ロードバイクにスタンドがない理由とは
ロードバイクにスタンドがない理由1
ロードバイクは速く走る為にグラム単位で軽量化され車体を組み上げています。速く走る為にフレームからホイールまで考え抜いて作っているのにロードバイクを停める為の事を考えてスタンドをつけるのは本来のロードバイクの目的からすれば本末転倒な事です。速くする為に必要がないからロードバイクにスタンドはないのです。
ロードバイクにスタンドがない理由2
ロードバイクでも軽量の物ではフレームの材料にカーボン使っています。軽量化の為に最低限の強度を保ち、車体を構成しているのでキックスタンドをつけてフレームの1箇所に重量を集中させる事はロードバイクのフレームと構造にとって過度の負担でしか有りません。故に停めやすさという利便性を捨ててスタンドをつける事をしないのです。
ロードバイクはF1カー
前述しましたがロードバイクはより速く走る為に作られた自転車です。F1カーにサイドブレーキがないのと同じ理由で速く走る為に必要のないものは軽量化の為に全て省かれロードバイクの構造に必要なものとして組み込まれる事は基本的にありません。
ロードバイク自体にスタンドをつける理由は
ロードバイクにスタンドをつける理由は街乗りや通勤で移動する時の利便性の向上です。速く走る為に特化したロードバイクにスタンドをつける理由が基本的にはない為、スタンドをつける必要性があるといえません。しかしスタンドがないロードバイクを駐輪する方法は電柱や壁にもたれ掛けさせるなどしか停める方法がないので気軽に停められるという利便性はありません。
キックスタンドをつけると
キックスタンドをつける事により街乗りなどでとまりたいと思い立ったらすぐにロードバイクを停めたい場所へ停めたい時にロードバイクを停める事ができるので通勤時や街乗りでロードバイクを利用する時に気軽にロードバイクから降りてちょっとした買い物や用事をする事ができます。
ロードバイクにスタンドをつける必要性はある?
ロードバイクにスタンドを付ける必要性は人によります。ロードバイクに乗る目的が長距離のツーリングやレースで乗る方ならスタンドを付ける必要性はありません。しかし、ロードバイクに乗るのが目的ではなく街乗りなど移動手段としてならばスタンドをつけた方が駐輪する場所を選びませんので、スタンドを付ける必要性があると言えます。ロードバイクに乗る目的に応じて折りたたみできるスタンドもありますので目的に応じて持ち運ぶかロードバイクに取り付ける様にしましょう。
ロードバイクにスタンドをつけなくてもいい人
ロードバイクにスタンドをつけなくてもいい人は長距離ツーリングやレース出場などロードバイクに乗る事を目的としている人です。スタンドをつける事によって増える重量やフレームの一点にかかる負荷などはロードバイクの長所をかき消してしまいますので上記の目的でロードバイクに乗る方はスタンドは不要です。
ロードバイクにスタンドをつけた方がいい人
ロードバイクにスタンドをつけた方がいい人はロードバイクを乗る事が目的ではなく移動の手段としてロードバイクを乗っている人です。停めたいと思った時にすぐに道端にでも駐輪できる気軽さはロードバイクの主たる目的である速さの追求を捨ててなお有り余る物があります。ロードバイクを移動の手段として乗る人はスタンドをつけた方が利便性の向上につながります。
ロードバイクのスタンドをつける必要性1
ツーリングの場合
長距離ツーリングのロードバイクのスタンドは道の駅などの場所で整備が進められ簡単に駐輪出来るスタンドが用意されている場所もあります。ですので移動手段としてロードバイクに乗る時はスタンドを付けていると便利です。ロードバイクに乗って走る事が主な目的であればスタンドは付けずに休憩する場所にスタンドがあれば利用し、なければ許可されている場所にもたれ掛けさせるなどして駐輪する様にしましょう。倒して置いておく事はロードバイクの破損や周囲の人の迷惑となりますので避ける様にして下さい。
ロードバイクのスタンドをつける必要性2
街乗りの場合
街乗りの場合のロードバイクのスタンドの必要性ですが、スタンドを付けておいた方が何かと利便性が高まります。理由は施設の駐輪場によっては適した嵌め込み式のスタンドを用意しているかはわかりません。特に街乗りで人通りが多い場所だと駐輪するのに長時間を費やしてしまう事も考えられますのでロードバイクを街乗りとして使う場合はスタンドを付けて簡単に駐輪できる様にして置いた方がいいでしょう。電柱にもたれ掛けさせておくなどもマナーがいい行為とは言えないので極力避ける様にしてください。
