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【連載】釣りに行ける日行けない日!天候情報の見かたを覚えよう!

連載第9回!今回は釣りに行けない日と行ける日について、天候情報の見かたと、天候が釣りに与える影響についてご紹介します。どの程度まで許容できるのか、どんな釣りなら影響が少ないのかという部分についても紹介しているので、初心者の方は是非参考にしてみてください!
2020年8月28日
sim0223
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目次

釣りと天候の関係を覚えよう!

天気情報の見かたやポイントをまとめてご紹介!

海

連載第9回!今回は釣りに行ける日、行けない日を見極める天候情報と、どの程度であれば行けるのか、どんなことを気にするのかといった部分をご紹介します。実釣記事を予定していましたが、行けない日が連続!地域や釣り場によってギリギリ許容できるラインは異なりますが、初心者の方は是非参考にしてみてください!

釣りと天気について

悪天候時は釣りができない

釣りはアウトドアアクティビティ、天候、特に風や海の状況によって釣りができる日と出来ない日があります。明らかにいい、悪いと分かるような天候であれば問題ありませんが、自然相手ゆえに判断に迷うようなタイミングも多々あります。安全面への配慮はもちろん、情報の見かたを覚えておけば休みの予定を立てるのもスムーズ!釣り場や狙う魚をズラす判断にも使えるので、覚えておくと非常に便利です!

一番気になるのは風!

釣りで最もネックになる要素は風!強い風が吹けば釣りはできず、風向きによって釣りができる場所と出来ない場所が出てきます。風速の表示は雲や雨に比べて不明確、一定ではない要素を数字で表しているため目安にしかなりませんが、事前に調べておけば釣行予定は立てやすい!釣り場についてそのまま引き返すような失敗を大幅に減らせます!

情報集めはこのアプリで!

天候系のアプリはジャンルに特化したものからニュース的なものまでさまざま。今回は筆者が使っている天候アプリ「Windy」をご紹介します。情報を幅広く表示する万能系のアプリで、最大の特徴は風の強さと向きを視覚的に把握できる表示方式。青、緑、黄、赤とエフェクトがあって、緑なら釣りができるかなーという感覚で使っています。無料で広告は時々寄付のお願いが出る程度!雨の情報もある程度先まで見ることができて便利です!

‎「Windy.com」をApp Storeで

Windy: 風、波とハリケーン予測 - Google Play のアプリ

釣りと風について

風速は5m程度までなら許容範囲

風が弱ければ弱いほど釣りやすいと感じますが、最大風速表示で5m程度までなら許容範囲。最大が5mという意味なので、常に5mの強さで吹き続けているわけではありません。どの程度の頻度で弱まるのか、というのは情報から読み取ることが難しいので、まずはこの程度を基準にして、釣りに行ける日と行けない日を判断してみてください。

風裏と追い風向かい風

同じエリアの釣り場でも、山に囲まれている釣り場や大きく内側に入った地形のエリアは、風が弱いケースがあります。逆に岬上に突き出た地域は風の影響を受けやすいです。風があって釣りにくい、と感じた場合は、風裏になるような地形の釣り場に向かって移動してみましょう。追い風、向かい風による条件の変化も非常に大きいので、風は強さだけでなく向きもチェックです!

釣りと天候について

小雨なら釣りは可能

レインウェアがあれば、多少の雨でも釣りは可能!降り続いた雨は海の状況を大きく変えてしまいますが、降り始めて弱いまま数時間で止むような雨は問題なく釣りができます。足元が滑りやすくなるので、磯場やテトラは避けて、できる範囲の釣りを楽しみましょう。船釣りは結構降っていても出船という船宿が多く、レインウェアはマストアイテムになっています!

前後の情報も必ずチェック!

数日にわたって雨が降り続いた後の海は、波が強く濁りも強いので要注意。2,3日強く降った後は、小雨であっても釣りはおすすめしません。特に台風の時は要注意で、晴れていても沖側にいるうちは波が強く海が荒れます。弱い雨から強い雨に変わる予報の時も、釣りは避けておきましょう。小雨から曇りに、少し降るタイミングがあるな、という場合は釣りに向かってもOKです!


曇りの日は釣りやすい?

