コロニル ウォーターストップ
コロニル ナノプロ 300ml
SG-P345iS
プロテクターアルファ
TOKO Eco テキスタイルプルーフ 500ml
パフォーマンスリペル プラス
ニクワックス EBE016
ゴアテックスとは
「機能性のある」レインウェアに使われている素材
レインウェア(レインコート)は雨を防ぐ道具で、雨を通さないものは湿度も通さないので、安い素材で作られているものは蒸れます。ですが、高価で高機能なものは、雨などの水分を表で防ぎつつ、湿度は中から外に排出できる硬高度な素材で作られています。
そんな湿度を通してくれる透湿素材の代表的なものが、ゴアテックスです。1976年に登場した素材で、本社はアメリカのWLゴア&アソシエイツ、日本法人として日本ゴア株式会社があります。
撥水効果とは
水を通さない素材でも、一定の圧力を受けると水が染み込んできます。これを耐水圧といい、生地の上にどれくらい水が重なったら染み込むかを意味します。
撥水効果が高いと、水が染み込む前に水玉となり流れ落ちるので、耐水圧がある程度あるだけで、中に染み込まないように防水できるという仕組みになります。この撥水効果は、構造上落ちやすいので、手入れをしないと製品寿命が短くなると言われているので、構造を知ることも大切です。
ゴアテックスの構造と洗濯について
ゴアテックス自体に撥水効果はない
冒頭では、外からの水は防ぎ、汗などでできた蒸れや湿度は外に逃がすと紹介しましたが、より正しく紹介すると、ゴアテックス自体には撥水効果や防水効果はなく、表地に撥水効果があります。
そのため勘違いしがちなのですが、ゴアテックスは水に強い表地、湿度を通すゴアテックスメンブレン、ゴアテックスを守る裏地で構成されていて3層構造や2層構造になっていますよ。一つのゴアテックスという生地ではないということが大切です。
洗濯なども可能
なぜ人気なのかと言うと、高い撥水や防水に加え、透湿も可能なのに一般的なウェアと同様にクリーニング(洗濯)ができるからです。しかも家庭用のごく一般的な洗濯機で、通常の洗剤であらえますよ。
ウェアとして紹介してきましたが、ゴアテックスは便利な特性とメンテナンスが簡単なことから、靴や手袋などにも使われている素材です。それぞれに合った洗濯方法があるので、製品のタグや取扱説明書をよく読んで、クリーニングしてくださいね。
洗濯で回復・復活することも
表地の汚れを落とすことで、水を弾く効果が回復したり復活することも多いです。撥水効果の低下には、ウェアの汚れが原因ということもあるので、スプレーを使う前に、回復したり復活しないかダメ元で洗ってみましょう。
ウェア対する防水スプレーの必要性について
撥水効果はいずれ落ちる
撥水に防水と、登山やキャンプなどのアウトドアから、雨の日の街の中など、至るところで役立つゴアテックスでも、撥水加工はだんだんと落ちてきます。理由は単純ですが、表地にある撥水加工が、摩擦や傷によって剥がれ落ちるからです。
ウェアを擦ったときなど、目には見えない摩擦による傷でも、徐々に水が染み込みやすくなり、やがて防水できなくなります。WLゴア&アソシエイツ社も、工夫して耐久性のある加工を施していますが、それでも落ちます。
使ってはいけない洗剤を使用した
自宅で簡単にクリーニングできるのは利点ですが、それが原因で撥水加工が落ちることもあります。例えば、柔軟剤、粉末洗剤、漂白剤(染み抜き)の使用は、生地を痛めてしまいます。
結果的に、それが原因で撥水効果が落ちることも十分に考えられますよ。洗剤だけではなく、アイロンや乾燥機なども、使い方を間違えると表地を痛めるので、同じように効果が落ちるため、必ず説明書やタグに記載されている方法で手入れしましょう。
靴に対する防水スプレーの必要性について
靴はしみ抜き可能
