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手軽でおしゃれに!手縫いで仕上がる手作りお手玉の簡単な作り方講座!

お手玉の作り方は手縫いで簡単にできるかわいいハンドメイド。自分で作ればサイズも布も形もお好みでできます。お手玉の作り方を縫い方から布の選び方から解説します。俵型だけでなくおしゃれな座布団型の縫い方もご紹介しましょう。いろんなお手玉の縫い方を知りたい方必見です。
更新: 2021年9月18日
佐藤3
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この記事で紹介しているアイテム

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はじめに

手縫いで簡単!お手玉の作り方と遊び方紹介

お手玉は少しの布と穀物などを入れて簡単に作ることができる、昔からある子供のおもちゃ。俵型のものが有名ですね。しかし座布団型や野菜・果物をかたどった変わり種の作り方も存在します。これらは大きさやサイズを変更して和風な部屋の飾りとしておしゃれな使い方もできるでしょう。いろいろなお手玉の作り方の解説とそれを使った簡単な遊び方もご紹介しましょう。

お手玉について

お手玉のはじめてや日本と世界のお手玉の特徴などの解説から御覧ください。西洋では骨を投げた遊びであったり、あの誰でも知っている日本の偉い人も使ったお手玉の話などご紹介します。

世界中にあるお手玉

お手玉というと日本の遊びと勘違いされそうですが、同じようなものは世界各地に存在していて、古いものだとジプシーたちの遊具として袋状に縫った生地の中に小さな粒状のものをたくさん詰めて投げたものが有名。この他にも羊の骨を使ったお手玉と同様の玉状のものを使って、投げて遊ぶというものもこの遊具の起源としてヨーロッパに伝わっています。

日本のお手玉の歴史

日本でも最初は生地を縫ったものでなくて石や水晶玉などを投げたとされていて、あの聖徳太子が投げたといわれている水晶は今も現存しているくらいです。今のような生地で袋に仕立てて中に穀物などを入れた形になったのは江戸から明治時代ころ。

ハンドメイドお手玉の作り方1.材料

お手玉は大きさも小さく少しの材料で作ることができます。中に詰めるものは小豆が一般的ですがサイズによっては米や炒った大豆、野に生えている数珠玉の実などいろいろ活用できますので身近なものでまず1個作ってみてはいかがでしょう。

お手玉の材料

作り方には布と裁縫道具・中に詰める詰め物として穀物やぬいぐるみ制作用のペレットなども使えます。後から同じ大きさのものを作る場合に、簡単な型紙も作っておくと良いでしょう。

お手玉におすすめなおしゃれな和柄生地

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やはり和風な生地が似合うお手玉。1個あたりにつかう分量は少しで良いのでいろいろな柄の生地がセットになったはぎれパックなどを活用すると、カラフルでたくさんのお手玉を作ることができておすすめ。もちろん、和柄だけでなく洋風なプリント生地を使ってもまた違ったものができあがるでしょう。

ハンドメイドお手玉の作り方2.俵型

お手玉のサイズは大人なら手に乗せると指の部分が隠れるくらい。子供でも持てるようなコンパクトな大きさにするのがコツです。だいたい大きさは古くから遊びやすい大きさが決まっていますので、材料のところの生地サイズで作ってみてください。

簡単に作れる俵型お手玉の作り方は

小さな布と針と糸などすぐ用意できるようなものでできる俵型お手玉の作り方です。ここでは中に小豆を入れていますが、米でもペレットでも角がない洗った小石で作る人もいます。


俵型お手玉の作り方の材料

用意する生地は10✕16センチのリップル。ぽこぽことした布の表面で夏向きの子供の浴衣などにも使われる布ですが、季節ものなので同じようなものは夏場でないと手に入りにくいでしょう。その場合は別のお好みの生地に変えてください。中に入れるあずきは40gがちょうどよい量。その他裁縫道具を準備してください。

俵型お手玉の作り方概要

糸は1本取りで糸端を玉結びして、中表に半分に畳んだものを全てぐし縫いで仕立てています。ハードに使う場合は糸は2本取りで縫い始めは1度返し縫いすることでしっかり出来るでしょう。縫い縮める部分は糸2本取りで縫い代は1センチ。同じくぐし縫いした後最後に糸を引いて3周巻きつけ針を通してしっかり玉結び。小豆を入れたあとに同様に反対側も縫って仕上げます。

俵型お手玉の作り方のコツ・ポイント

四角い生地を寸法に切って縫うだけで型紙不要。縫い代は生地寸法に1センチ入っています。針目のサイズは中に入れたものが出てこないくらいの細かさで。裁縫をはじめるくらいの大きさならお子さんでも簡単にできるでしょう。

ハンドメイドお手玉の作り方3.座布団型

おしゃれな座布団型お手玉を作る

座布団型お手玉は4枚の布を縫い合わせていくことからしあわせお手玉と呼ばれることもあります。同じ布でも良いですし、まったく違う2パターンの生地を使っても素敵なデザインに仕上がるのでお試しください。サイズの調整は布の縦横比が1:2になるようにすれば簡単に変更できるでしょう。

座布団型お手玉の作り方の材料

1個作るのに生地は4.5✕9センチの長方形のものを4枚使います。動画ではミシンで縫っていますが、手縫いでももちろん作ることができます。木綿糸と針・まち針(小さな洗濯バサミ)とハサミ・中に詰めるものを用意してください。

座布団型お手玉の作り方概要

縫い方は中表に短い辺と長い辺の角をあわせて、上になっている生地を下の生地に沿わせるように曲げながらぐるりと3辺縫ったものを2つ作ってください。それぞれのパーツを中表にして入れ口を残して縫い合わせ、中身を詰めて最後に口をとじ付けてできあがりです。

