にんじんを育ててみよう
にんじんと言えば、さまざまな料理には欠かせない緑黄色野菜の一種です。にんじんは栄養価も高く、ビタミンやカロテン、葉酸や食物繊維などを含んでいるのでさまざまな形で料理に使われています。にんじんと言えば、炒め料理や煮物、漬物、サラダなどありとあらゆるメニューに使える万能野菜でもあります。にんじんは、家庭菜園でも人気の野菜で、水やりや肥料など育て方のポイントを抑えることで、初心者でも簡単に育てることができるので、今回はそんなにんじんの育て方を詳しく紹介して行きます。
にんじんにはいろいろな種類がある
にんじんと言ってもさまざまな種類があります。長い見た目の長根種と見た目に短い短根種に分けられています。さらにホームセンターなどに行くと五寸にんじんや三寸にんじんなどさまざまな種が販売されています。種類によってサラダなどの生食にむいている種類などもあるので、自分の使いたい料理に合わせた人参を栽培してみるのもおすすめです。また育て方や栽培環境によって適したにんじんの種類も違ってくるのでチェックしてみて下さい。ミニ人参などの種類なら、プランターや鉢などでも育てやすいので、手軽に家庭菜園を始めることが出来ます。
にんじんの育て方①
人参に適した環境
にんじんは比較的冷涼な環境を好み、乾燥しすぎると発芽が悪くなる傾向にあります。また、日当たりのいい環境を好むで、にんじんを栽培する際には、日当たりのよい比較的涼しい場所を選んであげるのがおすすめです。しかしまだ小さい苗の場合は、高温にも比較的対応しやすいので、夏に植え付けを初めて秋から冬に収穫するようなイメージの育て方がおすすめです。秋や春の時期に植え付けすると、にんじんのタネの吸収力が悪くなり、発芽の状況が悪くなってしまいます。にんじんを上手に育てる為にも、栽培時期や日当たりなどを上手に調整してにんじんが育ちやすい環境にしてあげるのがおすすめです。
にんじんの育て方②
人参に適した畑作り
にんじんを栽培するにあたって、にんじんに適した畑作りが大切です。にんじんを家庭菜園などで栽培する場合は、植え付けの2週間ほど前から土作りを行います。畑を作る場所は日当たりがよく、水はけの良い場所がおすすめです。畑に堆肥や石灰、油カスうあ化成肥料などを混ぜてよく耕しておきます。にんじんは土深く育つ野菜なので、深くまでしっかり耕しておくのが大切です。しっかり肥料を畑に混ぜておくことで、植え付けた後もしっかり土の中でにんじんが育ってくれます。その為、にんじんの植え付けをすぐに行うのではなく、事前の畑作りも良いにんじんを栽培する為にもとても大切な作業になります。
にんじんの育て方③
人参の種まき
にんじんの種まきをする前に畝間を作っておくのも大切です。畝間は90㎝程で畝を作ります。そこににんじんの種まきをし、薄く土をかけてあげます。乾燥が心配の場合は、種まきした上から稲わらなどをかけてあがるのも良いでしょう。または、マルチを使って発芽するのを待つ方法もあります。種まきをした後は、しっかり水やりをします。種まきの後の水やりの頻度は、乾燥してからで大丈夫です。にんじんの発芽までの期間はだいたい5日から10日程になるので、その間は乾燥したら水やりを行うようにしてみて下さい。乾燥を防ぎ、水やりを行うことで、発芽をしっかり行うことが出来ます。
にんじんの育て方④
人参の苗は間引きする
にんじんの種まきをして本葉が出て植え付けしたら、間引きをする必要があります。間引きをすることで、すくすくと大きな人参が収穫することができます。間引きを行うタイミングは、まず本葉が確認できた際で、短根系のにんじんなら1㎝間隔程で間引きするのが良いでしょう。にんじんの場合は、数回に分けて間引きをする必要があります。2回目は本葉が3枚程になったタイミングで、3㎝程の間隔で間引きをします。間引きをする際は生育のよい苗を残すようなイメージで行うのが良いでしょう。あとは、ある程度の間隔を持って均等ににんじんの苗が来るようにするのがおすすめです。また、間引きをした後はしっかり水やりをして下さい。
人参の3回目の間引き
さらに3回目の間引きは、本葉が6枚程出た頃です。その際は、さらに間隔を広げて10㎝程あけて、間引きします。こうして間引いていくことで、土の中の人参が隣とぶつかることもなく、1本1本がしっかりと育って収穫することができます。間引きをしたタイミングでも水やりをしてあげるのが良いでしょう。間引きをしながら、にんじんの葉の状態なども確認してあげると早く病虫害に気がつくことが出来ます。間引きのタイミングでにんじんの生育状況を確認することで、より丈夫で健康なにんじんに育つことができるでしょう。
