はじめに
ダッチベイビーとは何かご存じですか?言葉自体は知っていても、どのようなものかピンとこないという方も多いのではないでしょうか。今回はおいしい作り方や、パンケーキとの味や生地の違い、人気の食べ方アレンジをご紹介します。
ダッチベイビーとは?
ダッチベイビーってどういうもの?
ダッチベイビーとは、フライパンではなくオーブンで焼いたパンケーキです。トッピングなどでお好きにアレンジできるので、おやつにも食事にもなる人気の高い食べ物です。作り方はいたって簡単なので、ぜひ手作りしてみましょう。
パンケーキとの作り方・味・生地の違いは?
通常のパンケーキ生地とは異なり、卵をふんだんに使用したジャーマン生地と呼ばれるものを使っています。普通のパンケーキとは違い、外はカリカリ中はモチモチの新食感。まるでシュークリームの皮のような味わいです。
ダッチベイビーのおいしい食べ方
ダッチベイビーは、アツアツの状態を逃さず食べましょう!ホイップバターやレモン汁、粉砂糖をふりかけて食べるのが一般的な食べ方です。レモンの風味で、通常のパンケーキよりも甘味を抑えた味わいになります。
簡単でおいしい生地の作り方
ダッチベイビーのレシピ:材料
15cmスキレット1台分
・卵……1個
・牛乳……50ml
・薄力粉……30g
・塩……ひとつまみ
・バター……大さじ1
身近な材料でできる簡単料理
ダッチベイビーは、卵、薄力粉、牛乳、バターなど、とっても身近な材料で作れます。冷蔵庫にある材料で作れるので、簡単で手軽ですよね。スイーツとして食べる場合は、上記の材料にバニラエッセンスを加えるとさらに深い味わいになります。
ダッチベイビーのレシピ:道具
ダッチベイビーといえば、欠かせないのがスキレット。しかしスキレットがない場合でも、オーブン対応の耐熱容器で作ることができます。また、小さなココット皿で作るとポップオーバーみたいな可愛らしいお菓子になります。
ダッチベイビーのレシピ:作り方
ダッチベイビーの簡単な作り方をご紹介します。卵、牛乳、小麦粉、塩を切るようにさっくりと混ぜます。予熱したスキレットにバターを入れ、生地を流しこみオーブンへ戻します。ふっくらとふくらみ、こんがりとした焼き色が付くまで焼けばできあがりです。
ダッチベイビーのレシピ:コツ
一番の注意点は、材料の混ぜ方です。材料を混ぜるときに泡立ててしまうと、きれいな形にならなくなってしまいます。また、予熱も重要です。あつあつの状態で準備しておき、生地を流し入れたらすぐにオーブンに戻すのがポイント。生地を入れると温度が下がるので、オーブンへすぐに戻すことが重要です。
ダッチベイビーのレシピ:アレンジ
トッピングだけで簡単に味が変わる!
ホイップバターや粉砂糖、レモン汁のみのシンプルなダッチベイビーもいいですが、フルーツやアイスなどをトッピングしておしゃれに彩るのもダッチベイビーの魅力の一つです。焼きたての生地と冷たいフルーツやアイスクリームなどのコンビネーションがピッタリで、とってもおいしいですよね!
甘さ控えめの生地でお食事にしても!