座布団型お手玉の作り方のコツ・ポイント

長方形をクロスさせて縫いはじめるのですが、上になる布は短い辺にして上の生地を下の生地に沿わせると縫い方がわかりやすいでしょう。パーツを接ぎ合わせるときは縫い目を揃えるときれいに仕上がります。

ハンドメイドお手玉の作り方4.いちご

かわいいいちごのお手玉

遊ぶ用というよりも飾りのためのかわいくておしゃれなお手玉作りの方法です。いちごや柿に見立てて飾られています。

いちごお手玉の材料

用意するものは布が14✕6.5センチと5✕5。小さい方がヘタの部分になるのでそれらしい色の生地を選びましょう。その他詰め物としてペレットと裁縫道具を準備しましょう。

いちごお手玉の作り方概要


作り方は中表にして上下を端から輪まで1本縫います。実の形をイメージしながらぐし縫いをし、中身を詰めてからギュッと縫い縮めてください。ヘタ部分はまわりから中央に向けて折りたたみ、ひし形に縫って縮めることでできています。

いちごお手玉の作り方のコツ・ポイント

実を縫うときは四角い布を形に沿って縫うのではなく、角は丸みをつけてぐるりとぐし縫いしてください。縫い縮める時に余った縫い代は内側に入れ込んでしまうのでカットする必要はありません。

ハンドメイドお手玉の作り方5.ほおずき

変わったほおずきお手玉

おめでたい赤と白を対にすることでお雛様飾りにもなる、おしゃれなほおずきお手玉を作ってみましょう。真ん中の玉に詰め物をしてまわりは綿を入れた飾りになります。

ほおずきお手玉の材料

生地は本体部分に10✕10センチ。中の玉を作る用に8センチの円形にカットしたものを用意します。詰め物はこちらではペレットを使っています。その他綿や飾り用ビーズ・縫い糸・ハサミなどもご用意ください。

ほおずきお手玉の作り方概要

周りの飾り用の布の縫い方から。糸は1本取りで4つの辺をあわせて真ん中を残して縫ったら表に返しましょう。玉の部分はまわりをぐし縫い。詰め物をして糸を引き締めながら縫い代は内側に押し込んで仕上げます。本体をぐし縫いして中にペレットを入れて糸を引き締め仕上げたら玉をくるむように糸でとめて完成です。

ほおずきお手玉の作り方のコツ・ポイント

外側の飾りを縫う時に必ず中央部分につめものを入れる口ができるよう全部縫いきってしまわないようにしてください。詰め口があまり小さいと後で大変なので動画を見ながら適度なところまで縫うようにするとやりやすいでしょう。

ハンドメイドお手玉の中に入れるものは

小豆の特徴

お手玉の中身はサイズや大きさに関係なく40gくらいが手に持って遊ぶのに適した量といわれています。よい音がして扱いやすいということで日本全国一番ポピュラーなものとして小豆があります。マメひとつひとつがツルツルしているところも好まれるようです。

その他の穀物として米も使われる場合があります。米は粒が小さいので縫い目の大きさによっては中身が漏れてしまうことも。作る時に細かくして作るようにしましょう。

数珠玉

数珠玉は野生に生えている野草の実。水辺に自生していることが多いですが、最近は数が減ってあまり見かけないので入手が難しいことも。近くに数珠玉が自生しているような場所では、小豆の代用としてよく使われる他、これ単体でもつなげて子供のおもちゃとされる植物の実です。

ペレット


虫がわかない人工の詰め物として、近年のお手玉つくりにはよく使われる素材です。市販されているので手に入りやすいですが、その分コストがかかるのが難点。お手玉には重要な重みを出すのには少々不向きではありますが、飾りとするものの詰め物なら衛生的でおすすめ。

小石

できるだけ角がなく小豆大のものをより直ぐってきれいに洗って乾燥させて使います。こちらもよく洗えば虫のわく心配はありませんが、角のない小さな小石をたくさん集めるのは少し大変なことと、数が集まると重くなりすぎる場合もあるので注意が必要。

ハンドメイドお手玉の遊び方

お手玉の遊び方1.おさらい

お手玉はわらべうたと共にセットになって遊ばれるものです。地方によって歌の内容などが多少変わることはありますが、昔からあるポピュラーなお手玉として「おさらい」があります。ひとつの親玉を投げて宙に浮いている間に下にあるお手玉を取りキャッチ。これを繰り返して段々と取る個数を多くして難易度をあげていきます。

お手玉の遊び方2.3つ玉

ジャグリング要素の強いお手玉の遊び方です。2個まではできるけれど3個以上になると難しいと感じるでしょう。コツはどのお手玉も同じくらいの力で同じ高さまであげること。受け取る前に投げ、受け取ってから次のものを受け取る前に投げる。この繰り返しですが、慣れないと頭が混乱してしまうことも。

まとめ

おしゃれなお手玉の作り方は手縫いで簡単

浴衣や着物の余り布や100均のハギレなどの活用で簡単に作れるお手玉。そのまま飾ってもかわいいですし、歌に合わせて投げて遊ぶという昔ながらの遊び方を子供に教えるのにも良いですね。全て手縫いで身近にあるものを中身として使えるので、作ろうと思ったらすぐにできそうなのも魅力です。大きさやサイズに決まりはないですが、重さは卵1個分くらいを目安にすると扱いやすいものができるでしょう。この記事をお手玉作りの参考にしていただければ幸いです。

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