サカタのタネ 朝顔 桔梗咲き混合
トーホク 大輪あさがお
西洋系ヘブンリーブルー
リッチェル エコル ハイポット 6号
まきまきトレリス 幅60cm
ハイポネックス原液 800ml
第一ビニール ポリポット 12.0cm
花ごころ 特選有機花ごころ培養土
CHIKAMASA T-570
ゆるやかに効く肥料
プレミアムケアハブラシ 7列
はじめに
アサガオとは
アサガオはヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。原産地はネパールから中国にかけての地域や熱帯のアジア、熱帯アメリカ大陸など諸説あります。日本には奈良時代末期に中国から伝わってきました。種子は粉末にすれば下剤や利尿作用のある漢方薬となりますが、毒性が強く素人による服用は絶対に避けてください。江戸時代にアサガオブームが巻き起こり、品種改良が進んだ上、観賞用としての植え方が人気となりました。
アサガオの種類
変化アサガオ
サカタのタネ 朝顔 桔梗咲き混合
一般的には大きく開いた円錐状の花が特徴ですが、江戸時代に人気だったのは変化アサガオと呼ばれるものでした。これは牡丹や桔梗に似た花や、葉っぱが縮れていたり糸の様に細い花を付けるなど、とても奇抜なアサガオです。こういった特殊なものは通常の変化アサガオの中から突然変異で生まれ種子を持たないため、子孫を残すことができません。しかし、当時の人はその突然性に面白さを感じたのでしょう。
大輪アサガオ
トーホク 大輪あさがお
明治時代以降に流行し始めた、花の大きさを追求した種類です。花びらには曜と呼ばれる水や養分を運ぶ管が通っています。通常、曜の数は5弁ですが大輪アサガオの曜は6~9弁あります。曜が多いことで大輪の花を咲かせられる仕組みになっています。戦後になると高度な植え方の技術が確立され、大きいものでは直径が20cm以上の花を咲かせる品種も現れました。
セイヨウアサガオ
西洋系ヘブンリーブルー
熱帯アメリカを原産とするセイヨウアサガオは昼を過ぎても鑑賞できますが、開花の時期が遅く、8月から霜が降りる11月頃まで花を咲かせます。特徴は茎にある棘と一か所から5~6輪の花が咲くところで、よく茂るため垣根を作る植え方や、グリーンカーテンを作る植え方に適した種類です。品種は少なく、ヘブンリーブル―やフライングソーサーといった種類があります。
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ①
準備するもの
まずは必要な道具の準備をしましょう。必要な物は培養土、鉢かプランター、鉢底ネット、移植ゴテ、植えたい品種の種、支柱、肥料です。地植えの場合、鉢は必要ありません。植え方は、最初直径3号~4号のビニールポットに植えその後6号~7号の駄温鉢か横長プランターに植え替えるのが理想です。駄温鉢とは安価で耐久性・保湿性に優れた鉢のことです。
第一ビニール ポリポット 12.0cm
培養土の作り方
培養土は栄養分を豊富に含んだ、排水性・保水性・通気性のあるものを使います。鉢に植える場合は、市販の草花用の培養土に堆肥や腐葉土を混ぜ、川砂を足して水はけを良くしたものを使用します。地植えは植える場所に堆肥や腐葉土をすき込んで耕し、水はけが悪いようなら川砂を加えます。酸性の土を嫌うので苦土石灰や、もみ殻くん炭を混ぜるなどして中和します。また、緩効性肥料(ゆっくりと効く肥料)を施しておきましょう。
花ごころ 特選有機花ごころ培養土
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ②
種まきの時期と場所
種まきの時期は地域によって違いますが、5月の連休明けから6月下旬にかけて行います。霜が降りるとだめになってしまうため、日中が温かくても朝晩冷える時期はまだ植え時ではありません。植物には発芽適温といって、芽を出すのに適切な気温があり、アサガオの場合は20度~25度です。地植えの場合は種まきの場所を考えます。日当たりと風通しの良い場所を好みますが、西日や夜間照明が当たる所は避けてください。
O-271WT
種まきの前に
アサガオの種はとても固いので発芽する確率を上げるために芽切りという作業をします。種のへこんでいる所は避けて、表面をやすりで削り、一晩水に浸けます。一晩水に浸けておくだけでも良いですが、より確率を上げたい場合は面倒でもやすりで削りましょう。種を購入するときに発芽処理済みの記載があれば、芽切り作業をする必要はありません。
CHIKAMASA T-570
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ③
種まき①
鉢への植え方は、まず小石を薄く敷き詰め培養土を入れます。指で1cmほどの深さの穴を空けて種を植えます。種の向きに注意し、とんがっている方を下に、丸い方を上にして植えます。光が当たると芽が出にくい嫌光性(けんこうせい)の種なので培養土をふんわりとかけ、水をしっかりとやって種まきの完成です。