ロードバイクのスタンドをつける必要性3
駅までの通勤
通勤で駅までロードバイクに乗る場合のスタンドですが、こちらの場合もスタンドを付けておくか折りたたみ式のディスプレイスタンドを置かせてもらう事をおすすめします。駅前の駐輪場は前輪嵌め込み式のスタンドを用意している場合がありますが、使わない方が無難です。理由は普通の自転車のタイヤの太さに合わせてあるスタンドが多い為、ロードバイクを駐輪すると傾き加減でスポークなどにに過負荷が掛かり壊れてしまう恐れがあります。
職場までの通勤
職場までロードバイクで通勤する場合は職場の駐輪場環境にもよりますが、スタンドを付ける必要性は高くありません。理由は職場で駐輪する場所が決まっているのであれば折りたたみ式や車輪を差し込んで駐輪できるタイプのディスプレイスタンドを決められた駐輪スペースに持ち込んでおけばロードバイク自体にスタンドを付けなくても安心してロードバイクを駐輪しておく事ができる為です。事前に会社での駐輪方法を確認しておくとより安心です。
ロードバイクの駐輪マナー
ここまで様々なシチュエーションでスタンドの必要性を解説しましたが共通して言えるのがマナーについての注意です。指定された駐輪場所へロードバイクを停めることは誰にも迷惑をかけませんが指定されていないところへロードバイクを横倒しに停めてしまうことや不用意に電柱に立て掛けるなどは停めた人だけでなくロードバイクに乗っている他のロードバイカーの意識を疑われてしまいますのでロードバイクの駐輪マナーは駐輪場所のルールを必ず守る様にしましょう。
ロードバイクのスタンドの選び方
ここまでロードバイクの利用目的や停める場所でスタンドの有無の理由と駐輪マナーを考えてきましたがここではロードバイクのスタンドの選び方をツーリング、街乗り、駅までの通勤、職場までの通勤とスタンドをロードバイクにつけるか、折りたたみのディスプレイスタンドを利用するかなどスタンドの有無の理由と必要性をシチュエーションごとにまとめておきます。
長距離ツーリングでのスタンドの選び方
長距離のツーリングでのスタンドの選び方としてはスタンドは基本的に不要です。もしもスタンドを付ける場合は軽量でなるべくロードバイクの重心が真ん中にくる様に停められるスタンドをつける事をおすすめします。付け外しが簡単にできるものがおすすめです。
街乗りでのスタンドの選び方
街乗りの場合でのスタンドの選び方としては立ち寄る場所がいつも一定で当該の施設の駐輪場にロードバイクに適したスタンドがあればロードバイクにスタンドは必要ありません。しかし立ち寄る場所がいろいろあり、駐輪場の状況が不明であったり、移動の為にロードバイクを使う場合はキックスタンドをつける様にしましょう。簡単に取り外しできる物がおすすめです。
駅までの通勤でのスタンドの選び方
駅までの通勤でのスタンドの選び方としては駐輪する駐輪場の状況によりますが、駐輪場備え付けの挟み込み式スタンドはロードバイクを痛める可能性が高くなりますのでキックスタンドか、もしも駐輪場に置かせてもらえるなら簡単な折りたたみ式のディスプレイスタンドを駐輪場に予め置かせておいてもらいましょう。それが不可な場合はキックスタンドを選ぶ様にしましょう。
職場までの通勤でのスタンドの選び方
職場までの通勤でのスタンドの選び方は職場の駐輪場の状況によりますが、キックスタンドではなく簡単な折りたたみ式スタンド、もしくは停めるのが簡単な挟み込み式のディスプレイスタンドを駐輪場に設置させてもらいましょう。駐輪位置の指定がなく折りたたみ式のディスプレイスタンドを置いておけない場合などはキックスタンドを選ぶと良いでしょう。
ロードバイクおすすめスタンド1
車輪差し込みディスプレイスタンド
自宅での利用や通勤時の利用におすすめです。置くだけ簡単設置で使いやすいディスプレイスタンドです。
ベロラインより販売されているL字型のディスプレイ駐輪スタンドです対応インチ数は20~29インチとなっています。スチール製で重量があり、安定感があります。置くだけの簡単設置ですので自宅、通勤など決まった場所で使う時に簡単に使えるディスプレイスタンドとしておすすめします。
