マキタ MTD001DSX
クールサマーオーニング モカ 3000
AP 1/2DR ビットソケット HEX8
HENG FENG雨よけシェード
ワタナベ工業 SH-12
コールマン(Coleman) テントシートセット 300
アイリスオーヤマ MR-18TPP
520個入 六角穴付ボルト M3 M4 M5 M6
GEERTOP パラコード
レック レバー式 吸盤フック H-520
ハトメ セット WUUDI 両面ハトメ
Deeplee ペグハンマー
インパクトドライバー SORAKO
はじめに
自作オーニングの作り方や取り付け方を紹介
庭で雨ざらしになっているウッドデッキやベランダ・バルコニーなど。掃除やメンテナンスも大変になりますし、利用するときに明るすぎる日差しも気になり日よけも欲しかったりすることはありませんか?屋根やひさしを取り付けるような大掛かりな外装工事ではなく自分でDIYで設置できる雨よけ日よけが欲しいならおしゃれなオーニングがおすすめ!オーニングをあまり知らないという方のために説明から取り付け方・自作での作り方をご紹介していきましょう。
オーニングについて
オーニングとは
オーニングという言葉だけ知っているという方にまずはこのエクステリアのご説明から始めましょう。オーニングを簡単にいうと雨よけや日よけのためのひさしという意味になります。一般的にひさしと呼ばずにこの言葉が使われる場合は、カフェのテラスや商店の軒先にかかっている布やビニール製のものを差すことが多いです。
庭のウッドデッキ・バルコニーのオーニング
雨よけや日よけとしてメインで使われるのが庭に設置したウッドデッキやベランダ・バルコニーなど屋外で使用されるもの。これらは場所は移動しないので取り付けたら設置しっぱなしということになります。シェードと呼ばれることもありますが、材質や形状によっては同意語と見ても良いでしょう。
アウトドアのオーニング
庭やベランダ・バルコニーだけではなく素材が比較的軽いシートということもあって、アウトドアでもこのオーニングは日よけ・雨よけとして活躍します。片側を車に固定してもう一方をペグで固定するようになっているものに対して車のサイトオーニングなどという呼ばれ方をしています。前述のものと違い、しっかり強固に固定されているわけではないので、主に軽い日よけ用シェードとしての使われ方が多いでしょう。
装飾として室内インテリアにも活用
最後に誰でも出来る簡単なDIYオーニングとして密かな話題となっているのが室内インテリアとして使われるオーニング風の飾り。こちらは100均の材料だけでも手軽にできることから作られる方も多いもの。室内ですから雨よけや日よけの効果は期待せず、ただのおしゃれなアイテムとしての他目隠しとして利用されることもあります。
オーニングのDIY!ウッドデッキ等庭用1
どんなオーニングにするか決めよう
オーニングには大きく分けて3種類あることがおわかりいただけたところで、まずは屋外用の雨よけ・日よけのシェードを庭に設置する方法をご紹介します。設置する場所に合わせたオーニングの形というものがありますので、そちらをチェックしていきましょう。
壁付型か独立型か?長さも重要
クールサマーオーニング モカ 3000
オーニング用のシートや日よけシェードなどという名前で販売されている素材を買ってきて取り付けるのが主なDIYの作業です。ウッドデッキやベランダ・バルコニーの窓のサイズに合わせて幅を決め張り出す長さも考慮して選びます。また外壁に直接金具を取り付ける方法とビスが効かない外壁や賃貸物件の場合は据え置き型のものもありますので、それらも考慮して選びましょう。
開閉は手動かリモコンか
このシートのシェードはかけっぱなしにする方法もありますが、市販品の場合は多くが必要な場合のみに出す開閉式になっているものが多いです。その開閉方法も手動でハンドルを使って巻き取るタイプと電動リモコン式のものがあります。資金に余裕があればリモコン式が良かったという声が多いですが、ハンドルを回してシェードが出てくる様子も時々ならばおしゃれな映画のワンシーンのような良さがあります。
オーニングのDIY!ウッドデッキ等庭用2
ウッドデッキ用壁付型オーニングの取り付け
最初に紹介するのは庭にあるウッドデッキ用の外壁取り付け型のオーニングのDIYから。こちらはシートと金具がセットになったものをが売られているのでサイズを合わせて買ってきたらはじめての人でも2時間程度で完成する簡単な方法です。
自作オーニングで用意するもの
