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【連載】バイクが楽しい理由は?誰にでもある初心者時代はのんびりゆっくりハマる!

バイクが楽しい理由を探求し、バイクの楽しさや楽しみ方を私の初心者時代のエピソードも交えて検証します。バイクに憧れている人、免許を取ったばかりの初心者さん、そして、バイクを楽しいと思う瞬間が少なくなってきたバイク乗り向けに理屈っぽい記事を書きました。
更新: 2021年2月15日
hosokawa_taka
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バイクが楽しい理由は?ご挨拶

歯医者から帰宅して薄暗い駐車場の隅に折りたたんでおいていたバイクカバーを手にすると野良猫ちゃんのうんちがこんもり…。OH!やられたりっ!まだ生温かいにゅるっとした感触をダイレクトに感じちゃったよっ!どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。

それも楽しいバイクのエピソード

野良猫ちゃんは寒い日にバイクカバーをかけたバイクの下に入って暖まっていたのかも…

今日はバイクがなかったので冷えてうんちをしてしまったのかも…そう想像すると、最近めっきり乗る機会が少なくなったバイクが誰かの役に立っているのかもと思い、心がほっこり温まりました。いやいや、野良猫ちゃんのうんちが生温かかったからではありません。

バイクが楽しい理由は?はじめに

バイクに乗り続けているといろんな経験をするわけで、今日の「野良猫ちゃんのうんち事件」も楽しい出来事。初心者の頃はこんなに長くバイクに乗り続けるなんて思っていませんでしたので、今では楽しい経験をたくさんさせてくれたバイクに感謝しています。

もちろん車も好きですよ。しかし、車では感じられないことがバイクにはあるのです。

ここで考えるバイクの楽しさは?

では本題!バイクが楽しい理由を考え、バイクを楽しいと感じる根源を探求します。私の初心者時代にまつわるエピソードも交えて検証しますね。

バイクと車の違いを比較検証しようかと思いましたが、車には車の魅力がありますのでそれはNG。バイクにまつわる精神世界のお話をします。なお。この記事は2020年1月29日現在の私の心境をもとに作成しておりますことをご了承ください。

バイクが楽しい理由は?自由なスタイル

ゆっくりとのんびり走ってもバイク乗り①

ここ近年は自由なスタイルでバイクを楽しむ人が増えました。あなたの感性に合う楽しみ方ができる時代だといっていいですね。

バイクの楽しみ方はこうでなくてはならない!そんなバイクの楽しみ方はダサい!と非難されることは稀ですので、今は初心者にとっては具合のいいタイミングです。バイクの楽しみ方を非難されることほど悲しいことはありませんからね。

レーサーレプリカ全盛期の私

私がバイクに乗り始めた頃はレーサーレプリカ全盛期!ワインディングロードで膝すりハングオンが主流の楽しみ方でした。おっと、歳がバレそう。高校時代の先輩には本革のレーシングスーツでGSX-R400に乗っている人も…。

そんな高価なバイクを買える経済状況ではありませんでしたし、私のようなのんびり派にはついていけない世界でしたので、私は少し劣等感を感じていました。


バイクが楽しい理由は?操作する楽しさ

ゆっくりとのんびり走ってもバイク乗り②

バイクは操作するだけでも楽しい乗り物です。もっと上手にバイクを操れるようになろう!スムーズにコーナーを旋回できるようになろう!バイクの操作に専念し、思い通りの走り方ができた時の達成感は誰かに理解してもらう必要がないほどです。

かといって、ヒリヒリするような限界ライディングは考え物。第一そんな走り方なんてできませんし、危険極まりありません。

実は私、バイクの操作が下手くそなのです。

初心者がもっとも恐れるのは下手くそだといわれること。でも大丈夫!四半世紀以上にわたるツーリング歴を持つ私、実はバイクの操作が下手くそなのです。腕前は初心者時代とほぼ変わりません。

教習所の卒検は2回も受けました。自動車の卒検は4回でしたので、バイクを操作する方が上手かも?いやいや、下手くそなのは事実。それでもバイクを楽しんできました。バイクは下手くそなライダーがゆっくり走っても楽しめる乗り物です…と言い訳をしておきましょう。

バイクが楽しい理由は?小説から考える

ゆっくりとのんびり走ってもバイク乗り③

なぜバイクに乗るのですか?
バイク乗りの心の奥底には深い穴ぽこがあって、それが何なのかを知るためにバイクに乗っているんだ。
ではその穴ぽこって何?
それがわかったらバイク乗りはバイクから降りるかもしれないね。

上記は1994年頃に月刊アウトライダーで連載載された小説「暁のキックスタート」(斎藤純氏著)の一部の意訳です。今では「かっこいい」に異常なほど拒否反応を示す私ですが、20代半ばの私はこのかっこいいセリフにしびれました。

バイクの楽しさは理解されなくてもいい

誰にも理解されない世界を自分だけで楽しむのもバイクの楽しみ方の一つ。その世界にあるものの正体が何なのかを自分でも理解できていないので、自問自答しながら穴ぽこを見つめるのです。

今まで見たこともない絶景を探してツーリングをしているはずなのに、一番探していたのは自分の心の中にあるもの。ゆっくり走っても楽しいバイクは自分探しをするのにピッタリです。

