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【驚愕】本当は怖い葵の花言葉の意味を解説!名付けにも使える漢字なの?

よく耳にする葵(アオイ)は、独特な綺麗な花を咲かせるために人気があります。しかし葵の種類の中には、とても怖い花言葉を持つ種類があるってご存知でしたか?今回は葵には果たしてどんな怖い花言葉があるのか、じわじわと迫ってみることにします。
更新: 2023年12月13日
はぐれ猫
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葵とは

1500種を超える葵

明治の頃に花言葉が伝わる以前から日本で馴染み深かった葵は、アオイ科に分類されている植物です。旧分類では全世界に75属、1,500種という膨大な種類を数えます。近ごろのAPG植物分類体系の場合、アオギリやドリアンも含み、250属、種類は従来の3倍にのぼると考えられています。

日本文化に根付いてきた葵

このアオイという植物、単なる春~初夏の季節の観賞用というだけではなくて、日本文化の中にも昔から浸透していました。その最たるものは、知らぬ人はいないほど知名度がある徳川家の葵の御紋。その他にも種類ごとに様々な文化的な要素もあり、知られざる薬用の利用法も存在していました。

花言葉が怖いと知られる種類も

そして今回の記事の核心となってくるのが、葵にまつわる怖い花言葉の存在です。綺麗なアオイには怖さがある、そんな知らなかった事実を目の当たりにしたら、アオイに対する見方も変わってしまうかも?花言葉の世界観すらも広げてくれるのが葵です。

葵という漢字の意味は?

仰ぐ日に関係するという名の由来

色んな花言葉が日本に広まる以前、葵と言えばフユアオイやタチアオイのことでした。葵の花は、太陽に関係する意味でも考えられてきた植物です。アオイを別の漢字で表して「仰ぐ日」となることからも、その意味が分かります。アオイの花が、太陽に顔を向ける向日性があることに由来すると言われます。

あふひ

今では葵のことをアオイと呼ぶのが普通です。しかし昔の人は、アオイのことを「あふひ」と呼んでいました。この読み方は「万葉集」の中にも頻繁に登場し、「逢う日」と掛け合わせ、恋愛の和歌の中に頻繁に見られる傾向がありました。

太陽の花でありつつ、花言葉が示すように、恋の花でもあったのです。

ホリホック

英語では全種に共通して、ホリホックと呼ばれています。ホーリー(Holly)はモチノキや女性の名前で、ホック(Hock)は動物の後ろ足を意味する言葉。ホーリーは神聖(holy)の意味で、キリスト教が中東から欧州に伝播したことに由来するとも解釈されます。葵はキリスト教的な花だったようです。

葵は名付けに使ってもよい?

葵は好まれてきた漢字名

葵という漢字は、近年には日本では赤ちゃんの名付けにも好まれる傾向にあります。それは後に紹介する花言葉にも良い意味のものが多く、春の季節に咲く可憐な花を咲かせるのが理由です。怖い意味を持つアオイの種類はわずかなので、名付けに使うことはおすすめできます。

アオイという名前のイメージは

可憐なアオイの花と同じ名前を名付けると言葉の響きは良く、葵の花のイメージに繋がるようになります。さらに葵の一文字は青に通じ、名付けると海や空の青色、青々しい新緑、新鮮で清涼、落ち着き払った精神的を表す青色にも通じ、好印象だらけ。名付ければ爽やかな印象も強くなるようです。

赤ちゃんの名前ランキングで上位

そんな葵という響き、前向きな花言葉、連想される色が好まれて、全国の赤ちゃんの名づけランキングでは常に上位に入っています。漢字の葵だけでなく、仮名のあおいも人気があるようです。ちまたで氾濫するキラキラネームに比べて、思春期になっても恥ずかしくない名前なのも名付けに好評な理由です。

男女どちらも使える葵

どちらかと言えば葵とは、女の子の名付けに向いているように感じます。実際女の子の名付けのほうで、葵は上位に位置づけられます。しかし男の子に葵と名付けても全く問題がありません。男女どちらかが生まれても、どっちにも使える便利な葵は、名付け候補に考えておいて良さそうです。

葵の花言葉①タチアオイ

タチアオイの特徴

数あるアオイの種類でも良く知られるのが、花言葉も綺麗なタチアオイ。漢字で書けば立葵となり、ホリホックと言えば元はタチアオイを指す名でした。北海道ではホリホックならぬコケコッコ花の別名があるのは、ニワトリ遊びができることが由来です。梅雨の季節、大柄な花を咲かせて見応えがあります。


希望と神聖な美しさにまつわる花言葉

特に色んな花言葉を保持するのは、ホリホックことタチアオイです。そのタチアオイの花言葉の種類には、大望、野心、豊かな実りなど前向きなもの、気高く威厳に満ちた美、高貴、神聖、温和、優しさといった、葵の美と神聖さを意味するものが目立っている傾向にあります。

