千葉の水族館といえば
大型から小型まで色んな水族館
ものすごい迫力の海獣ショーが見られる鴨川の大型水族館は、家族の旅の目的地として誰もが選びがちです。しかし房総半島のあたりには、他にも色んな種類の水族館が見つかります。千葉の小さな町の小型水族館、特定の魚種だけに専門的な水族館など、レアなところもおすすめです。
水族館ではない施設にも魚の見どころが
お魚の鑑賞目的なら水族館を目指すのが普通ですが、千葉では水族館ではない公共施設にも魚の展示が見られます。それは千葉では人気の高い博物館など。考古学や自然に関する他の展示も見られるという意味で、こちらをお出かけの候補地に選ぶことも決してハズレではありません。
水族館みたいなショップも注目
さらに魅力的なお魚に出会うとしたら、目的ちは千葉の水族館だけには限りません。千葉にはおすすめできる、すごいお魚ショップもあります。そこは人気の魚を購入するだけでなく、鑑賞するにも相応しい場所。千葉でのデートで訪れてみれば、きっと魅了されてしまいます。
千葉のおすすめ水族館①(銚子市)
世界一ちっちゃな水族館
有名な犬吠埼までドライブする時は、世界一ちっちゃな水族館を訪れてみてください。ここはかつて伊能忠敬が測量に訪れた、銚子マリーナ海水浴場に面した場所。2019年に銚子海洋研究所がオープンしました。わずか19坪という狭い館内ですが、千葉の銚子の海に生きる多くの生物が見られます。
水族館の見どころ
現在のちっちゃな水族館には、合計で12種類の生き物が暮らしています。展示ではウメボシイソギンチャクやカラスボヤなど千葉近海の不思議な生物もいて、近頃シャコも加わりました。タッチングプールはイトマキヒトデ、アメフラシ、マナマコがいて、子連れで訪れれば触る体験が楽しみです。
基本情報
【所在地】千葉県銚子市潮見町15‐9
【電話】0479-24-8870
【営業時間】夏期(5~10月)9:00~17:00、冬期(11~4月)10:00~16:00
千葉のおすすめ水族館②(九十九里町)
海の九十九里 いわし資料館
どこまでも砂浜が伸びている房総の九十九里浜町の片貝漁港に、いわし資料館があります。海の九十九里という道の駅の施設であり、お出かけすれば千葉の新鮮な魚や野菜を入手したり、グルメを楽しめる魅力も。家族の観光にも人気な水族館は、イワシ漁で有名な漁港という地の利を活かした展示内容です。
水族館の見どころ
いわし資料館で最初に目に飛び込んで来るのは、3,000匹ものマイワシが入っている巨大水槽。キラキラ光るイワシがとても綺麗です。この水族館では江戸時代に始まったイワシ漁の歴史、漁の方法や船の変遷も見られます。イワシの栄養素や千葉の地元の料理などの展示は、健康を求める家族も注目です。
基本情報
【所在地】千葉県山武郡九十九里町小関2347‐98
【電話】0475-76-1734
【営業時間】通常:09:00~18:00、冬季(11~2月):9:00〜17:00
千葉のおすすめ水族館③(勝浦市)
千葉県立中央博物館分館 海の博物館
断崖と海の絶景で有名な房総半島の勝浦にお出かけしたら、海の博物館がおすすめです。こちらは千葉県立中央博物館の分館として、1999年に開館した施設。考古学や地質学など博物館的な展示を交え、水族館のように海の生き物の標本展示も見られるのでデートにも人気があります。
水族館の見どころ
ロビーにあるツチクジラの骨格標本を眺めて展示室に入ると、博物館をとりまく自然コーナーが水族館的な見どころです。ここでは千葉の房総の浅瀬にいる生物を多数展示しています。屋外での生き物観察会や、磯いそ探検隊などのイベントにも参加できるので、子連れ家族の余暇にも役立ちます。
基本情報
【所在地】千葉県勝浦市吉尾123
【電話】0470-76-1133
【営業時間】9:00~16:30(月曜定休)
千葉のおすすめ水族館④(勝浦市)
かつうら海中公園
隣接する海の博物館と合わせて観光デートしてみたい名所が、勝浦のかつうら海中公園です。千葉の房総の険しい断崖から60mの人道橋が伸び、その先に海中展望塔と呼ばれる高さ24.4m、水深8mの水族館施設があります。関東では珍しい形態の施設は、家族の観光にも人気があります。
水族館の見どころ
海中展望塔を降りてみると、海底を眺められる窓が幾つも待っています。青い海にはイシダイやハコフグなど、千葉の近海の根魚がわんさかと泳いでいます。普通の水族館と違い、自然の状態を鑑賞できるのが特徴的です。海の資料館や売店やレストランもあり、納得のお出かけになります。
基本情報
【所在地】千葉県勝浦市吉尾174
