はじめに
カラーボックスをおしゃれリメイクDIY
カラーボックスは安くて軽く模様替えなどの移動も簡単で便利な小物収納家具として使用されている方も多いでしょう。ただそのまま使っても便利ですが、もっとおしゃれに使うならアンティーク風などのアレンジを加えて見た目をガラリと変えてみませんか?DIYのヒントとなる素敵なリメイク作品を12点ご紹介します。
2段or3段?一般的なカラーボックスのサイズは
カラーボックスのリメイクをはじめる前に一般的によく使用されているメーカー品のサイズを見てみましょう。ここでは実店舗も人気のニトリと通販で手に入り日本全国どこでも買いやすいアイリスオーヤマ製のものをご紹介します。
ニトリのカラーボックス2段
まずはニトリの2段カラーボックスから。サイズは(約)幅が42センチ奥行30センチ。高さが72cmとなっています。ニトリとアイリスオーヤマのカラーボックスが人気なのは、100均などで売られているカラーボックス収納がこのサイズにピッタリサイズに作られていること。リメイクしやすい製品であるということです。
ニトリのカラーボックス3段
そしてニトリの3段カラーボックスはというと幅と高さは変わらず約42センチと30センチ。高さが88cmになっているのが2段との違いです。3段は高さ的にも段数の数でいっても使いやすさで圧倒的な人気商品。キッチンやリビングなどで活躍する大人用の大きさといえますね。
アイリスオーヤマのカラーボックス2段
一方通販で人気のアイリスオーヤマ製品はというと、幅が約41.5センチ奥行が約29センチで高さ約59.5cm。ニトリ製品よりも小さいのが特徴。特に高さは大きく変わってくるのが2段カラーボックスのメーカーごとの違いです。
アイリスオーヤマのカラーボックス3段
2段ボックスは大きくニトリとアイリスオーヤマで高さの差がありましたが、3段になるとほぼ違いはなくなり幅約41.5センチで奥行が約29センチ。高さは約88cmと高さはニトリとまったく同じになります。もし2段と3段のカラーボックスを使い分けてと考えているならこの高さの差には注意した方が良いでしょう。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法1
それでは早速素敵なリメイク作品をご紹介しつつ、どのように改造しているのか見ていきましょう。最初はアンティーク風な扉を付けて白くペイントされた収納&飾り棚コーナーです。棚受け金具などを使って天板を渡すことで空間をうまく活用しています。
かわいいホワイトアンティーク風リメイク
カラーボックスに扉を付けると中に収納したものが隠れるので部屋がスッキリと片付いた印象を与えることができます。2つ置いてその間に天板を渡すことで棚を作るのは定番のリメイク方法ですね。上だけでなく中段にも棚用金具を取り付けて板を渡すことでよりたくさんの小物をディスプレイできて便利。
簡単リメイクのやり方
カラーボックスは3段タイプを縦置きで使います。木材で扉を作って丁番で固定。取っ手を付けて全体を白くペイントしたものにサンドペーパーなどを使いダメージを付けることでよりヴィンテージ風のアンティークインテリアっぽさが出ます。周りに置く小物もホワイトで統一することでよりおしゃれ感が出るでしょう。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法2
収納たっぷりなヴィンテージ風のインテリア
こちらも3段ボックスを縦おきにして4つ並べ上に天板を渡したリメイクです。パッと見た印象でカラーボックスだとわからないような素敵な作品になっています。壁際に置くのも良し、カウンター下のスペースを利用しても。買うと高いヴィンテージ家具もカラーボックスで作ると激安で作れてしまいます。
簡単リメイクのやり方
こちらも扉を付けていますが、おしゃれな取っ手や木の板や棒を組み合わせていることでよりヴィンテージ感がある作りにしあがっているのがお見事。3段あるうちの下2段だけ扉で中を隠し、上段は飾り棚のように見せているのも使いやすそうですね。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法3
子供の小物をかわいく収納するインテリア
穴があいており中の段の高さを調整できるタイプの3段カラーボックスを使っています。カラーボックス収納の高さに合わせて棚板を移動させ、かわいいトンガリ屋根を付けて子供らしさを演出しているところが素敵ですね。下段の大きな箱は片付けが苦手な子供でもポンポン放り込むだけで済むので喜ばれるでしょう。子供部屋全体のカラーと揃えてとってもおしゃれ。
簡単リメイクのやり方
ゴムキャスター 自在車 車輪径25mm 1個
