【連載】家に飾るお花の選び方・買い方のコツとは?上手な飾り方は?のイメージ

【連載】家に飾るお花の選び方・買い方のコツとは?上手な飾り方は?

家に花を飾りたいけど、買い方が分からない。花屋さんに買いに行ってみたけど選び方が分からない。買ってみたけど飾るのが難しい。そんな人におすすめしたい、家に飾るお花のあれこれを解説します。花瓶とのバランスや、花の手入れの基本も紹介しています。

2020年02月23日更新

しまうま花屋
しまうま花屋
花屋・園芸店勤務で培った知識を生かしてガーデニングやお花に関する記事をメインに書いています。現在、花屋勤務は子育てでお休み中。日曜連載では、花屋の観点からお伝えしたいお花の楽しみ方や買い方のコツなどをぽつぽつと書いています。
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目次

  1. 家に花を飾る暮らし
  2. 家に飾る花の買い方①初心者向け
  3. 家に飾る花の買い方②花屋を楽しむ
  4. 家に飾る花の選び方①まとめる
  5. 家に飾る花の選び方②好きな花を選ぶ
  6. 家に飾る花の飾り方①花瓶の選び方
  7. 家に飾る花の飾り方②花瓶がなくても?
  8. 家に飾る花の飾り方③花瓶とのバランス
  9. 家に飾る花のお手入れ①水揚げ
  10. 家に飾る花のお手入れ②水の量
  11. 家に飾る花のお手入れ③水換え
  12. 家に花を飾るすすめ

家に花を飾る暮らし

家に花を飾る利点?

Photo byFree-Photos

今回のテーマは家に飾る花。家にお花を飾るとメンタルや風水的にも良いなんていうのをよく目にしますが、わたしの体感的な利点は3つあります。部屋が綺麗になること・季節を楽しめること・なんてったって花がかわいいということ。花を飾れば映えるように部屋を片付けるし、季節の花を目にすると気分がアガる気がします。

家に飾る花について考える

でも家に飾る花って結構ハードルが高く、買うのも選ぶのも飾るのも結構慣れないもの。花束とか目的のあるものならともかく、家に飾る用の花って買うのになんとなく慣れが必要なんですよね。今回は、初めてのひとにもおすすめの買い方や選び方、おしゃれな飾り方などを考えていきたいと思います。

家に飾る花の買い方①初心者向け

初心者におすすめなのは

Photo bywimkantona

花の種類がよく分からないという方におすすめなのは、お花が店頭ディスプレイされているお花屋さんに行くことです。花屋では、キーパーと呼ばれる冷蔵庫にお花を入れているお店が多くみられます。キーパーに花が入っているお店では店員さんに「これとこれください」と言って注文しますが、これがなかなかハードル高め。

値段と名前が書いてある花屋

Photo bySkitterphoto

そこでおすすめなのは、お花が店頭にディスプレイされていて、値段と名前が明記してある花屋に行くことです。これは、人通りの多い駅構内の花屋さんなどに多いスタイルです。かわいいなと思った花の名前と値段が素人目にも分かるなら、お花を買うのも怖くない。こういった花屋なら、初めてお花を買う人も買いやすいですよ。

家に飾る花の買い方②花屋を楽しむ

店員さんとの会話を楽しむ

Photo bynastya_gepp

お花を買うことに慣れている人やコミュニケーションが好きな人におすすめしたいのは、花屋さんとの会話を楽しみながらお花を買うということ。この買い方のメリットはたくさんあります。まずは、その日その時の良い花が分かること。買ったお花の手入れの仕方が分かること。そして、飾り方のアドバイスももらえることです。

「今日のおすすめはどれですか?」

おすすめの買い方は、「家に飾りたいんですけど、今日のおすすめはどれですか?」と聞くことです。ほとんどの良心的なお花屋さんは、そのときその花屋にある良いお花を教えてくれます。さらにおすすめしたいのは、飾る予定の花瓶の大きさなども伝えること。花の長さを調節してくれたり、一緒に合わせるとよいお花を教えてくれます。

家に飾る花の選び方①まとめる

選び方のコツって?