ダッチベイビーは甘さが控えめでボリュームもあるので、お食事としての食べ方もおすすめです。生野菜や目玉焼きをトッピングするのはもちろん、チーズやきのこ、ハムなども相性がよいです。ワンプレートで手軽なのに野菜も摂れるので、栄養のバランス的にも嬉しいですよね。休日の朝食やランチにピッタリです。
ダッチベイビーの人気スイーツレシピ2選
1:ダッチベイビーのりんごコンポート添え
材料(15cmスキレット1台分) りんご1/2個 砂糖大さじ1 レモン汁小さじ1〜2 卵1個 牛乳50ml バニラエッセンス少々 薄力粉30g 塩ひとつまみ バター大さじ1
まるでカフェのメニューみたいな仕上がりですよね!りんごのコンポートが一見手間がかかりそうに思えますが、実は意外と簡単にできるんです。アツアツのダッチベイビーと、冷たいアイスクリームの相性が完璧で、リピートしたくなること間違いなしです。
詳しい作り方
難しく見えるコンポートの作り方も、レンジで簡単に作ることができます。耐熱皿に砂糖とレモン汁をふりかけたりんごを並べ、ラップをふんわりとかけてレンジで2分半〜3分加熱すればできあがり!これならダッチベイビーと並行して作れるので楽チンですよね。
2:ガーナチョコレートのダッチベイビー
材料(15cmスキレット1台分) 薄力粉35g 砂糖小さじ1/2 塩ひとつまみ ガーナミルク1/2枚(25g/刻んでおく) 牛乳60cc 卵1個 無塩バター10g <トッピング> レディーボーデン(バニラ)適量 ガーナミルク1/2枚(25g/刻んでおく) ラズベリー、ブルーベリー、バナナ、ミント適量
普通のダッチベイビーじゃもう物足りない!という方におすすめのレシピです。チョコを生地に溶かし込んでいるので、濃厚な味わいが楽しめますよ。こちらもアイスクリームを乗せているレシピです。チョコ生地とアイスクリームは相性がいいのでおすすめです。
詳しい作り方
基本の生地に溶かしたチョコを混ぜるだけで作れる人気アレンジです。チョコを牛乳に溶かすときは牛乳を沸騰しない程度に温め、チョコを加えて溶かしたらしっかり粗熱をとることです。また、チョコを生地に加える際は少しずつ行うとダマなくきれいに生地がまとまります。
ダッチベイビーの人気お食事レシピ2選
1:お食事系ダッチベイビー
材料 牛乳60cc 卵1個 小麦粉35g 塩(小麦粉に混ぜておく)少々 バター少々 ■ トッピング用 ミニトマト、生ハム、ベビーリーフ、レタス適量
ダッチベイビーはスイーツとしてだけではなく、このようなお食事としての食べ方もあります。こんなおしゃれな朝食を食べたら、一日がリッチな気分で気持ちよく過ごせそうですよね。ダッチベイビーは乗せる具材で雰囲気が変わるので、いろいろ試してみたくなりますよね。
詳しい作り方
こちらのレシピでは、ベビーリーフ、生ハム、ミニトマトをトッピングしています。冷蔵庫にある野菜を好きなようにトッピングできるので、アレンジは無限大ですね。最後の仕上げとしてオリーブオイルを回しがけると、香りもさらによくなります。
2:ドライカレー風ダッチベイビー
材料 (3皿分) 薄力粉40g 卵1個 牛乳40g 砂糖ひとつまみ 塩ひとつまみ バター15g ■ トッピング ドライカレー・サラダ適量
なんとダッチベイビーにドライカレーを乗せるという驚きのレシピです。ダッチベイビーとドライカレーという組み合わせ、ミスマッチに見えますが実は相性抜群なのです。ダッチベイビーの生地が、まるでナンのようにドライカレーを包んでおりとてもバランスが取れたアレンジです。
詳しい作り方
ドライカレーを一から作るのは少しめんどうですよね。おすすめなのは夕食としてドライカレーを多めに作っておき、次の日の朝食にこちらのレシピを作るというもの。これなら手間がかかりませんし、ご飯と合わせるのとは一味違ったドライカレーを楽しめます。
ダッチベイビーの生地アレンジレシピ2選
1:ホットケーキミックスのダッチベイビー
材料 (1人分・15cmのスキレット1台分) ホットケーキミックス40g 牛乳大さじ4 卵1個 バター5g 泣かない粉糖適量 ■ トッピング ホイップクリーム適量 イチゴ2~3個 ブルーベリー適量 あればチャービル適量
ダッチベイビーはなんとホットケーキミックスでも作れるんです!あまりにも簡単で手軽にできてしまうので、はじめてでも安心して作れますよね。スキレットを買ったはいいけどうまく使いこなせないという方にもおすすめのレシピです。朝食やランチにピッタリですよね。
詳しい作り方
あまりにも簡単なので特にコツはありません。粉をふるわなくても綺麗に作れるのが、手間がかからなくて嬉しいポイントですよね。ホットケーキミックスを加えたあと、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜることで、ダマにならず綺麗な生地になります。
2:豆乳と米粉のダッチベイビー
