富津の潮干狩りスポットはどこ?
富津海岸潮干狩り場
「富津海岸」は、東京アクアラインで約20分というアクセス抜群の好立地にあります。地元の漁業組合の方が事前に貝を撒いてくれていますので、小さなお子さんや女性にとっても気軽にできる人気の狩り場です。周辺には新鮮な海鮮を提供している飲食店もあり、ゴールデンウィークなどの連休期間には一際にぎわいを見せています。(この記事の情報は2020年4月12日時点の物です。)
施設情報
富津海岸の潮干狩り場は入場料がかかりますが、持ち帰り用の無料の海水や、1200台以上が停められる無料駐車場、無料更衣室が完備されているのも、口コミで人気な理由の一つです。また、コインシャワーや休憩場所も設けられているので小さなお子さん連れにも嬉しい潮干狩り場となっています。
基本情報
【住所】〒293-0021 千葉県富津市富津2307-2
【連絡先】富津漁業協同組合:0439-87-2121、0439−87−5561(平日)
海の家、潮干狩り場内:0439-87-2233(土曜・日曜・祝日のみ)
【アクセス】車:館山自動車道木更津南ICから「富津岬方面」へ約15分、他:JR内房線青堀駅下車「富津公園行き」バス終点下車徒歩1分
富津の潮干狩り場の入場料金は?
入場料
大人(中学生以上)1名:2000円(約2Kgの網袋付き)
小人(小学生飲み)1名:1000円(約1Kgの網袋付き)
4歳から小学生未満1名:800円(約1Kgの網袋付き)
※超過料金1kgにつき1000円
海の家休憩料金
大人1名:300円
小人(小学生まで)1名:200円
※団体30名以上は1割引き
その他の料金
【コインシャワー】5分:200円
【コインロッカー】100円
【駐車場】無料
富津の潮干狩り場の営業期間は?
営業期間と時間
2020年3月8日(日)〜7月28日(日)が営業期間となっています。富津の潮干狩り場は東京湾の他の潮干狩り場の中では、最長の期間潮干狩りが楽しめます。このことも人気の理由となっているようです。潮の満ち引きの関係で営業時間は変化しますので、潮見表を確認しましょう。潮見表に書いてある、海に入れる時間、海から上がる時間は、潮干狩りに最適な干潮の2時間前後を記載してあります。
富津の潮干狩りでおすすめの時期
混まない時期は?
営業期間は3月頭から7月末ですが、最も混雑が予想されるのはやはりゴールデンウィークです。ゴールデンウィークを避けて、なるべく混雑してない期間を狙うのであれば、人が少なくなる6月以降がおすすめです。行く際には必ず潮見表と、天気のチェックを忘れないようにしましょう。
最適なのは大潮の日
潮見表を見ると、大、中、小、長、若と、記載してあります。これはそれぞれ、干満差を表しています。潮干狩りに最適なのは干満差が最も大きい「大潮」の日に行くのがおすすめです。また、晴れの日は、高気圧が海面を押し、潮が引きやすく、逆に、前日が雨だと潮がひきにくいと言われています。潮見表と天気を確認しよく獲れる日を狙っていくといいかもしれません。
富津の潮干狩りで取れる貝の種類
アサリ
やはり潮干狩りで最も取れる貝の種類はアサリです。富津の潮干狩りで取れるアサリは、大きさも揃っており、他の潮干狩り場に比べ大きめで、量もしっかりと取れます。もちろん中身もしっかり詰まっており、味も美味しいアサリが取れると口コミで評判です。
ハマグリ
通常アサリに比べハマグリは見つかる確率が低いため、たくさんのハマグリをとるためには根気が必要ですが、富津海岸ではたくさんのハマグリをとることができます。ちなみに、ハマグリの貝通しをぶつけてみて、カチカチと音がなれば生きている貝、鈍い音がすると死んでいる貝ですので、選別を忘れずに行いましょう。
レアな貝も?!
中には、ハマグリに見た目が似ているバカガイやツメタガイという珍しい種類の貝も取れることがありますが、こちらは撒いたものではなく天然ものですので、中々見つかりません。数時間滞在して数個取れたらラッキーというくらい少ないです。
アサリとハマグリの見分け方は?