【電話】0470-76-2955
【営業時間】9:00~17:00
千葉のおすすめ水族館⑤(鴨川市)
鴨川シーワールド
広い房総半島で一番有名な水族館と言ったら、鴨川シーワールドに他なりません。千葉の東条海岸で1970年からの歴史あるレジャースポットは、グランビスタホテルが運営しています。ホテルは大浴場やレストランも備えているので、宿泊を兼ねての家族旅行で水族館を存分に楽しめます。
水族館の見どころ
最大の見せ場になるのは、鴨川シーワールド水族館の迫力パフォーマンス。人気な巨大シャチのショーをデートで見れば、シャチの水しぶきでずぶ濡れになること必至です。千葉近海のかわいいクマノミの群れや、トドやセイウチやウミガメなどの海獣の姿も見どころになります。
基本情報
【所在地】千葉県鴨川市東町1464‐18
【電話】04-7093-4803
【営業時間】9:00~17:00(時期により異なる、定休あり)
千葉のおすすめ水族館⑥(鴨川市)
こみなと水族館
こみなと水族館の魚展示 pic.twitter.com/SStX83Yjtz
— 水族館に行こう!@まんぼう (@matomezamurai) October 23, 2016
安房小湊駅から近い内浦湾には、房総ではかなり穴場な、こみなと水族館があります。正式名称は千葉大学海洋バイオシステム研究センター小湊実験場と言うように、大学の研究施設の一部です。知る人ぞ知る水族館は無料で生き物を鑑賞できるので、子連れのお出かけにもおすすめします。
水族館の見どころ
こっそりと更新(アカメフグがかわいかったの)→かめきちの水族館ブログ: 千葉大学海洋バイオシステム研究所こみなと水族館(2017.4.23): https://t.co/zUfDvJUFTe pic.twitter.com/WpDFtk8giB
— かめきちかめぞう (@kamekichikamezo) May 2, 2017
無骨な門をくぐり抜けて内部に入れば、こみなと水族館はテーマごとの展示をしています。例えばナマコなどの潮だまりのいきもの、コブダイなどの小湊の魚、イセエビ水槽などです。水族館では千葉大学でこれまで進めた研究成果、貴重な標本なども見られ、家族でも極めて知的な時間が過ごせます。
基本情報
【所在地】千葉県鴨川市内浦1
【電話】04-7095-2201
【営業時間】10:00~16:00(月金定休、年末年始休業)
千葉のおすすめ水族館⑦(鴨川市)
鯛ノ浦遊覧船
むかしからおめでたいなどと縁起物だったタイですが、房総半島の内浦湾(鯛ノ浦)では遊覧船に乗って鑑賞できる見どころもあります。この土地では鎌倉時代からタイは日蓮聖人の生まれ変わりとされ、浅い海に生息し続けるという不思議に遭遇できます。千葉の他の水族館とは違ったお魚鑑賞の名所です。
遊覧船の見どころ
船に乗り込んで鯛ノ浦の沖合に出ていく観光は、デートでも楽しいひとときです。鯛ノ浦では、水面に近い場所に無数のタイが泳ぎ回る姿が確認できます。本来は深海にいるはずのタイの姿が、水族館にはない見せ場です。家族観光で千葉の遊覧船に来るなら、年間のイベントに合わせるのもおすすめします。
基本情報
【所在地】千葉県鴨川市小湊183‐8
【電話】04-7095-2318
【営業時間】8:30〜夕方(季節により異なる)
千葉のおすすめ水族館⑧(館山市)
渚の駅たてやま 海辺の広場
ドライブで千葉の南端の館山に向かえば、渚の駅たてやまがお出かけの見どころです。ここは房総半島でも大人気な海辺の施設で、夕日の絶景が眺められる桟橋、さかなクンギャラリー、海辺のマルシェ、なぎさ食堂など子連れ家族にとっての見どころがいっぱい。海辺の広場という水族館も併設しています。
水族館の見どころ
海辺の広場には子連れに人気のタッチプールがあり、無毒なヒトデやナマコなどの館山湾の生き物に触れて楽しめます。さらに水族館では、水槽のお魚エサやり体験もできるのも魅力。渚の教室では、貝細工やみりん干しなど千葉では珍しいクラフト体験ができるので、家族でも盛り上がれます。
基本情報
【所在地】千葉県館山市館山1564‐1
【電話】0470-22-3606
【営業時間】9:00~16:45(月曜定休、年末年始休業)
千葉で水族館的な展示がある施設①(千葉市)
千葉県立中央博物館
都会的な千葉市の中心街に接する高台に、市民がいつも憩う青葉の森公園が広がります。この公園には千葉県立中央博物館があり、房総の自然と人間をテーマとして動植物や歴史についての展示を多数用意しています。デートにも人気の高い博物館には、水族館的な展示物も含まれているのも魅力的です。