ウェアでは使用不可だったしみ抜きは、靴でも可能なため、汚れが落としやすいです。ということは、ウェアのように摩擦などで撥水効果が落ちないのかというと、やはり経年劣化などで、どうしても撥水効果は徐々に落ちてくるものです。
表地の汚れを落とすことで、撥水効果が回復する場合もあるので、とりあえず洗ってみて、効果が回復・復活しないという場合は、必要性が高まります。
防水スプレーは正しくつかうべき
靴の防水スプレーは、いろいろなものが市販されていて、水を弾くので必要なシーンも多いです。しかし、ゴアテックスを販売しているアメリカのWLゴア&アソシエイツ、日本法人の日本ゴア株式会社では、透湿効果が落ちないように、一部の防水スプレーの使用を勧めていません。
靴を作ったメーカーが推奨する手入れがいいとなっています。なぜ防水スプレーが、日本ゴア株式会社では推奨されていないかは、後述する防水スプレーの種類に答えがあります。
手袋に対する防水スプレーの必要性
手袋(グローブ)も洗えば水を弾くようになる
ゴアテックスは、基本的に選択しやすい素材です。水をあまりはじかなくなったものは、洗濯で復活することが多いですよ。手袋も他のゴアテックスのアイテムと同じように洗濯できます。染み抜きも使用可能となっているので、ウェアより洗いやすいです。ただし洗濯機で洗うと、ストラップなどが引っかかる恐れがあるので、手洗いが推奨されていますよ。
洗っても回復・復活しなければ防水スプレーが必要
手袋は、ウェアと同じように防水スプレーでの手入れが推奨されているので、安心して防水スプレーが使えます。
防水スプレーには、革素材用、化学繊維用(ポリエステルなど)など分かれていますが、透湿素材に対応しているものなら、革タイプでも大丈夫でしょう。ゴアテックスのアイテムは、洗っても水を弾く効果が復活しなければ、防水スプレーで回復させて使うのが一般的です。
ゴアテックスで使える防水スプレーとは
防水スプレーには2つのタイプがある
防水スプレーには、シリコン製とフッ素性のものがあります。ウェアについては、どちらを使っても問題ないとされていて、シリコンもフッ素もおすすめです。
シリコンとフッ素は、細かな違いはたくさんありますが、効果でいうと、どちらも回復・復活するので、大きな違いはありません。しかし靴で使えるのは、フッ素系になります。靴だとなぜシリコンが使えないかというと、フッ素とシリコンの張り付き方(表地の保護の仕組み)が違うためです。
使い方はスプレーが楽
防水スプレーの使い方としては、刷毛などで塗るタイプとスプレー方式なっているものがあります。塗りムラがあまり発生せず手軽なのは、スプレータイプとなります。靴のように、小さい製品なら塗るタイプでも大丈夫ですが、ウェアをむらなく塗るのは非常に難しいですよ。
防水スプレーの張り付き方の違い
シリコンは表面に蓋をするイメージ
シリコンタイプは、シリコンの薄い膜を表地の上に張る状態です。この膜が水を通さなくしてくれるので、水を弾く作用が復活し、回復してくれます。膜を張るということは、中から湿度が排出されてきても、表面に蓋があるためうまく抜けません。
そのため、靴だと透湿効果が落ちる恐れがあると言われています。ウェアも同じように作用するのですが、防水透湿性の生地に向くものなら、シリコンでもフッ素でも大丈夫と言われています。
フッ素は細かい粒子で守るイメージ
シリコンと比べると、フッ素は細かい粒子なので、繊維の隙間などに入り込んで守ってくれるイメージとなります。膜のように穴が全く空いていないという状態ではなく、湿度を通す程度の穴が空いているので、透湿が大切な靴でも使えるタイプとなります。
この張り付き方の違いにより、透湿素材用の防水スプレーは、ほとんどがフッ素系だと言われますよ。とりあえず水を弾くようにしたい、効果を回復・復活させたい方は、防水スプレーが必要です。
ゴアテックスで使えるおすすめの防水スプレー1
コロニル ウォーターストップ
コロニル ウォーターストップ