Photo bySophkins

家に飾るお花の選び方のコツは、統一性をもたせることです。選ぶお花の色を同系色にまとめる、お花の種類を1〜2種類にまとめると飾りやすくなります。初心者は好きなお花をひとつ選んで、お花屋さんにそれに合う他のお花を選んでもらうのもよいかも。

種類を統一

自分でお花を選ぶ場合、お花の種類を1種類にまとめるのが簡単なテクニックです。写真はラナンキュラス。いろんな色を混ぜても、種類をラナンキュラスだけにすればまとまって見えます。最初はいろんなお花を選びたくなりますが、まずは1種類に絞ってみてください。

色を統一

色を統一させるのも良い選び方です。1色か2色にまとめると、がちゃがちゃした印象を避けることができます。一番簡単なのはホワイト×グリーンの組み合わせ。白いお花と緑色の小花や葉っぱを合わせるとナチュラルな雰囲気に仕上がります。ピンク×パープルや、イエロー×ブルーなど、好みの色合わせを探してみるのもよいですね。

家に飾る花の選び方②好きな花を選ぶ

とにかく好きな花を選ぶのが楽しい

でもいざお花屋さんに行ってみたら、季節のお花がたくさんあってどれも魅力的!1種類や1色に選べない!なんてことはわたしにもしょっちゅうあります。そんなときにはとにかく好きなお花を全部選ぶ。センスや飾り方なんて気にせずに好きな花を選んでみる。それが結局、家に飾るお花を買う一番楽しいやり方です。

たくさんの種類の花を飾るには?

でも好きなお花を選んでみたけど、お花の色も種類もバラバラで、どうやって飾れば…?そんなときにおすすめなのは、種類ごとに花瓶を分けて生ける方法です。たくさんの種類のお花を全部まとめて花瓶に生けるのはかなりセンスやテクニックがいりますが、種類ごとに花瓶を分けてそれらを並べると簡単でおしゃれっぽく見えます。

家に飾る花の飾り方①花瓶の選び方

お気に入りの花瓶を見つける

お気に入りの花瓶を見つけると、より家にお花を飾るのが楽しくなります。一輪挿しや陶器の花瓶、ガラスの花瓶などいろんな花瓶がありますが、ひとつお気に入りの花瓶があると部屋の印象もとっても華やかに。お花屋さんや雑貨屋さん、ネットでもいろんな花器が販売されています。

生けやすい花瓶は

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素敵な意匠を凝らした花瓶を選ぶのは楽しいですが、お花の飾り方の観点からみると、ひとつ持っていると便利な花瓶があります。それは、口が15cm前後・高さが20cm前後のストンとしたシンプルなシリンダー型タイプの花瓶。これは、花束などお花5本以上をまとめて飾る時にとても飾りやすい形です。

家に飾る花の飾り方②花瓶がなくても?

空き瓶

もちろん家に花瓶がなくても、素敵にお花を飾ることができます。定番は空き瓶。お酒やジュースのビンはシルエットや色が綺麗なものも多く、それらに1本お花を生けるだけで素敵なインテリアに仕上がります。前述のように空き瓶にお花を1本生けたものを数個並べるだけでも、こなれたおしゃれな雰囲気に。

空き缶

空き缶にお花を生けるのも、とってもおしゃれ。初心者でも簡単なのは、ラベルを剥がしたトマト缶やフルーツ缶です。無骨な銀色や金色が、お花の魅力を引き立てます。かわいいラベルをそのまま残して飾ってもポップな印象に。また、ちょっとレトロなパッケージのジュースの空き缶にさりげなく一輪お花を生けるのもありかも。

家に飾る花の飾り方③花瓶とのバランス

【花瓶:花瓶から出る花の長さ=1:1】

お花を飾る時に悩ましいのが、花瓶と花の長さのバランス。初心者でも簡単にバランスよく見せることができる比率が、【花瓶:花瓶から出ている花の長さ=1:1】です。丈の長い花瓶でも小さな小瓶でも、一輪挿しでも、基本的にどんなお花でも、この比率だとバランスよく生けることができます。

【花瓶:花瓶から出る花の長さ=5:3】

ほかにも、5:3という黄金比率もあります。デザイン性のある花瓶を引き立たせたいときにおすすめの比率です。また、お花がもりっとボリューミーな印象になります。茎が短いお花を生けるときや、生けてから時間が経ったお花を切り戻したあとに飾るときにもおすすめです。

【花瓶:花瓶から出る花の長さ=3:5】

上記の比率を逆にしても、バランスよく決まります。花の茎を生かしたいときや枝物を飾るときには、3:5の比率を意識して生けると上手に飾ることができます。ただ、花瓶と花との重さのバランスには気をつける必要があります。高さを出すだけでなく、お花を横に流して飾る時にも3:5のバランスは有効です。

家に飾る花のお手入れ①水揚げ

水揚げとは?

