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【連載】室内でも楽しめる鉢植えはどれ?初心者にもおすすめの春の花鉢をご紹介

室内でも鉢植えを楽しみたいけれど、室内ではお花を咲かせるのは結構難しいもの。今回は管理がしやすいくお花が咲きやすい、室内ガーデニングで楽しめる春の花鉢をピックアップしました。ベランダや庭がないけど鉢植えを楽しみたいという方にも、初心者にもおすすめです。
更新: 2023年9月29日
しまうま花屋
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室内でも楽しめる花鉢って?

室内でもお花を楽しみたい

Photo byKIMDAEJEUNG

室内で楽しむ鉢植えといえば、観葉植物など葉っぱを楽しむ植物がメインです。それに対し、花鉢とは花の咲く鉢植えのこと。花鉢のほとんどは屋外向きのものが多く、室内で鑑賞するには日照量が足りない場合がほとんどです。

しかし中には、暑さ寒さに弱く室内で育てるほうが向いている植物や、室内でも楽しめるように品種改良された植物などがあるのです。

初心者にもおすすめ

Photo byakufh1110

今回はそんな室内向きの植物の中でも、この春から楽しめる花鉢をご紹介します。主に春から夏までが開花期で、3月頃からお花屋さんでも手に入る植物たちをピックアップしてみました。

定番からちょっと変わったものまで、初心者にもおすすめの育てやすいお花たちも紹介していますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え①

芽出し球根ポット

Photo byJillWellington

春の鉢植えでおすすめなのは、芽出し球根です。春になると、花芽を出した球根植物が寄せ植えになったポットが市場に出回ります。これを総称して芽出し球根と呼んだりします。

主にチューリップやムスカリ、水仙、ヒヤシンスなど春の球根植物たちで、2〜4月頃が旬です。花芽が出ているので花が咲きやすく、室内でも手軽にお花を楽しめる初心者におすすめの室内ガーデニングです。

管理が楽で華やか

Photo byPublicDomainPictures

特にムスカリ・水仙は、鉢植えに植えっぱなしのままでも次の年に花が咲きやすいのでおすすめ。お花が終わったら花茎を切り、日陰に置いておきます。ヒヤシンスはお花を楽しんだあと、地植えにしておくと次の年も楽しめます。

チューリップは、掘り上げて乾燥させてから秋に植えるとまたお花が咲きます。どれも葉が枯れてからは水やりが要らないので、管理もとても楽でおすすめです。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え②

マダガスカルジャスミン

Photo by Starr Environmental

マダガスカルジャスミンは、ジャスミンに似た香りのするカガイモ科の植物です。4月頃から初夏まで星型の白い花を咲かせ、ツル状の茎に濃い緑の葉っぱをつけます。葉っぱを一年中楽しめるので観葉植物としても人気。

お花のついた鉢植えが春頃からよく出回ります。観葉植物の中ではお花を咲かせやすく、お花を楽しめる室内ガーデニングとしておすすめの種類です。

吊るして楽しむインテリア

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置き場所は、室内で日光のよく当たる窓際などが適しています。夏の強い日差しと冬の寒い外気には弱いので、夏の昼と冬の夜には窓際から離しておきます。水やりは土の表面が乾いたら。特に花が咲いている時期は水不足にならないように気をつけます。

3月頃に伸びたツルを1/3程度に切り戻すと、ボリュームよく育ちます。ツル性なので、ハンギングにしたり棚の上から吊るしたり、インテリアとしても場楽しめます。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え③

クレマチス


Photo byanalogicus

春になると店頭によく並ぶクレマチス。最近は母の日のプレゼントとしても定番の種類です。ツル性植物の女王とも呼ばれるクレマチスは、種類豊富なお花が特徴のキンポウゲ科の植物です。

新枝咲き・旧枝咲きなどにより剪定の時期が異なりますが、コツさえつかめば管理もとても簡単です。基本的には庭で楽しむガーデニングに向いていますが、クレマチスの数ある品種の中には室内でも楽しめる種類もあります。

鉢植え向きの種類を選ぶ

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クレマチスを室内で楽しむにはまず、枝がコンパクトに成長する鉢植えに向いた種類を選ぶことが大切。枝の成長が旺盛な品種は庭植えに向き、鉢植えにはあまり適していません。