ロードバイクおすすめスタンド2
折りたたみ式ワークスタンド
自宅での利用や駅までの通勤時や会社通勤時におすすめです。折り畳めてコンパクトになる折りたたみ式のディスプレイスタンドです。
AZより販売されている折りたたみ式のワークスタンドです。後輪のハブに挟み込みロードバイクを簡単に停める事ができます。折りたたみ出来るので省スペースで駐輪場の片隅においておけます。置いておけない場合で折りたたみ出来るので駐輪場所まで持ち運ぶ事ができます。
ロードバイクおすすめスタンド3
キック式スタンド:センタースタンド
ロングツーリングを含めて全てのシチュエーションにおすすめです。重心を真ん中に置く事によってロードバイクフレームへの過負荷を避ける事ができますし、尚且つどこでも駐輪できる利便性を享受する事ができます。
ギザプロダクツより販売されているキック式のセンタースタンドです。ロードバイクの重心の中心を取れる場所に設置できるのでフレームの過負荷になりにくくなっています。気軽に駐輪できるので街乗りにおすすめします。ロードバイクを動かす時にスタンドを立てるのに慣れが必要ですが駐輪時、フレームにダメージを与えにくい重心を保ち続けてくれます。
ロードバイクおすすめスタンド4
キック式スタンド:サイドスタンド
街乗りや通勤など移動する為にロードバイクを乗る事を目的とした使い方におすすめです。普通の自転車についているスタンドと同じ仕組みですので導入しやすくなっています。
SHiZAKより販売されているキック式のサイドスタンドです。よくあるタイプのサイドスタンドですので街乗り用などで使い始めるのに戸惑いがなく使い始められます。こちらのスタンドの面白い所は自転車用のマルチツールがついていますので工具がなくてもこのスタンドを買うだけで装着までする事ができます。
ロードバイクおすすめスタンド5
ディスプレイスタンド縦置き式
自宅玄関先やガレージでの利用におすすめです。縦置きの為省スペースでロードバイクを停めておく事ができます。
サイクルロッカーより販売されている縦置き式ディスプレイスタンドです。縦置きに特化する事で省スペースで自転車を停める事ができます。ガレージの幅が少ない場合や室内でのロードバイクの保管におすすめします。折りたたみ式のミニベロなどは本体と干渉するする場合がありますので購入する前に仕様を確認する様にしましょう。
ロードバイクおすすめスタンド6
ディスプレイスタンド縦、横対応
自宅室内やガレージでの利用におすすめです。将来的にロードバイクを収納する場所の大きさが変わる可能性がある人に使い易くなっています。
GORIXより販売されている縦置き、横置き両用のディスプレイスタンドです。縦置きなら車輪が床につく事もなく室内用にもおすすめです。横置きであれば前輪を上から置くだけですので簡単に停めておく事ができます。簡単に組み立てが出来るところもポイントが高いのでおすすめです。
ロードバイクおすすめスタンド7
壁掛けスタンド
自宅室内や、ガレージなどでの利用におすすめです。壁掛け式ですのでロードバイクを浮かせて保管する事ができます。またロードバイク下のスペースを有効的に使う事ができます。
MINOURAから発売されている自宅などでロードバイクのフレームをひっかけて停めておけることのできる壁掛け式のディスプレイスタンドです。賃貸住宅などではねじ穴を壁に開ける為使う事ができないかもしれませんが持ち家の場合、室内やガレージの壁などに使う事ができます。室内ではインテリアの様にロードバイクを飾る事ができ、ガレージでは地面より浮かせる事でロードバイク下のデットスペースを有効利用する事ができますのでおすすめです。
ロードバイクにスタンドがない理由のまとめ
ロードバイクはより速く走るために日々、軽量化や技術革新がされ続けています。スタンドがロードバイクに付けられていない理由は速く走るのに必要ないからの一言につきます。しかし生活する上でスタンドがなければ駐輪に困ってします事もあります。ロードバイクの利用目的に応じてロードバイクにスタンドをつけるか駐輪場所にスタンドをおくなどしてロードバイクを便利に乗りこなしましょう。
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