アサリ
表面がザラザラしており、デコボコがあります。色は、生息する場所によって変化するため、一概にはいえませんが、茶色っぽいものから青みを帯びたものまでたくさんの種類があるようです。主に茶色と黒が入り混じったような模様が特徴的です。富津海岸で取れるものは2㎝程度も物が多いですが、たまに4㎝ほども大きな物も取れることがあります。
ハマグリ
表面はツルツルとしており、光沢感があります。ハマグリという名前からわかるように栗のような三角形をしています。貝殻の色は白っぽいものや、栗褐色をしているものがあり、放射帯、波状の模様がある特徴があります。富津海岸では4㎝から7㎝くらいの大きさのハマグリが取れるようです。
富津の潮干狩りで上手に狩るコツ
ポイント1
熊手を使って3㎝から5㎝の深さを掘って探します。貝の種類によって生息している深さは違いますが、アサリはそれ以上深いところには生息していませんので、広く浅く掘るのがポイントです。しかし、ハマグリはアサリよりも深いところにもいますので、ハマグリを狙う場合は沖に近づき、アサリの生息ポイントよりも深く砂を掘り進めてみてください。
ポイント2
大量に取れている人の近くに寄ってみましょう。貝は固まって生息していることが多いので、一つ見つけたらその辺りをさらによく探すのがポイントです。どんどん他のアサリが見つかるはずです。貝の種類によって貝脈も違いますので、ハマグリをたくさん獲っている人のそばだとハマグリも見つかりやすいです。
ポイント3
「アサリの目」を探してください。アサリの目とは砂の表面にできる小さな空気穴のことです。他の生き物の穴もあるので難しいですが、直径1ミリ程度の穴を探し、見つかったらそこを掘ってみるとアサリがいる確率が高いそうです。潮見表を確認し、人が踏み入れる前の時間帯を狙うと見つけやすいです。
富津の潮干狩りでお勧めの狩り場
浅瀬は?
富津海岸では均等に貝が撒かれているので、浅瀬でも簡単に貝を見つけることができます。そのため、小さいお子さん連れのご家族には浅瀬付近がおすすめです。ただ、口コミでも人気のスポットなのでゴールデンウィークのような連休期間だと、多くの人が訪れており、浅瀬の貝が獲られていることもしばしば。しかし、まだ掘られていない貝脈を根気よく探してみましょう。
沖に近いところは?
浅瀬の貝はすでに獲られており、小さいものしか残っていないことがありますので、沖に近づくにつれ手付かずの貝脈が見つけやすくなります。また、富津の潮干狩り場ではハマグリもとれるのですが、アサリよりも深水の深いところに生息しているので、沖に近い方がハマグリも見つかりやすいです。潮見表を確認するのを忘れず、潮が満ちてくる頃には沖を離れるようにしましょう。
富津の潮干狩りに必要な道具は?
熊手・軍手・ザル
全てダイソーの園芸コーナーなどで安く購入することができます。熊手は現地でも購入できますが少し割高な料金になっていますので事前に購入するのがお勧めです。熊手で掘った場所を手で探る際、素手だと割れた貝殻の破片などで怪我をする可能性がありますので、軍手、もしくはゴム手袋を持参しましょう。ザルは、貝を持ち帰る際、規程の量を超えてしまうと追加料金がかかるため、貝を選別する時に役立ちます。
タオルやティッシュ
濡れることを想定して何枚か持っていきましょう。日除けや汗拭きにも役立ちます。帰る際には真水で足や道具を洗えますので、拭き取る際にタオルは必須です。また、コインシャワーを利用するつもりであれば忘れずに準備しましょう。
貝を持ち帰るときに必要な物は?
クーラーボックス・保冷剤・新聞紙
クーラーボックスや蓋付きの発泡スチロールの箱があると持ち帰る際に便利です。ゴールデンウィークや夏場は車内も高温になり、帰路で折角の貝が死んでしまわないよう、小さめの保冷剤を1、2個入れてください。キンキンに冷やしすぎると逆に貝が寒さで死んでしまいますので注意してください。また、貝1Kgあたり1日分の新聞紙を用意していきましょう。持ち帰る際にふとした衝撃で貝が割れてしまうのを防ぎます。
ペットボトル・ビニール袋
ビニール袋は、濡れてしまった道具や服を持ち帰る際に使用します。道具は海水が付いたままだと錆びてしまうので真水で洗って持ち帰ります。軽く水を拭き取りそのままビニール袋にいれて持ち帰れますので一枚あると便利です。また、ペットボトルは塩抜き用の海水を持ち帰るために使います。富津潮干狩り場には海水が用意してありますので、簡単に持ち帰れます。2Kgの貝に対し500ミリリットルの海水が適量です。
富津の潮干狩りで最適な服装は?