まず用意するのは市販のオーニングシート。雨よけにもなる防水シートに取り付け金具がセットになっているものがほとんどです。ALC用のアンカーボルトが付属しているものもありますが、業者に依頼せずDIYでできるのは木造建築の構造部分にビスを打つ取り付け方法。金具にアンカーのみでビスが付属していない場合は別途太さ・長さの合ったビスも購入してください。
オーニングの取り付けで必要な工具類
マキタ MTD001DSX
外壁に穴を開けることになるので、電動工具が必須です。穴を開けたりビス打ちするためのインパクトドライバーとレンチ。高所作業となるので脚立も必須です。これらの工具は持っていればそれを使用すれば良いのですが、2時間の作業のみですので他に使わないようならレンタルしても。金額は数時間で数百円から千円程度を見ておくと良いでしょう。
オーニングのDIY!ウッドデッキ等庭用3
取り付け可能な外壁の位置探し
それでは雨よけシェードを取り付けるためのビスを打ち込む穴あけ作業から入りましょう。壁はすべてネジが効くわけでなく内側に柱が入ってるところを探して固定しないと、かなり重たい金属のパーツも多用されているので壁ごと落ちてくるということになるため、しっかりとこの位置探しをして確実に柱にビスを留めていきましょう。
木造建築ならほとんどが取り付け可能
木造建築の場合は必ず壁の内側に構造として柱が設置されているので、建築中の写真が残っているようならそれを頼りに叩いてみたり穴を開けて確認してからビス用の穴を開けてください。しかし外壁がALCの場合は木造のように内側に柱のような構造物はありませんよね。この場合はどうしたら良いのでしょうか。
ALCなら下地工事が必要
ALCの場合は一度壁を剥がして内側に取り付け用の金具を設置。壁を元に戻してからその内部の金具に合わせて穴を開けビス留めしていく形としてください。この作業は簡単に誰でもできるものではありませんので、業者に下地となる金具を取り付けて壁を直してもらうまでは依頼した方がおすすめ。
オーニングのDIY!ウッドデッキ等庭用4
外壁に穴を開ける
オーニング用の金具はある程度幅がスライドで動かせるようになっています。少なくて3箇所、幅が広くて2枚3枚と使用する場合はそれに合わせた個数の金具を外壁に取り付けていきます。本体のサイズは元より、金具のスライド幅はどのくらいかも測ってしっかりと収まるようにインパクトドライバーを使用して穴を開けていきましょう。
必ず下地のある場所に
この際気をつけるのは先ほども述べたとおりに必ず下地のある場所に取り付けるということ。アンカーボルトが付いている場合は下地の構造物がなくても平気だと勘違いされる方もいるようですが、それはあくまでもALC用のもの。ただの壁タイルやモルタルにビスを打ち込み何十キロもあるオーニングを取り付けたら壁ごと落ちてきて大変危険です。
オーニングのDIY!ウッドデッキ等庭用5
取付金具の取り付け
AP 1/2DR ビットソケット HEX8
しっかりと柱部分に穴が開けられたらそこに固定用の金具を取り付けていきましょう。重さのあるものですからかなり太いコークスクリューボルトで留め付けるようになります。こちらもインパクトドライバー用の6角ソケットなどもサイズに合わせて用意して付けるのがおすすめ。
両端とその間に金具を固定
金具の取り付け位置は先ほど測っておいた本体の幅と金具スライド可能な幅、そして壁の内側の構造柱の位置を考慮してから両端に2つその内側に必要数しっかりと固定してください。これがこの先何年も使用するシェードの土台部分となるのでしっかりと重さが分散するようバランスを見ましょう。
オーニングのDIY!ウッドデッキ等庭用6
オーニングテントの取り付け
金具が壁にしっかり留まったらあとは本体をはめ込みボルトで固定する作業になります。ここではインパクトドライバーは使いにくい角度となる事が多いので、メガネレンチやモンキーレンチで手動でひとつずつ取付金具から外れないようボルトを付けていきます。はじめから固定金具にボルトが設置されている場合、外してから本体を差し込み留め直す作業になります。
重いオーニングテントの持ち上げ方例
ここで問題になるのがオーニング本体の重さです。ひとりで作業するのはサイズにもよりますが、脚立を使って持ち上げるのには無理があるでしょう。できれば助手となってくれる人を数人頼んで2階のベランダから本体を釣り上げる人と下で固定する人に分かれて作業するのがおすすめです。固定し終わったら壁用のオーニングDIYは完成です!