移動しやすいようにカラーボックスにキャスターを付けているところと、三角屋根が改造している部分です。いじっている所は少ないですがとても個性が出ていてかわいらしく仕上がっているのは是非マネしたいポイントです。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法4
カラーボックスはつるつるしていますが、サンドペーパーなどで傷をつけ下地を塗ることで塗装することも可能。金属風な塗料を使うと合板とは思えないような重厚感あふれる作品になります。
カラーボックスに見えない金属塗装の男前インテリア
2段の小さなカラーボックスに金属風な塗装と錆び加工などをくわえて見事なリメイクをしている作品です。古いヴィンテージのロッカーのようなデザインと色合いが素敵。カラーボックスをきゃしゃな金属製の足がついた台の上に置くアイデアも見逃せません。
簡単リメイクのやり方
金属風に仕上がる塗料も何種類かありますが、こちらではFelightというものを使用していろいろなものに塗装。磨いてダメージなどヴィンテージ加工をくわえてみている動画をご紹介しましょう。加工しやすい木材などを使って扉を作り塗料で金属感を出すことで工具がなくてもそれっぽく仕上げられますね。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法5
カラーボックスリメイクのモダンなPCデスク
同じような3段タイプのカラーボックスを使った机や棚でも色や扉のデザインなどで大きく印象が変わります。こちらはボックスとその横の長い板をブラックに。扉はグレーで取っ手のデザインなどもポップなものを使っていることによりモダンな印象に仕上がっているのがポイント。こちらはPCデスクとして作成中だそうです。
簡単リメイクのやり方
670-71 キャビネット・ノブ 全3色
2つのカラーボックスよりも少し高めな板を両脇に置くことで、デザインだけでなく棚板の上のものが横に落下するのを防止してくれるでしょう。ちょっとした付箋を貼り付けるメモボードとして使ったり、クリップライトを取り付けても良いですね。いろいろな使い方ができそうです。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法6
古材のような味のある天板と木製の扉。そこにステンシルをほどこすことでとても手作り感のあるアンティーク風な収納ができます。100均で買えるものでできるステンシルの方法も一緒にご紹介しています。
ヴィンテージ風の取っ手とステンシルでおしゃれに
こちらは2段でも3段でもマネできそうな扉と天板デザインのリメイク作品です。ポイントはヴィンテージ風な金属の取っ手と白くペイントされたステンシルです。ただ色を塗った板だけよりもステンシルがあることでより年代物風な感じが漂ってきます。
簡単リメイクのやり方
ステンシルの道具やシートは100均でも売られています。文字の大きさや字体を替えることでかわいらしくも男前にもできますね。屋内で使用するものなら塗料もアクリル絵の具などで大丈夫。見た目のおしゃれさに比べてかなりローコストでおしゃれに仕上げられるでしょう。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法7
カラーボックスでアンティーク風家具
カラーボックスのつやつやとした化粧板を木目調にペイントして木製の引き出しやアンティークっぽい曇ガラスの扉を付けることで本物の年代物の家具のような雰囲気にしています。工夫しだいでピカピカつやつやのカラーボックスもこんな落ち着いた家具にリメイクになるというお手本ですね。
簡単リメイクのやり方
100均のリメイクシートなど安く替える小物を使って総額1000円くらいでできているそうですが、決してそんな安いものには見えないところがすごいですね。ガラスはホームセンターで売られていたくもりガラス風シートで。ポイントは本物の木材の引き出しを使っているところでしょうか。ポイント的に本物があることで全体がそれらしく仕上がります。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法8
フレンチアンティーク調の飾り棚
白くてロマンチックなフレンチアンティーク調の飾り棚はカラーボックスと100均素材でできているそうです(足以外)。板を切ったり貼ったりして塗装することで、カラーボックスと100均素材でもこれだけのものが作れるなんて素晴らしいですね。
簡単リメイクのやり方
ターナーミルクペイント 450ml