種まき②
最初は鉢ではなくビニールポットに種まきをして、芽が出たら元気そうな苗を選別して植え替える植え方もあります。垣根やグリーンカーテンを作りたい場合は、場所によって芽が出なかったり、成長のばらつきがあると見た目が悪いので、バランスよく見せるために芽が出た後で植え替える方が効率が良いですね。
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ④
植え替え①
リッチェル エコル ハイポット 6号
芽が出て本葉が3~4枚になった時点で大きめの鉢に植え替えます。植え替える鉢は6~7号の大きさの鉢に、グリーンカーテンにする場合はプランターか地植えにします。植え替える時に根の周りの土を崩さないように慎重に行います。前もって水をやっておくと土が崩れるのを防ぐことができます。植え替えた後は鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりします。
植え替え②
まきまきトレリス 幅60cm
植え替える時に一緒に支柱も立てておくと良いでしょう。一般的なのは行燈仕立てで、支柱を3本鉢の縁に沿って突き挿し、2~3箇所支柱同士を紐で結べば出来上がりです。他にも真ん中に一本支柱を立てて針金をらせん状に通すらせん仕立て、アーチを交差させて作るオベリスク仕様、格子状のフェンスに絡ませるトレリス仕様など、和洋どちらの庭にもマッチする立て方があるので好みに合わせて選びましょう。
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ⑤
苗から育てる植え方
より手軽に育てたい場合は、苗を購入します。値段は種より高いですが、苗選びに注意すれば花が咲く確率は格段に上がります。苗は虫や虫食いの跡があるものは避けます。また、葉に白斑や黒斑が付く病気になっていないか、他の苗と比べて葉色が悪かったり、葉が縮れていたりしないかを確認します。茎が弱々しいものや、葉と葉の間が間延びしているものは避けます。株元ががっしりしている苗を選びましょう。
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ⑥
水やり:鉢植えの場合
アサガオは水を好むので土の表面が乾いたら水をたっぷりやります。目安は鉢底から水があふれ出るまでです。早朝に行いますが、その日の気温や置いている環境で土が乾いていたら夕方日が沈んだ後、再度水をやります。気温が高い日中の水やりは根を傷めてしまいますし、夜中はつるが成長する時間帯のため避けましょう。梅雨時期で土が湿っていたり、雨が降っている時は必要ありません。
BTW-36
水やり:地植えの場合
地植えの場合は植え付けした時にたっぷり水をやり、根がはるまで葉がしおれないようにしっかりとやります。根付けば極端に乾燥したり、全く雨が降らず晴天が続く場合を除きあまりしなくても大丈夫です。しかし、土が乾燥していればたっぷりと与えましょう。夏の暑い時期に水をやる時は、ジョウロやホース内に残っている水が熱くなっていないか要注意です。あらかじめ水が残っていないかチェックしてください。
RM1220BR
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ⑦
肥料について
ハイポネックス原液 800ml
植物を育てるのに必要不可欠な肥料ですが、大きく分けて緩効性と速効性のものがあります。また、それには三大要素として、窒素・リン酸・カリウムが含まれています。市販のものには配分量が記載されているので参考に購入してください。この三つの要素は、窒素は葉肥(はごえ)、リン酸は実肥(みごえ)、カリウムは根肥(ねごえ)と言われ、各部分の成長に大きく関係しています。草花に与えるのはリン酸の多いものが適しています。
肥料を与える時期
土づくりをする時には緩効性肥料を施します。花が咲く時期にはエネルギーがたくさん要るので、植えてから3~4週間後にリン酸の多く含まれる速効性肥料を与えます。与え過ぎると根がだめになるので、液体肥料は希釈倍率を必ず守り、月に2~3回が限度です。置き肥は、株から離れた、葉っぱが展開している下の辺りに半分埋めるように置きます。埋め込むことで水をやった時に株の近くに流されるのを防ぎます。
ゆるやかに効く肥料
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ⑧
摘芯をする
育ってきた芽を摘むことを「摘芯」とよびます。一見、かわいそうに思えますが、これをするかしないかで、その後の成長に大きな違いが現れます。摘芯することで根が良くはり、たくさんの養分を吸収できるようになります。こうしてぐんぐんとつるが伸び、葉が茂り多くのつぼみを付けます。たくさんの花を咲かせるためには摘芯をすることが大切なのです。
