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フウセンカズラの花言葉!その意味と由来とは?花の特徴や誕生花もご紹介!

紙風船のようにふくらんだ緑色の実を楽しむフウセンカズラ。可憐な小さな花より、花後の実にインパクトのあるフウセンカズラの花言葉は、その見た目の印象が由来した花言葉が付いています。ここではフウセンカズラの花言葉の情報をピックアップしてご紹介します。
2020年8月28日
ティンカー・ベル
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フウセンカズラ(風船葛)の特徴は花言葉にも由来!

花より実の観賞を楽しむフウセンカズラ(風船葛)

https://www.photo-ac.com/main/detail/2940330?title=%E3%83%95%E3%82%A6%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9

直径5㎜程の白い小さな花よりも、花が枯れた後にできる直径3cmくらいの大きさの、まるで紙風船のように膨らんだ実を観賞して楽しむフウセンカズラ(風船葛)は、ムクロジ科フウセンカズラ属の植物です。学名はCardiospermum halicacabumと言います。原産国は熱帯アメリカで、小さな花の開花の時期は7月から9月です。ガーデニングで楽しむ時は、支柱やフェンスに絡ませると、緑色の風船が宙に浮いているようで可愛らしく、色が涼しげだと人気です。

フウセンカズラ(風船葛)の名前は花言葉にも由来!

和名も英語の名前も風船に由来する名前

Photo by yto

フウセンカズラは和名で「風船葛」と漢字で書きます。その名前の由来は、ふくらんだ緑色の紙風船のような涼しげな印象の実をつけることが名前の由来となっています。英語の名前「Balloon vine」の由来も同様で、英語の意味は「風船のつる草」という意味を持つ名前です。名前の由来となる風船のような見た目は、フウセンカズラ(風船葛)の花言葉にも由来しています。

ハート形の模様の種が由来する英語の名前もある!

英語の名前はその他「Heart seed」や「Heart pea」という名前もあります。その名前の由来は、熟した実の中の大きな種にハート型の模様があることから、このような英語の名前が付いているのです。切り込みのある葉も、長い柄にぶら下がっている紙風船のような実も涼しげで、庭にスペースがない場合は、鉢に植えてあんどん仕立てにしても楽しめます。

花言葉の由来となる実のなる時期

風船のような実になる時期は8月から10月

Photo by yto

フウセンカズラ(風船葛)の小さな白い花の開花時期は七夕の季節にを迎える7月から9月です。花が枯れると実が付きますが、緑色の紙風船のようにふくらんだ実の見ごろの時期は夏の日差しが強く照り付ける8月から10月です。開花した花はだんだんと茶色く枯れ、そのあと綺麗な緑色の薄紙でできた風船のような実が付きます。フウセンカズラは小さな白い花も可愛いですが、花よりも実の方がインパクトが強く、実を楽しむために飾る人が多い植物です。

1年草だが生長の早いのが特徴!

フウセンカズラ(風船葛)は、種を蒔いてから1年以内に花を咲かせて枯れていく1年草の種類の植物です。とても成長が早いのが特徴の1つです。またツルが伸びていく種類の植物なので、ツルが出始めたら、あんどんや支柱を立てて、ツル同士が絡まないように早めに誘引していくと綺麗に楽しめます。

フウセンカズラ(風船葛)の種類

園芸品種の登録はない

近年、さまざまな植物の研究が進み、原種をもとに同じ植物でも色や花びらの形、大きさなど様々な種類の園芸品種が誕生しています。しかしながらフウセンカズラ(風船葛)の種類は、今だ植物学上に登録される園芸品種となる種類はありません。熱帯アメリカ、アフリカ、インドなどには14種類ほど、仲間とみられる種類が自生しているそうです。また日本でも鹿児島の奄美諸島よりも南にいくと、フウセンカズラ(風船葛)でも実が小さい種類が自生しています。ただ園芸品種として特別な種類としての登録はされていません。今のところフウセンカズラ(風船葛)にほかの種類はありません。

