おいしいしそジュースの作り方
しそジュースを手作りしてはいかがでしょうか。しそ、クエン酸、リンゴ酢には、たくさんの栄養素が含まれているため、防腐・殺菌、食欲増進、健胃、疲労回復、筋肉痛の防止、老化予防、美肌効果があります。健康志向で人気のしそジュースの簡単な作り方からおいしいアレンジ、保存方法をご紹介します。
しその種類
しそはシソ科シソ属の植物です。健康志向で最近人気のエゴマの変種と言われています。しその品種は多いですが、大きく分けると赤しそと青しその2種類になります。普段の生活で目にすることも多いですね。青しそは大葉とも呼ばれています。今回は、赤しそと青しそのどちらも使ったしそジュースの作り方をご紹介します。
簡単しそジュースの作り方1:赤しそ
基本的で簡単にできる赤しそジュースのレシピ
材料 赤しその葉500g 砂糖1kg クエン酸30g 水2リットル
赤しそをお水できれいに洗って沸騰したお湯で煮ます。アク取りもしてくださいね。葉っぱが緑色になったらザルに移して絞ります。絞った汁をお鍋に移してお砂糖を入れて温めます。クエン酸を加えます。洗う、煮る、絞る、煮るの4ステップで出来上がるので簡単です。
詳しい作り方は動画で
基本的で簡単にできる赤しそジュースの作り方をご紹介します。材料は、「赤しそ、お砂糖、お水、クエン酸」の4つだけです。お料理に慣れていない方だと、「クエン酸はどこで売ってるの?」と疑問をお持ちになるかもしれませんが、ドラッグストアやインターネットで購入できます。クエン酸を入れることにより色が鮮やかになります。簡単にレシピ・作り方も書いてありますので、ぜひ作ってみてくださいね。動画は多少材料が異なります。
簡単しそジュースの作り方2:赤しそ/リンゴ酢
リンゴ酢を使った赤しそジュースのレシピ
材料 赤しそ1袋 水1リットル 砂糖800g レモン3個 リンゴ酢/レモンの搾り汁と合わせて400cc 塩2つまみ
赤しそをお水できれいに洗って沸騰したお湯で煮ます。アク取りもしてくださいね。葉っぱが緑色になったらザルに移して絞ります。絞った汁をお鍋に移してお砂糖を入れて温めます。レモン果汁、リンゴ酢、塩を加えます。洗う、煮る、絞る、煮るの4ステップで出来上がるので簡単です。
詳しい作り方は動画で
リンゴ酢を使った赤しそジュースの作り方をご紹介します。材料は、「赤しそ、お砂糖、お水、レモン汁、リンゴ酢、塩」の6つです。レモンを入れることでお酢のにおいが緩和されるため、お酢が苦手な方でも比較的に抵抗なく飲むことができます。お子様にも人気があります。簡単にレシピ・作り方も書いてありますので、ぜひ作ってみてくださいね。動画は多少材料が異なります。
簡単しそジュースの作り方3:赤しそ/はちみつ
はちみつを使った赤しそジュースのレシピ
材料 赤しその葉500g 水2リットル はちみつ200g 柑橘系の果汁100ml
赤しそをお水できれいに洗って沸騰したお湯で煮ます。アク取りもしてくださいね。葉っぱが緑色になったらザルで絞ります。はちみつを入れて溶かします。果汁を入れて混ぜます。洗う、煮る、絞る、混ぜるの4ステップで出来上がるので簡単です。
詳しい作り方はクックパッドで
はちみつを使った赤しそジュースの作り方をご紹介します。材料は、「赤しそ、お水、はちみつ、柑橘系の果汁」の4つだけです。甘さ控え目ですがおいしいです。簡単にレシピ・作り方も書いてありますので、ぜひ作ってみてくださいね。
簡単しそジュースの作り方4:赤しそ/濃縮
濃縮タイプの赤しそジュースのレシピ
材料 赤しその葉320g 水2リットル 青しそ4~5枚 砂糖(三温糖)1000g 砂糖(上白糖)200g クエン酸70g ポッカレモン(残り)ほんと少量
赤しそをお水できれいに洗って沸騰したお湯で煮ます。アク取りもしてくださいね。葉っぱが緑色になったら青しそを入れてザルで絞ります。絞った汁をお鍋に移してお砂糖を入れて温めます。クエン酸を加えます。洗う、煮る、絞る、煮るの4ステップで出来上がるので簡単です。