にんじんの育て方⑤
人参の追肥
にんじんは最初の植え付けの前に肥料を畑に混ぜていますが、植え付けの後に追肥を行うことで、よりにんじんの成長をよくします。追肥のタイミングは2回目と3回目の間引きを行う間のタイミングがおすすめです。使う肥料は化成肥料がおすすめで、1平方メートルあたり一握り程を目安の肥料をまくのがおすすめです。また、間引きや追肥を行う前に余分なにんじんの周りの雑草も取り除いてあげるのが良いでしょう。家庭菜園に雑草などがあると、余計な栄養分が雑草に摂られてしまうので、にんじんの成長を妨げてしまいます。
にんじんの育て方⑥
葉の病気
人参を家庭菜園で栽培しているとどうしても病気が気になることがあると思います。まず、にんじんの葉の部分が褐色や黒褐色の小さな斑点が出てきた場合は、病気の可能性があります。このような葉の状態になると葉がどんどん黄色くなって枯れてしまいます。このような病気がにんじん栽培の植え付けから初期の状態で生じたら注意が必要です。早くからこのような葉の病気になると、土の中の根にも影響が出てきてしまいます。
葉の病気が発生する原因
このような葉の病気は植え付けをして発芽をして60日以降に発生しやすくなります。特に日当たりが悪く雨が続くと発生しやすいのが特徴です。さらに肥料が足りないとこのような病気になりやすくなるので、追肥を行って肥料切れを起こさないように注意しましょう。日当たりをよくしたり肥料を与えることで、このような状況を防げるので、にんじんを栽培する際には、しっかり環境の整備をしてみて下さい。
にんじんの育て方⑦
人参の根も病気になる
家庭菜園でにんじんを栽培する際に、注意をしないと土の中のにんじんも病気になることがあると言うことです。収穫の際に綺麗なにんじんを収穫できるように、根の病気にも注意しておきたいです。病気になると、にんじんにしみが出来たり、病原菌の菌糸や根が割れてしまうことがあります。このような病気は土壌伝染病と言われ、連作などをした際に発生しやすくなります。その為、にんじんを家庭菜園で栽培する場合は、同じ場所で何度も栽培する連作などを避けるのが良いでしょう。
土壌の管理が大切
このような根の病気を起こさない為には土壌を日当たりの良い水はけのよい状態にしておく必要があります。さらに植え付けの後に肥料を加えたり、土壌作りをしっかりしてあげることで、にんじんの根の病気は防げます。ぜひ根の病気にならないようにして、綺麗なにんじんを収穫できるように、基本の土壌作りや水日当たりなどをしっかり管理してみて下さい。また、土壌が乾燥している場合は、必ず水やりをすることも大切です。
にんじんの育て方⑧
害虫にも注意
にんじんを栽培する際には、害虫にも注意が必要です。特にキネリムシやキアゲハの幼虫、キンワウバの幼虫には注意が必要です。このような害虫を見つける為にも水やりや肥料を与えるタイミングでにんじんの葉をよくチェックしてみて下さい。このような害虫の姿を見つけたら、すぐに捕殺するのがおすすめです。もしも捕殺が出来ない場合は、殺虫剤を使って駆除して下さい。このような害虫は葉をすべて食べてしまったり、根元を食切ることがあるので、しっかり駆除しないと収穫に影響を与えます。
にんじんの育て方⑨
人参の収穫時期
にんじんの収穫時期は栽培する人参の種類や日当たり状況によっても時期が多少異なります。三寸にんじんの場合は、種まきから約100日の時期で収穫できます。また、五寸にんじんなどは種まきから110日から130日の時期を目安位に収穫できるでしょう。にんじんの収穫時期は遅くなると根が避けたり割れたりする原因にもなるので、ある程度の時期を見て収穫を行うのがおすすめです。
人参が緑化しない為に
たまに緑色の部分があるにんじんがありますが、それは緑化と言い、土から根が出ていたことが原因です。その為、緑化しない為にもにんじんにしっかり土をかけておく必要があります。水やりのタイミングなどでにんじんが土から出ていないかのチェックも必要になります。根が土から出てしまうと、そこから緑色になるので、そのような場合は土寄せをしてあげて下さい。土がかかっていると緑化することはないので、綺麗な人参を収穫する為にも土寄せの作業をしてみてはいかがでしょうか?