ゴアテックスが持つ透湿性を損なわないフッ素の防水スプレーなので、靴からウェアまで、幅広く使えるオールマイティーなものです。使える素材は、スムースレザーや起毛皮革といわれているスウェード、ヌバック、合成皮革などがメインとなっています。
しかし、通気性を保ったまましっかり撥水してくれることから、ゴアテックスでも使用できますよ。コロニルの中でも、安価なタイプで使いやすいところもおすすめの理由です。
コロニルは評価のいいブランド
コロニルはドイツの名ブランドで、ヒマラヤ山脈に挑む冒険家の革靴にも使われていたといわれています。日本でも評価が高く、革製品やゴアテックスの防水スプレーで迷ったら、コロニルを選ぶといいと言われているほどです。
ゴアテックスは革製品ではありませんが、フッ素やシリコンなど種類問わず、透湿素材に使える防水スプレーなら、少なくともウェアはどんなものでも使えるので、信頼できるメーカーから選べば、透湿性を保ったまま撥水できますよ。
ゴアテックスで使えるおすすめの防水スプレー2
コロニル ナノプロ
コロニル ナノプロ 300ml
先程紹介したコロニルの防水スプレーの最上位モデルが、ナノプロです。粒子が細かく、透湿性を活かしたまま防水できるフッ素系の弱点としては、効力が失われやすいという点がありました。ナノプロはより細かい粒子になっていて、しっかり繊維に入り込み長続きすると言われていますよ。
また、もとから効き目の長いシリコンも配合している、ハイブリッドタイプになっていて、水だけではなく、汚れにも強いゴアテックス対応の防水スプレーです。
違いは一目瞭然
同社のスタンダードな防水スプレーとナノプロを比べると、一目瞭然といわれているほど、しっかり水を弾いてくれますよ。そのぶん価格は少々高くなっています。
ゴアテックスが水を弾かなくなる原因の一つに、汚れというものがあるので、ナノプロは防汚効果も期待できるためおすすめです。製品説明に「自浄効果」を用いているほど、防汚に自信をもっていますよ。ほこりなどが強く付着せず、雨が降ったときに、水とともに汚れが流れ落ちる仕組みです。
ゴアテックスで使えるおすすめの防水スプレー3
3M 衣類用スコッチガード
SG-P345iS
防水スプレーの定番のスコッチガードから衣類用のタイプで、フッ素とシリコンのハイブリッド型です。ゴアテックスのような透湿素材でも使えますよ。
衣類用ということで、ゴアテックスのウェアに最適なものになっていて、水が染み込むようになってきたゴアテックスでも、しっかりスプレーすることで、再び水を弾くようになります。スコッチガードは、日本で作られている定番の防水スプレーなので、口コミや評価も参考にしやすくおすすめです。
汚れも防げる
水性の汚れだけではなく、油汚れもしっかり防いでくれる防水スプレーとなっています。実は、フッ素を使用している防水スプレーは、油汚れにも強く、フッ素加工のフライパンが焦げ付きにくく、簡単に食材をひっくり返せるのと同じです。
残念なことに、靴用はシリコン系なので、ゴアテックスの靴がもつ透湿性を消してしまう可能性があります。また前述したように、日本ゴア株式会社では、靴への防水スプレーは推奨していないので、必要なときだけしましょう。
ゴアテックスで使えるおすすめの防水スプレー4
エム・モゥブレィ プロテクターアルファ
プロテクターアルファ
一般的な革からスェードのような特殊な革、キャンバス生地、そしてゴアテックスなど、幅広く使える防水スプレーです。透湿性を失わずに、撥水効果が復活するので使いやすいです。
こちらの製品も人気のある防水スプレーのため、口コミやレビューが確認しやすいという特徴があります。防水スプレーは、まんべんなく振りかけないと、白い染みのような汚れが出てきやすいと言われていますが、この製品は染みになりにくいとも言われていますよ。
使える素材にゴアテックス名前があるから安心