摘芯の仕方
本葉が5~8枚になったら、下から5番目の本葉のすぐ上をカットします。新しく出てきたつる(子づる)の本葉が5~8枚になった時点でもう一度切り、更にそこから伸びたつる(孫づる)の本葉5枚で切り取ります。ここからはどれくらいの大きさに育てたいかによって調整します。つぼみが付くと養分を開花に取られて成長しにくくなるので大きくする場合の2回目以降はある程度の高さになってから行ってください。早くに付いたつぼみは、かわいそうでも取り除いてしまえばその後の成長に影響しません。
摘芯する時の注意点
気温が低い時は新しいつるが伸びにくく、25度をこえると成長が加速してくるのでそのタイミングで行ってください。出てきた脇芽の中から元気な脇芽を3本選んで伸ばします。手でちぎると茎を傷めてしまうのでハサミを使います。たまに双葉の根元から出る芽もありますが、これも摘み取ります。何もせずにつるが伸びたとしても、これでは根の張りが悪く、十分に栄養を吸収せずたくさんのつぼみを付けません。
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ⑨
つるの手入れ
つるが伸びてきたら、支柱やネットに誘引します。左側へ向く習性があるのでそれを意識すると綺麗に巻き付きます。自力で巻き付くのが難しいようなら、絡ませたい所を紐で軽く結んでやると良いでしょう。また、傷んだ茎やつるを取り除き増えすぎた所は切って整える、「切り戻し」という手入れをしてあげましょう。
手入れする時に注意すること
葉の表面には産毛が多数生えていて、触り方によってはチクチクし皮膚に小さい傷を付けることがあります。傷ができた状態で皮膚にアサガオがつくと痒くなったり、痛くなったり、皮膚の弱い人は湿疹のような症状が出ることがあります。手入れをする時には軍手や手袋をして触るようにしましょう。
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ⑩
花の手入れ
一つの花を楽しめるのは一日だけですが、その分毎日次から次へと花を咲かせます。咲き終わると次は種を作るエネルギーが必要になります。しかし、そちらに栄養を取られると新しい花が咲きにくくなってしまいます。長い間花を楽しみたければ花が枯れたらすぐに摘み取り、こまめに手入れすると良いしょう。
初心者でも簡単!アサガオの育て方のコツ⑪
種の回収
翌年もまた育てたい場合は種を回収しましょう。種の収穫の目安は、種が入っている部分が茶色く乾燥して反り返っている状態が目安です。種は何年か保存できるので、翌年までならば特別な方法で保存しなくても大丈夫です。ただし、カビの発生を防ぐために種を取ったらよく乾燥させ、保管場所も乾燥した場所を選びます。
アサガオの育て方注意点
花が咲かない原因
ちゃんと摘芯をしたのに花が咲かない原因として、一つ目には水不足が考えられます。アサガオはつるを伸ばすのに他の植物よりも多くの水を必要とします。水の量が不足するとつるが伸びず、つぼみが付きません。二つ目には、夜も明るい場所に置いている場合です。夏至を過ぎて日が短くなってくるとつぼみが付くという性質を持っているため、夜間照明のある場所では咲きません。他にも品種によって開花時期が違うこともあるので確認しましょう。
アサガオの病気
病気や害虫が付くとせっかく頑張って育ててもだめになってしまいます。葉に斑点が現れる、白い粉が吹いたようになるといった現象は病気です。これらは薬剤で防除します。また、葉っぱにモザイク柄が出ているのはモザイク病というウィルス性の病気の可能性があります。これはアブラムシ類がウイルスを媒介する病気で治療する方法がありません。他の株にうつる前に株ごと処分しましょう。
アサガオと害虫
夏にベランダで栽培していると、高温で乾燥した状態になりやすくホコリダニやハダニが付くことがあります。これは葉裏に強めのシャワーをかけてとります。また、アブラムシが付いたら歯ブラシでこそげ落とし、ヨトウムシという芋虫を見つけたら捕殺してください。大切なのは日々の手入れと観察で、いつもと変わった所がないかチェックをすることです。
プレミアムケアハブラシ 7列
まとめ
簡単で楽しいアサガオの育て方
小学生の時に育てた経験のある方も多いと思いますが、品種が多種多様にわたり簡単に育てられて、植え方によっては和風にも洋風にもなる、知れば知るほど奥の深い花です。アサガオは植え替えたり、手入れをしたりちょっとした手間でたくさんの美しい花を咲かせてくれます。今年の夏はアサガオでベランダや庭を彩ってみませんか。
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