ベーコンステーキとは
ベーコンステーキはベーコン好きはもちろん、肉好きにもたまらない肉料理の一つかと思います。またブロックのベーコンだとステーキのような食感も味わえます。
ベーコンステーキをそのまま食べてももちろんおいしいですが、ソースと合わせたりして食べれば、味も格別なものになります。今回はベーコンステーキに合うソースやベーコンステーキと相性抜群な豪華なレシピもご紹介します。
ベーコンステーキの材料
ブロックベーコン
ベーコンというと薄切りのものをイメージする方もいるかと思いますが、ブロック状の塊のベーコンや、中には生ベーコンと呼ばれるベーコンもあります。ベーコンステーキにはブロックベーコンや厚切りベーコンを用意します。
ブロックベーコンはステーキのような食感を味わえ、そして厚切りベーコンは食べやすいです。厚切りベーコンでもベーコンステーキは作れますが、やはりキャンプで作るステーキであればブロックベーコンがおすすめです。
黒コショウ
黒コショウも用意します。コショウの中でも最も流通しているといわれる黒コショウです。香りや味も他のコショウよりも強い黒コショウは、ベーコンステーキはもちろん、他の肉料理とも相性抜群の汎用性の高い調味料です。
また黒コショウはその他の料理でもアクセントとして使えます。またベーコンステーキに使うにはあらびきの黒コショウがおすすめです。
サラダ油
フライパンなどにひくサラダ油も用意しましょう。サラダ油は大さじ1くらいの量でいいです。他にキャノーラ油やオリーブオイル、グレープシードオイルなどがベーコンと相性がいいといわれています。焼き方によっては油はひかずに、ベーコンから出る脂で焼くという方法もあります。
ベーコンステーキを焼くおすすめ道具3選
道具①フライパン
一つ目は王道のフライパンです。キャンプでもフライパンは使えます。先ほどのバーナーにかけてもバーベキューコンロなどにかけても、ベーコンステーキなどベーコンを焼くだけでも、さまざまな料理を作れます。
フライパンには大きなものから小さなものまであるので、キャンプの時は小さなフライパンを選べば、荷物もかさばらなくて済みます。またフライパンなら料理初心者でも簡単に使えます。
道具②金網
主にバーベキューコンロや七輪などで使用する金網でもベーコンは焼けます。金網で厚切りのベーコンを焼けば、アメリカンな感じでワイルドに焼けることまちがいなしです。またベーコンの焼き目も網目状に綺麗に仕上がります。
金網であればベーコンの余分な脂も落ちるので、ヘルシーなベーコンステーキにしたい方におすすめの道具です。比較的安価で手に入れやすいのも特徴です。
道具③スキレット
スキレットは鉄でできており、じんわりと食材を加熱でき、うまみや水分を逃しません。厚切りのベーコンを焼けば焼き方次第でふっくらジューシーに仕上がります。もちろんベーコンを焼くだけでなく、さまざまな種類の料理に使えます。
シーズニングと呼ばれる作業やお手入れも必要になってきますが、スキレット自体を食卓に並べばSNS映えも叶いますよ。キャンプもおしゃれにして、ベーコンステーキもおしゃれに盛り付けたいという方におすすめです。
ベーコンステーキの上手な焼き方
焼き方①まずはベーコンの下ごしらえ
ブロックや厚切りのベーコンを焼く前に下ごしらえをします。ベーコンそのままでもいいですが、ベーコンを焼きやすくしたい場合は厚切りに切っておきましょう。そしてベーコンに限らずステーキに欠かせないのが黒コショウといわれています。
味のついているベーコンもありますが、味がついていないベーコンの場合はベーコンに黒コショウを必ず振りましょう。強い辛みと香ばしさが食欲をそそります。
焼き方②基本は弱火でじっくり
次からベーコンを焼いていきます。焼き方はフライパンなどを使う場合は、油を小さじ1杯ほどとベーコンを入れて焼きます。最初は中火でしっかりと焼き、ベーコンから脂が出てきたら弱火にします。
ベーコンの表と裏、さらに上下と焼き目を付けそれから5分程度焼くとベーコンステーキのできあがりです。ベーコンの他に付け合わせのにんにくなども一緒に焼くといいでしょう。
ベーコンステーキに最適な火加減にするには
ベーコンステーキをコンロで焼く場合
バーベキューコンロで焼く場合は、炭を置いているゾーンと置いていないゾーンを作ることで、火加減の調節ができます。炭を置いているゾーンは強火、置いていないゾーンは弱火になります。
