はじめに
家具移動サービスの料金相場は?見積もり例を紹介
自宅の大型家具などの重量もありかさばる荷物。ひとりで無理に運ぼうとするのは危険なことも。配置換えしたいけれど動かせない荷物。便利な家具移動のお手伝いはどのようなサービスが利用できるかご存知ですか?それらサービスの料金の相場から見積もりの方法を比較してお得に配置換えする方法を紹介します。
1つから家具の移動を頼めるサービスはあるのか
配置換えしたいけれど重くて動かせないとき
大型の家具や家電といえば冷蔵庫・婚礼タンス・ダブルサイズのベッドなどが代表的なもの。これらは大きいだけでなく重くてひとりで移動させるのは到底無理なものも多くまた危険なことも。
しかし一旦設置したものの使いにくいから配置換えしたい。不要になったので破棄したいけれど動かすことができず粗大ごみとして出すことすらできないというのはよくある話です。そんなときに使えるのが家具移動サービスをおこなう業者の存在。
引っ越し業者と便利屋がそれ
家具移動と専門にうたっているサービスは現在引っ越し業者と町の便利屋と呼ばれるなんでも屋の2種類があります。荷物の手伝いを業者に頼んだという人がいたら、そのどちらかを利用したのでしょう。
自宅の荷物を動かす・破棄するのを手伝ってくれるとてもありがたいサービスですが、もし引っ越したばかりだという人はそれらサービスを依頼する前にちょっと確認してみて欲しいこともあります。
引っ越し後の無料サービスで付く場合も
引っ越し業者の中には引っ越し後一定の期間の間なら家具の移動を無料(または格安の料金で)請け負ってくれるオプションがついているものもあるからです。これに該当するという方は、もう一度引っ越し業者との契約者やホームページを確認してみるとお得に家具移動ができることもあるのでまずはチェックしてください。
家具移動サービス1.引っ越し業者
荷物運びのプロの荷物移動サービス
家具の運搬のプロといえば運送会社ですね。荷物を動かすためにどこに依頼したらいいか、まずあたってみて欲しいのがこれらの荷物移動の専門家の存在です。もちろん大型の家具の移動も慣れていたり、養生用の道具・独自に開発した荷物移動の専門のアイテムもあるので安心感があるのが特徴。
意外と盲点な引っ越し業者の家具移動サービス
引っ越し専門とうたって荷物を運んでいる会社でも、自宅の中の家具移動の手伝いサービスを取り扱うとこも少なくありません。引っ越し業者は引っ越しだけと思っていると、つい見逃してしまうのでこの機会にいろいろな会社に荷物移動の見積もりを出してみてはいかがでしょう。
家具移動サービス2.町の便利屋
便利屋チェーン店「ベンリーの家具移動サービス」
運送業者に依頼する他に頼めるところに町の便利屋があります。なんでも屋という名称で電話帳に掲載されている場合も。まず地元であるということからフットワークが軽いです。
見積もりを頼むとすぐ営業の人との話し合いになり、作業人数や車が足りるようであればその日のうちに作業終了も可能でしょう。また便利屋では移動するだけでなく家具の組み立てや分解・破棄まで頼めばやってくれるので一気に部屋が片付くこともあるメリットも。
料金相場が安い場合が多い
この後見積もりの方法についてそれぞれのサービスでのやり方を紹介しますが、便利屋のメリットとして料金設定が安い場合も見逃せません。荷物運びのプロには技術料込みの値段であると考えると合点もいくでしょう。
ただし家具や家屋に傷が付くような場合も想定され引越し業者にはその保険料が加算されていることも。一概に料金が安いからというだけでなくその家によって選ぶ必要がありそうです。
家具移動サービスの料金相場・見積もり例
一般的な引っ越し業者と便利屋の見積もり方法を見ていきましょう。こちらの情報は2019年9月現在のもので、料金体制などが変更になる場合もあります。また便利屋の料金の付け方は全国チェーンで営業している業者のものを紹介しているので、個人でやっている場合は変更になることも多々あります。
こちらは参考程度にとどめ、まずは電話帳などで調べて見積もりを依頼してみることをおすすめします。
引っ越し業者に家具移動を頼む場合の料金
引っ越し業者に依頼する家具移動は業者にもよるでしょうがひとついくらと料金が決まっているのが明朗会計的な仕事をされています。
引っ越し業者の見積もり例
引っ越し業者(こちらではヤマト運輸さんを例として)の場合1つあたりいくら(6000円)という金額設定があるのがわかりやすいです。ただし運ぶ数によってどんどん金額が加算されるのは結構痛いところ。2階なら吊り下げて窓から家具を出し入れするのも有料オプションで用意されています(10000円)。
便利屋に家具移動を頼む場合の料金
便利屋の料金はわかりやすい一人1時間いくらの時給制です。便利屋によって料金には違いがあり、3000-6000円くらいが相場のようです。2人必要な重い家具ならこの2倍。
壁に傷がつかないような養生を必要とするならばそれも実費で請求されます。運ぶ物や作業時間によっては引っ越し業者よりも便利屋の方が安い場合と高い場合に分かれるでしょう。
便利屋の見積もり例
見積もり例として人件費が時間3000円のところでタンスを1階から2階に移動する場合、作業員台3000円✕2=6000円、階段の壁や床などの養生代金として1000円から3000円ほどで、合計7000円から9000円かかるということです。もちろん、1時間以内に運べる分であればいくつ運んでもらっても料金は同じです。
家具移動サービスに頼めない大型家具はあるのか
