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梅の時期(旬)はいつ?開花時期や、実を収穫するタイミングをご紹介!

梅は花だけでなく、実の収穫まで楽しむことが出来ます。梅の花の開花時期や収穫の時期はそれぞれ違い、時期によってさまざまな梅の姿を楽しむことが出来るのです。今回は、そんな上の開花時期や収穫の時期など梅を楽しむ為のタイミングを詳しく紹介して行きます。
更新: 2021年6月15日
bambi
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梅の時期はいつ?

梅は昔から人気の植物で、花だけではなく、実を収穫することができるのも梅の魅力です。梅が咲き始めると春の訪れを感じたり、実は梅酒や梅干しにしたりと日本人の生活に長く根付いています。

しかし意外に細かい梅の開花時期や収穫時期を知らない人もいるかと思います。また、関東や東北など地域によって梅の開花時期は異なります。

今回は、梅の開花時期や収穫時期など季節折々の梅の楽しみかたについて紹介します。梅の時期について詳しく知れば、花の時期を楽しんだり、とれたての梅の実をさまざまな物に加工したりすることができるのでおすすめです。

ぜひ梅を季節ごとに楽しんでみてはいかがでしょうか?梅のさまざまな使い方も知って、梅をもっとたくさん活用してみましょう。

梅の花の咲く時期

梅の開花時期は桜よりも早く、関東や東北など地域や気候にもよりますが、だいたい1月から3月に開花時期を迎えます。梅の花の開花を見ると春の訪れの近さを感じる人もいるでしょう。

関東などでは、各地で1月の終わりから3月の時期に梅まつりなどのイベントが開催されることがあります。

関東の梅の名所は、埼玉県の越生梅林や東京都の昭和記念公園、湯島神宮などがあります。関東の場合の開花時期は主に2月中旬から3月の中旬にかけて梅の花の見頃を迎える場所が多いです。

関東以外の地域でもさまざまなま梅の名所などがあるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

梅の花の種類

梅にはさまざまな種類があり、よく見ると梅の花の違いを感じることが出来ることでしょう。花が一重の物や八重のもの、白い花や赤い花など梅の種類がさまざまです。

また、花を楽しむ梅のことを花梅と呼ばれ、観賞を目的とした品種が多いです。関東で見かける梅の種類は、主に冬至梅や春日野などがあります。

梅の花を楽しむ場合は、2分咲きや3部咲きが良いとされており、咲きはじめの方が、梅の花が密集しすぎていないので、梅の花1つ1つをじっくり楽しむことが出来ます。梅の花を楽しむ際は、花の違いなどをじっくり見ながら季節の訪れを感じてみるのもおすすめです。

梅の実のなる時期

梅の花を楽しみに出かける人は多いと思いますが、実際に近くに梅の木がないと梅の実の収穫時期を知らない人もいるかと思います。梅の収穫は主に梅雨の季節に行われます。梅は花が咲きてから実がなり完熟するのは6月から7月になるのです。

また、梅雨と言う漢字には梅と言う漢字が使われているのも、梅がこの時期に実をつけることから使われています。

梅の実がなっている所を見たことがない人は、梅雨の季節にぜひ梅の木を見てみてはいかがでしょうか?梅の実の収穫時期は梅雨の季節の中でも実の完熟度合によって違ってくるので、梅の実の色の変化を楽しんでみるのも良いでしょう。

梅の収穫時期


梅の実を収穫する季節は、梅の完熟具合にもよります。梅は6月頃に青梅になり、そこから徐々に完熟になって行きます。また、梅の実をどのような使い方をするかによっても梅の収穫時期は異なります。

青梅で収穫する場合は、梅の実が大きくなって緑色のうちに収穫します。さらに完熟した梅を収穫する場合は、実が黄色くなり柔らかくなった時期が収穫のタイミングです。

梅は収穫するタイミングによって実の味わいなども変わってくるので、加工する方法などによっても収穫するタイミングを見計らってみて下さい。

梅は完熟すると落果する

梅の実は完熟したまま置いておくと自然と落果します。落果してから梅を収穫する場合は、梅の木の下にネットなどをひいておくと実を傷つけずに収穫することが出来ます。梅の実は完熟ぐらいをみながら収穫するタイミングを見計らうのがおすすめです。

落果した梅はすぐに収穫する場合は、良いですが虫が梅の実を食べ食べてしまうこともあるので、落果してから収穫する場合は、虫に気を付けて下さい。虫に食べられている梅は、加工品などに使うのをやめておくのがおすすめです。

梅の収穫時期は加工によって違う

青梅の使い方

梅の実はほとんど加工をしてから食べます。青梅の場合は、とれたては青酸配糖体と呼ばれるアミグダリンが含まれているので、とれたてをそのまま食べると下痢や中毒を起こす危険性があります。

梅は完熟することで、このアミグダリンが分解される性質を持っているので、梅の実を収穫した際は、とれたてを食べるのではなく加工をして食べるようにしましょう。

青梅の場合は、硬く酸味があるのが特徴で、主に梅酒や漬物などとして加工されます。ついついとれたてを味わってみたくなってしまうことがありますが、梅の場合は毒があるので、気をつけて下さい。

