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びわの剪定時期と剪定方法は?びわの実がならない人のために正しいやり方を解説!

びわの木を育てている人は、剪定方法が気になると思います。びわは自宅でも実を収穫することが出来るので人気ですが、正しい剪定を行わないと実がうまくならないことがあります。今回はそんなビワの剪定方法を紹介します。正しい剪定をしてびわの収穫を楽しんで見て下さい。
更新: 2021年12月11日
bambi
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びわの特徴

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びわはオレンジ色の皮を持つ果実で、自宅でも栽培しやすく人気です。びわの特徴は、自家結実性な為、受粉を行わなくても果実が楽しめる所。初心者でも比較的簡単に収穫が楽しめます。

びわは栽培される場所によって違いますが、5月から8月の時期に多く果実が収穫されます。びわは苗木などから簡単に育てられることから、自宅の庭にびわの木がある人もいるのではないでしょうか?

今回は、そんなびわの木を栽培している際の剪定の仕方を紹介して行きます。びわを栽培している際の疑問点などは、図解を見ながら理解してみるのもおすすめです。

びわの剪定方法①

びわの収穫時期

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びわを栽培しているなら、誰しも収穫の時期を楽しみにしていると思います。しかしそのままびわの木の剪定などによる整枝を怠ると、実がならないなどの問題が発生することがあります。

美味しいびわの実を収穫する為にも正しい、剪定方法をチェックしましょう。まずは、びわの収穫時期を紹介します。びわの花は11月から2月の時期に開花し、3月から4月の時期にかけて実がなり始めます。そして収穫時期はだいたい5月から8月になります。

びわに適した剪定時期

では、いったいどのタイミングでびわの剪定を行えばいいのでしょうか?びわの剪定は2月から3月がいいと言われています。3月よりも遅く剪定を行うと新しい芽を切ってしまうことになるからです。

間違えた剪定時期を選ぶと実がならないことがあるので、注意して下さい。気がついた時に整枝などを行うのではなく、時期やタイミングを選んで剪定を行うことで、びわの木に負担をかけずに行えます。

びわの剪定方法②

剪定をする高さ

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びわの剪定は主に、風通しをよくする為で、間引きをして整枝するのが目的です。さらに低い高さでの栽培をしたい際の芯止めの意味もあります。びわには、いくつかの種類があり、種類によって整枝のやり方が異なりるので、図解などを見てみるのも良いでしょう。

高さのあるびわの木は、だいたい3mを目安に高さを切ります。

高さがあるので、剪定の際は足元に注意して行って下さい。さらに横に広がり高さが低く成長するタイプは、高さを2m程に低く剪定するのが良いでしょう。低く栽培することで、収穫なども手軽に行うことが出来ます。

芯止めの意味もある

びわの剪定は芯止めの意味もあり、先端を切ることでそれ以上びわの木の高さを出さず低くする意味があります。あまり高くになると、収穫するのが難しくなってしまいうので、低く栽培するのもおすすめです。

また、芯止めを行うことでびわの実にも栄養が届きやすくなるので、ある程度の高さにあったら芯止めを行ってびわの木を低くする仕方が良いでしょう。

特に自宅の庭などでの栽培の際は、高さがありすぎると管理も大変になって来るので、図解をチェックしてある程度低く保つことも大切です。

びわの剪定方法③


間引きのやり方

びわの木を整枝しながら間引きをする際は、枝の分かれ目から枝を数本だけ残す方法が良いでしょう。間引きの剪定の仕方は、枝の分かれ目より少し上をカットすることです。わかりにくい場合などは図解で解説しているものをチェックしてみるのも良いでしょう。

あまり、しっかり剪定をしてしまうと数年実がならないことがあるので、毎年収穫をしたい場合は注意しましょう。

少しずつ毎年剪定を行うことで、毎年実がなる育て方が出来ます。びわは育て方によってたくさんの実を付けるので、ある程度整枝をしても収穫の数に問題はないと思います。

びわの剪定方法④

びわに実がなり始める年数

びわの実がならないと心配になる人は、栽培している年数もチェックしてみましょう。びわの実は、苗を植えてから7年、苗木からで3年かかると言われています。その為、翌年に実を収穫するのは難しいので覚えておきましょう。

さらに先ほども紹介したように、剪定による整枝や芯止めを行わないとうまく収穫できない場合もあります。

びわを栽培する際には、だいたいどれぐらいの時期から収穫できるか目安を立てておくのも良いでしょう。また、ある程度の高さになったら、芯止めなどを行うことで、実に栄養が行き収穫時期が早くなるのではないでしょうか?

びわの収穫が出来る年と出来ない年がある

びわの実は、栽培年数や剪定だけではなく実がならない年があります。もし実がならない場合は、びわ全体に栄養が行き届いていないのが原因かも知れません。それを防ぐ為にも、芯止めの意味がある剪定は必要な作業になるのです。

枝にばかり栄養が取られてしまうと、実に栄養がいかなく実がならない年が出てきてしまいます。

びわは勢いがよく成長して行くので、ある程度の大きさで剪定などにより葉や枝を調整してあげないと、全体に栄養が届かず花が咲かなかったり実に繋がらない現象が起こってしまいます。

びわの剪定方法⑤

予備枝の育て方

予備枝とは、びわの実がなった枝を切り落とし、翌年は新しい枝に実を付けてもらう仕方です。剪定の際に、どの枝を切るか迷ったら古い枝を切るのが良いでしょう。新しい枝の育て方をすれば、効率よく毎年びわを収穫することが出来るのです。

さらに予備枝が大きく成長したらさらに整枝で切り落とし、常にびわの枝の高さを揃えて行くのが良いでしょう。ある程度の高さになったら、常に剪定などをし、同じ大きさや高さで栽培するのがおすすめです。

