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オリーブにおすすめの肥料は?性質に合わせた正しい土壌や肥料の与え方を解説!

オリーブを育てる際には肥料選びや肥料を与える時期も大切です。オリーブに適した土壌を作ってあげることで、よりオリーブを上手に育てることが出来ます。ぜひオリーブを育てる際にチェックして欲しい肥料の与え方などを紹介して行きます。
更新: 2022年1月18日
bambi
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オリーブを育てよう!

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オリーブは美しい葉が人気で、自宅でオリーブの葉や実を楽しみたいと思って栽培する人も多いでしょう。しかしオリーブを上手に栽培するには、肥料や土壌など抑えておきたいポイントがいくつかあります。オリーブは初心者でも比較的育てやすい植木として人気ですが、しっかりと肥料などお手入れをしてあげることですくすくと成長し綺麗な葉や実を楽しむことが出来ます。今回はそんなオリーブの肥料のやり方や土壌の作り方までオリーブに与える肥料のコツなど紹介して行きます。

オリーブの種類を見てみよう

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オリーブと言ってもさまざまな種類があります。日本で育てられる種類だけでも約6品種程あります。それぞれ特徴が違うので、オリーブを育てる際には種類もチェックしてみるのがおすすめです。特にオリーブの実を収穫したい人はオリーブの種類によって実が変わってくるので注意しましょう。定番のオリーブの種類がマンザロ二と言う種類になり、スペイン原産で枝が広がりやすいタイプです。また、ルッカは病気に強く育てやすいが果実をつける年とつけない年を繰り替える種類などそれぞれ特徴があります。

オリーブはどんな土壌が良いの?

オリーブを栽培する際は、水はけのよい土壌が良いとされています。それと合わせてオリーブは弱酸性の土壌で育てることが大切です。その際、ph6.5~7.0が理想的とされています。phとは、アルカリ性を表す尺度のことで、土壌のphを調べる際は、園芸店などで購入出来る酸度測定液を使うと良いでしょう。また、土壌は肥料などを組み合わせることで正しい数値にすることが出来るので、オリーブを植える前に肥料を使って土壌のphを調整するのがおすすめです。

どんな肥料を使えば酸性になるの?

オリーブを植える土壌のphを計って、アルカリ性が足りなかった場合におすすめの肥料が苦土石灰。くどせっかいと言い土壌をアルカリ性にする肥料としてよく使われており、苦土石灰の肥料は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムから出来ています。土は雨などによって酸性が強くなってしまったりしますので、特に地植えなどの場合は肥料が必要かその場所の土壌をチェックしましょう。その際に土が酸性が強かった際に中和させるための肥料として使用します。また、植え替えなどを行う際も土壌をチェックして肥料を組み合わせて調整してみて下さい。

肥料を与えるとオリーブはどうなるの?

肥料を使って土壌を整えてあげると、オリーブの根が強くなり葉にもツヤが出ます。肥料を与えることで、枯れにくく強いオリーブに成長してくれるのです。オリーブを丈夫に育てる為にも上手に肥料を使って土壌作りをしてみましょう。それではこれから土壌作りに必要な肥料などについて紹介して行きます。

土壌に使う肥料の苦土石灰とは


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オリーブの土壌作りの肥料として使われる苦土石灰は、鉢植えの場合土1リットルに足して肥料3~5グラムが適量とされています。この肥料は後からまくのではなく、土壌作りの際にしっかり肥料を混ぜておきましょう。オリーブに使う土壌にしっかり肥料である苦土石灰を混ぜ合わせます。また、この肥料である苦土石灰は土に馴染むまでに時間がかかる肥料です。だいたい肥料が馴染むまでに2~4週間程かかると言われている為、植え替えの際など事前に肥料を混ぜて土壌を作って放置しておくのが良いでしょう。

肥料の組み合わせを考えよう

オリーブを育てるにはさまざな肥料がバランスよく組み合わせされているのが良いとされています。主にオリーブなど植物の生育に必要な三大肥料が窒素とリン酸とカリ。特に窒素はオリーブの生育に欠かせない肥料の1つです。窒素の含まれる肥料は油かすや魚粉。この窒素と呼ばれる肥料が不足すると葉が黄色くなってしまったり生育が悪くなってしまいます。その為にも上手に組み合わせて使うのをお勧めします。

肥料はバランスよく与えよう

他にもリン酸の肥料が足りないとオリーブの葉が小さくなってしまったりします。このリン酸肥料は、骨粉や米ぬかのこと。しかしこのリン酸を肥料として多く与えてしまうと肥料焼けの原因にもなってしまうので注意が必要です。リン酸の肥料は少な目に与えられることが多く、そしてカリは植物に大切な光合成の働きを良くしてくれます。特にオリーブの場合、実を楽しみたい人はオリーブの実を大きく育てる為にも必要な肥料の1つです。カリを含んだ肥料は草木灰などがありますので、特に植え替えなどをする際は肥料を組み合わせてバランスよく与えてあげるのが良いでしょう。

オリーブの肥料のタイミングを考える

オリーブに与える肥料のタイミングを紹介します。オリーブを育てる際は、年に3回肥料を与えると良いとされています。その肥料のタイミングは最初に与える肥料である元肥と生育の途中で与える肥料である追肥、オリーブの実を収穫した後に与える肥料である御礼肥の3回です。主な肥料の時期としては3月、6月、11月がおすすめ。また、肥料を与えるタイミングによって肥料の種類を変えるのも良いでしょう。加えて、植え替えをした際も肥料を与えるのがおすすめです。オリーブの植え替えの時期は2月中旬から3月が良いとされているので、その際も肥料を調整してみて下さい。