たとえばベーコンの焼き始めは炭を置いている強火のゾーンに置き、ベーコンに焼き目がついたら、弱火のゾーンに置くことでベーコンをじっくりと焼き上げられます。
ベーコンステーキをバーナーで焼く場合
主に登山などに使われ、1人でも使え便利なバーナーです。そのガスストーブやシングルバーナーと呼ばれるバーナーには、火力を調節するツマミがあります。そのツマミで調節することによって、火加減を調節できます。
バーナーにはゴトクのついているものもあるのでフライパンなどでベーコンを焼く調理も可能です。なおバーナーにはさまざまな種類のものがあります。ベーコンなどを調理する際は、調理がしやすいものにしましょう。
キャンプで大活躍!簡単で豪華なレシピ5選
簡単豪華レシピ①オニオンスープ
1つ目はオニオンスープです。玉ねぎはベーコンとも相性がいいです。玉ねぎやコンソメ、バターなどキャンプでも簡単に用意ができ、作り方もフライパンや鍋があれば簡単に作れる料理です。玉ねぎがたっぷりのスープで、厚切りのベーコンステーキとも好相性です。ほっこりとするスープです。材料は次の通りです。
お湯 400ml 玉ねぎ 1/2個 ①コンソメ顆粒 小さじ2 ①塩 少々 有塩バター 小さじ1 パセリ (乾燥) 少々
作り方
玉ねぎは薄切りに、鍋にバターと薄切りにした玉ねぎを入れて中火で加熱します。バターが溶け玉ねぎがしんなりしたら弱火にして、お湯を入れます。沸騰したら①を入れ味付けし、ひと煮立ちしたら火を止めます。器に盛り付けたら完成です。パセリを散らせば豪華に仕上がります。
簡単豪華レシピ②ガーリックライス
2つ目はガーリックライスです。にんにくはベーコンステーキなどステーキの付け合わせに使われるなど、ベーコンや他の肉料理にも相性がいいです。おすすめの食べ方はガーリックライスをベーコンステーキなどステーキの上に乗せて食べることです。材料は次の通りです。
ごはん300g ニンニク10g オリーブオイル小さじ1 ①しょうゆ大さじ1/2 ①塩少々 ①黒こしょう (粗挽き)適量 パセリ (乾燥)適量
作り方
にんにくはみじん切りに、フライパンにオリーブオイルとともに入れ、弱火で炒めます。にんにくの香りが出てきたら、ご飯を入れます。ご飯がパラパラになったら、①を入れます。器に盛りパセリを散らしたら完成です。
簡単豪華レシピ③りんごとにんじんのラぺ
ベーコンステーキも豪華でいいですが、たまにはさっぱりしたものも食べたくなります。りんごとにんじんのラぺはお酢の酸っぱさがアクセントになるサラダです。脂っぽいベーコンと一緒に食べると最高です。材料は次の通りです。
人参1/2本(千切り) 林檎1/4個(千切り) ドライレーズン大さじ1 塩少々 酢小さじ1/2 ブラックペッパー少々 オリーブオイル小さじ1
作り方
りんごとにんじんはせん切りにして、ボウルにレーズン、お酢、塩とともに入れ揉みます。お皿に盛り付けオリーブオイルと黒コショウを回し入れたらできあがりです。レーズンとお酢、そして黒コショウのアクセントがおいしいラぺです。
簡単豪華レシピ④エビのアヒージョ
人気のスペイン料理、アヒージョです。今回はエビとマッシュルームを加えます。ベーコンステーキと並んで人気のキャンプ料理でもあります。ベーコンステーキのように料理の一つとしても、ちょっとしたおつまみにもおすすめの料理です。材料は次の通りです。
えび8 尾 (殻付き) マッシュルーム4 個 にんにく1 片 赤唐辛子(たかのつめ)1 本分 (小口切り) オリーブオイル80 ~100ml 塩適量
作り方①
にんにくは芽をとってみじん切りにします。マッシュルームは汚れをキッチンペーパーで拭き縦半分に切ります。エビは殻をむいて背わたをとり塩を振ります。小さめのフライパンなどにオリーブオイルとにんにく、赤トウガラシを入れて弱火にかけます。
作り方②
にんにくの香りがしてきたら、エビとマッシュルームを入れて弱火で4分程度煮ます。エビの色が変わったらマッシュルームに塩を振り完成です。あればパセリを散らします。ポイントはたっぷりのオリーブオイルで煮ることです。
簡単豪華レシピ⑤鮭のホイル焼き
キャンプに限らずアウトドアで盛り上がるのがホイル焼きです。ベーコンステーキだけでも十分盛り上がりますが、あともう一品欲しい時や、ベーコンだけでは物足りない時にもってこいの料理です。家で簡単な下ごしらえをしておけば、あとはホイルを温めるだけで出来上がります。材料は次の通りです。
