人参(ニンジン)の育て方と栽培方法!植え方や間引きのコツもご紹介!のイメージ

人参(ニンジン)の育て方と栽培方法!植え方や間引きのコツもご紹介!

栄養価抜群の人参(ニンジン)。育て方は比較的簡単で、家庭菜園でも十分に育てることができます。苦手な方も多いかもしれませんが、品種を選べばとても美味しく食べることができます。今回は、そんな人参(ニンジン)の育て方について詳しく解説していきます。

2019年04月13日更新

のべじ
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目次

  1. はじめに
  2. 人参(ニンジン)とは
  3. 人参(ニンジン)の品種
  4. 人参(ニンジン)の育て方①:土づくり
  5. 人参(ニンジン)の育て方②:種まき
  6. 人参(ニンジン)の育て方③:間引き
  7. 人参(ニンジン)の育て方④:追肥
  8. 人参(ニンジン)の育て方⑤:病害虫対策
  9. 人参(ニンジン)の育て方⑥:収穫
  10. 人参(ニンジン)の育て方のコツ
  11. まとめ

はじめに

鮮やかなオレンジ色のニンジン。栄養価が高く、様々な料理で使用されるため、家庭菜園でも人気のある野菜です。作り方は比較的簡単なので、家庭菜園初心者の方にもおすすめです。今回はそんなニンジンの作り方について、種の植え方から間引き、収穫まで詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

人参(ニンジン)とは

セリ科の野菜

ニンジンはセリ科ニンジン属に属する植物で、アフガニスタンが原産と言われています。日本には16世紀ごろに渡来し、古くから馴染みのある野菜です。もともとは、根っこ部分のみ食べられていましたが、現在では葉っぱを食べる地域もあります。

西洋種と東洋種

ニンジンは改良されながら世界を渡り、ヨーロッパで改良された西洋種と中国で改良された東洋種に分けられます。西洋種は太短く、一般的にイメージされるニンジンです。東洋種は細長いのが特徴ですが栽培が難しく、一部の地域で伝統野菜として栽培されています。

改良品種が豊富

ニンジンは子供が嫌いな野菜の代表格ですが、現在では様々な改良品種があり、ニンジン嫌いのお子様でも美味しく食べられる品種もあります。甘さを追求した品種や、紫、黄色、白など様々な色の品種、生食向けの品種、ミニサイズの品種など様々です。お好みに合わせて栽培をしてみましょう。

ニンジンの栄養素

ニンジンは緑黄色野菜の仲間で、非常に高い栄養価があります。特にカロテンが非常に多く、免疫力を高めると言われ、様々な効果が期待できます。そのほか、ビタミンAやカリウム、食物繊維が豊富なため、積極的に取り入れたい野菜ですね。

人参(ニンジン)の品種

五寸ニンジン

スーパーで見かけるオレンジ色の太短い品種です。各メーカーから様々な品種が販売されています。基本的な品種なので栽培も簡単ですし、耐病性などの改良もされているため非常に育てやすいです。栽培時期もそれほど選ばないため、最初に栽培するのにおすすめです。

紫ニンジン

名前の通り紫色をしたニンジンです。形はやや細長く、アントシアニンと呼ばれる栄養素が豊富です。アントシアニンは抗酸化作用が強く様々な効果があるのが嬉しいですね。一般的なニンジンで糖度が7度前後に対し、糖度が約12度あり、非常に甘いのも特徴です。甘さを楽しむために、ジュースにして飲むのもおすすめです。

ミニキャロット

大きくなっても長さが10cm程度の小さな品種です。一般的なニンジンより栽培期間が短く、小さめのプランターでも育てることができるため、家庭菜園やベランダ菜園にはおすすめの品種です。独特のニンジン臭さが少なく、甘みが多いのも特徴です。小ささを活かして丸ごと料理に使用するのもおすすめです。