最初は有機質肥料

3月に行う肥料の元肥のタイミングでは有機質肥料を使うのが良いでしょう。有機質肥料はゆっくり効果が現れる肥料とされていて、魚かすや骨粉である動物質肥料と、大豆や菜種などのしぼりかすの植物質肥料のことを言います。その後の6月の肥料をやる追肥や11月の肥料の御礼肥は即効性のある窒素やリン酸、カリなどの主成分が入った無機質肥料がおすすめです。肥料は時期によって組み合わせを変えることで効果が期待できるので、時期などによって肥料の種類を変えてみて下さい。

オリーブの肥料焼けに注意しよう

肥料焼けと言う言葉を知っていますか?肥料焼けとは、1度に多くの肥料を与えてしまい土壌の肥料濃度が高くなり、根から水を吸い上げることが出来なくなり、ひどい場合には枯れてしまう現象のことを言います。肥料をあげれば、オリーブが元気に育つのではなく、肥料を与える時期や量を間違えるとかえって肥料焼けなどを起こしオリーブの生育を妨げてしまいます。それを防ぐ為にも、肥料の与えすぎに注意して肥料焼けしないように注意しましょう。肥料焼けを防ぐ為にも肥料を上げるタイミングなどを決めておくのも良いのではないでしょうか?


オリーブがかかりやすい病気

オリーブを育てていると気になるのがオリーブの病気。特に注意したいのがカビです。オリーブに発生するカビはエキビョウキンと呼ばれるカビの一種で、カビが生えるとオリーブの葉に灰緑色の斑点が出来て、だんだんにオリーブの葉を枯らしてしまいます。肥料などをちゃんと与えていてもカビなどが発生することがあるので注意しましょう。ではオリーブにカビを発見したらどうしたら良いのでしょうか?

オリーブにカビを発見したら

オリーブにカビを発見したら、殺菌剤を使いましょう。カビのついたオリーブの葉などを取り除いた場合は、放置したままにすると他の植物にも感染してしまうのでしっかり処分して下さい。また、オリーブの葉以外にも土にカビが発生することがあります。特に日当たりが悪い場所や水はけの悪い場所でオリーブを育てていると土もかびてしまう事も。それを防ぐ為にも、日当たりの良い場所でオリーブを育てるようにして下さい。オリーブの水やりや肥料をあげる際に、オリーブが病気にかかってないかチェックしてあげると良いでしょう。

オリーブの鉢植えの栽培ポイント

オリーブを鉢植えで育てる際のポイントを紹介します。オリーブを鉢植えで育てる際は、鉢の大きさが重要になって来ます。また、どのくらいの大きさまでオリーブを成長させたいかによって鉢の大きさを決めるのも良いでしょう。逆を言えば、小さく育てたい時は小さい鉢でオリーブを育てるのが良いのです。まずは、鉢植えにするオリーブの苗に合った鉢を選びましょう。鉢の大きさの目安は、オリーブの苗木よりも一回り程大きい鉢です。また、オリーブは成長に合わせて植え替えをする必要があるので、あまり大きすぎる鉢を使うと植え替えが大変になってしまいます。

鉢を選ぶ際のポイント

鉢植えでオリーブを楽しむ際は、どんな鉢を使うかも悩むかと思います。よくホームセンターなどで比較的安値で購入出来るのがプラスチック製の鉢です。しかしオリーブの通気性や水はけを考えると素焼きの鉢を使うのがおすすめです。また、オリーブの鉢植えを置く場所は、日当たりが良い場所を選ぶと良いでしょう。

鉢植えの場合の肥料は?

鉢植えをする際もオリーブの土壌や肥料も成長に欠かせない材料の1つです。鉢植えの場合はオリーブ専用の培養土を購入して使うのもおすすめです。園芸店やネットなどでも購入出来て、自分で土に肥料などを混ぜたりする手間も省けます。また、オリーブ専用の土壌を使わない際は、肥料が含まれた果樹用の培養土を選ぶのが良いでしょう。また、専用の土などを使わない場合は、苦土石灰を肥料として混ぜて土壌をアルカリ性にしてからオリーブを植えましょう。

オリーブの地植えの栽培ポイント


庭などがある人はオリーブを直接地植えして栽培するのもおすすめです。オリーブは大きく成長する木でもあるので、庭などに植えて肥料などを与えれば自宅のシンボルツリーとして楽しむことも出来るでしょう。地植えする際は、オリーブをどの場所に植えるかも重要になって来ます。オリーブは日光を好む樹木なので、地植えする場所の日当たりもよくチェックしましょう。また、重要なのがオリーブを地植えする場所の土壌の肥料などの状態です。

事前に肥料をまいて土壌作りをしておく

オリーブを地植えする際には、事前に植える場所の土壌をチェックする必要があります。オリーブを植える場所の土壌はph6.5~7.0ぐらいにしておくのが良いとされています。その際、phが合わない場合はアルカリ性にする肥料でもある苦土石灰を使用しましょう。事前に地植えする場所を決めたら、肥料をまいて土壌を調整しておくとオリーブがよく育つでしょう。肥料を使えば、土をよりオリーブに良い状態に出来るので、土の状況を見て肥料を判断してみて下さい。

まとめ

オリーブを育てる為には、肥料の種類や肥料の組み合わせ、肥料を与える時期などがとても大切になって来ます。肥料は正しく与えないと肥料焼けなどの原因にもなってしまうので注意が必要です。また、植え替えを行う際も時期や事前の肥料作りなどが重要になって来ます。正しくオリーブを育てる為の肥料の時期や肥料の種類を知って、上手にオリーブを生育させてみて下さい。

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