検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

【花が咲かない・枯れる人必見】ストレチアの正しい育て方をご紹介!コツはコレだ!

綺麗な花を咲かせる南国の植物ストレチア(ストレリチア)ですが、日本の植物じゃないこともあり、少し油断すると枯れてしまうこともありますよね。枯らしてしまった!という人に向けてストレチア(ストレリチア)の正しい育て方やコツ、肥料選びなど紹介します。
2020年8月28日
amulet00
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

枯れないストレチア(ストレリチア)の栽培環境とは?

Photo by ニャホ

ストレチア(ストレリチア)は栽培の難易度が優しく、育てやすい植物です。ストレチア(ストレリチア)は水やりなどこまめにする必要がなく、かかりやすい病気もないです。またレギネなど綺麗な花やハワイなどといった温暖な地域の雰囲気が楽しめますよ。今回の記事ではうまく育てられない人に向け枯れる原因や正しい育て方や増やし方をお伝えします。耐寒性、夏時の水やりのちょっとしたコツも合わせてご紹介していきます。

ストレチア(ストレリチア)の室内での育て方

Photo byFrantichek

ストレチアの室内と庭それぞれの正しい育て方を紹介します。耐暑性があり直射日光に強く、栽培場所はベランダなどや窓際でも大丈夫です。耐寒性がやや弱いですが、室内の場合や庭に植えている場合とわけて紹介し、夏の時期の室内温度や湿度など少し気を付けるポイントを抑えていきます。

ストレチア(ストレリチア)の温度や日光はどのくらい?

ストレチアの仲間レギネなど耐暑性は高い、耐寒性はやや弱い特徴があります。どれくらいの耐寒性というと0℃以下だと枯れますがそれ以上ならある程度平気です。冬越しは室内に置いておけば心配はないです。日差しに強く、日向から半日陰まで幅広い場所に置くことができます。耐暑性が高いため、直射日光も平気な種です。花を楽しみたいなら日光がよくあたる場所におくとよく成長します。

ストレチア(ストレリチア)の水やりの頻度は?

ストレチア(ストレリチア)は南アフリカ原産のため乾燥に強く、土が乾いていたらあげる程度で大丈夫です。土の表面が乾燥してきたら水をやり、多く水やりしないようにしましょう。ストレチア(ストレリチア)は根に水を蓄える性質があり、冬の時期は水やりしすぎると根腐れの原因になります。結果として枯れることに繋がるので気をつけましょう。

ストレチア(ストレリチア)の庭での育て方

Photo byMemoryCatcher

ストレチア(ストレリチア)は暖地の日あたりのいい場所で北風が当たらない、水はけのよい場所に植えるといいです。湿気のある場所はストレチア(ストレリチア)が嫌うため避けます。外気の温度が5℃を下回る地域では枯れることや成長が緩やかになり花を付けないなどの問題に繋がるため鉢で育てましょう。
庭植えでの水やりは根付けば、特にあげる必要はないです。こまめに手入れをしていなくても花を咲かせますがレギネは花が咲くまで時間がかかることが多いため注意してください。

ストレチア(ストレリチア)が枯れてしまう原因

Photo byStudio-Dee

正しいストレチア(ストレリチア)の育て方を紹介しましたが、実際にストレチア(ストレリチア)の仲間を栽培する中で花が咲かない、枯れる原因はどんなものがあるのか紹介します。ストレチア(ストレリチア)は初心者にも優しい栽培難易度で耐寒性がやや弱くてもあまり気温に敏感ではない種ですが、枯れる場合はどういったことが考えられるのか整理していきます。ストレチアがきれいに育たないという人は温度や湿度の管理状態はどうか、自分の栽培環境を見直してみてください。

ストレチア(ストレリチア)が枯れる原因1

Photo byminipuddel

ストレチア(ストレリチア)は多湿が苦手で、湿気が高いと枯れの原因になります。霜も要因の1つになるため、水気は避けましょう。耐寒性もやや弱いので温かい場所に置くようにします。最低0℃、夏は最高40℃の間で管理しましょう。夏の猛暑日は室内に放置したり、冬の寒空の下に置いたままにしたりすると枯れてしまいます。

