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キャンピングカーのトイレの処理方法は?後始末の仕方や注意すべきポイントを解説!

車に家の機能をそのまま積み込んだような、キャンピングカーに付いているトイレの処理方法などを紹介します。キャンピングカーの大きさや構造によって積まれているトイレの種類が異なりますが、基本的な処理方法は変わらないので基本がわかると誰でも簡単に処理できますよ。
2020年8月28日
揚げ餅

キャンピングカーとは

移動できる秘密基地

Photo byGlavo

子どものころに誰もが憧れた秘密基地。それを車に搭載したものがキャンピングカーです。キャンピングカーと聞くと漠然的に思い浮かぶのはホテルのような立派なものかも知れませんが、キャンピングカーが必ずしもホテルのような豪華な装備になっているとは限りません。装備が豪華でも手入れが大変だったり、大きさの制限がありホテルのような装備が積めなかったりと、キャンピングカーは車体や形状によって設備が異なりますよ。


汚水が発生しないものでもキャンピングカー

Photo by kaidouminato

例えば小さな車を改造して作った場合、トイレやキッチンがなく汚水や汚物が全く発生せずただ寝るスペース、くつろぐスペースがあるだけという種類もあり清掃や手入れが簡単なものもあります。汚水や汚物があるとどうしても後始末や清掃が必要になるので、キッチンやトイレなどの水回りはキャンピングカーに必要という意見がれば、キャンピングカーだからといって汚物や汚水が出る設備はいらないという意見もあり、分かれています。

キャンピングカーのトイレの必要性について

どうしてキャンピングカーにトイレが不要なのか


Photo by e_haya

トイレがいらないという方の意見としては、使うことが少ないという意見が多いです。中には汚物、汚水の処理やその後の手入れなど後始末が面倒という方もいるでしょう。しかしトイレを使うことがあまりないというのが一般的な意見として多いです。高速道路ならサービスエリアに行けば必ずトイレがあり、一般道でも公園には誰でも気軽に使える公衆トイレがあり道の駅も多く、さらにはコンビニと意外とトイレに困ることは少ないです。

どうしてキャンピングカーにトイレが必要なのか

万が一に備えて置きたいというのが、必要な方の意見です。いくらキャンピングカーで用が足せても、家庭のトイレと同じ構造になっていて下水管に流れたり、浄化槽で浄化しているわけではなく車体の大きさにもよりますが、いつもキャンピングカーで用を足していたら構造上すぐに使えなくなります。そのため普段はサービスエリア、道の駅、公園、コンビニなどで用を足し、我慢できないときや緊急時には使いたいということになります。


キャンピングカーの種類と構造1

本格的なキャンピングカー

大きなキャンピングカーでマイクロバスにいろいろな設備を乗せて作った「バスコン」やアメリカやヨーロッパからの輸入車などの大きな「クラスC」や「アルコベン」などは大きいためスペースが広く水回りもしっかりしていることが多く、他の車種とは構造が大きく異なるためトイレのタンクも大きく大容量という傾向にあります。そのため処理方法や捨て方が他の車種に使われているものと異なります。

車体が大きいので日本では大変

車体が大きく豪華な設備が乗せられる大きなキャンピングカーは日本では道が狭かったり、駐車スペースが狭かったりと少し大変です。その分大容量タンクで後始末だけではなく清掃などの手入れも簡単なトイレになっていることが多いですよ。詳しくは後述しますが、簡単なのですが捨て方自体が困ったことにあまり日本向きではないと言われています。

キャンピングカーの種類と構造2

トラックやハイエースを改造したキャンピングカー

キャブコンという言葉を聞いたことはないですか?キャブコンというのがトラックを改造したキャンピングカーです。マイクロバスほどではありませんが、結構スペースが広く取れるのでいろいろな設備を積むことができる構造になっていますよ。もちろんトレイも積むことができるスペースがあり外見も、キャンピングカーらしい形状となっていて、もともと長距離走るトラックには仮眠スペースがあるので、ベッドも常設可能です。