にんじんの育て方⑩
人参の収穫方法
にんじんの収穫方法は、にんじんの根元を持って引き抜きます。根元の近くをしっかり持って引き上げることで、しっかりにんじんを綺麗に収穫することができます。さらに収穫したにんじんを秋に貯蔵しておくのなら、にんじんを掘り上げて土がついたままの状態で一カ所にまとめて、また土をかけて保存するのがおすすめです。にんじんを収穫する際は、にんじんが5㎝程になったのが目安です。品種などによって大きさは異なりますが、ある程度の大きさになってからの収穫が良いでしょう。大きくしすぎても割れてしまうことがあるので、ある程度の大きさでの収穫がおすすめです。
にんじんの育て方⑪
人参の保存方法
収穫した人参を保存する際は、湿気に注意する必要があります。にんじんは湿気に弱い野菜なので、冷蔵庫で保存するのなら、新聞紙に包むのがおすすめです。新聞紙がにんじんの乾燥を防いでくれます。さらに冬の時期の場合は、にんじんを新聞紙にくるんだり、箱に入れて、暗い場所に置いておくのも良いでしょう。新聞で包むことで、新聞が余分な湿気を吸ってくれてにんじんにとって良い環境を作ってくれます。この保存方法をする場合も、にんじんの葉と根を切って分ける必要があります。根の部分は保存期間を長く、正しい保存をすれな比較的長くにんじんを食べることが出来るでしょう。
切った人参の保存
切った人参を保存する場合は、切り口から傷みやすくなるので注意が必要です。切り口をしっかりラップで包んで、冷蔵庫に入れるのが良いでしょう。さらに保存期間は4日程で、それまでに使い切るのがおすすめです。もしもにんじんを冷凍保存したいのなら、丸のまんまではなく、カットしてから冷凍することができます。薄くスライスしたり、棒状にカットしたら保存袋に入れて冷凍庫に入れるだけです。事前にカットした人参を冷凍しておくことで、料理の際の時短などにも繋がるのでおすすめの保存方法でもあります。
にんじんの育て方⑫
美味しいにんじんの見分け方
家庭菜園で作ったにんじんも、スーパーで売っているにんじんも美味しいにんじんか見極める方法があります。美味しいにんじんは、赤みがかった濃い色をしていて、表面の皮がなめらかです。さらに茎の切り口が小さいほうが芯まで柔らかい人参なので、料理などによって選ぶにんじんを変えてみるのも良いでしょう。美味しいにんじんはとにかくみずみずしく鮮やかな見た目をしているので、それを目安にぜひにんじんを選んでみてはいかがでしょうか?家庭菜園などで栽培するにんじんもそのような見た目を目指してみるのも良いでしょう。
まとめ
にんじんの栽培方法はいかがでしたか?栽培時期を守り日当たりなど適した場所に家庭菜園を作れば、簡単ににんじんを育てることが出来ます。にんじんは、日当たりの状況などにもよりますが水やりをしっかり行うことで、種まきから収穫までだいたい100日程です。にんじんは植え付けをしてからも間引きなどをすることで、しっかりとした人参を収穫することが出来ます。基本の栽培方法をチェックしてぜひ美味しいにんじんを家庭菜園で育ててみてはいかがでしょうか?日当たりの良い家庭菜園で栽培することで、収穫したてのみずみずしいにんじんを自宅で楽しむことが出来ます。
にんじんの育て方が気になる人はこちらをチェック!
難しいと思っていた人参の育て方も栽培時期や正しい水やりや肥料のやり方を抑えれば、家庭菜園でも簡単に育てることが出来ます。そんなにんじんの育て方が気になる人はこちらの記事もチェックしてみましょう。

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