大抵の家具・荷物は配置換えの手伝いを依頼することが可能ですが、中にはどうしてもそのままの形では動かすことができない家具というのも存在します。方法はあるけれどその大きな重機がないということがその理由です。
依頼するところによって運べる運べない・または運ぶ方法が変わってくるのでチェックしておきましょう。
便利屋はクレーンが必要な大型家具は無理なことも
集合住宅で通路や階段が狭い場合、家具の搬入はクレーンなどを利用します。2階までであれば手作業で作業員さんが引き上げる方法もありますが、便利屋では家具の重量により引き上げ作業は無理と断られることも。
引っ越し業者はクレーンの家具移動も可能
一方引っ越し作業で階数が高い部屋へも家具の搬入・搬出をおこなうことがよくある引越し業者はクレーン等を使って重く大型の荷物を上げ下げすることが可能です。もちろん、クレーン代金として料金が割増になってしまいますが高所の部屋の荷物移動には引越し業者からあたってみると良いでしょう。
家具移動サービスで一緒に頼めること
組み立て家具の分解
運べないと思っていた大型家具が実は分解することができ、小さくして移動・現場で組み立てて元通りという手順を踏めば運べることもあるというのをご存知でしょうか。
引越し業者ではなかなかここまでやることはなく、窓から出しクレーンなどの方法をとりがちですが(その方が時間が早く済むなどの利点がある)便利屋ではそれができない代わりに分解を依頼できる場合があります。
組み立て家具の組み立て後設置
最近は大きな家具は自宅で組み立てるものも少なくありません。移動コストを考えるとよく考えられた賢いやり方ですね。しかしそれは組み立てができるという条件でのみ便利な方法です。いくら運搬にお金がかからなくても購入した組み立て式家具の組み立てが難しい場合は困ってしまうことも。
これは便利屋に依頼する方が有利でしょう。
家具移動サービスを利用した人の口コミ
どちらの手伝いサービスも一長一短がありわからなくなってきたという方も多いでしょう。そんなときには実際に頼んだ人がどうだったか、どちらの手伝いを頼んでどう良かったのか口コミを見ることで決め手となることもあります。
口コミ1.
運送会社の家具移動サービスをお願いした。大きくて重い家具をあっという間に移動。さすが!と感激。しかも低価格。ありがたい。
大きくて重たい荷物の移動の手伝いなら運送会社はお手の物です。毎日やっていることですから、慣れが違います。素早さに感動したという口コミでした。また運ぶものの数によっては引越し業者の方が割安と感じることもあるでしょう。
口コミ2.
素人が運んで(重すぎて持ち上がりもしなかったけど)壊したり怪我したりするよりよかったわ!
一番安くあげるには自分で運ぶことに他なりませんが、慣れない人がやろうとすると家具を壊してしまったり下敷きになって怪我をしてしまうことも。それを考えると家具移動の手伝いを有料でも頼んで良かったと感じたという意見です。頼むか自分でやるのか迷っている人には参考になる口コミですね。
口コミ3.
ドデカいガラス戸棚をどうにかせねば話にならない。リサイクルショップとかに頼むのが手っ取り早いのか。クロネコさんの家具移動サービスも検討しつつ
こちらは大きな家具を処分したい場合。処分してしまうなら第3の業者リサイクルショップという選択肢も出てきました。移動には使えませんが、なくしてしまいたいならこの方法も一緒に検討してみましょう。
家具移動サービス利用時の注意点
最後になりますが家具移動の手伝いをお願いするときには、しておいた方がよい注意点がありますのでそれを見ていきましょう。業者を頼んだ時これをしておかないと嫌な顔をされることも多々あります。お互い気持ちよく作業をすすめるために大切なことです。
タンスなどの中身は出しておく
引っ越しではないからという理由で、いつも使っている家具そりまま中身が入ったものを動かして欲しいという人もいるそう。自分で運ぶときのことを考えると、その発想はないと思いますが他人に手伝いを頼むことでやってもらえると思ってしまう人がいるようです。
そのまま運ぶと中のものが壊れることもありますし、重さがプラスされ動かすのも大変になります。便利屋ではそれを出す時間も時給に入り倍の値段になることも。前もって家具の中身は空にしておいてください。
保険には入っておいた方が良い
賃貸物件の場合、家具の配置換えの際に壁に傷がついたり大切な家具が壊れてしまうことも。そんなときにお金が入るのが保険です。たったひとつの家具を動かすのに保険なんてと思う方も多いでしょうが、高い家具であれば特に入っておく必要も出てきます。
降りる金額も多くないですが数百円くらいから入れる保険もありますので、勧められたらぜひ入っておくことをおすすめします。
まとめ
便利な家具移動サービスを使いこなそう
自宅の家具の配置換えに便利なサービス2種の比較やその細かいサービスの違いなどをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?料金は何階の部屋に何をいくつ運ぶのかによって変わってきます。
一概にここが安い!とはいいにくいものですが逆に考えればそれぞれのニーズにあったサービスを選ばないと思わぬ損をしてしまうということに他なりません。部屋の配置換えサービスの良さや料金体制を理解し自分にあったものを選びましょう。
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