特に、イギリスのレイモンド・エビソン社のコレクション・ガーランドシリーズは室内ガーデニングにおすすめの種類です。日当たりの良い東向きの窓際などに適し、花の保ちも良い品種です。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え④

ミニバラ

Photo by yendo0206

一度は育ててみたいバラ。育てるのには難しいイメージがありますが、室内でも育てられる品種を選べば初心者でも管理しやすい植物です。バラの中でも、株が小さくお花も小さいミニバラが特におすすめ。

中でも室内ガーデニングに向いているのは、インドアローズと呼ばれる日照量が少なくても育ちやすい種類です。花の保ちがよく、長い間お花を楽しめることでも人気があります。

インドアローズがおすすめ

ポールセンローズというブランドのパレスシリーズなどは、室内で楽しむバラとして生まれた品種です。また、デンマーク・フォーエバーローズ社によるインフィニティローズも、室内向きのミニバラです。

日当たりの良い窓際に置き、土の表面が乾いたら水やりをします。ただミニバラはうどんこ病やハダニなどの病害虫が発生しやすいので要注意。市販の殺虫殺菌剤を定期的に散布して予防します。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え⑤

アマリリス

Photo by kanonn

アマリリスは、ヒガンバナ科の球根植物です。開花期は4月頃から初夏にかけてで、大きく華やかなお花を咲かせます。花の色は赤や白、オレンジやピンクに茶色や複色などもあり、咲き方も八重咲きなどさまざま。

中央アメリカや南アメリカなどの熱帯が原産のお花で、寒さに弱く室内ガーデニングにおすすめのお花です。

超初心者にもおすすめ

Photo byAKuptsova

特に初心者におすすめなのが、アマリリスの栽培キット。球根に鉢や土などがついているもので、このキットさえあれば道具が要らず手軽に始められる室内ガーデニングです。

中にはオランダで開発された水やり一切不要のアマリリスキット・マジックアマリリスというものもあり、だれでも気軽に栽培できます。花芽が伸びて花が咲くまでの成長が目に見えて分かるので、子どもとの室内遊びにもおすすめです。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え⑥

アザレア

Photo by yewchan

オランダツツジや西洋ツツジとも呼ばれるアザレアは、ツツジ科のお花です。街路樹などでよく使われている日本のツツジの仲間ですが、日本のツツジより寒さに弱いため室内ガーデニング向きの植物です。

ツツジより少し大きめのお花が咲き、半八重咲き、八重咲き、一重咲きなどお花の種類も豊富です。改良によりまだ肌寒い時期からお花のついた鉢植えが出回ります。


水やりはこまめに

Photo by AlicePopkorn2

置き場所は日当たりの良い窓際が適しています。ただし夏場の直射日光には弱いので、窓際から離したりレースカーテン越しにするなど調整します。乾燥にも弱いので、水やりはこまめに。

お花が終わってから花芽をつける7〜8月頃までの間に剪定をすると、来年もよくお花が咲きます。花芽がつく前に行う剪定は意外と簡単です。鉢の大きさに合わせてドーム状にカットするときれいにボリュームアップします。

置き場所は日当たりの良い窓際が適しています。ただし夏場の直射日光には弱いので、窓際から離したりレースカーテン越しにするなど調整します。乾燥にも弱いので、水やりはこまめに。

お花が終わってから花芽をつける7〜8月頃までの間に剪定をすると、来年もよくお花が咲きます。花芽がつく前に行う剪定は意外と簡単です。鉢の大きさに合わせてドーム状にカットするときれいにボリュームアップします。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え⑦

インドアハイビスカス

Photo by Jim, the Photographer

ハイビスカスといえば沖縄やハワイなどの南国に咲き、気分もパッと明るくさせてくれるお花です。ハイビスカスはとても丈夫で育てやすい植物で、ガーデニング初心者にもおすすめ。

鉢植えで簡単に育てられます。そんなハイビスカスの中でも、室内で楽しめるのがインドアハイビスカスと呼ばれる品種です。ハイビスカスは1日でお花が閉じるのが特徴ですが、環境が合えば春から秋頃まで次々とお花が咲いてくれます。