金時ニンジン

長さが30cmほどになる細長い品種で、京野菜の1つとして、お節料理によく使われます。リコピンを豊富に含むため紅色をしています。加湿を嫌い、栽培が難しく、栽培期間が短いため、経験を積んでから挑戦したい品種です。

人参(ニンジン)の育て方①:土づくり

連作はなるべく避ける

ニンジンは連作が可能ですが、できれば連作は避け、1~2年は同じ場所で栽培しない方が無難です。また、根菜類に共通の線虫などを避けるためにも、他の根菜類との連作も避けましょう。

苦土石灰を投入

種まきをする前に、ニンジンが好む土壌を作りましょう。苦土石灰を1㎡あたりの150gまいて、深さ30cmくらいまで、しっかりと耕します。酸性に傾いた土壌を、ニンジンが好む中性に近づけることができます。

元肥を入れる

元肥として1㎡あたりの2kgのたい肥と、150gの化成肥料を投入し、土とよく混ぜ合わせましょう。種まき直前に肥料を入れてしまうと、成長に影響が出てしまう恐れがあるため、種まきの1週間前までに終わらせましょう。しっかりと計画を立てて作業することが大切です。

畝の作り方

ニンジンは、土に深く根っこを伸ばすため、畝を作りましょう。土を柔らかくするために、畝を作る前にもう一度土を耕すと効果的です。畝の幅は60~70cmで、高さ10cmの畝を作ります。畝の表面をクワで平らにして完成です。

人参(ニンジン)の育て方②:種まき

種まきの時期

ニンジンの種まきの時期は年に3回あります。3月下旬~5月上旬の春まきと、6月下旬~7月の夏まき、9月下旬の秋まきです。冷涼な時期を好むニンジンのため、暑い時期は生育が上手くいかないことがあります。夏まきはやや難易度が上がりますので、初めての方は、春まきや、秋まきから挑戦してみることをおすすめします。

種の植え方

ニンジンの種は条まきで植え付けます。畝に20cm間隔で深さ1cmほどの筋をつけ、1~2mm間隔で種を植え付けていきましょう。発芽するのに光が必要なため、覆土はうっすらとかけます。その後、手の平を使ってしっかりと鎮圧しましょう。しっかりと鎮圧することが発芽をそろえるコツです。

種の植え付けのタイミング

ニンジンの種は覆土を少なくするため土が乾燥しやすく、発芽に時間がかかってしまいます。そのため、種の植え付けするタイミングが重要となります。土が湿っていた方がいいため、雨が降った後や、雨の予報の前日などが適しています。しばらく雨のタイミングがない場合は水やりをして土を湿らせておくのも良いでしょう。また、種の植え付け後に不織布をべた掛けして、乾燥を防ぐのも一つの方法です。

人参(ニンジン)の育て方③:間引き

1回目の間引き

発芽して子葉が展開したら、隣の苗の葉が触れ合う程度に間引きをしましょう。まだ根がそれほど張っていないため、指でつまんで抜けば簡単に抜き取ることができます。

2回目の間引き

本葉が2~3枚になったら2回目の間引きを行います。2回目の間引きでは、隣の苗の葉の先端と先端が触れ合う程度に間引きをします。苗によっては根が深く張っているため、抜けない場合はハサミで葉っぱの根本を切って間引きをしましょう。

3回目の追肥

3回目の間引きは本葉が4~6枚の時に行います。2回目と同じように、隣の苗の葉の先端同士が触れ合う程度に間引きを行います。最終的には苗と苗の間が10~15cmになるようにしましょう。

人参(ニンジン)の育て方④:追肥

追肥は2回

種の植え付け後、本葉が6~7枚の頃と、本葉が8~10枚に育ったころに追肥をしましょう。1㎡あたり化成肥料を30~50gを条間にばらまいて追肥します。なるべく苗には直接触れないように注意しましょう。

除草と土寄せ

追肥を行うと同時に、周辺の除草作業をしましょう。特に生育初期は雑草の成長に負けてしまう可能性もあるため、しっかりと除草しましょう。また、土寄せをしてニンジンの根元部分が露出しないようにしましょう。特に冬季は寒さに当たって凍ってしまうことがあるため、しっかりと土寄せしましょう。