バンや軽トラックなどを改造したキャンピングカー

バンを改造した「バンコン」や軽トラックなどを改造した小型のキャンピングカーはもともと小さな車種がべーすとなっているので、構造上設備が限られてきてトイレを付けない場合も多いです。トレイをつけるとなると簡単に設置できるポータブルタイプが主流となり、大きなキャンピングカーと比べると汚物の処理方法や捨て方などの後始末の方法、手入れの方法や清掃方法などが少し変わり使用できる回数も大きく異なります。

キャンピングカーのトイレの処理や捨て方は簡単

意外と抵抗感なく簡単にできる

トイレの処理と聞くと非常に気が重たくなりますよね。できればやりたくないことですが、やらないと使えなくなるのでキャンピングカーにトイレを付けたら必然的に手入れや清掃、後始末などの処理をしないといけません。そもそもキャンピングカーのトイレがどうなっているかわからないと、使い方を含め手入れが分かりませんよね。キャンピングカーで使われるトイレは主に4種類ありそれぞれ構造が異なりますが、後始末は全部簡単です。

薬剤をいれて使う

主流の3種類のトイレは薬剤をいれて使うというのが基本です。薬剤は清掃のためではなく処理をするためのもので、いわば使う前の準備と後始末となります。これが基本的な使い方でタイプによっては水洗ではなく、用を足すごと袋に詰めるハイテクなものまであり、近年は電気などを使って高温で燃やすことにより灰に変え、撒いても自然に帰るというものも登場していますが、日本ではまだまだ薬剤と水を使って後始末する構造が多いです。

キャンピングカーのトイレの構造にについて

主流のトイレの構造はタンクで処理する

キャンピングカーのトイレがどうなっているかと言うと、浄化槽の代わりに汚水などをためておくタンクが設置されています。そのままタンクとトイレが連結していると臭いなどが発生するので仕切り(蓋)があり、用を足したあとは仕切りを開いて流し込むようになっていますよ。水洗式になっていて薬剤が入った水が流れるようになっています。タンクの中にはあらかじめ薬剤が入っていて固形物も溶けて水のようになって溜まります。

タンクがいっぱいなら排水

タンクが満タンに「なる前に」取り出して捨てるというのが処理の基本的な流れです。タンクが取り出せないものも(大型車に使われているタイプ)ほどんど同じで、満タンになる前に排水が必要。最新のタイプである個別に包んで捨てるタイプは、構造が大きく異なるため捨て方、清掃自体大きく異なり、ほぼ手入れやがいらないので便利です。どのタイプでもタンクが満タンになる前に捨てるだけなので簡単です。

キャンピングカーのトイレの汚物・汚水の処理1

ポータブルトイレ・カセットトイレの場合

小さなスペースでも設置できることから小型のキャンピングカーに多いポータブルトイレ、そしてキャブコンなどにおおいカセットトイレはほとんど同じです。タンクの容量が違うので価格差はありますが、使い勝手や構造は似ていますよ。メーカーや機種にもよりますが、どちらも水洗式になっていてポータブルでも安心して用を足せるようになっています。ボタンを押すだけで流れるなど想像以上にハイテクです。

後始末のやり方

あらかじめ薬剤をタンクの中に入れておきます。こうすることでトイレットペーパーを含め固形物も溶けて清掃や手入れなどの後始末がやりやすくなります。また水洗式になっているので水が流れますが、流す水にも工夫がされていて、流す水にも薬剤を加えることで防臭、防汚できるようになり後は家庭にあるトイレと同様に使って使用後は排出するためのレバーを引いてタンクの中に汚水を落として処理は終了です。

捨て方

詳しい捨て方は後述しますが、タンクがある程度たまったらタンクを取り出して専用の排水口から捨てるだけです。このときカセットタイプとポータブルでは若干構造がことなり、カセットタイプは専用の取り出し口がキャンピングカーについていて、そこからタンクを取り出し、ポータブルはその場でタンクを取り出すようになっていますよ。そのためどこでも設置でき、どこでも持ち運べることから災害時でも重宝します。