切り花は、切り口から水を吸い上げます。しかしその切り口が古くなってくるとうまく水を吸収することができず、お花に水が行き渡らなくなり、枯れてしまいます。切り口を更新してあげることで水の吸収を促すのが、水揚げです。水揚げをすることで本当にお花が長持ちします。

基本の水切り

水揚げの方法はいろいろありますが、基本的なのは水の中で切る「水切り」です。水の中で切ることで水分を効率よく吸い上げられます。このとき、切り口を斜めにしておくと、水を吸う表面積が大きくなってよりグッド。また、切るときに植物の水を吸う管を潰してしまわないように、鋭いはさみで切ることも大切です。

家に飾る花のお手入れ②水の量

水は多ければ良いわけでない

家に飾ったお花を長持ちさせるには、いくつかコツを抑えれば簡単。まず気をつけたいのは、花瓶の中の水の量です。たくさん水を入れると、茎が腐ったり傷んでしまって長持ちしません。基本の水の量は切り口から5cmほど。しかし花によって性質はさまざまで、たっぷりの水を好むお花もあれば水が多いと茎が腐ってしまうお花も。

水の量に注意する花

ガーベラやラナンキュラス、カラーなど、茎の中が空洞になっているお花や茎に水分を多く含むお花は水を少なめにします。また、アジサイやサクラなどの枝ものはたくさんの水を好むため、多めに入れても大丈夫。水の減りが早いのでこまめにチェックしましょう。そのほかの花も、花を買う時に店員さんに水の量を聞くと確実です。

葉っぱが水に浸からないように

また、葉っぱが水に浸かってしまうとバクテリアが増えて水が汚くなる原因になります。水に浸かる部分の葉っぱはきれいにとっておきましょう。お花をきれいに保ちたいのであれば、葉っぱはできる限り少なくすると過剰な蒸散も防げます。しかし葉っぱも美しいお花が多いので、とりすぎるとお花の印象が変わってしまうかも。適度な量を探してみてください。

家に飾る花のお手入れ③水換え

こまめに水換えが基本

水は、毎日換えてあげるのが基本です。水が汚くなってしまうとお花の持ちにも影響するし、花瓶の中も汚くなってしまうからです。しかし忙しい毎日の中で、忙しくなくても、毎日はなかなか難しい。でもできるだけこまめに水換えや水切りをしてあげると、するたびにお花がシャンと潤っている感じがしますので、ぜひかわいがってみてください。

延命剤を使う

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切り花延命剤を使えば、切り花の持ちがさらによくなり花瓶の水も腐りにくくなります。切り花延命剤には、水を清潔に保つ効果と花をきれいに咲かせる効果があります。これを使えば夏場なら2日に1回、冬場なら5〜7日に1回の水換えでも大丈夫。食器洗剤やハイターで代用できるという意見もありますが、やはり延命剤が一番簡単に使えて効果を感じます。

家に花を飾るすすめ

ファッション感覚で楽しむ

わたしが家にお花を飾るのを勧めたいのは、ひとえに気分がアガるから。おしゃれなインテリアや雑貨と同じように部屋に飾る花を選ぶのは、結構楽しいものです。お花はたくさんの種類や色やかたちがあって、ある季節にしか見られないお花もあって、服や家具を選ぶのと同じような楽しみがあります。香りがする花ならなお楽しい。

ゆる〜くお花を楽しもう

Photo byFree-Photos

お手入れの項で、やはり面倒だな…と思った方もいるかもしれませんが、できる範囲で大丈夫!わたしも忙しいときは、水換えをすっかり忘れることも多々あります。そんなときには長持ちしやすいお花を選ぶのですが、それについてはまた今度。また、今手に入る旬のお花の紹介などもしていますので良ければそちらもチェックしてみてください。

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