タチアオイの花言葉の由来

やはり大柄な花の綺麗さが、タチアオイの絶賛されるような花言葉の由来になっています。梅雨の季節に咲く葵の花はピンク色や赤色系で、直径10cmにも達する大きなもの。ホリホックはとても気高くて神聖なようにも見えるので、色んな花言葉でタチアオイが褒め称えられる理由も分かるというものです。

葵の花言葉②フユアオイ

フユアオイの特徴

その始まりは江戸時代に中国から輸入された出来事に遡るのが、花言葉を知りたいフユアオイでした。漢字で書くと冬葵となり、お茶の冬葵子(とうきし)としても知られます。大きなタチアオイと違い、暖かな季節に直径1cmの小さな花を咲かせます。冬でも枯れず花を咲かせることが名前の由来です。

高貴な美の花言葉

このフユアオイには、2つの優雅な花言葉があります。1つは、「気高く威厳に満ちた美」。そしてもう1つが、「高貴」というものです。どちらの花言葉も高級感に満ちた種類であり、実際に花を付けた冬葵のイメージにとてもマッチしているようです。

花言葉の由来

人が凍えて植物が活動を停止してしまう、真冬の季節がやってきます。そんな厳寒の季節でも、白い色の小さな花を咲かせて見せる。その孤高な存在感は、冬枯れした周囲の環境の中でとても目立っています。小さくても綺麗でたくましい冬葵の花言葉としては、とてもふさわしく感じられます。

葵の花言葉③フタバアオイ

フタバアオイの特徴

有名な徳川の葵の御紋の正体とは、このフタバアオイでした。実は他のホリホックとも呼ばれる葵とはまるで違って、ウマノスズクサ科のほうに含まれる植物です。温暖な森林を好み、漢字で二葉葵と書く通りハート型の葉っぱをしています。地域によっては絶滅の危機がある意味でも、気がかりな植物です。

愛情にまつわる花言葉

気になるフタバアオイが持つ花言葉には、「細やかな愛情」という1つがあります。ホリホックと種類は違っても、他の葵とどこか共通するような、優しさにあふれている花言葉です。シンプルな緑の外見と花言葉があるので、部屋に飾ることも贈り物にもふさわしく思わせます。

花言葉の由来

その由来は今ひとつハッキリとはしていませんが、ハート型の葉っぱが細やかな愛情に関係すると言われています。森林に繁茂する双葉葵の小さな葉っぱ、そして春の季節に咲いている小さくて白い色の花は、確かに細やかな愛情で見る人々を穏やかにしてくれる存在です。

葵の花言葉④オクラ

オクラの特徴

どうしてもネバネバ系の食べ物として考えてしまうオクラは、アオイ科の植物です。原産地はエチオピアと言われ、日本では昭和の時代から食卓に並ぶようになりました。和名はアメリカネリと言い、漢字で陸蓮根の別名もあります。花言葉があるように、春の季節には葵らしい花を咲かせるのも魅力的です。

ちょっと怖い花言葉

前向きな種類には「あなたを信じる」「整然とした愛」というものがあります。しかし数あるアオイの中でも、ちょっと怖い花言葉を持っているのがこのオクラ。1つは「恋の病」、そして「恋によって身が細る」があります。人気のある食べ物系の葵なのに不思議です。

花言葉の由来

こうしたややマイナス思考の花言葉には、オクラの春の季節に咲く花の特徴が反映されていました。他の葵と同じく短命な花で、開花してからわずか1日で枯れていまうのがオクラの花。そんな儚さを持っているからこそ、恋に病んで身が細るといった暗い面を備えているというわけでした。


ゴジアオイの花言葉が怖い

ゴジアオイとは

この花はちょっと無理ですという人が続出してしまう怖い葵、それがゴジアオイ。見た目はホリホック系に見えて、ハンニチバナ科に含まれる植物です。綺麗な花なのに、その花言葉がとても怖いと話題になっています。さらに見た目とは反して物凄い特徴があると囁かれます。

地中海沿岸の花

怖い印象を持つゴジアオイは、地中海地方を原産地としている植物です。怖い花言葉を持っていて欧米では不吉の象徴とされる一方、かなりバリエーションに富む色とりどりの花を咲かせて人気があります。他の葵とは違い、日本では植物園や愛好家の自宅以外では、ほとんど見ることができない種類です。

午時とは

ところで和名を漢字で書けば午時葵という奇妙な名前で、この意味は何なのかと気になります。午時とは午後5時のことではなくて、正午の時間を指している熟語。ゴジアオイが午時(うまどき)、要するに太陽が南中する正午12時前後に咲くことから、こんな不思議な名前が付いたというわけです。

ゴジアオイの葉と花の特徴

葉っぱの特徴

大きくなれば高さ150cmにも達するのが、花言葉が怖いゴジアオイです。楕円形の葉っぱは対生して、葉っぱの表面に香りのある油を含んでいることがあります。この油が後に述べる、ゴジアオイの怖い特徴に関係していますした。デザイン的にも、ホリホック系の葵や、家紋の葵とはまったく違うものです。