材料 (一人分) 卵一個 豆乳60g 塩少々 米粉30g バニラオイル少々 バター小さじ1
ダッチベイビーは一般的には小麦粉と牛乳を使いますが、こちらのレシピは豆乳と米粉でアレンジしています。ヘルシーでもちもちサックリとした食感がいいですね。砂糖を入れていないレシピなので、サラダなどをトッピングして朝食にするのもおすすめです。
詳しい作り方
野菜などをトッピングしたい場合は、バニラオイルは入れずに作るのがいいでしょう。また、バターをココナッツオイルにするのも人気のアレンジです。バターよりもココナッツオイルの方がヘルシーなので、気兼ねなく食べられますよね。
ダッチベイビーのスキレット代用レシピ2選
1:グラタン皿で作るスイーツダッチベイビー
材料 (一人分:グラタン皿16㎝) オリーブオイル大さじ1 薄力粉40g 塩ひとつまみ 牛乳50cc 卵一個 砂糖(スイーツにしたい人)大さじ1
スキレットがなくても作れる、スイーツ系のダッチベイビーの作り方です。スキレットの代わりにグラタン皿を使用しています。こちらのレシピはバターの代わりにオリーブオイルを使っているので、ヘルシーな仕上がりになっています。カロリーが気になるという方にもおすすめできる作り方です。
詳しい作り方
オーブンを予熱する際にグラタン皿もオーブンに入れ、一緒に予熱をするのがポイントです。グラタン皿がしっかり温まっていると、生地のふくらみもよくなります。また、オリーブオイルのおかげでお皿と生地の間に膜ができるので、焼きあがった時にグラタン皿から綺麗に取り出せますよ。
2:グラタン皿で作るお食事ダッチベイビー
材料 (2人分) 【パンケーキ】 薄力粉110g 卵2個 牛乳100ml バター20g 【トッピング】 S&Bフレッシュハーブ ベビーリーフ 1袋 アボカド1個 スライスベーコン4枚 ミニトマト8個 S&Bマジックソルト オリジナル小さじ2 レモンの絞り汁小さじ2 オリーブオイル大さじ2
スキレットがなくても作れる、お食事系のダッチベイビーの作り方です。こちらもグラタン皿を使用しています。トッピングは目玉焼きやお好みの野菜などでアレンジするのもおすすめです。冷蔵庫の中にある野菜で無理なく作れるのがうれしいポイントですよね。
詳しい作り方
トッピングの野菜やベーコンは、ダッチベイビーを焼いている間に準備します。パンケーキに焼き色がついてきたら、アルミホイルに乗せたベーコンをダッチベイビーの脇に置き、ダッチベイビーと一緒に焼きます。 時短にもなって手間なく作れますよね。グラタン皿以外にも、ケーキ型やタルト型などの耐熱皿でも作ることができます。
ダッチベイビーのオーブン代用レシピ2選
1:トースターで作るダッチベイビー
材料 (1枚分) 薄力粉40g 卵1個 牛乳50cc 塩少々 バター適量
オーブンが家にないからダッチベイビーが作れない、というわけではありません!なんとトースターでダッチベイビーが作れるレシピがあります。材料をすべて混ぜてトースターで焼きあげるだけのとっても簡単な人気レシピです。トースターでこんなに簡単にダッチベイビーができるなんて感動ですよね。
詳しい作り方
材料を混ぜて焼くだけのコツのいらないレシピです。こちらのレシピでは750wで12分程度焼き上げています。トースターの機種によって焼き具合にかなり差が出るので、ダッチベイビーの表面の色をこまめに観察しながら時間を調節しましょう。縁に美味しそうな焦げ目がついたら出来上がりの合図です。
2:魚焼きグリルで作るダッチベイビー
材料 ( 直径15cmのスキレット1台分 ) タマゴ1個 薄力粉(ふるっておく)30g 牛乳大さじ3 塩ひとつまみ バター10g
オーブンが家になくても、なんと魚焼きグリルでもダッチベイビーが作れちゃうんです!驚きですよね。スキレットの使い道に悩み、持て余していたという方も、魚焼きグリルを使うことで料理の幅が広がるのではないでしょうか。
詳しい作り方
魚焼きグリルでダッチベイビーを作る場合のポイントは火加減です。魚焼きグリルは天井が低く焦げやすいので、ダッチベイビーがふくらんできたらアルミホイルをかぶせます。ふくらみすぎるとグリルの天井に生地が当たってしまう可能性があるので、様子を見ながら焼きましょう。お使いのグリルによって火力が異なるので、焼き具合を確認しながら調整するのが重要です。
ダッチベイビーのレシピ:まとめ
ダッチベイビーの作り方を知っておいしく味わおう!
ダッチベイビーの基本の生地が作れるレシピやパンケーキとの違い、食べ方のアレンジをご紹介しました。いかがでしたか?ダッチベイビーは味も見た目も華やかなので、食べるとテンションが上がってしまいますよね。ダッチベイビーの作り方を知って、料理のレパートリーに取り入れてみましょう!
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