ストレチア(ストレリチア)が枯れる原因2 


Photo by ニャホ

ストレチア(ストレリチア)は1~2年ほどで鉢が小さくなったり、土の栄養が足らなくなったりします。根が成長しすぎると根が腐りやすくなり、栄養も行き渡らなくなりうまく成長できない原因になります。葉っぱを剪定せず生い茂ると風の通りが悪くなることや葉が乾燥しすぎると虫が湧きやすくなります。虫を放置すると葉が枯れ、成長できなくなる原因になります。

ストレチア(ストレリチア)を育てるコツ

Photo byNadineDoerle

ストレチアの正しい育て方とともに、ストレチアの成長を助けるコツを紹介します。ストレチア(ストレリチア)がちゃんと成長しない、枯れる方はこのコツを意識してみると改善の足掛かりになるでしょう。ちょっとしたことばかりですぐに覚えられるので、是非実践して素敵なストレチア(ストレリチア)を育ててみてください。

ストレチア(ストレリチア)を育てるコツ1 

Photo by ニャホ

夏は日が落ちた夕方に水をあげることがコツです。ストレチア(ストレリチア)に日が高い内から水をあげるとすぐに葉から蒸発してしまい、水きれをおこしてしまいます。冬場は土が乾いていても、1日か2日後に水をあげる程度で十分です。あげすぎに注意しましょう。また水はけのよい土を屋内外問わず使うと育てやすいです。培養土を買うか、自分で配合した土(赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など)を使用します。

ストレチア(ストレリチア)を育てるコツ2 

Photo bygeralt

ストレチアの耐寒性はやや弱いですが0℃以下にならなければ枯れづらく、5℃以下になると成長が緩やかになります。夏場は暑さに強くあっても40℃を超える室内は耐えられないので、涼しい場所に移動させておくといいです。ストレチア(ストレリチア)の耐寒性は観葉植物の中ではある程度の寒さを耐えられます。冬場は0℃を下回らないように管理することを意識しておきましょう。

ストレチア(ストレリチア)の花が咲かない原因

Photo byHans

ストレチア(ストレリチア)の花が咲かない理由を整理し、あわせて対策を紹介します。レギネや他のストレリチア種はもともと花を咲かせるのに時間がかかるといわれています。対策をしていても花が咲かない時は、ストレチア(ストレリチア)自体もっと成長してからという場合もあるので、気長に待つことも大切です。

ストレチア(ストレリチア)の花が咲かない原因 

ストレチア(ストレリチア)は日を浴びると成長速度があがるなど成長するために日光は欠かせません。特にストレリチア・レギネなど花が咲かない原因はもしかしたら日光不足の可能性があります。直射日光に当たっても大丈夫な種のため日差しのある場所で栽培できます。また栄養が足りていないことも考えられます。根が伸びすぎて土から十分な栄養が吸収できない、土の栄養が足らないという場合花が咲かないことがあります。

ストレチア(ストレリチア)の花を咲かせるコツ

Photo byNika_Akin

春~夏や秋間の成長期は特に日がよく当たる場所に置くようにして日光を浴びさせるとよいです。ストレチア(ストレリチア)は日当たりのいい場所においてあげると、花付きがよくなります。花を咲かせる5月~10月の間に液体肥料や置き肥をして栄養補給させます。三要素が均等かリン酸が少し多く入っている肥料を使います。冬の間は休眠期のため、栄養は必要ないです。


ストレチア(ストレリチア)の花とは?

Photo byArtTower

ストレチア(ストレリチア)の代名詞レギネは花を咲かせやすく花の咲く例にだすと、花が咲く前兆としてギザギザした葉っぱや2つの葉っぱがくっついた状態がみられます。その後レギネではとさかのようなオレンジ色に包まれ青紫色で矢のようにみえる色鮮やかな花が咲き誇ります。レギネの花は人気が高く、同じつぼみから何度も花が咲くので長く楽しめることが特徴です。

ストレチア(ストレリチア)の植え替え方法

ストレチア(ストレリチア)の根詰まりがおこると花が付かなくなったり、立ち枯れを起こす原因となるため1~2年に1度の頻度で植え替えをします。庭で育てている場合と室内で育てている場合の違いはほとんどないですが、庭で育てている場合で植え替えする時期は寒くなる前の10月中に終わらせてしまいましょう。室内で育てている場合も休眠時期になる前に植え替えするようにします。

