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家庭用ビニールハウスのDIY自作方法!ビニールハウスの簡単手作り方法を解説!

家庭用のビニールハウスを自作できたら、お家でもっと野菜栽培を楽しむことができますね。人によって、必要なビニールハウスの大きさは異なるもの。小型のものから大型のものまでさまざまなビニールハウスの自作方法をお伝えしていきます。
更新: 2021年2月7日
大石ゆう
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家庭用ビニールハウスを自作したい

Photo bySichiRi

家庭用のビニールハウスを自作すれば、家庭菜園も今までよりも楽しいものになるのではないでしょうか。もちろん、栽培で使うだけでなく、生き物を越冬させるために作りたいと思う人もいるでしょう。ここでは作り方はもちろん、基本的な費用や期間、などについてもまとめていきますのでぜひ参考にしてみてください。

自作でビニールハウスは作れるの?

ビニールハウスはDIYで自作できる!

ビニールハウスはそもそも、自作できるの?という問題が湧いてくるかもしれません。でも、ホームセンター等で材料を買ってくれば、自分で組み立ててDIYしていくことは十分可能です。

もちろん大きい物だと作るのは大変ですが、一つ一つ作業を確認しながら作れば全く問題ありません。お家に庭がある方、ベランダで小型のビニールハウスを作りたい方は、実際に手作りすれば、作って良かったと思えるのではないでしょうか。

DIYでビニールハウスを作るには?

Photo bystevepb

ビニールハウスを自作で作る場合、どんな材料が必要になるのでしょうか。これは小型か大型かによっても違いますが、小さいものを作るなら園芸用の支柱とビニールがあれば作れます。

大型のものだとアーチパイプやジョイントに使うパーツなどの部品や、建てる場合に使う脚立、水糸、水平器なども必要になってきます。詳細な道具については、動画に乗っていますので作る際にはしっかりと確認して作るようにしてください。

ビニールハウスを作る費用や期間

ビニールハウスを自作する費用は?

ベランダやちょっとしたスペースに小型のビニールハウスを作りたい、という場合は100均でも材料がそろうので1000円以下でも作れてしまうものもあります。しかし、気になるのは大型ビニールハウスではないでしょうか。

動画を見ると分かりますが、大型ビニールハウスにはアーチパイプを使いますが、2本で2000円ほどするそう。10mのビニールハウスだと、約15万円ほどかかるそうです。ですが、中古を利用するなど作り方によっても変わりますので、一概には言えません。

自作ビニールハウスの耐用期間は?

自作ビニールハウスを作った場合、どれくらいの期間持ってくれるのか、と思う方もいるでしょう。実際には、アーチパイプを使って作った場合の期間は約10年ほどだと言われているようです。

中古のビニールハウスを譲り受ける人もいるかもしれませんが、その場合はその分が短くなるということに。アーチパイプに軽量鉄骨以上の材料を使った場合は、さらに期間が伸びるようです。

家庭用ビニールハウスの自作方法をご紹介!

Photo byannawaldl

ではさっそく、ビニールハウスの組み立て方についてまとめていきます。小型でベランダなどでも簡単に、ダイソーの材料で作る方法、大型のビニールハウスの組み立て方もお伝えしていきます。家庭菜園で必要な大きさのビニールハウスの組み立て方を学び、実際に作っていきましょう。

家庭用ビニールハウスの自作方法①小型

小型のビニールハウスを100均材料で簡単に作る


始めに紹介するのは、小型のビニールハウスです。材料には100均で揃えたものを使っているので安く簡単に作ることができます。小型とはいえ、そこまで小さいわけではないのでプランターで家庭菜園を楽しみたいという方にも使えるビニールハウスではないでしょうか。長さをプラスしていけば、さらに大きなビニールハウスが作れます。

小型のビニールハウスの作り方

使う材料は園芸用の棒、クリップ、ポリ袋、結束バンドを使います。直線の園芸用の棒に結束バンドを目印として真ん中と両端に取り付けます。アーチ状の棒を先ほどの直線の棒を結束バンドで固定。また、支えになるよう、骨組みを作っていきます。

できたハウスにビニールをクリップで止めれば完成です。とても簡単ですし、費用も掛けずにビニールハウスが作れました。

家庭用ビニールハウスの自作方法②小型後付け

プランターにちょっと工夫して作るビニールハウス

次はプランター自体にビニールハウスを作ってしまう方法です。これは、もうすでにあるプランター自体にビニールハウスを作る方法なので、場所も取りませんし、100均の材料で手作りできるので簡単。100均のものや、お家にある物で簡単にできるので、費用も掛からずに手作りできます。ぜひ、実際に手作りしてみてください。

プランター用ビニールハウスの作り方

プランターにビニールハウスを作る方法ですが、使っているものは園芸用の支柱、ゴミ袋です。プランター用に支柱を曲げ、プランターに差し込みます。差し込んだら上部に支えの棒を固定。

固定にはラッピングタイとホットボンドを使っているようですが、結束バンドでももちろんOKです。できたら上からゴミ袋をかぶせるだけ。とっても簡単に小型ビニールハウスができました。

家庭用ビニールハウスの自作方法③大型

大型のビニールハウスを自作するには?