気圧が下がると魚は元気、というのは昔からよく言われている伝承の1つで、曇りの日は期待感抜群!ルアーに関して言えば、ローライトな状況に風や小雨が混じることで、水面のラインや着水によるプレッシャーが緩和されるというのもあるかもしれません。曇りが釣れる、というのは筆者も実釣の中で感じていることなので、雨に気を付けながら釣りに出かけてみてください!

釣りと潮位/月齢について

潮が大きく動く日はチャンス!

釣りは潮位、潮の動きを表す潮汐も非常に重要!池のバス釣りなど淡水域に与える影響は小さめですが、小魚から大きな魚まで、海の魚たちは潮の動きに非常に敏感です。釣りの時間が選べる時は、潮位に動きがあるタイミングを選んで釣りに出かけましょう!日を選ぶときは大潮や中潮がチャンス、潮位は満潮、干潮になった瞬間ではなく、満潮、干潮を迎えてから動き出して、次の満潮、干潮まで3割ほど進んだところ、7割ほど進んだところ、というタイミングがチャンスです!

夜釣りは月齢にも注目!

夜釣りをするときは月の状態にも注目!人気のライトゲーム、エギングに泳がせと夜釣りは明かり小魚、フィッシュイーターを集めますが、満月の日は明かりの効果が小さく、海面が広く明るくなって魚が散ってしまう傾向があります。個人的には満月で明るい夜の海が好きですが、効率重視なら月明かりはほどほどに、常夜灯を狙うのが定石です!

釣りモノと天候の関係

ライトゲームは風に注意

釣りモノによっても、許容できる天候や風の範囲は変化します。仕掛けが軽いライトゲームは受ける影響がかなり顕著で、アンダー1gのジグ単は風が強いとアタリが分からずほとんど釣りになりません。逆に仕掛けが重い釣りは影響を受けにくく、メタルジグを使うような釣りは多少風があっても問題ナシ!アタリが明確な魚がターゲット、というのも大きいです。ウキ釣りは風が強いと流れてしまう、投げ釣りは波があっても重くすれば対応できる、とエサ釣りもジャンルによってできる釣りと出来ない釣りが出てくるので、仕掛けやルアーを工夫して微妙な天候を攻略しましょう!

濁りや荒波を好むターゲット

悪天候の後日、海の濁りやうねりといった悪条件も、釣りモノによって影響がことなります。クロダイなど警戒心の強い魚を狙う場合は有利になるケースがあり、磯の王者ヒラスズキをはじめとするスズキ族の魚は、強烈な流れの変化や波が岸側にあたって砕けるサラシが大好き。ナマズは増水時、普段水が無いところまで侵入して、流れてくるカエルを探しています。この部分は釣り場や狙う魚によって影響がさまざま、実体験をもとに噂されている程度のものもありますが、自分でいろいろ試してみるのも釣りの面白さ!地域やベイトのパターンのように、風や悪天候後のパターンを探してみるのもおすすめです!


濁りや荒波を嫌うターゲット

海が荒れると濁る、海底の砂が舞ってしまうサーフのターゲットは、悪天候で不利になるケースが多いです。砂に潜るキス、ベイトを探して接岸するヒラメやマゴチは釣果が落ちるケースが多く、メバルは凪を釣れの言葉通り、メバルは海面が静かな方が活性が高いように感じます。アオリイカは真水を嫌う、というのも、実釣時に感じることが多いです。こちらについても体感できるものから噂レベルのものまでさまざま、釣具店や釣り場で他のアングラーがどのように感じているか、話を聞くのがおもしろいポイントです!

釣りやすい日を見つけよう!

天気情報で確実な釣行計画を!

釣り具やルアーの情報と同じく、慣れているアングラーは日常的にチェックしている天気の情報。天気情報を見ながら釣りを続けることで、このポイントはこの風が吹いたら期待できる、このエリアにってこの釣りをすれば効率よく遊べる、といったワンランク上のプランニングができるようになります。初心者の内はできるかできないか、漠然と見るだけでも効果十分!天気の情報をチェックして、ステップアップを目指しましょう!

連載が気になった方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!これまでの連載記事から、2019年に買ってよかった釣り具まとめ、2020年春のおすすめルアーまとめをご紹介します。どちらも筆者の好きなサーフ、青物系の釣り向けがメイン!ルアーやグッズが気になる方は是非合わせてチェックしてみてください!