剪定をする枝の順番を考えよう

びわの剪定を行う際は、どの枝からカットするかしっかり順番を見極めましょう。まだ低い枝や新しい枝はこれから成長して実を付けるので、そのままにし古い枝から剪定するのがおすすめです。

同じ枝ばかりから収穫するのではなく新しい枝から収穫する方がいい実がなります。また低い場所ばかり剪定してしまうと、間違えて新しい芽を摘んでしまうこともあるので、まず切る枝を確認してから剪定を行いましょう。

切り過ぎたりバランスが悪くなるのを防ぐ為にも、まず剪定位置などを確認してみて下さい。

びわの剪定方法⑥


びわの花を摘蕾しよう

びわの育て方として摘蕾と言う作業があります。摘蕾とは、つぼみの際にいくつかを摘み取ることです。

この作業をすると、びわの実の量を調整できると共に、余分な実に栄養が行かなくて済むので、残した実だけ大きく成長するのです。枝の根元にある2つ程のつぼみを残してあとは切り落とすのです。

びわの木は大量に実がなると、次の年は実の数が極端に減ってしまうことがあります。それを防いで平均的にびわの実を収穫する為にも、摘蕾や剪定を行ってバランスを整えるのが大切でしょう。

びわの実の数はつぼみの数にも比例するので、つぼみが出来始めたら、この摘蕾の作業をしてみて下さい。

多すぎる実は木の負担になる

びわの実をたくさん収穫したい人もいるかと思いますが、過度な収穫数をすると次の年に実がならなかったり、実の大きさが小さくなってしまいます。

びわの実には種もあるので、出来るだけ大きな実での収穫の方が美味しく食べやすいです。美味しくて食べやすいびわの実の収穫の為にも、つぼみの時点である程度の間引きをしてあげるのが良いのです。

びわの剪定方法⑦

剪定後の手入れ

びわの剪定をした後は、融合剤を塗るのがいいとされています。融合剤とは、切り口から病原菌などが入らないようにする仕方で、植木などではよく使われます。

融合剤はホームセンターや園芸店で購入出来るので、剪定をする際には合わせて用意しておくと良いでしょう。もし融合剤を塗らず、切り口から病原菌が入ってしまうと、最悪びわの木が枯れてしまいます。

枯れるのを防ぐ為、融合剤を塗る作業は大切です。びわを長く育てる為にも融合剤を上手に使ってみて下さい。

融合剤の仕方

融合剤の仕方は、切り口を塞ぐように行うのが良いでしょう。外からの病原菌を防ぐ為にも、切り口にしっかり蓋をするようなイメージで行うようにします。

この作業の仕方を理解し、剪定の際に行うことでいつまでも元気なびわの木の育て方が出来るようになります。

剪定をしただけで終わりにせず、最後までしっかりケアをしてあげて下さい。ちょっとした工夫をすることで、びわの木の栽培と実の収穫を長く楽しむことが出来るのです。

びわの剪定方法⑧

難しい場合は業者にも頼める

びわの木の剪定は、大きくなりすぎた場合など業者に頼むのもおすすめです。無理をして危険な剪定をしてケガなどをしないためにも、難しいと感じた場合は無理をせず業者を探してみてはいかがでしょうか?

また、びわの木が枯れてしまったり、病気になってしまって伐採したい場合も業者に頼む方法があります。

あくまでも自分で剪定する場合は、手の届く範囲にして行うのが良いでしょう。その為、剪定が大変な人は高さを低くした育て方をするのがおすすめです。剪定や芯止めをして高さ調整をしながら、栽培しましょう。

びわの剪定方法を図解を見てみよう


びわの剪定の場所が、いまいちわからない場合は、図解を見てみるのがおすすめです。実際に剪定で切って欲しい場所は図解の赤線で描かれています。

びわの剪定を行う際は、無駄な場所を剪定することなく、しっかり場所を決めて剪定することで、びわの実の数なども変わってくるので、ぜひ図解もチェックしてみて下さい。

びわの場合はあまり高さを出さずに、低くすることで収穫もしやすく、手入れもしやすくなるので、大きくなりすぎないように定期的な剪定がおすすめです。

びわの実の収穫方法

正しいびわの剪定などを行っておくと、毎年たくさんの実を収穫出来ます。びわの実を綺麗なまま収穫する為にもネットを張ったり、実に袋をかけるのもおすすめです。

せっかく出来た実が雨風で傷付いたり、鳥などに食べられるのを防ぐ為です。その際は、3月ぐらいからネットを張ると良いでしょう。

その際に使うネットは細かな編み目がおすすめです。さらに実に袋をかける方法は、すべての実に行うのはとても大変です。その為、半分くらいの実に袋をかけるのを目安に行うのが良いでしょう。

ネットや袋をかぶせることで、綺麗なびわの実の収穫に繋がるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?ネットや袋はホームセンターや園芸店で購入可能です。

まとめ

びわの剪定方法はいかがでしたか?そのままにしておくと日当たりが悪くなってしまったりとびわの実の成長にも関わって来るので、定期的な剪定が大切です。

正しい剪定を行うことで、収穫もしやすく美味しい実の収穫に繋がるので、びわの木が大きくなって来たら、剪定に挑戦してみて下さい。

剪定をする際の枝選びや時期などを守ることで毎年美味しいびわを味わうことが出来ます。また、実がならなくて悩んでいた人も、もう一度びわの育て方や剪定方法をチェックし、手入れをしてみて下さい。

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さまざまな樹木の剪定が気になる人はこちらの記事もチェックしてみましょう。木の種類によって剪定方法も変わってくるので、剪定をする前に読んでおくのがおすすめです。