では次に、庭に設置するような大きなビニールハウスの作り方についてです。こちらも分かりやすい動画がありましたので、そちらで説明していきます。大きなビニールハウスで作るのが大変そうに見えますが、やっていることはそれほど難しくはありません。

ただ、一人で作業すると期間もかかってしまうので、他の人にも手伝ってもらってDIYしていくといいでしょう。

大型のビニールハウスの組み立て方:前編

使う材料はアーチパイプ、直管パイプ、スプリング、ビニペットレール、ドアセットに、繋ぐために使う材料を使っていきます。他にもメジャーや脚立、パイプカッターなどの工具類が必要になるようです。

やはりビニールハウスは大きいものなので、組み立てる場合は三人程度で行った方がいいようですね。アーチパイプは埋め込み部分にチェックし、地面に埋め込んでいきます。アーチパイプをつなぎ、天井部分を固定して形を作っていきます。

大型のビニールハウスの組み立て方:後編


続きの組み立て方ですが、アーチの裾部分にパーツを取り付けていきます。ビニールハウスは大きいので、屋根部分の作業を行うときなどは脚立を使いながら作業していきましょう。ドアは地面より1cm程度上げたところに固定していきましょう。

ネジは、ビニールハウスの内側になるように取り付けることがポイントのようです。フィルムは結束用のビニールひもで結び、下部を固定。次に天井部分のフィルムを付け、バンドを張ったら完成です。

家庭用ビニールハウスの自作例

小型ビニールハウスは費用も安く自作できる

こちらは300円で作ったというビニールハウスだそうです。もともとあるプランターに穴が開いているものを使っているようなので、支柱を買うだけで済んだようですね。

小型のものであれば、お家にあるビニール袋が使えるので、すぐに作ることができますし、安く作れます。もうすでにプランターがある、という方はそのプランター自体に作ってしまうのが一番楽にできそうです。

スクエアタイプのビニールハウスの作り方は?

こちらはパイプにジョイントを組み合わせてスクエアタイプのビニールハウスを作ったそうです。簡易的なものですが、やはりないよりはあった方が植物も育つのではないでしょうか。組み立て方も、ジョイントがあれば簡単にできますし、おしゃれなものが作れるので、気になった方は真似して作ってみてくださいね。

L字型のビニールハウスを自作

この方は、L字型のビニールハウスを作ったそうです。ビニールハウスと言えばアーチ型のビニールハウスが思い浮かぶ方が多いですが、L字型のものもあるんですね。

ただL字だと雨が降った時に雨水がたまってしまうこともあるので、やはり作る場合はアーチ型の通常のビニールハウスがおすすめです。数人がかりで作れば、期間も数時間程度でできてしまいます。

木製のビニールハウス

アーチパイプを使って作るビニールハウスが多いですが、この方は木材を使ってビニールハウスを作っているようです。屋根部分には波板を使い、多肉植物を栽培しています。

作りもアーチ状になっているのではなく、半分だけ屋根を作り、ビニールを掛けてビニールハウスにしています。これなら材料も半分で済みますし、アーチ型のビニールハウスよりは安く仕上げられるのではないでしょうか。

ビニールハウスを二段にして

こちらは、ビニールハウスを二段にして植物を栽培しています。しかも、費用は300円。この方は、ビニールハウスの枠を作ってビニールを掛けているのではなく、二段目のプランターに支柱を立ててそこにビニールを掛けるだけのビニールハウスを作っています。

枠を作らず、プランターに取り付ければ、ビニールを被せるだけでできるようです。

大型のビニールハウスは大雪でも安心

大きいものですが、こちら自作で作ったそうです。冬は雪国だと特に、大雪が降ると家庭菜園は大変な思いをするものですが、ビニールハウスがあれば安心ですね。頑丈なものを作っておけば、雨も雪も、そこまで心配する必要はないです。

大きいタイプのものを作る場合、費用の面で安く済ませようと考えると、壊れやすいものが出来てしまう可能性もあるので、しっかりと頑丈なビニールハウスを作るようにしてください。

ホームセンターにはビニールハウスキットも売っている


大きなビニールハウスを作る場合、アーチパイプなどの材料を必要な分購入して作っていかなければなりませんが、そこまで大きいものは必要ないという方は、ホームセンターなどで売っている小さめのビニールハウスキットを利用するのがいいのではないでしょうか。材料も全部そろっていますし、作り方も説明してくれています。

ビニールハウスを自作して家庭菜園を楽しんで

ビニールハウスを手作りしたら冬も安心

ビニールハウスは、小型と大型で全く材料も組み立て方自体も異なっていましたね。ビニールハウスを作りたい理由は、やはり冬の寒い時期にでも野菜や果物の栽培が安心してできることにあるのではないでしょうか。

人によっては小さいものを作れば十分だという人もいますし、庭に大きなものを作って販売もしたいという方もいるでしょう。人それぞれ目的は違うので、必要な大きさのものを作れるといいですね。

自作したビニールハウスで家庭菜園を楽しもう

ビニールハウスが完成したら、今までできなかったことができるようになりますし、冬に失敗していた家庭菜園でも、作ってしまえばもう失敗しなくて済みますね。大きいものなら一度作ってしまえば数年は持ちますし、これから本格的に栽培していきたいという方、冬にも家庭菜園を楽しみたいという方はぜひ作ってみてください。

まとめ

今回は、ビニールハウスの作り方についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

小型のものは数百円程度でできるものもありました。もちろん、大きいものになるとある程度費用は掛かりますが、大々的に家庭菜園をやっていきたい人にとっては、絶対に必要になってくるものですから、この機会にぜひ作り方を見て、実際に作っていってくださいね。

温室やビニールハウスの作り方が気になる方はこちらもチェック!

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