真夏の日差しを避けて

Photo by mersy

インドアハイビスカスは日照量が少ない北欧で品種改良されたもので、多少の耐陰性があります。日当たりの良い窓際に置き、花が咲いている間は特に水やりをこまめにします。

ハイビスカスは真夏の日差しに強いイメージがありますが、直射日光は苦手。真夏は窓際から離しておくのがおすすめです。また開花期には1週間に1度液肥をあげるとさらに花付きもよくなります。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え⑧

ブライダルベール

Photo by 阿橋花譜 KHQ Flower Guide

ブライダルベールは、熱帯アメリカが原産の常緑性の多年草です。小さくかわいらしい白いお花が咲き、葉っぱは表面は濃い緑色、裏面は赤紫色をしているのが特徴です。

匍匐性といって横に広がっていく性質があり、吊るして飾ると花嫁のベールのように見えるのでブライダルベールと呼ばれています。1年を通して葉っぱを楽しめるため、観葉植物としても人気です。

開花には日光が必要

開花時期は5月頃から7月頃までで、お花が日中しか開かないのも特徴です。開花時期は日光がよく当たる窓際に置きますが、夏場は直射日光が当たると葉焼けしてしまうので注意。

日当たりが悪いとお花が咲かなくなってしまうので、室内で日当たりが気になる場合にはたまに軒下に出してあげます。お花を咲かせるには日当たりが重要ですが、それ以外はとても育てやすい室内ガーデニング向きの植物です。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え⑨

ストレプトカーパス

Photo by alljengi

ストレプトカーパスとは、南アフリカやケニアが原産地のイワタバコ科の植物です。紫やピンク、複色など花色や咲き方も豊富で、さまざまに品種改良されています。

ストレプトカーパスは室内でも次々にお花を咲かせる、とっても室内ガーデニング向きの植物。あまり日当たりの良い窓際がないという環境でも育てやすいので、マンションなどでもおすすめです。

室内でもお花がたくさん楽しめる


Photo by alljengi

開花時期は5月頃から秋頃までですが、冬場も環境が合えば1年中お花を楽しむことができます。真夏の日差しや冬の寒さに弱いので、室内の明るい場所に置きます。

あまりに暗い場所だと花芽が育ちにくいですが、室内照明だけでもお花が咲くという実例もあります。水やりは土の表面が乾ききる前にするのがポイントです。水を切らすと花付きが悪くなってしまいます。液体肥料を薄めたものをあげると、花付きもよくなります。

春からがおすすめ!室内で楽しめる鉢植え⑩

レースラベンダー

Photo by Belinda Robinson

数々のハーブの中でも、室内でお花を楽しみたいならラベンダーがおすすめです。ラベンダーはフレンチラベンダー、イングリッシュラベンダーなどいろんな品種がありますが、室内で鉢植えとして楽しむならレースラベンダーが特におすすめです。

ほかのラベンダーと比べて香りがありませんが、レースのように繊細な葉っぱやお花を鑑賞して楽しめるラベンダーです。

環境が合えば1年中お花が咲く

レースラベンダーは近年お花屋さんでもよく見かけるようになりましたが、日本では戸外で育てにくいので、室内で鉢植えで育てるのがおすすめの品種です。開花期が長く四季咲き性で、環境が合えば冬もお花を楽しめます。

ラベンダーはもともとやせ地を好む植物のため、水やりを控えめにすることがポイントです。強い日差しを避けた日当たりの良い場所におきます。

さいごに

室内での基本的な管理は?

Photo byPexels

室内で花鉢を楽しむ最大のポイントは、やはり日照量。元気がない・お花が咲かない場合には日当たりに注意し、たまに外に出してあげたりしてみてください。また、植物は風通しのよさも大切なポイントなので、込み合った枝は剪定しましょう。

今回ご紹介した植物は基本的に丈夫なので、剪定も怖がらずに思い切ってやってみてくださいね。

過去の記事が気になる方はこちらもチェック

今回ご紹介した花鉢は、春から初夏にかけてお花屋さんに並ぶことも多い植物です。育てるのが難しくないお花たちなので、母の日や父の日のプレゼントにもぴったり。自宅用に、プレゼント用に、いかがでしょうか。

この連載では、お花のある暮らしについてご提案しています。過去の記事などはこちらからチェックしてみてください。