長袖・半ズボン・帽子
潮干狩りの期間は3月頭から7月末までです。春はまだ肌寒いですし海風からも冷たい場合があります。また、夏は日差しが強くなっていますので、寒さ対策、日差しよけとして薄手の長袖を用意しましょう。帽子も日差しよけ、熱中症対策として忘れず持っていきましょう。俯いた時に落ちてしまったり、風で飛んでいかないようあご紐やゴムがついている物がお勧めです。
靴・水着
裸足だと貝殻で怪我をしたり、歩きにくかったりしますので、ビーチサンダル、長靴、マリーンシューズを持っていきましょう。ビーチサンダルは脱げやすく、長靴は水が入ってしまうと動きにくいのでマリーンシューズがおすすめです。水着はなくても困りませんが、濡れないようにずっと中腰でいるのは大変ですし、慎重に行動するのは意外とストレスを感じますで、ズボンの下に履いておくと活動しやすいです。
貝を持ち帰る際の最適な方法は?
真水ですすぐ
実は貝殻の表面には海水でしか生きられない微生物や食中毒菌がついています。真水で貝同士を擦り合わせて汚れを落として持ち帰りましょう。ちなみに真水につけたままにしてしまうと貝は死んでしまうので、真水は洗うときだけ使いましょう。
濡らした新聞紙で貝を包む
新聞紙を濡らして貝を包みます。貝が割れてしまうのを防ぐ効果と、貝が乾いてしまわないようにするためです。クーラーボックスに海水を入れて持って帰るのもいいですが、車などの移動中もしこぼれてしまったら海水だと大変なことになってしまうので新聞紙での方法がベストです。
保冷剤を入れたクーラーボックスにいれる
クーラーボックスに数個、温度上昇を防ぐ程度の保冷剤を入れ、新聞紙で包んだ貝を入れます。あまり冷やしすぎないのがポイントです。帰宅するまで1時間程度であればビニール袋でも大丈夫です。その際は直射日光を避け、暖かくなりやすい場所におかないようにしましょう。また、ビニール袋の口はきつく結ばず空気が入るよう軽く結ぶだけにしてください。
富津海岸潮干狩り場の口コミは?
海水が綺麗で遠浅
千葉県の潮干狩り場の中では、海水が綺麗で入りやすいと口コミで評判なようです。富津海岸は外海に近いたため、海水も澄んでいます。綺麗な海なのでお子さんも入りやすく、貝も見つけやすいようです。また、連休期間は混雑しますが、会場は広く、遠浅なため、人が多すぎて自由に動けないということはありません。それぞれが自分のペースで狩ることができます。
キレイなみずなので気持ち良く貝ほりができます
海はかなり遠浅になるので不快にならずに楽しめます。
ハマグリも獲れる
獲れる貝の種類がアサリだけでなく、ハマグリもたくさん獲れると人気なようです。中には網袋がハマグリでいっぱいという人も見かけます。ハマグリを獲るには少し沖の方に行かないといけないようですが、大きめのハマグリがたくさんあるようです。また、富津海岸で獲れるアサリとハマグリは身がしっかりと詰まっており、味もいいと評判です。
あさりだけでなくはまぐりも沢山取ることができました!
設備も充実している
収容台数1200台の無料駐車場から、コインロッカーなど、設備がしっかりしているのが嬉しいポイントです。多目的トイレや休憩所もあるのでお子さん連れのご家族に喜ばれています。また、帰る際に道具や足を真水で洗えるスペースや着替えるための更衣室も用意されているのでぜひ利用しましょう。砂抜きのための海水も組めるようになっています。
更衣室があったので泥や海水で汚れても着替えができて良かったです。外には水道で足を洗う場所もありました。海水を汲む場所もありました。駐車場も広く(と言っても開くと同時に満車のようでしたが)トイレも仮設トイレが多く設置されており、トイレで困ることもありませんでした。
混み具合について
やはり口コミでも人気のスポットなだけあって、ゴールデンウィークには大変な賑わいなようです。しかし、他の潮干狩り場に比べ、長い期間潮干狩りをすることができますので、人の多い期間を避けて行くこともかのです。また、広い会場ですので混みすぎて狩ることができないということはありません。どちらかというと。会場に着くまでの車での道のりやお手洗いが混雑するようです。
GWなどの連休はひどく混みます。
富津の潮干狩り場の周辺情報は?