詳しい作り方は動画で
原液・濃縮(8~10倍)タイプの赤しそジュースの作り方をご紹介します。材料は、「赤しそ、お水、青しそ、三温糖、上白糖、クエン酸、レモン汁」の7つです。濃度があるため長期保存できますし、もちろん常温保存も可能です。 花粉症対策にもなります。長期保存したい方に人気があります。簡単にレシピ・作り方も書いてありますので、ぜひ作ってみてくださいね。動画は多少材料が異なります。
簡単しそジュースの作り方5:青しそ
基本的で簡単にできる青しそジュースのレシピ
材料 青しそ100g 三温糖70g レモン汁50g 水500g
青しそをお水できれいに洗って沸騰したお湯で煮ます。青しそを取り出します。お鍋に三温糖、レモン汁を加えます。洗う、煮る、煮るの3ステップで出来上がるので簡単です。
詳しい作り方は動画で
基本的で簡単な青しそジュースの作り方をご紹介します。材料は、「青しそ、三温糖、レモン汁、お水」の4つだけです。赤しそジュースより簡単にできます。青しそジュースはお水、ソーダ、焼酎などで割って飲めます。家庭菜園で作った青しそを一気に大量消費できますよ。簡単にレシピ・作り方も書いてありますので、ぜひ作ってみてくださいね。動画は多少材料が異なります。
しそジュースのアレンジ
しそを使ったジュース以外のアレンジ方法をご紹介します。しそビネガー/ソーダ割り、しそミルクかき氷、飲むヨーグルト、サングリア、しそふりかけ(ゆかり)、佃煮を簡単に作ることができます。
アレンジ1:しそビネガー・ソーダ割りのレシピ
赤しそジュース、はちみつ、リンゴ酢、ソーダをグラスに入れて混ぜるだけなので、簡単です。赤しそジュースの濃さや好みにもよりますので、最初はソーダを2倍入れて、お好きな濃度に調節しましょう。炭酸が苦手な方は、ソーダの代わりにお水でもおいしいです。
アレンジ2:しそミルクかき氷のレシピ
かき氷に赤しそジュース、練乳をかけるだけなので簡単です。今ではかき氷専門店も多く、夏だけのメニューではなく一年中食べられて人気のあるかき氷。いつものシロップの代わりに赤しそジュースもおすすめです。赤しそジュースはヨーグルトにかけてもおいしいです。
アレンジ3:飲むヨーグルトのレシピ
材料 豆乳180cc しそジュース大さじ2〜3
豆乳に赤しそジュースを入れて混ぜるだけで飲むヨーグルト風になります。注意点はリンゴ酢などお酢の入った赤しそジュースを使うことです。
詳しい作り方はクックパッドで
甘い赤しそジュースが入ることにより、豆乳が苦手な方も飲みやすくなりますので、ぜひ作ってみてくださいね。
アレンジ4:サングリアのレシピ
材料 赤しそジュース1リットル りんご1/4個 小夏(オレンジでも可)1/2個 バナナ1/2本 桃1/4個 ブルーベリーまたはぶどう適量
フルーツを食べやすい大きさにカットして、ピッチャーやビンなどに入れます。赤しそジュースを入れます。材料以外にもお好みでフルーツを入れてくださいね。フルーツを切って赤しそジュースと混ぜるだけなので簡単に作ることができます。
詳しい作り方はクックパッドで
フルーツたっぷりのサングリアはお子様にも人気のレシピです。お子様の大好物のフルーツを材料にすると大喜びですね。大人の方は生姜やシナモンなどのスパイスを入れてもおいしいです。
アレンジ5:しそふりかけ(ゆかり)のレシピ
材料 赤しその葉150g 塩25g 酢50ml
赤しそジュースを煮出した後の葉っぱをしぼり、塩を加えてもみます。お酢を加えてもみます。クッキングシートの上に赤しそを広げて、レンジで加熱して乾燥させます。乾燥したら、ブレンダーやミルなどで細かく砕いて塩を加えます。
詳しい作り方は動画で
しそふりかけ(ゆかり)のレシピ・作り方をご紹介します。材料は、「赤しそ、塩、酢」の3つだけです。赤しそジュースを作った後の葉っぱを有効活用できます。湿気を避けて瓶などに保存します。動画は多少材料が異なります。