フウセンカズラ(風船葛)とほおずきの違い

実の形は似ているがほおずきとは違う種類の植物

フウセンカズラ(風船葛)の実を見た人は、「熟していないほおずき?」と勘違いされる方もいらっしゃいます。またほおずきの袋状になった実を見て、「フウセンカズラ(風船葛)は、ほおずきの園芸品種?」などと、両者を同じ種類の植物だと思っている方もいるかもしれません。しかしフウセンカズラ(風船葛)とほおずきは全く違う種類の植物です。


ほおずきとは

Photo byCapri23auto

ほおずきの特徴である風船のように見えるものは実を包むサヤで、ほおずきの実は、そのサヤの中にできます。ほおずきはナス科ホオズキ属の多年草の植物で、ほおずきの学名はPhysalis alkekengi var. franchetiiです。ほおずきの和名は鬼灯と表記します。英語の名前はWinter CherryとかBladder Cherryです。6月から7月に淡いクリーム色の花を咲かせます。日本ではほおずきは観賞用の植物ですが、ヨーロッパでは食用のほおずきも栽培しているそうです。

風船のように膨らんでいるのはサヤ

Photo byRitaE

フウセンカズラ(風船葛)の特徴的な実は、ほおずきに似ていますが、見た目が似ているだけで全く違うものです。ほおずきの特徴である風船のようにふくらんでいる部分は、実を包んでいるサヤです。実が完熟する時期になると、サヤはカサカサに枯れた感じになり、その中に丸いオレンジ色をした実が1個入っています。オレンジの実の中には小さな種がたくさん入っています。それに対してフウセンカズラ(風船葛)のふくらんだ部分は実であり、実を破くと、中には種が入っているのです。フウセンカズラ(風船葛)の風船のようにふくらんだものは実であり、ほおずきは実を包むサヤが風船のように見えるのです。

フウセンカズラ(風船葛)の種が可愛い!

ハートの形が入った種が人気!

小さな白い花は、まるでカスミソウの花のようですが、カスミソウのようにたくさん花が咲くわけではありません。しかし葉に隠れながらとても可愛い花を咲かせます。花が終わると、紙風船のようなぷっくりとした実が見ごろ迎えるますが、フウセンカズラ(風船葛)の見どころはまだまだ続きます。それは実の中にできるハートの模様が付いた種です。

1つの実の中に3粒の種がある

緑色の薄紙でふくらました風船のような実は、完熟すると薄い赤紫に色づき、カサカサに枯れたようになるころには種を取ることができます。フウセンカズラ(風船葛)の種は、実の中に3つ入っています。実の中の特徴は、空洞になっていて3つの部屋に仕切られていること。そしてそれぞれの部屋に1つずつ種が入っているのです。その種を手に取ると、大きさ5mmくらいの黒い種に白いハートの形の模様が入って、それが可愛いと人気です。

可愛い種はお土産にも最適!

フウセンカズラ(風船葛)の種は、見た目がとても可愛く、小さな瓶に入れて、フウセンカズラ(風船葛)の種をお土産にする人もいます。ハート型の柄にちなんで、婚約したカップルにプレゼントしたり、結婚式の二次会のお土産に配る人もいるそうです。なにせフウセンカズラ(風船葛)は、可愛い花言葉を持ち合わせているので、そんな場面での贈り物にも最適なのです。

フウセンカズラ(風船葛)の花言葉1

「一緒に飛びたい」「自由な心」

緑色の紙風船のような実が魅力的なフウセンカズラ(風船葛)。そのフウセンカズラ(風船j葛)の花言葉ですが、実が見ごろの時期には、実がゆらゆらと風船のように飛んでいるように見える見た目の印象から「一緒に飛びたい」とか「自由な心」という花言葉が付けられています。見た目の印象から付けられた言葉は、根拠に乏しものがほとんどです。「一緒に飛びたい」とか「自由な心」という花言葉も根拠はありませんが、観賞するれば一目瞭然の言葉です。小さな白い花ではなく、花が咲き終わった後に紙風船のような実が印象的であるフウセンカズラ(風船葛)の代表的な花言葉です。

フウセンカズラ(風船葛)の花言葉2

「永遠にあなたと共に」

フウセンカズラ(風船葛)のツル性であるという植物学的な特徴から、まわりのものに巻きつくことにちなみ「永遠にあなたと共に」という意味の花言葉が付いています。ツル性の花に共通する花言葉には「縁結び」という意味を持つ言葉もあります。どちらにしてもカップルや結婚を控えた方に贈る花にふさわしい花言葉です。

ツル性の植物に共通する花言葉も肯定的に捉えて!


