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【連載】冬が旬!地元産大根で大根ステーキを作って胃を元気にしよう!

今週は冬に旬を迎える大根をステーキにしてみました。冬の大根は甘みが強くとても美味しい大根ステーキができます。このレシピでは味噌とにんにくを使い、冬に弱りがちな胃を元気にしてくれる効果があって、さらに美味しい大根ステーキの調理手順と栄養効果を紹介します。
更新: 2021年1月4日
さくらドッグ
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目次

大根ステーキは疲れた胃の強い味方!

大根ステーキを食べて冬を乗り切ろう!

大根ステーキは寒さで疲れ気味の胃を休めてくれる栄養が豊富に含まれています。大根に含まれるジアスターゼはもちろんの事、味付けに使うにんにくや味噌にも体の疲れを癒すのに効果のある栄養がたくさん含まれていますのでおすすめです。

旬と大根ステーキのレシピを紹介!

冬に旬を迎える大根と大根ステーキのレシピを紹介します。また大根の胃に優しい栄養成分や味噌・にんにくに含まれる栄養素の効果・効能を詳しく紹介します。胃が弱ると何が困るのかを考察し、解説していきますのでぜひ参考になさって下さい。

地元産大根の理由

私の地元は兵庫県です。ベッドタウンに住んでいますが車で2,30分も走ると山野に囲まれた自然豊かな田園風景が広がっています。近くのスーパーでも地元の生産農家の人が作った野菜を安く販売している事がありますし、少し足を伸ばせば直売所で買う事もできます。地産地消が言われていますが、月に1回でも意識して地元の生産物を食べる様にする事が地域の活性に繋がる様な気がします。皆さんも地元で作られた野菜を食べてみてはいかがでしょうか?

大根の旬は?

Photo by Konstantin Leonov

大根の旬は11月から2月!

大根は寒さが日に日に増してくる11月から2月に旬を迎えます。品種改良が進んでいるので1年中どの季節でも大根を食べる事ができる様になっていますが寒い冬の時期に収穫される大根は甘みが増して瑞々しい食感となります。

大根を保存する時は切り分けて!

大根を買って数日冷蔵庫で保存する場合、葉付きの大根を買った場合は買ったその日に葉の部分と根の部分を切り分けて保存する様にして下さい。もちろん切り分けるのには理由があり、葉付きのまま保存してしまうと葉の部分が根の水分を奪ってしまうので早く萎びてしまう為です。

大根ステーキと味噌・にんにくは好相性!

Photo byClker-Free-Vector-Images

大根・味噌・にんにくそれぞれに栄養がたっぷり!

大根・味噌・にんにくそれぞれに体の疲れや胃の疲れを回復してくれる栄養がたっぷり詰まっています。大根・味噌・にんにくに含まれる疲労回復に効果のある栄養素をそれぞれ分けて紹介します。

大根に含まれる栄養


実は大根の根の部分に有効な栄養成分は含まれていません。しかし大根の根の部分にはジアスターゼというデンプンを分解してくれる酵素が豊富に含まれています。ジアスターゼが胃の消化を助け、胃もたれ、胸やけ、胃酸過多などに効果があります。いつもなら捨てている葉の部分にビタミンやβカロテンが豊富に含まれていますので一緒に調理して食べる様にすると有効です。

味噌に含まれる栄養

発酵食品である味噌は体に必要なアミノ酸やビタミンがたくさん含まれています。アミノ酸は体を作るために本来であればタンパク質から体内でアミノ酸に分解されてから体を再生する為に作られます。味噌であれば発酵を経て直接体の再生に使える状態のアミノ酸を摂取する事ができるので疲労回復に効果があります。

にんにくに含まれる栄養

疲労回復と言えばにんにくと言われるくらいにんにくには疲れた体を癒す効果のある栄養が含まれています。にんにくに含まれるアリインは調理の過程でアリシンという成分に変わり、体内に摂取されるとアリチアミンという物質を作り、ビタミンB1の摂取を助けてくれます。そのことにより、血流改善、免疫力の向上などの効果があります。

胃が弱るとどんな風に困る?

Photo bysilviarita

胃が弱るとエネルギー不足になる

人は食事を食べ、消化吸収することで体を動かしたり、日々細胞を再生させて毎日を健康に生きる事ができています。すなわち食べる事が唯一のエネルギー補給の方法となっていますので美味しく食事を食べる事ができなければ体を動かすエネルギーが不足してしまいます。

エネルギー不足になると何が起こる?