アレンジ6:佃煮のレシピ
材料 赤しそ300~400g 長ネギ1/2本 青唐辛子3本 ■調味料 だし汁100cc 砂糖大さじ2 みりん大さじ3 醤油大さじ5 酒大さじ3 ゴマ大さじ3~4 ごま油大さじ1~2
赤しそジュースを煮出した後の葉っぱをしぼり刻みます。ネギ、青唐辛子をみじん切りにします。調味料を鍋に入れて加熱します。調味料が煮立ったら赤しそ、ネギ、青唐辛子を入れます。汁気がなくなったら火を止めてゴマ、ごま油を加えて混ぜます。
詳しい作り方はクックパッドで
佃煮のレシピ・作り方をご紹介します。材料は、「赤しそ、塩、酢」の3つだけです。赤しそジュースを作った後の葉っぱを有効活用できます。佃煮も作れるとは新しい発見ですね。
しそジュースの保存方法
冷蔵庫、冷凍庫で保存
しそジュースは、常温保存もできますが、冷蔵庫に入れた方が安心です。保存する時には除菌したフタ付きの保存容器に入れます。ビンでの保存をおすすめしますが、ペットボトルでの保存も可能です。なるべく空気に触れないように、注ぎ口いっぱいまで入れて容器のフタをしっかり閉じます。冷凍庫での保管は製氷皿を使うと便利です。常温保存の場合は冷暗所に置きます。
保存期間
保存期間は冷蔵庫・冷凍庫に入れて約1ヶ月~6ヶ月、常温保存は2週間です。お砂糖の量や濃さなどで変わってきます。長期保存する場合はお砂糖を多めに作り、半量になるまで煮詰めます。濃度が濃い方が長期保存できます。また、熱いうちに詰めた方が長持ちしますが、できるだけ早く飲み切った方が安心です。
保存ビンの消毒方法
保存ビンの消毒は煮沸消毒をします。度数高めのアルコール(焼酎・ホワイトリカーなど)、食品用アルコールを使用してもいいです。数日中に飲み切るのであれば、ペットボトルがお手軽ですが、きちんと消毒はしてくださいね。
しそ、クエン酸、リンゴ酢は栄養素たっぷり
しその効能・効果
しそには、たくさんの栄養素が含まれています。βカロテン、ビタミンB群、ビタミンK、鉄分・カルシウムなどのミネラルが豊富です(「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」から引用)。
皮膚・粘膜の細胞を正常に保つ働きがあるため、防腐、殺菌作用、食欲増進、健胃作用、アンチエイジング、がん予防、動脈硬化・心筋梗塞などの生活習慣病にも効果があると言われています。
クエン酸の効能・効果
クエン酸は、食べ物に含まれるエネルギーを活動のためのエネルギーに変えるときに役立つ成分で、酢とエネルギー源である糖質や、糖質の代謝を促すビタミンB1を一緒に摂取すると、スタミナアップや疲労回復に効果的です(https://www.nhk.or.jp/「NHKライフ」から引用)。
筋肉痛の防止、食欲増進、消化吸収、便秘解消、抗菌作用、老化・夏バテ予防、美肌、ダイエット、血液サラサラにも効果があると言われていて、女性人気も高いです。
リンゴ酢の効能・効果
リンゴ酢には、ビタミンB群、ビタミンK、ビタミンC、カリウム、ナトリウム、アミノ酸が含まれています(「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」から引用)。
ダイエット、美肌の維持、疲労回復、高血圧の改善、むくみを減らす、骨粗鬆症予防、便秘解消、デトックス、安眠効果があると言われていて、女性人気も高いです。
しそジュースのまとめ
しそジュースの作り方をご紹介しました。しそジュースは甘くておいしい人気の飲み物というだけではなく、作った後の残りの葉っぱでふりかけや佃煮を作ることができて地球にも家計にもやさしいです。レシピ・作り方を見て、ぜひ作ってみてくださいね。
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