革やキャンバス生地と共に、ゴアテックスなどのハイテク素材というふうにしっかり明記されているので、ゴアテックスに使えるか不安に思っている方も、安心して使える防水スプレーとなっています。
洗濯しても撥水効果が復活しない場合、防水スプレーで回復させないと、ゴアテックスを使った高価なレインウェアでも、濡れてしまい意味がありません。防水スプレーが必要なときは、手入れとして洗濯した後に振りかけましょう。
ゴアテックスで使えるおすすめの防水スプレー5
TOKO テキスタイルプルーフ
TOKO Eco テキスタイルプルーフ 500ml
ガスを使わず、霧吹きと同じ仕組みで薬剤を散布する、エコなデザインの防水スプレーです。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツのウェアやゴアテックスに使える専用のタイプとなっています。
霧吹きタイプですが、使い方は、他のガスで出る防水スプレーと大きな差はありません。洗濯などをして表地の汚れをしっかり落としてから、散布するといいでしょう。汚れがなくなると、撥水効果が回復しますよ。
容量が多い
少し高価に思えるかも知れませんが、一般的な防水スプレーは、300ml前後のものが多いです。こちらの製品は、500mlと大容量となっているので、小物からウェア類まで使えますよ。一回使用した防水スプレーでも、食品のように簡単に変質することは少ないので、保管しておいてまた使うということもできます。
ゴアテックスで使えるおすすめの防水スプレー6
グランジャーズ パフォーマンスリペア
パフォーマンスリペル プラス
一度洗濯機などで、ゴアテックスのウェアなどを洗った後に使用する撥水スプレーです。表地の汚れを落とした後に振りかけることで、細かな繊維を一本ずつ保護してくれるので、しっかり水を弾くようになりますよ。
同社が販売する専用の洗剤も使用すると、さらに効果が高まるのでおすすめです。フッ素でもシリコンでもない、独自素材のアクリルポリマーを採用していて、耐久性がよく自然にも優しい製品となっています。
洗濯が必要
どの防水スプレーも、一度洗濯したほうがいいとはなっていますが、こちらの製品は特に洗濯を推奨しているので、洗濯というプロセスが必要になります。しかし、ゴアテックスユーザーから非常に高く評価されている防水スプレーで、必須という声もあるほどです。1本で約3~4着ほどの撥水加工ができます。
ゴアテックスで使えるおすすめの防水スプレー7
ニクワックス ウェア用防水スプレー
ニクワックス EBE016
ニワックスは、キャンプなどのアウトドアではおなじみの防水スプレーです。ウィンタースポーツのゴアテックス素材に使っているユーザーも多く、人気のある防水スプレーです。
乾かすときに、余分な防水スプレーを拭き取らないと、白いシミのようになってしまいますが、その点だけ注意すると、撥水加工が弱った生地でも、効果がある程度回復します。洗剤タイプもありますが、こちらのほうが手軽にできると評価されています。
臭いが気になる場合
臭いが気になるという場合は、しっかり乾かした後、消臭剤を使うといいと言われていますよ。消臭剤の必要性は人それぞれなのですが、もし防水スプレーをした後に臭いがのこったというときに、試してみてはいかがでしょうか。
ゴアテックスに使える防水スプレーのまとめ
防水透湿素材用なら大丈夫
ゴアテックスは、透湿素材という特殊な素材なので、透湿素材が使える防水スプレーというのが大切になります。市販されている防水スプレーは、ほとんどフッ素系ですが、透湿素材に対応しているのであれば、シリコンでも大丈夫です。
大切なのは、防水スプレーを振りかける前に、汚れを落としておくことです。ウェアでも靴でもグローブでも、大切になってきますよ。汚れを落としてから振りかけることで、撥水加工が復活します。
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