鮭(甘鮭) 1匹 たまねぎ 半分 えのき 半分 しめじ 半分 バター 大さじ1 塩コショウ 少々
作り方
玉ねぎを好きな大きさにカットし、アルミホイルに玉ねぎや石づきを取ったしめじ、エノキ、鮭をのせて包むだけの簡単なキャンプ飯料理です。お好みでポン酢をかけて食べるをおいしくいただけます。簡単にできるので、キャンプ初心者の方におすすめの料理です。
ベーコンステーキにおすすめの味付け3選
味付け①シンプルに塩のみ
材料は塩だけのシンプルなベーコンステーキの味付けです。普通のステーキにもあるように、塩だけで味わうのも格別ではないかと思います。ベーコンの中には、味付けのあるベーコンもありますが、そうでないベーコンの場合は、塩だけを振ってみるのもありかと思います。
味付け②ワサビ
材料はまたしてもシンプルなワサビのみというベーコンステーキの味付けです。ワサビというとお刺身など、和食というイメージが強いですが、ベーコンステーキなどステーキの味付けとしても人気です。ツンとした香りが苦手だという方もいらっしゃるかと思いますが、ツンとした香りとベーコンのうまみを掻き立てるのがワサビの特徴です。
味付け③バターしょう油
材料は有塩バター、しょう油、すりおろしにんにく、料理酒という組み合わせのバターしょう油です。ステーキの味付けとしては定番の味付けですが、ベーコンステーキでもおいしくいただけるかと思います。バターの香りとベーコンがたまらない味付けです。
ベーコンステーキと相性抜群!ソース3選
ソース①定番のにんにくソース
材料 玉ねぎ 1/2個 a. にんにく(すりおろし) 小さじ1杯 a. 酒 大さじ2杯 a. 砂糖 小さじ1杯 a. はちみつ 大さじ1杯 a. 酢 大さじ1杯 a. しょうゆ 大さじ2と1/2杯
すりおろしたにんにく、砂糖、はちみつ、酒、お酢、しょう油を組み合わせた、ステーキソースとしては定番のソースです。上記の材料を弱火で煮詰めます。ベーコンステーキにも合います。ソースの甘酸っぱさとベーコンのしょっぱさがたまらないソースです。
ソース②赤ワインのソース
次は赤ワインを使った大人なソースです。赤ワインといえば、ベーコンステーキに限らず肉料理との相性が抜群なお酒です。その赤ワインを贅沢に使ったソースの材料は、赤ワイン、しょう油、砂糖、バターという組み合わせ。ベーコンにもとても合います。
フライパンで煮詰めれば簡単にできるので、キャンプに赤ワインも用意してみてはいかがでしょうか。
材料 赤ワイン50cc しょう油大さじ1,5 砂糖小さじ1 にんにく(すりおろし)1片 バター大さじ1
ソース③和風ソース
最後はしょう油をベースとした和風ソースです。みりん、酒、しょう油、砂糖という甘辛いテイストが、ベーコンによく合います。ベーコン本来の味にも邪魔しないし、基本の調味料だけででき、煮詰めるだけなので簡単にキャンプ先でも作れるソースです。
材料 みりん60cc 酒35cc 醤油60cc 砂糖20g
ベーコンは加熱するべき?生でも大丈夫?
結論からいうとベーコンは加熱をしなくても大丈夫なものもあります。外国産のベーコンか国産のベーコン下でも大きく分かれます。国産のベーコンは加熱処理をしているため、加熱をしなくても大丈夫なものが多いです。
しかし、外国産のベーコンはどのようにして処理をしているのかが分からないため、念のため加熱をしておいた方がいいでしょう。不安な方はベーコンのパッケージに加熱をするべきか書かれているのでよく見ましょう。
まとめ
今回はベーコンステーキの焼き方や味付け、簡単で豪華なレシピについてご紹介しました。分厚くて迫力もボリュームも満点のベーコンステーキは、キャンプで盛り上がることまちがいなしの料理です。ぜひキャンプの際には作ってみてください。
簡単で豪華なレシピが気になる方はこちらをチェック!
今回はベーコンステーキについてご紹介しましたが、キャンプ料理には簡単なのに豪華なレシピが他にもたくさんあります。キャンプには欠かせないダッチオーブンを使ったレシピや、ソロキャンプにももってこいなレシピなどをご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
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