完熟した梅の使い方

青梅ではなく、完熟した梅の実は果肉も柔らかくなります。そんな完熟した梅の実は主に梅干しやジャムなどに加工されます。梅は完熟度合によって使い分けをすることができる実なので、お好みの熟度で収穫するのがおすすめです。

梅を収穫する際は、事前に何に加工するか決めてから適した梅を収穫するのが良いでしょう。

適した梅の実を使うことで、美味しい加工品が作れます。完熟した梅とは、黄色から赤色になるぐらいの梅の実のことを差し、梅の色合いなどを見ながら収穫を進めていくのがおすすめです。

青梅の収穫時期の見極め方

青梅を収穫するには、そのタイミングを見極める必要があります。まず梅の実の外観から収穫のタイミングを見ます。青梅の場合は、表面をよく見ると細かい毛が生えています。

その毛が半分ほどなくなってきて表面が少しツルツルとしてきたタイミングが収穫に適しています。さらに種子の充実度合から収穫タイミングを見る方法もあります。

梅の実を割り、中がゼリー状になっているのが青梅の収穫合図です。完熟していくと種子の中が白くなっていきます。青梅を収穫する際は、上手に収穫のタイミングを見極めてみましょう。

梅の実の色と特徴を知ろう


梅の実の完熟度合によって作る加工品が変わって来ますが、その味にも特徴があります。青い梅は酸味が強く風味が強いのが特徴です。食感はカリカリとしているので、梅酒のように付けるのに向いています。

黄色い梅は、果実が柔らかく、甘みがあるのが特徴で、梅干しにするとよいとされている。さらに青く硬い梅は、梅酒の他に甘露煮などにするのが良いでしょう。完熟と青梅の中間ぐらいの梅は青梅と完熟した梅の2つの特徴があり、梅酒は梅ジャムなど幅広い使い方が出来ます。

青梅の時期に作れる加工品

梅酒

とれたての青梅は、梅酒にするのがおすすめです。使う材料はとれたての青梅と氷砂糖と酒です。作り方はとれたての梅の実をまず綺麗に洗います。それから梅酒を作る瓶を用意します。洗った梅の実は水気を取ってヘタも取り除いておきます。

瓶に梅の実と氷砂糖を入れ、ホワイトリカーなどの酒を加えて涼しい場所で保管します。氷砂糖が溶けて、梅酒が琥珀色になったタイミングが飲み頃です。たくさんの青梅を収穫したらぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

青梅の甘露煮

青梅は、梅酒以外に甘露煮としても楽しめます。甘露煮にすることで、大人から子どもまで楽しむことが出来ます。作り方は、青梅をよく洗い、へたを取り除きます。5時間ほど水につけておき、食べに水と一緒に入れて弱火で30分ぐらい火にかけます。

そのまま鍋を冷まして中の水を変えながら一晩おきます。鍋に水と砂糖を入れて水気を切った梅を入れて弱火で20分ほど煮詰めます。煮詰めることでシロップが半分ぐらいになります。

できあがったら瓶などに詰めて、冷蔵庫で保存します。梅ジュースなどにすると美味しく使うことが出来るでしょう。梅ジュースにする場合は、水だけではなくソーダなどで割って飲むのもさっぱりとしておすすめです。

完熟の梅の時期に作れる加工品

梅干し

完熟した梅を収穫したら梅干しを作るのがおすすめです。まず梅のヘタを取り、洗って汚れを取ります。水気を取ったら梅干しをつける保存容器に梅を並べて梅の量の18%ほどの塩を入れて落とし蓋をします。

さらに重石を乗せて涼しい場所で保管します梅の量が半分ぐらいになったら梅干しの完成です。

梅の実が楽しめる梅雨の季節には、ぜひ梅の完熟度合に合わせた加工品作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

自分でとれたての梅の実を使って作ることで、市販のものよりも美味しく味わい深いものが作れると思います。梅干しにしておくことで、保存期間も長くなるので、梅の実がたくさんある際はぜひ作り置きしてみてはいかがでしょうか?

梅ジャム


完熟した梅の実は、梅ジャムにするのもおすすめです。梅の綺麗な色と香りがパンなどに塗っても美味しく食べられるジャムです。完熟した梅を洗いヘタを取り除きます。まず、水を張った鍋を沸かして弱火で15分ほど梅を煮ます。

冷めたら、取り出して梅のタネを取り除きます。果実だけになった梅を鍋に入れ梅の実の重さの60%ほどの砂糖を加えて煮詰めて行きます。30分ほど混ぜながら煮込むとジャムの完成です。

最後に瓶などに入れてれば冷蔵庫で半年ほど美味しく食べることが出来ます。梅ジャムにしておくことで、パンやお菓子に使ったり、料理にも使えるので、とても便利だと思います。

まとめ

梅は花が咲く時期だけではなく、梅の実を収穫できる時期まで知ることで、梅を長く楽しむことが出来ます。梅の咲く時期は関東や東北など場所によって多少の違いはありますが、梅の花が咲くと春の訪れを教えてくれるような気分になることでしょう。

花が咲くのを楽しんだ後は、梅の実を収穫してさまざまな加工品にするのもおすすめです。

梅の実は完熟度合によって加工品の種類も違ってくるので、自分の作りたいものに合わせて梅の実を収穫するのが良いでしょう。ぜひ梅の花が咲くのを見たら、梅の実を楽しんで見てはいかがでしょうか?

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