ストレチア(ストレリチア)を庭に植えている場合

Photo byBluesnap

ストレリチアの仲間、レギネなど庭に植える場合世話もそこまでかかりません。しかし、他に植えている植物との間隔がストレチア(ストレリチア)の成長に合わせて必要になります。植え替えをする時期は寒くなる10月の間で、根が深くまで届いている場合があり大変な作業です。同時に株分けをする場合はすぐに植え替えをしなくてもよくなるように、間隔を広く開けて植えるようにしましょう。

鉢植えの場合

事前に水やりを控えるなど、土をよく乾燥させておき植え替えましょう。根が太く絡まっているため、優しくほぐしてシートや底石を敷いた準備の終えた鉢植えに移し替えます。この時、根の状態が黒ずんでいたり、スカスカになっていたりする部位があればハサミで取り除きます。鉢の中心にストレチア(ストレリチア)を設置し、土を縁の3㎝下あたりまでいれ、棒など使い土を底までいれ、またストレチア(ストレリチア)を揺らしながら水やりをしてあげれば根の間にも土が入っていくので効果的です。鉢の底に染み出るほど水やりをして植え替えの完了です。

植え替えが出来ない場合

Photo byNika_Akin

植え替えできない場合、増え土をして栄養分を補足する方法がとれます。増え土のやり方は簡単で鉢のサイズが7号なら3㎝ほど土を掻き出し、観葉植物の土などを掻き出した土の分いれます。鉢のサイズが10号なら4~5㎝程度土を入れ替え、そこからの手順は先に説明した手順と同じです。

ストレチア(ストレリチア)の増やし方は?

5月~9月が株分けに適している時期です。コツは3芽ほどつけた状態でナイフなどで切り分け、増やし方は根ごと分ける方法です。増やし方の注意点はあまり小さく切り分けてしまうと成長に時間がかかるため大きく分けることがポイントです。株分けをした後は根が傷つき、弱っているため風が当たらない明るい日陰に1か月を目安に鉢の定位置におき、休ませます。

株分けでの増やし方

Photo by salchuiwt

ストレチア(ストレリチア)は葉を切ってしまうと同じところからは新しい葉っぱが出てこなくなります。そのため株分けは、根ごと分ける増やし方が合っています。植え替えと同時に株分けをすると二度手間にならず楽です。増やし方は植え替えとほとんど一緒で、正常じゃない根を綺麗にして、葉や茎を分けハサミなどで切り分けます。次の手順からは植え替えと同じ流れで鉢に移し替え、たっぷり水やりして完了です。

肥料の選び方


Photo byJing

4月~9月の成長期に窒素、カリウム、リン酸が等量入っている肥料か、リン酸がやや多めの肥料を置き肥しておきます。水やりの時に少しずつ溶け出していくので、管理も楽にできます。また液体タイプの肥料もあり、自分に合ったものを選んで組み合わせて使用しましょう。庭で育てている場合は植え付ける際に有機物を十分に混ぜておきます。腐葉土などよいです。

ストレチア(ストレリチア)がかかりやすい病気や虫

Photo by hoshner447

病気は特に問題なく、特に注意する病気はありませんが虫はカイガラムシやハダニが湧きやすいです。成長期は葉が良く茂るため、そのせいで通気性が悪いとカイガラムシがわきやすくなります。乾燥しすぎもハダニが湧く原因となるので注意しましょう。葉が枯れる原因となるので、しっかり対策をとっていきます。

対策

葉が多くなったら剪定し、合わせて葉水もして乾燥を防ぎましょう。この2つを意識するだけで虫が湧かないようになります。カイガラムシが湧いた場合は、歯ブラシなど使って直接虫を除去します。殻が固く、薬が効きづらいため数の少ないうちに対処すると効果的です。ハダニが湧くと葉の裏が黄色の斑になります。一般家庭では湧きにくいですが万が一湧いた場合は薬よりも栽培環境を改善するとよくなります。こまめな葉水で防げます。

まとめ

Photo by towesdaiba.com

ここまで、ストレチア(ストレリチア)種の正しい栽培方法を紹介しました。植え替え方や増やし方は簡単に紹介させていただいたので、動画などあわせてみると分かりやすいかと思います。夏の室内での栽培環境や水やりのコツもちょっとしたことですぐにできるものばかり。ストレチア(ストレリチア)の枯れないコツを掴み、綺麗な花を咲かせて楽しんでください。

他の観葉植物が気になる方はこちらをチェック!

Photo by pika1935

ストレチア(ストレリチア)以外にも観葉植物で部屋をインテリアしたいという方におすすめのサイトをご紹介します。