キャンピングカーのトイレの汚物・汚水の処理2

船舶式のトイレ

「クラスC」や「アルコベン」やバスコン、大きいキャブコンなど大型車両をベースとしトレーラーには海運などで使われている長期航行する船舶と同じ仕組みのトイレが使われています。タンクが取り外せなくなっていてブラックタンク、マリントイレなどと呼ばれていますよ。容量が大きいので満タンになるまで余裕がありますが、溜めるとそのぶん臭いも気になってくるので清掃は使ったあまり溜めずにしましょう。

後始末のやり方

前述した2つのトイレと同じで薬剤を添付して使うというのが一般的です。水洗ではあるのですが、やはり家庭用のものほどよく流れるというわけではないので注意しましょう。流すときの水にも薬剤を添加するのも同じですよ。

捨て方

薬剤が効果的に働くと液状になっているのでこれを捨てるだけです。ただし量も多くタンクが取り外せないので、この部分が変わってきて直接大きなホースで排水する感じとなります。なぜ日本に向いていないかはその捨て方に秘密がありますよ。詳しくは後述しますが、日本では捨てられる場所が普及していません。

キャンピングカーのトイレの汚物・汚水の処理3

特殊なトイレ

キャンピングカーに取り付けられているということは少ないですが、新しいトイレとして注目されているのがラッピングするタイプのトイレです。水も使わないで特殊なフィルムと凝固剤を使って処理するので、前述したように清掃をする手間はなく簡単で使いやすいですが、自動でラッピングするのでトイレそのものの価格が高価なのと結構な電力が必要になります。

後始末のやり方

フィルムをセットしておき、中に凝固剤を入れおきます。用を足した後はスイッチを押すだけで自動的に奥に固まった水分などが押し込まれ熱でフィルムが圧着されて下部から完全にラッピングされて排出されますよ。密封されるので消臭剤がなくても臭うことはなく、タンクという概念がないのでトイレそのものは滅多に清掃もしなくていいです。

捨て方

出典: https://2.bp.blogspot.com/-XIrri2zXs6o/VVGVKtxN_PI/AAAAAAAAtic/9mweImyX5vo/s400/mark_gomi_moyaseru.png

ラッピングタイプは袋のまま燃えるゴミとして出すだけなので一番簡単かつ楽です。1回あたりラッピングされて排出されるまでは90秒ほど時間はかかりますが、導入できる予算や電力(電源の確保)やスペースがあれば始末が簡単な便利な新しいタイプのトイレといえます。

キャンピングカーのトイレの汚物・汚水の捨て方1

ポータブル・カセット方式

一般的なキャンピングカーに付属するタンクが取り出せるタイプの捨て方について紹介します。まずタンクを取り出す前にトイレの開閉レバーがちゃんと閉めてからタンクを取り外します。引き出した後は汚水管に流すだけです。この時に後部にあるボタンを押し事で中に空気が入るようになっていて、残らないようになっていますよ。捨て方としてはこれだけなので簡単です。マンションの方は溢れないように少しずつトイレに流しましょう。

ポイント

衛生面の問題もあるので素手でするようり、家庭用のトイレを清掃するときと同じように手袋をしてしましょう。また各種薬剤を入れていないとこの時に臭うだけではなく、タンクに溜めるというのはいわゆる「ぼっとん便所」と同じ構造なのでタンクと便器の間に仕切りがあるとはいえ流す時に、臭いが漏れてくるので、きちんと薬剤を使うということが大切なポイントとなります。

色も臭いも気にならない

このタイプは排水する時に水が見えてしましますが、薬剤がしっかり効いていると汚水の色は薬剤のいろになっていることが多く、汚水のイメージがある茶色というわけではありません。臭いも前述したようにかなり臭わなくなっていますよ。