水生生物の見どころ
ここにはクジラの巨大骨格標本や、千葉近海のダイオウイカやタカアシガニの展示などもあり、子連れでも見応えがあります。さらに房総の海を再現した魚の水槽があったり、小動物展示室では水生昆虫や淡水魚も見られるなど、水族館にも負けない見どころを用意しています。
基本情報
【所在地】千葉県千葉市中央区青葉町955‐2
【電話】043-265-3111
【営業時間】9:00~16:30
千葉で水族館的な展示がある施設②(浦安市)
浦安市郷土博物館
むかしの町の姿を保存する浦安市郷土博物館は、この町でも屈指の名所です。館内では浦安にかつて栄えた漁業の様子を展示、屋外には昔の街並みを再現した実物大の見せ場もあります。千葉の浦安近海の生き物を集めた、水族館のような展示コーナーは、子連れのお出かけでの見どころの1つです。
水生生物の見どころ
魚が見られる大水槽は、浦安市郷土博物館の「海とともに」というテーマ展示室に置かれています。かなり大きな水槽には、かつて千葉の近海にいた魚や、いま浦安の海で見られるサメなど色んな魚が泳いでいます。観光では、水族館にはない他の歴史的展示と組み合わせる楽しみ方ができます。
基本情報
【所在地】千葉県浦安市猫実1丁目2‐7
【電話】047-305-4300
【営業時間】9:30~17:00(月曜定休)
千葉で水族館的な展示がある施設③(いすみ市)
千葉県いすみ環境と文化のさとセンター
周囲は房総丘陵の自然にいだかれた千葉県いすみ環境と文化のさとセンターは、地元の自然と文化をテーマにしている体験施設です。畑や水田を体験したり、デイキャンプするなど、子連れでお出かけすれば色んな楽しみが待っている場所。水族館のような、淡水魚展示の魅力も用意されています。
水生生物の見どころ
ネイチャーセンターの展示フロアに、いすみの生き物を展示するコーナーがあります。ここで最大の見せ場が、千葉で天然記念物となっているミヤコタナゴ。水族館のように水槽が10個以上も集まる空間には、地域の色んな生き物を見ることができて子連れ家族も夢中です。
基本情報
【所在地】千葉県いすみ市万木2050
【電話】0470-86-5251
【営業時間】9:00~16:30、夏休み期間:17:00まで(月曜定休、年末年始休業)
千葉で水生生物を鑑賞できるショップ①
谷養魚場
印旛沼のほとりに行くと、千葉でも名の知れた谷養魚場があります。池魚の販売業を営むショップですが、人気のへらぶな釣りやゴルフ、子供が群がるミニ遊園地、美味しいレストランなどもあって、デートや家族連れでも観光を楽しめる要素が揃っています。まるで水族館のような魚の展示も魅力的です。
水生生物の見どころ
谷養魚場の販売所には、お出かけして楽しめる魅力が揃います。例えば千葉産の高級なニシキゴイが超絶密集している姿はとてもユーモラス。ワキンなどの金魚、タナゴ、メダカなど水族館級に魚が揃っていて、鑑賞したり購入することも可能です。デートでは金魚すくいも見逃せない楽しみとなります。
基本情報
【所在地】千葉県成田市下方1379
【電話】0476-26-9111
【営業時間】4~9月:9:00〜18:00、10~3月: 9:00〜17:30
千葉で水生生物を鑑賞できるショップ②
ヒロセペット谷津本店
ここは水族館かとツッコまれるほど展示が揃うヒロセペット谷津本店は、千葉の習志野のスポットです。創業は50年を超える老舗では、金魚、メダカ、熱帯魚、爬虫類等の各種の生き物を扱っています。販売がメインですが、子連れで鑑賞しにお出かけしてみても楽しめる場所です。
水生生物の見どころ
アクアリウムの水槽の中はまるで大自然みたいな迫力レイアウトなので、千葉で水生生物を飼ってみたい人にはかなり参考になると評判です。水族館のような魅力的な水槽の中で泳ぐ魚も、とても居心地が良さげです。ヒロセペットの店内にいるだけでも、癒やされることになりそうです。
基本情報
【所在地】千葉県習志野市谷津4-8-48
【電話】047-452-7676
【営業時間】平日:12:00~19:00、土日祝日:11:00~19:00
千葉の水族館にお出かけしよう
生き物鑑賞の観光で癒やされよう
水辺の生き物に関わる色んな水族館の名所が、千葉にはこんなに揃っていることがわかりました。人気の水族館や関連施設に観光デートした場合も、かわいい生き物に癒やされること間違いなし。今年は鴨川や館山など遠方にお出かけも良いし、まずは近場から訪ねてみるのも良さそうですね。
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