富津公園
すぐ近くにある富津公園はとても広く、小さいお子さんも遊べる遊具がたくさんあります。潮干狩りに飽きてしまった場合には公園で過ごすのもいいかもしれません。また、お弁当を広げてお昼を食べゆっくり休むこともできます。また、中の島展望台という無料の展望台もあるのでそこから潮干狩り場を眺めることができます。キャンプ場もあり、ゴールデンウィークにはたくさんの観光客がキャンプをしている様子も伺えます。
無料の足湯
富津海岸から車で約30分のところにある口コミでも人気の「海辺の湯」は宿泊はもちろん、日帰りで温泉を堪能できます。潮干狩りで疲れた体を、内房の海を眺めつつ温泉で癒すことができます。また駐車場脇にある足湯は料金が無料で気軽に温まることもできます。売店もありますので千葉のお土産を購入するのも忘れずに。
基本情報
【住所】千葉県富津市金谷525-17
【連絡先】0439-69-8500
【アクセス】館山自動車道金谷ICより3分、JR内房線浜金谷駅より4分、東京湾フェリー金谷港より4分
車以外:JR内房線浜金谷駅下車4分。送迎有(電話で予約可能)
車以外:東京湾フェリー金谷港より4分。送迎有(電話で予約可能)
料金情報
入浴料(税込)
平日:大人820円、小学生350円、幼児200円
土日祝日:大人920円、小学生400円、幼児200円
温泉:鋸山金谷温泉(加温) 温泉掛け流しにごり湯
駐車場:無料
海鮮が食べられる飲食店はある?
富津海岸の周囲には富津沖で獲れた新鮮な海鮮を食べられるごはん屋さんがたくさんあります。貝の種類も豊富に取り揃えてあり、ゴールデンウィーク期間には待つことが必須となってきますので事前に予約をしたり、時間をずらして訪れたりするのがいいかもしれません。
志のざき
潮干狩り場から公園を抜けてすぐにあるのが、「志のざき」です。潮の香りがする、磯ラーメンと貝のたっぷり入った貝柱丼が人気です。磯ラーメンには、ニナ貝やバカ貝もふんだんに使われており、富津沖で取れた新鮮な海鮮を味わうことができます。取り扱っている貝の種類も豊富です。駐車場はありませんので、富津公園駐車場の利用をお勧めします。
基本情報
【住所】0439-87-2084
【連絡先】千葉県富津市富津2280
【アクセス】JR青堀駅より「富津公園行き」で15分「富津公園バス停留所」(終点)で下車し、徒歩すぐ
大定
青堀駅から車で10分のところにある「大定」は新鮮な海鮮のお刺身や煮付けを味わうことができます。一番人気は焼きアナゴです。富津市自慢のアナゴを堪能してみてください。店内にはたくさんの芸能人のサインも飾られており、口コミでもとても注目されているお店のようです。約30台分の駐車場もあります。
基本情報
【住所】千葉県富津市富津2027
【連絡先】0439-87-2021
【アクセス】JR青堀駅より「富津公園行き」で15分「浜町バス停留所」で下車し、徒歩すぐ
富津の潮干狩り場についてまとめ
富津の潮干狩り場の施設情報から、上手に狩るコツや貝の見分け方までご紹介しました。設備が充実しており、初めてでも気軽に挑戦できるのが嬉しいポイントです。富津のアサリやハマグリは身がしっかりしており美味しいので、ぜひご家庭でたくさんの料理に使ってみてください。潮干狩りが終わったら、富津公園でのんびりしたり、近くの飲食店で新鮮な富津の魚介類を堪能したりと楽しめる場所がたくさんあります。ぜひ、連休期間には足を運んでみてください。
千葉のおすすめスポット
富津海岸での潮干狩りだけでなく千葉で楽しめるおすすめスポットに関する記事をリンクしましたので、合わせてこちらも参考にしてみてください。アウトドアもインドアも家族づれからカップルまで楽しめるスポットが満載です。
【2020】千葉のGWお出かけスポットおすすめ13選!お祭りやフェスなどのイベント情報も!
千葉県の房総半島は、東京湾に面した内房や太平洋に面した外房などにそれぞれ分かれ地形の変化に富み、各所にゴールデンウィークに行って見たい観光名...
【2020】千葉の潮干狩りおすすめスポット12選!人気な時期や穴場もご紹介!
千葉の潮干狩りシーズンは3月に入ってからです。周囲を海に囲まれた千葉でおすすめの潮干狩りスポットは、木更津、市川、幕張といくつもあります。今...
【2022】家族で行こう!千葉で子供が遊べるおすすめの公園13選!
家族で楽しく過ごせる千葉県のおすすめの公園を様々紹介しています。子供がのびのびと動き回ったり、レジャーシートを敷いてゆったりくつろげる芝生広...