オーニングのDIY!ベランダの日よけ1
ベランダ簡単オーニングの作り方
次は2階のバルコニーやベランダに簡単に付けられるオーニングDIYもご紹介しましょう。バルコニーやベランダにもウッドデッキ用の場合と同様に外壁に穴を開けて金具を固定、そこからシェードを付けるという方法もありますが、サッシの窓枠に付ける方法なら壁を傷つけなくてもできるDIY方法がありますので、こちらではそのやり方を見ていきます。
自作オーニングで用意するもの
用意するのはシェード用の素材シート。ウッドデッキなどと違い、ベランダやバルコニーでは雨よけよりも日よけ目的で使用する人が多いでしょう。ある程度は撥水性も必要ですが、遮光性にすぐれた素材を選ぶことがポイント。雨天時に取り外しもできるようにフックやハトメも用意してください。その他ハンマーやベランダやバルコニーの柵に固定するためのロープも準備しましょう。
オーニングのDIY!ベランダの日よけ2
サッシに金具を取り付ける
NMT-F20
ベランダ・バルコニー用の場合は窓に取り付けるタイプの金具がおすすめです。取り付け方はその金具によって違いはありますが、ネジを使ったり挟み込むだけのものなどいろいろです。シートが取り付けられるフック状もの、またはフックをかけられる輪っかタイプの中から使用するシェードの重さにあった耐荷重がある金具を選んでください。
すだれ用金具はサッシ用がおすすめ
このサッシ用の金具はオーニング用ではなくすだれ用と書かれているものも使用できます。雨よれとは違い日よけシェードは使用素材も軽いのが多いのが特徴。すだれ取り付け金具で探した方が価格も安価で種類もたくさんの中から選ぶことができるでしょう。
ワタナベ工業 SH-12
オーニングのDIY!ベランダの日よけ3
オーニングシートの作り方
それでは、次にシートの準備です。市販のできているものならそのままで良い場合も多いですが、遮光性のある防水シートを切り売りで購入した場合、フックを掛けるハトメがついていません。また布はしの始末もありますのでまずは端をミシンなどで三つ折り縫い。そのあとハトメつけをしてください。ハトメの付け方は穴を開けてパーツを組み合わせてハンマーでたたくと固定できます。詳しいやり方は製品パッケージや動画もご参照ください。
おすすめ市販のシェード
HENG FENG雨よけシェード
遮光性があって屋外で使うため防水もある程度あるものというとなかなか見つけにくいでしょう。そんな場合は市販品の中からサイズに合ったものを買うのがおすすめ。この場合取り付け用のハトメが最初から付いていたり、ロープ等もセットになっているものが多いので手間がかからずおすすめ!