2段カラーボックスに木製の扉を付けてホワイトに塗装しています。すのこも利用されているようで100均すのこの底力も感じさせる作品です。部屋のインテリアを全てこのような白の統一感のあるアンティーク調でまとめているところもお手本にしたいですね。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法9
ここからは動画で作り方を見ながらカラーボックスのリメイク方法を紹介していきましょう。最初はディスプレイテーブルにリメイクされたカラーボックスから。ガラスではなくアクリル板を使っているので壊れにくく安価に仕上がるでしょう。
カラーボックスリメイクのショーケーステーブル
おしゃれなディスプレイテーブルが欲しいと思っている方はたくさんいらっしゃるでしょう。それがカラーボックスリメイクで作れたらとても嬉しいのではないでしょうか。木材と3段ボックスを使った作り方動画をご紹介します。
材料
テーブル天板用の木材・蝶板・木ダボ・アクリル板・水性ペンキを材料として使用します。詳しい寸法などは動画内でご確認ください。道具はカッター・ハンマー・ドリル・塗装用のハケ等を用意してください。
簡単リメイクのやり方
作り方は木で漢字の目という形の枠組みを作りその中にアクリル板を仕込みます。白ペンキで塗装して内側から蝶板でカラーボックスに固定すれば完成です。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法10
タイル風天板と引き出しの作り方
カラーボックス内にいくつかの引き出しを付けたいと思われる方も多いのではないでしょうか。引き出しは100均に売られている材料で簡単に作ることができますので、それをご紹介します。
材料
材料はワイヤーかごを引き出し分・配線カバーM・強力両面テープを使います。道具はのこぎり・ハサミを用意しましょう。天板のタイル風なものはこちらも100均商品でタイル風シールを貼り合わせてデコレーション。
簡単リメイクのやり方
作り方は簡単でカラーボックスの奥行き分の長さで配線カバーをカット。ワイヤーバスケットの幅が足りないときはこのカバーを2つ重ねて付けることで対応できるでしょう。付け方は両面テープで。天板のタイル風の飾りはシールなのでタイルの位置がずれないように必要枚数貼り合わせていくだけ。マスキングテープをまっすぐ貼ってそれに合わせて貼り合わせていくと綺麗に仕上がります。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法11
カラーボックスをドレッサーに改造
カラーボックスを使って子供のままごと道具を作られている写真もよく見ますね。こちらは子供が遊ぶ用のドレッサーを自作している動画です。カラーボックスはいったんバラバラにしてから組み立てていくことで、他の材料を極力必要とせずにローコストに仕上げています。
材料
材料は3段のカラーボックスとおしゃれな棚受け金具・ボンド・木ネジ。使っている工具はのこぎり・電動ドリル・キリとなっています。
簡単リメイクのやり方
作り方はまずカラーボックスをバラバラにするところから。その内の一番長い部分を半分にカットしてください。棚板のうち1枚をさきほどカットしたものに取り付け、棚板のもう1枚を今度は縦にネジで固定しましょう。残った棚板をテーブルの上に縦にネジで固定。鏡やおしゃれな棚受け金具を取り付けて子ども用のおもちゃのドレッサーの完成です。
自作DIY!おしゃれなカラーボックス改造方法12
カラーボックスの扉の付け方
最後にいろいろなカラーボックスリメイクに応用できそうな、おしゃれなくもりガラス風の扉の作り方をご紹介しましょう。こちらは100均の素材だけで出来ているので見栄えはとても良いのにとても安く仕上がりますのでおすすめ!
材料
準備する材料コルクボード(枠を利用)・硬質カードケース(A3サイズ)・窓ガラス目隠しシート・アクリル絵の具・アクリル板を固定するための接着剤か両面テープも使います。工具として筆・カッターが必要です。
簡単リメイクのやり方
それでは作り方の説明ですが、まずコルクボードは枠だけ使用するので一旦バラしてください。コルクを取り外しもう一度枠にして白くペイント。硬質アクリル板に目隠しガラスシートを貼り枠より少し大きなサイズにカット。ボンドか両面テープでしっかり貼り付けて完成です。
まとめ
カラーボックスDIYでおしゃれな自作インテリア
カラーボックスのリメイクといっても単に扉を付けてペイントするだけでなく取っ手にこだわったり金属風の塗装をしてダメージ感を出すことで、より一層作品が引き立つものばかりでした。3段カラーボックスが使われることも多いですが、2段を使った素敵な作品が意外と多いのにも驚きます。カラーボックスリメイクのヒントにしてみてはいかがでしょうか。
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