人参(ニンジン)の育て方⑤:病害虫対策

人参(ニンジン)につきやすい害虫

ニンジンにつきやすい害虫として、キアゲハやヨトウムシなどが挙げられます。特にキアゲハの幼虫は、葉っぱを食べてしまうので、見つけ次第捕殺しましょう。ヨトウムシは昼間は土に潜っているため、見つけづらいですが、食害のある苗や、弱っている苗があればその近くを掘ると、高確率で隠れていますので見つけて捕殺しましょう。

人参(ニンジン)がかかりやすい病気

ニンジンは病気に強い野菜ですが、黒葉枯病には注意が必要です。黒葉枯病にかかると、葉っぱに黒い斑点が発症し、やがて枯れてしまいます。高温多湿の時期に発症しやすいため、土壌を改善し、畝を立て、排水性を高めましょう。市販の薬剤による予防もできます。万が一発症した場合は、速やかに抜き取り、廃棄しましょう。

人参(ニンジン)の育て方⑥:収穫

間引き苗を収穫

3回の間引きで間引いた苗はそれぞれ食べることができます。最初の頃の間引き菜は葉っぱ部分を天ぷらやサラダで食べるのがおすすめです。根元が発達してきた間引き菜は柔らかいのでそのままニンジンスティックにしてもいいですし、炒め物などでも美味しく食べることができます。

太くなった苗から収穫

首のあたりが張ってきたらいよいよ収穫時期です。根元部分の土を少しだけずらしてみて首の張り具合を確認してみましょう。品種ごとの適正サイズになったものから順次収穫しましょう。収穫の際は、周りの土を優しく掘って少しねじりながら真上に抜き取りましょう。収穫後は葉っぱをすぐ切り取った方が保存がききやすくなります。

そのまま冬越しもできる

秋まきのニンジンは、そのまま冬超しをさせることができます。その際は、土寄せをしっかりして、露出する部分がないようにしましょう。多めに作っておいて、必要な時に少しずつ収穫すれば一冬の間ニンジンを楽しむことができます。春や夏にまいたニンジンは収穫が遅れると身が割れる可能性があるため、早目に収穫しましょう。

人参(ニンジン)の育て方のコツ

いかに発芽を揃えるかが大事

美味しいニンジンの作り方のコツとして、発芽がすべてと言っても過言ではありません。発芽がやや難しいため、まずは発芽させることが大切なのです。うまく発芽させるためには、まずコーティングされた種子をまきましょう。植え方のコツは、まき溝の深さを均一にし、覆土をかけすぎないことです。乾燥を防ぐために不織布をかけたり、継続的な水やりも大切です。うまく発芽さえしてしまえば、それほど手間はかかりません。

甘いニンジンの作り方

家庭菜園でニンジンを栽培するのであれば、甘いニンジンを作ってみたいと思う方も多いと思います。作り方のコツはまずは甘い品種を選ぶことです。種の植え付けの前に、甘さを追求した品種を選ぶようにしましょう。そして、ニンジンはストレスを受けると甘くなります。そのため、種の植え付けから60日前後の頃に、葉を手で撫でるように触ることでストレスを感じ、甘く育てることができます。

まとめ

以上、家庭菜園でのニンジンの作り方について紹介しました。ニンジンの栽培は、種の植え方と間引きが重要になります。発芽後はそれほど神経質になることはありません。間引きもしっかりすれば、大きく成長してくれます。ニンジンは栄養価が高く、彩もいいため、食卓に欠かせません。ぜひ家庭菜園で育ててみて下さい。

ニンジンの育て方が気になる方はこちらもチェック!

今回はニンジンの栽培についてご紹介しましたが、その他にも家庭菜園での、様々な野菜の育て方や作り方などに関して、詳しく紹介した記事が沢山ありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

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