製品の特徴
サイズは200✕300センチ。カラーはナチュラルなものを取り揃えているため、どんな雰囲気のお家にも馴染みます。また、ご自宅の窓に合わせてサイズを選択できるのもおすすめポイントの1つ。
ハトメはアルミ製となっているので、雨に濡れてしまっても錆びません。ぜひこの機会に購入してみてください。
オーニングのDIY!ベランダの日よけ4
取り付け
巻取り機がなくただのシートのオーニングを金具とハトメで取り付ける場合は、まず窓側から開始します。しっかり金具にフックなどで固定します。窓と対面の辺に付けたハトメにロープなどを通してベランダやバルコニーの柵にしっかりとくくりつけて張り具合を調整してください。
庭用オーニングは強風に注意
シートという特性上風にはためいてフックやロープが擦れてだんだんとすりへり激しい経年劣化があるのがこの取り付け方のデメリットです。付け方が簡単なので頑丈さに難点があると思っておくと良いですね。フックやロープを太くて丈夫なものにする・強い風の日には取り外してしまうなどすると、メンテナンスの回数が減ります。
オーニングのDIY!アウトドア用
アウトドア用自作オーニングの作り方
キャンプで使う車から取り付ける日よけは荷物を置いたりその下で軽い作業をしたりするのにとても便利です。身近な100均やホームセンターなどで手に入る材料で簡単に自作できるので紹介しましょう。
日よけオーニングの材料
使用するものは100均材料や手持ちのキャンプツールでまかなえることがほとんどです。遮光シートや雨よけならばテント用のシート。突っ張りポール・ボルトとナット・ロープ・フック付き吸盤・ハトメを材料として。工具にはインパクトドライバー(穴あけに使用)・ペグ打ち込み用のハンマーを使います。
テント用のシート
コールマン(Coleman) テントシートセット 300
突っ張りポール
アイリスオーヤマ MR-18TPP
ボルトとナット
520個入 六角穴付ボルト M3 M4 M5 M6
ロープ
GEERTOP パラコード
フック付き吸盤
レック レバー式 吸盤フック H-520
ハトメ
ハトメ セット WUUDI 両面ハトメ
インパクトドライバー
インパクトドライバー SORAKO
ペグ打ち込み用のハンマー
Deeplee ペグハンマー
自作サイドオーニングの作り方
アウトドア用の車に取り付けるサイドオーニングも自作するのが簡単です。まずは買ってきたシートにハトメが付いていなければハトメ付けから。車側に複数個(3-4個がおすすめ)とその対面に2箇所です。車の屋根に吸盤付きフックを取り付けそこにシートを取り付けます。反対側は突っ張り棒にボルト・ナットを取り付けたものをキャップに通し、それをシートのハトメに引っ掛けます。ペグとロープで突っ張り棒ごと固定してできあがり。
室内を飾るオーニング風インテリアのDIY
100均アイテムでできる簡単オーニングの作り方
最後になりますが、家の中に取り付ける自作のオーニング風の飾りの作り方も解説していきます。こちらも突っ張り棒が大活躍。ストライプなどおしゃれな布の片側を棒が通るようにして、壁に固定。もう一本段差を付けて取り付けた突っ張り棒にそのシートを掛けるだけで完成という簡単さ。L字の金具を使えば壁に突っ張れないところでも棒が掛けられて便利です。
オーニング風室内ひさしの作り方
突っ張り棒を壁に取り付ける例として冷蔵庫上の目隠しオーニング風インテリアをDIY・活用している動画を見ていきます。こちらは布用の接着剤を使ってミシンや針と糸を使わずに仕上げています。カフェオーニングの特徴ともいえる丸いかわいらしいカーブもこの方法なららくらく作れるのでおすすめ。取り付けた後のビフォーアフター画像も必見です。
まとめ
雨よけ日よけのオーニングを自作しよう
本格的なウッドデッキ用オーニングは業者に取り付けてもらうと何十万と費用がかかりますが、材料費だけで自分で取り付けすれば数万円程度で済んでしまいますのでおすすめ。壁に穴を開けたくないという方はベランダやバルコニーのようなサッシに取り付ける金具を利用したシェードの付け方を参考にしてみると良いでしょう。
作り方が気になる方はこちらもチェック
暮らし~のでは簡単に身近にあるものや、手に入りやすいものを工夫して作るDIYをたくさんご紹介しています。その一例として下の記事も見てくださいね。
キッチンワゴンをDIYして便利な収納に!安上がりでできる簡単自作術をご紹介!
キッチンワゴンは100均やホームセンターで売られている材料で手作りできます。木製のものが材料も集めやすくDIYに便利ですがダイソーのジョイン...
【DIY】カラーボックスのおしゃれなリメイク方法12選!簡単に自作する方法は?
カラーボックスのDIYはアンティークやヴィンテージなどアレンジ次第でいろいろなタイプの家具にリメイク可能。同じ高さだけでなく2段や3段など高...