花言葉の研究者によっては、ツル性の花に共通する花言葉に「束縛」という、ネガティブな意味にもとらわれる花言葉でつる性の植物を印象付けることもあります。されど否定的な意味に捉えるのではなく、そんな言葉の意味も「束縛したいほど愛おしい」と肯定的な意味に捉えると嬉し花言葉になります。

フウセンカズラ(風船葛)の花言葉3

「多忙」

フウセンカズラの花言葉には「多忙」という言葉もあります。この言葉の意味の由来は、1年草でありながらその成長は早く次から次に実をたくさんつけるからだと言われます。1年草は種を蒔いてから1年のうちに花を咲かせて枯れていくのが特徴の植物。そんな特徴の中で、花も咲かせ、実をたくさんつけ、また実の中にできる種も可愛い見どころ満載の特徴が、こんな言葉の意味が由来となったのでしょう。いつも忙しくしている方に「多忙気味だからちょっと一息ついて可愛いフウセンカズラ(風船葛)に癒されて」という想いを込めてフウセンカズラ(風船葛)のリースや、種を小瓶に入れて贈るのもおすすめです。

花言葉のほかに気になる誕生花

誕生花とは

Photo byhudsoncrafted

花言葉はギリシャ神話や、各地の伝説や風習にちなんだ言葉であったり、花そのものの見た目のイメージになぞられて決められてきましたが、花言葉と同様に、1年の月日にはそれぞれその月日にちなんだ花があります。それが誕生花です。古来から花や木など植物には、神々や暦と関連付けたこの誕生花(たんじょうか)があります。花言葉同様に、ギリシャ神話や各地の伝承、風習、開花の時期などが由来となり、この月のこの日にこの花と割り当てられているものです。誰が決めたかは国や地域によりそれぞれ諸説があります。そのため意味の由来は様々です。

9月17日がフウセンカズラ(風船葛)の誕生花

フウセンカズラ(風船葛)の誕生花は9月17日です。誕生花となる日に誕生日を迎える人にフウセンカズラ(風船葛)をプレゼントするのはおすすめです。誕生花は、誕生花となる月日に、その植物に神秘的な力が宿る日とされているのです。また誕生花は1年に1日だけがその花の誕生花とは限らず、花によっては1年の中で何回か、誕生花とされている日がある花もあります。しかしフウセンカズラ(風船葛)の誕生花は1年に1回、9月17日だけです。貴重なフウセンカズラ(風船葛)の誕生花となる日にお誕生日を迎える知り合いがいらっしゃる方は、ぜひフウセンカズラ(風船葛)を贈ってみましょう。

花言葉と共にフウセンカズラ(風船葛)の楽しみ方1

グリーンカーテンとして楽しむ

「一緒に飛びたい」「自由な心」という夢のある花言葉と共にフウセンカズラ(風船葛)を楽しむには、フェンスに這わせ涼しげな緑色の紙風船のような実をおしゃれに這わせるのもツル性のフウセンカズラ(風船葛)に楽しみ方の1つ。また朝顔など同様で、ツル性の特徴と夏に葉が茂る特徴を活用して、グリーンカーテンとして窓際のフェンスなどに這わせるのも楽しみ方の1つです。

緑の芸術的な葉が涼しげ!