花の特徴

先程ご紹介したホリホックの葵と同じく花弁は5枚ですが、ゴジアオイの場合は何か花びらにシワが寄っているように見えます。また白、ピンク、赤など様々な色の花を咲かせることも、タチアオイに似ています。こんなに綺麗な花なのに、不吉で怖すぎる花言葉を知ればきっと驚きます。

ゴジアオイの怖い花言葉

花言葉は「私は明日死ぬだろう」

その陰惨な午時葵の花言葉とは、「私は明日死ぬだろう」というもの。花言葉が怖い植物は数あれど、死ぬことをはっきりと仄めかしてしまう種類というのはなかなか珍しいようです。一体何があってそこまでゴジアオイを追い込んでしまったのかと、人間なら心配になってしまうほどです。

花言葉の由来

もう死ぬ運命を象徴するような午時葵の花言葉は、ゴジアオイの儚い花に関係していました。ゴジアオイは正午のころに綺麗な花を咲かせたあと、翌日にはしぼんでやがて花を落としてしまうのです。そんな花が瞬時に死ぬ様子から、ゴジアオイの怖い花言葉が誕生したと言われています。

ゴジアオイの怖い特徴

自然発火する花?

ホントかどうか定かではないですが、午時葵については花言葉と同様、怖い噂がネット界を飛び交っていました。それはゴジアオイが自然発火をして種を落とすという、とんでもない噂です。実際にネットには写真付きでゴジアオイの怖さを紹介する文章があり、花言葉の死ぬ様子とリンクしていました。

サイコパス植物と言われる

無害なホリホックと異なって、どうして午時葵が自然発火するかの理由も説明がありました。花言葉の死ぬ暗示を意図したかのように、周囲の邪魔な植物を自らの炎で焼き払い、子供である種が発芽しやすい環境を作るためだとか。そんな自己中さで、植物のサイコパスとまで形容されてしまいました。

デマの可能性

ちなみにこの地獄から来た使者のようなゴジアオイの特徴ですが、ホントの話だと証明する映像などがありません。さらに植物図鑑にも自然発火するという情報は、どこにも載っていません。そのために、自然発火はデマという可能性が指摘されているので、信じるかは自分次第といった具合なようです。

ゴジアオイが自然発火する仕組みとは?

茎から揮発性の油を分泌?


デマかどうかはともかくとして、午時葵の自然発火する仕組みが説明されているので、死ぬことを仄めかす花言葉同様に無視できません。話によれば、ゴジアオイが茎や葉から分泌する油が、燃料になっているようです。ゴジアオイが油を分泌するのは事実なので、本当なのかと考えてしまいます。

35度以上で発火する?

どうもゴジアオイが自然発火できる方法とは、摩擦熱や太陽光が関係しているようです。自然の中でこすれると発火、あるいは太陽の強烈な熱で炎が上がるとされています。その温度は35度以上だとのこと。

ゴジアオイの栽培

栽培環境

育てるのもちょっと怖い感じの午時葵、日本の屋外の環境では育てることも難しいとされています。それは日本の高温多湿の環境では、花言葉のように枯れ死ぬことはまぬがれないためです。アルカリ性の土壌、気温と湿度が一定する温室という場所を最低限で選ばなければいけません。

種からの育て方

まず通販で午時葵の種を求めるところから始めます。温かい5月の季節、アルカリ性の土壌に播種を行います。栽培した人によれば、苦土石灰を1坪で5kgほどすき込み、花壇では盛り土した場所での栽培が好ましいとのこと。鉢植えでは水やりは控えめにすることで、明日死ぬ心配も減らせるとのことです。

ゴジアオイを人に渡してはいけない

人に心配されてしまうため

人に栽培する様子を見せないほうが良いかもしれないのが、午時葵です。何しろ花言葉が「私は明日死ぬだろう」なので、自殺してしまうと思われてしまいます。だから友人にプレゼントをするのも以ての外。心配されてしまわないよう、他の葵との間違いには注意したほうが良いです。

嫌悪感を持たれるから

実際のところ、花言葉よりずっと怖いのが人間関係ではありませんか。もし午時葵を人に渡してしまったら、それは死ぬことを求めていると思われても仕方ありません。心配されるどころか、嫌悪感や不快感をもたらす原因にもなってしまいます。花の趣味を持つ理解者以外には、渡さないことが賢明です。

葵を育ててみる?

愛らしい葵から怖い葵まで

名付けの時にも前向きに使ってよい漢字を持つ葵は、とにかく色んな種類が存在していました。見た目や花言葉が愛らしい種類から、怖い種類まで。春の季節に自宅の温室や花壇を彩る目的で、または花言葉のように前向きさを求める意味でも、葵を育ててみるのも良いですね。

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