バイクが楽しい理由は?ツーリングのテーマ

ゆっくりとのんびり走ってもバイク乗り④


ここ最近は自由な発想でツーリングのテーマを設定する人が増えました。ひたすらバイクに乗るのも一つのテーマとして成立しますが、バイクに関連しないテーマを設けることでツーリングに深みを加えられるのは事実です。

ラーメンを食べる「ラーツー」を楽しむ人は多いですね。バイクのある風景を写真撮影するのも高尚なツーリングのテーマとなります。

私がハマったツーリングのテーマ

私が以前ハマっていたのは昼寝をテーマにしたツーリングです。ツーリング先で寝心地がいい場所を探し、半時間ほど昼寝をします。昼寝をすること自体も楽しいのですが、寝心地がいい場所を探すのも楽しいのです。

いまだにその癖が抜けず、キャンプツーリングではマットをすぐに取り出せるようパッキングしてしまいます。バイクでなくても楽しめることをバイクで楽しむ、そんな楽しみ方があってもいいですよね。

バイクが楽しい理由は?原付ビーノの大冒険

ゆっくりとのんびり走ってもバイク乗り⑤

2018年の秋、妻が通勤用にヤマハの原付ビーノを購入しました。原付ビーノを選んだ理由は、アニメ「ゆるキャン△」でかわいい原付バイクだと思ったからとのこと。

妻は原付ビーノのお世話をまったくしないので、私はメンテナンス担当となっています。このお正月、妻が原付ビーノの調子が悪いというので「ちょっと様子を見てあげる」と恩着せがましく、日帰りで200キロほどツーリングへ行きました。

原付バイクのツーリングも楽しい

原付バイクでツーリング!侮ってはダメですよ。法定速度30km/hの世界は異次元!風景がゆっくりと流れるので、のんびり走ってもツーリングを楽しめるのです。

ガソリン添加剤のフューエルワンを投入し、ガス欠寸前まで200キロ走るだけのツーリングでしたが、帰宅した時の達成感も格別でした。原付バイクでのツーリングに初心者時代、そう、高校生の頃を思い出したのです。

バイクが楽しい理由は?高校生時代の体験

ゆっくりとのんびり走ってもバイク乗り⑥

これは私が高校生だった頃の話です。友人に「映画を見に行こうぜ!」と誘われ、原付バイクで市内まで走ったときに見た風景が私のツーリング原風景になりました。

友人はヤマハのチャンプ、私は母親の通勤用ジョグ、原付バイクで走り屋さんが集まるワインディングロードを通過し、市内に到着して目に入ったのは興福寺の五重塔。親の車に乗って見た五重塔とは表情が全く違っていたのです。

ツーリング先で感じることは人によって違う

バイクは土地の空気感をダイレクトに感じられる乗り物ですので、バイク乗りの感受性を豊かにしてくれます。そこで発見した新鮮な「何か」がバイク乗りの心を揺さぶるのです。

もちろん、その人が感じる「何か」はこれまで経験したことや現在求めていることによって変化するので、その正体を明確にすることはできません。しかし、バイクの操作が下手でも、のんびりとゆっくり走っても、バイクはその人に「何か」を感じさせてくれるのです。

バイクが楽しい理由は?未だに初心者の考察


ゆっくりとのんびり走ってもバイク乗り⑦

達成感と新鮮さがあれば楽しいバイク経験ができることがわかりました。しかも、バイクは自分だけの乗り物ですので、自由な発想で楽しみ方を見つけられます。

バイクの楽しみ方に固定的なイメージを持ち、人と同じ楽しみ方をしたところで、そこにあなたが楽しいと感じることがあるかどうかは別の話。だからバイクに乗るのです。乗って…経験して…出会って…。その先に何があるのか?それは私にも未だにわかりません。

のんびりとゆっくりバイクにハマろう!


のんびりとゆっくりバイクにハマるほうが、バイクを長く楽しめます。急ぐ必要などないのではないでしょうか。バイクに乗る理由は?ツーリングの楽しみ方は?

バイクに乗りたいと思ったきっかけや、楽しいと感じたエピソードは語れても、その神髄を未だにわかっていない私は初心者同然。しかし、そんな私でも厚かましく「バイク乗り」と名乗っているのです。

バイクが楽しい理由は?まとめ

バイクが楽しい理由、そしてバイクの楽しみ方や楽しさを、私の初心者時代のエピソードを交えて検証しました。ずいぶんと理屈っぽく乱暴な記事になりましたが、普段からこんな難しいことを考えてバイクに乗っているわけではありません。

初心者時代に感じたアクセルを開けた時の高揚感を今も感じていられる私…。下手くそだからバイクに乗る緊張感を保てているって?なるほど、そうかもしれませんね。

バイクが気になる人はこちらをチェック!

毎日通勤で利用する駅から一つ向こうの駅に降りたとします。新しい発見の予感はある?そこで見つけたカフェは素敵?いつもと違う自分を見つけられそう?楽しそうだとイメージできれば、あなたはバイク乗りの資質を備えています。ツーリングについて記した記事もチェックしてみましょう。