夏に時期には、涼しげにグリーンカーテンとして利用できるフウセンカズラ(風船葛)。切り込みの入った芸術的な葉が茂る夏の時期は、緑に癒され、花が咲き終わると秋に向けて紙風船のような可愛い実が風に吹かれてゆらゆらぶら下がっている姿も花言葉同様に、何だか一緒に飛んでみたくなる気分になった楽しめます。

花言葉と共にフウセンカズラ(風船葛)の楽しみ方2

切り花にして楽しむ

切り花として楽しむのも、フウセンカズラ(風船葛)の楽しみ方の1つです。薔薇などのように茎がしっかりしている花ではないので、切り花として楽しむ場合は、自由なツルの動きを活かすように、器の周りを這わせてみたり、一緒に生ける花に絡ませてみると面白い形に楽しめます。

お水は器に少しで大丈夫

お水はたくさん必要としないので、そのまま乾燥させてしまっても、風情のある表情を楽しめます。少し深めのお皿に水を少量注ぎ、フウセンカズラ(風船葛)を縁に添わせるようにクルリと1周活け、ツルの間に季節の花をアクセントに差し込んで活けてみるのも、おもてなしの食卓をおしゃれに飾れます。

花言葉と共にフウセンカズラ(風船葛)の楽しみ方3


リースにしてみよう

フウセンカズラ(風船葛)は丸めるだけで、簡単にナチュルなドライリースを作ることができます。カットして丸めて飾っておくだけでドライフラワーになる便利な花です。そのまま飾っておくと、春になる頃には風船のような実の皮がカサカサとなり、中から可愛い種を取ることができます。

ハート模様が可愛い種も飾ってみよう

フウセンカズラの種の模様が可愛いので、種を飾るのもおすすめです。ハート柄と言われますが、見ようによってはお猿さんの顔のようにも見えるので、小さな人形に見立てて飾てみるのも楽しいです。またハンドメイドのビーズアクセサリー作りが得意な方は、種をペンダントにしたり、イヤリングにして楽しむ方もいます。さりげなくサイドテーブルの上に乾燥した実の皮と一緒に種を数個置いておくだけでも、素敵なオブジェ代わりに。種も可愛く活用してみてください。

花言葉に想いを託して種を蒔いてみよう

ガーデニング初心者でも育てやすい花

フウセンカズラ(風船葛)の見どころである、風船のような実が熟した後に収穫できる種も可愛いので、楽しみに採取して頂きたいのですが、その種を飾って楽しむのもよし。また種を蒔いて芽を出させて開花を待つのも楽しみの1つです。フウセンカズラ(風前葛)は、ガーデニング初心者でも種から簡単に育てられる花です。ただ種は硬いので、蒔く前日に1晩水に浸けて種皮を柔らかくしてから蒔くのがコツです。そうすると発芽しやすくなります。

種蒔きの時期は4月から5月

フウセンカズラ(風船葛)の発芽に最適な温度は25℃です。ですから種蒔きは4月から5月が種蒔きの時期に最適の時期です。地植えの場合は日当たりと水はけのよい場所を選んで種を蒔きましょう。水やりは植え付けの時にたっぷりと与えるだけ丈夫に発芽します。鉢植えの場合は用土が乾いたら、たっぷり水を与えてください。ツル性なので、ツルをフェンスやあんどんなどに上手に誘引して生長させます。1年草ですが、地植えのものはこぼれ種から翌年も増えることがあります。

花言葉にあやかり気分もふわっと真夏を乗り切ろう!

Photo by yto

花言葉どおり、一緒に飛んでいきたくなるような紙風船のような実が魅力的なフウセンカズラ(風船葛)。秋になると、実の中からハートの柄が付いた可愛い種も魅力です。1年草ですが、涼しげ葉が茂ると、花が咲き、花が終わると実ができて実の中に種ができる。「多忙」と花言葉が付くように、1年めいっぱい楽しませてくれるフウセンカズラ(風船葛)は、楽しみ方もたくさんある植物です。種からでもとても丈夫で育てられます。夢のある花言葉を持つフウセンカズラ(風船葛)をあなたも育ててみませんか。

フウセンカズラについてもっと情報を知りたい方はこちらもチェック!

当サイト「暮らしーの」では、フウセンカズラをガーデニングで楽しむ時の育て方などの情報を他にもまとめています。フウセンカズラの情報をもっと知りたい方は、こちらもチェックしてみてください。