花は定期的に取ることで、余計な栄養が奪われなく、長く花を楽しめます。その為、咲き終わった花は摘み取りましょう。さらに枝もどんどん成長して行くので、花が終わった枝はカットするのもおすすめです。また、冬越しをしたペンタスは思い切って、半分ぐらいの大きさにカットして切り詰めるのも良いでしょう。切り詰めることで、新しい芽が出やすくなり新たな花を咲かせてくれます。日々のお手入れを欠かさないことで、より綺麗な花を長く楽しむことが出来ます。

ペンタスの育て方⑨

剪定をしよう

ペンタスは地植えの場合も鉢植えの場合もそのままにしておくと、枝がどんどん混みあってきます。それを防ぐためにも定期的に剪定してあげるのがおすすめです。ペンタスの剪定は特に決まった時期はありません。生育期間中ならいつでも剪定してもいいのです。さらに鉢植えなど冬な室内などに入れる場合は、冬の前である10月頃にしっかり剪定してあげるのが良いでしょう。剪定をしてから室内に入れてあげることで、より管理しやすくなります。地植えの場合も剪定をすることで、形を綺麗に保て、花の期間を長くすることが出来ます。


ペンタスの育て方⑩

栽培ポイントを抑えよう

ペンタスは栽培のポイントさえ押さえれば、誰でも手軽に長期間花を楽しめます。まず、地植えでも鉢植えでも日当たりの良い場所での栽培がおすすめです。暑さには強い種類なので、日光にしっかり当ててあげましょう。さらに乾燥に強い分、過湿や蒸れには弱いので、水はけのよう環境がおすすめです。また冬場は室内での管理にすることで、多年草としても育てられます。挿し木による増やし方も簡単なので、どんどんペンタスを増やしていくことも可能です。ペンタスの暑さや乾燥に強い特徴を活かした栽培方法をしてみて下さい。

ペンタスは寄せ植えにする育て方も人気

ペンタスは可愛らしい小さな花を長期間楽しめることから、寄せ植えにするのもとても人気があります。色の種類も豊富なので、自分の好きな色のペンタスと他の花を寄せ植えにしてみるのも良いでしょう。寄せ植えにするのなら、パンジーや日々草などがおすすめです。水やりの頻度など管理の特徴が似ている植物を寄せ植えにするのが良いでしょう。同じような管理で育つ植物を寄せ植えにすることで、綺麗に長期間楽しめる寄せ植えになります。ぜひお好みの花を組み合わせてペンタスを使った寄せ植えを楽しんでみて下さい。

まとめ

ペンタスは小さい花がいくつも咲き続けることから、寄せ植えや鉢植えにも最適な花です。地植えにすれば、より手間もかからないので花壇などに植えるのも良いでしょう。増やし方も挿し木で可能なので、どんどんペンタスの株を増やしていくのも良いでしょう。成長したペンタスは植え替えを行うことで、多年草としても楽しめます。さらに他の花と一緒に寄せ植えにするのも人気があります。ペンタスは初心者でも育てやすいので、ぜひ花壇や寄せ植えに使用してみてはいかがでしょうか?冬でも室内に入れておけば、花を楽しむことが出来るので、おすすめです。

多年草が気になる方はこちらもチェック!

ペンタスのように長期間楽しめる多年草についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしましょう。ペンタスと一緒に寄せ植えなどにしてみるのもおすすめです。