キャンピングカーのトイレの汚物・汚水の捨て方2

船舶式の場合

ダンプステーションと呼ばれるキャンピングカーなどの汚水を捨てる場所とホースで直結して流し込みます。汚水を見なくて棲むので精神的にも負担がありませんが、日本ではまだダンプステーションがあるキャンプ場や車中泊向けの設備が整った有料駐車場であるRVパーク(ステーション)などの普及が少なく、捨てにくいというのが現状です。自宅に捨てる場合は浄化槽への汚水升増設をしないといけない場合もあります。

ポイント

日本ではまだまだ普及していないので捨てにくいという点はありますが、ホースで直結するので汚水を見ないですむ、大容量タンクとメリットも多いので、RVパークが増えてくると使いやすくなるでしょう。

キャンピングカーのトイレの手入れについて

タンク自体の清掃

カセット、ポータブルタイプは清掃がしやすいですが、頻繁に清掃しなくても手入れは年に1回程度で大丈夫です。掃除の仕方はタンクの中に水を入れて軽く振って排出する程度で大丈夫です。このときに水が濁っているなら何回か繰り返して洗うのですがタンク内は単なる容器ではなくパッキンなどもあるので強く振るとかえってトラブルの原因になることも考えられるので注意しましょう。

使うまでの準備が大切

清掃を楽にするには使う前までに準備が大切です。薬剤を入れるだけでなくかるく水を濡らして、便器にトイレットペーパーが引っ付くようにして一枚だけトイレットペーパーを入れて用を足すことで、直接便器に汚れが付きにくくすることも可能です。またできるだけ早く処理をしたり、捨て後も水と薬剤の補充を忘れないように徹底することで掃除が楽になりますよ。

本体が汚れたら

普通の便器と同じように手入れしていきますよ。便器を拭く厚手の殺菌ができるウェットティッシュなどを使って掃除していくだけです。洗剤を使う場合は中性洗剤を使用しましょう。構造が一般的なトイレと違うので塩素系を使うとトラブルの原因になる可能性があります。

トイレの使用するときの注意点

使える薬剤のみ入れる

出典: https://4.bp.blogspot.com/-buopaEekCK0/UO1Dq039R0I/AAAAAAAAKfM/T28Kw-CFyoo/s1600/sentaku_senzai.png

簡単に排出できるようになるからと言って、一般家庭用の消臭剤や薬剤は入れないようにしましょう。専用のものを入れないと構造や仕組みが異なるため、なんらかトラブルになるかも知れません。例えば塩素系の薬剤は家庭用トイレの掃除に使いやすいですが、キャンピングカーの場合パッキンなどの家庭用のトイレにはない部品があるので劣化させてしまう恐れがります。

凍結に注意

寒い地域は水道管が凍らないように地中深くに埋めたり、水を出しっぱなしにしておくなどの対策をしていませんか?キャンピングカーの水回りも同じように対策をしたいのですが、難しいので注意が必要です。意見が分かれていますが、凍結しないようにウィンドウォッシャー液を入れるという方法もありますよ。

トイレの汚物・汚水を捨てるときの注意点

公衆トイレに捨てるのは禁止

家庭用のトイレで捨てられるということは公衆トイレでも同じようにできますが、マナー違反となります。基本的には家で処理するかダンプステーションで処理するようにしてください。キャンプ場でも基本的にキャンピングカーの汚水を流してもいいという場所は少ないでしょう。ラッピング式のものも萌えるゴミとして出せるからと言って公園やコンビニなどのゴミ箱へ捨てずに自宅の家庭のゴミとして出すようにしてくださいね。

キャンピングカーのトイレの処理方法のまとめ

手入れは意外と簡単

出典: https://shop.r10s.jp/hokushinco/cabinet/80917ebchmo1img131/wsoyv22rv.jpg

キャンピングカーのトイレがどんなふうになっているか疑問に思った方も多いかも知れませんね。構造はタンク式で昭和に多かったぼっとん便所、さらにわかりやすくいうと、小さな子どもが使う「おまる」のようなものです。タンクがありそこに汚物などを溜めるのですが、薬剤の力を借りて固形物も溶けていて液体になっているのでたまる前に、下水管に排出するという形になりますよ。

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