食べ物から満足に栄養素を摂ることができなくなると身体は生命の危機を感じて、生命維持をする上で優先順位の低い順番に身体の機能を止めてしまいます。その結果、女性であれば生理不順になってしまったり、男性であれば精力減退などに繋がってしまいます。

最終的に痩せたり、更なる体調不良に繋がる

そんな状態が長く続くと身体は自分の筋肉や骨を分解して生命を維持しようとします。自分の筋肉や骨を分解するということは目に見えて痩せて行ったり、その事が原因でさらに体調を悪くしてしまうことに繋がり、負のループが続いて行ってしまいます。

健康的な毎日は元気な胃から!

普段あまり胃の調子が気にならない人も冬で血流が悪くなると消化が悪くなってしまいがちです。寒い冬でも大根ステーキに含まれる栄養素で胃の消化を助け、味噌とにんにくの疲労回復に有効な成分を積極的に取り入れられる元気な胃の状態を作る様にすると健康的な毎日を送る事ができます。

大根ステーキのレシピ

大根ステーキのレシピを分量、作る手順を紹介します。美味しく作るコツは2つあります。にんにくを油に入れるときは火をつける前ににんにくを入れてから加熱する事です。にんにくの飛び跳ねを防ぎ、調理後、コンロ周りの後片付けが楽になります。2つ目のコツは油とにんにくをを熱したあと、大根を入れる前にフライパンの中で調味料を全て混ぜて合わせてから大根を焼いていく事です。最初に調味料を少し濃い目かなと感じるくらいに調整すると大根ステーキを食べた時にちょうどいい加減の味付けとなります。

大根ステーキ:分量


大根1本・にんにく1片・味噌大さじ2・しょうゆ・酒・みりん各大さじ1・ごま油適量・万能ネギ(お好みで)

大根ステーキ調理手順1

大根の皮をむき、約2cm幅の輪切りにする。

大根ステーキ調理手順2

輪切りにした大根を串が刺さる程度まで柔らかくなるまで下茹でする。

大根ステーキ調理手順3

下茹でした大根を一度ざるに上げ湯を切る。

大根ステーキ調理手順4

別のフライパンで先にごま油を熱しにんにくを香りが出るまで弱火で炒める。火をつける前ににんにくを入れる事でにんにくの飛び跳ねを防ぐ事ができます。

大根ステーキ調理手順5

にんにくの香りが出たら先に調味料を入れてからざるに上げていた大根をフライパンに入れる。

調理手順6

全体的に大根に焼き色が着いたら大根ステーキの完成です。

盛り付け


大根ステーキをお皿に盛り付け、タレを上からかけます。お好みで万能ネギを散らして完成です。美味しく頂きましょう。

ステーキにしなかった大根の保存法

このレシピでは大根を丸々一本使いましたが、「一気にこんなに食べないよ」という人は下茹でしただけの大根をステーキにせず冷ました後、1つずつ大根をラップで包み、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍保存しておくと後日簡単調理でステーキやおでんに使う事ができます。

アレンジレシピ

今回のレシピは香ばしい大根ステーキにしたかったのでごま油を使用しましたが、ごま油をバターに変えて味噌バター大根ステーキや味噌を抜いてしょうゆバター大根ステーキにしても大変美味しくなっています。上で紹介した様に茹でて冷凍保存させた大根を次に調理する時に風味を変えて違う味を食べてもいいですね。

まとめて下茹ですれば時短になる!

大根を調理する時に一番時間と手間が掛かるのが大根の下茹でとなっていますので、時間がある時にまとめて下茹でをして、冷凍保存しておくと次に調理する時に一手間もふた手間も省く事ができ、時短になります。

大根ステーキを美味しく食べて胃を労ろう!

大根には胃に優しいジアスターゼが、味噌には体を作る必須アミノ酸が全て含まれています。にんにくには疲労回復に効果のあるアリシンがとそれぞれの食材が含まれており大根ステーキには全ての栄養素を効果的に摂る事ができます。それぞれの食材同士の相性もよくご飯にもお酒にも相性抜群です。また下茹でした大根を保存しておいて、違う味付けの大根ステーキを楽しんでみてもいいかもしれません。美味しい大根ステーキを食べて寒さで疲れがちな胃を労わりましょう!健康な毎日は元気な胃から作る事からはじまります!

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